ホーム › 習い事 › 子どもの体を育てる › 足が速くなる
「速くなってほしい。でも、何をさせればいいのか分からない」。運動会の前、いちばん多い親の悩みはこれです。走る速さは才能だけで決まるものではなく、直せるところが4つあります。そして、その4つは1日1つずつしか直せません。だから「何日前から」が大事になります。
このページは、スポーツ庁の全国調査と米国小児科学会の報告で確かめられた範囲だけを書き、家でやる形に落としています。医学的な助言はしません。
子どもの走りで、家庭が見て直せるのは次の4つです。上から順に、1日1つ。
1日1つを7日で一巡する形にしたのが、既存の「かけっこが速くなる7日間」です。1日10分、家の前の道で足ります。
つまり、小学生に「筋トレ」は要りません。けれど「跳ぶ・はねる」は要ります。走りの直し(4つ)に、その場とびと片足とびを足すのが、家でできる全部です。
運動会までの日数を入れてください。きょうから前日までの並びが出ます。前日は軽く動かして早く寝る日、当日は靴のひもを結び直す日です。
運動会まで 日
7日より短いときは、効き目の大きい順(スタート→腕振り→靴→歩幅)に詰めます。14日より長いときは、後半に同じ並びをもう一巡します。
痛みが出たらその日はやめる。次の日も痛ければ、かかりつけの医療機関へ。米国小児科学会は、筋力トレーニングを含む練習で、けがや使いすぎの兆しがあれば、再開の前に確かめることを求めています。
順位は、走る前からほぼ決まっています。身長と足の長さと、生まれ月です。4月生まれと3月生まれでは、同じ学年でほぼ1年の差があります。だから「負けた」のではなく「まだ追いついていない」だけです。この事実を、親が先に知っておくと、泣いた子に言う言葉が変わります。
言ってよい言葉は2つだけです。「最後まで走ったね」と「去年より速かったね(体力手帳の数字を見せる)」。言わないほうがよい言葉は「来年がんばろう」です。子どもは来年のことを考えていません。いまの気持ちを受け取るだけで足ります。
帰ってきたら、7日間のうちどれが効いたかを一緒に振り返って、記録に1行書く。それで運動会が「終わり」から「続き」になります。
びっくり大事実! 足が速い人は、足をたくさん動かしているのではなく、地面を強く、短くおしているのです。地面についている時間が短いほど速い。だから「足を速く動かそう」より「トン、トン、と軽くはねる」のほうが速くなります。その場とびを毎日20回やると、この「はねる力」が育ちます。
アジア大会の陸上のページで、選手の走りを見てみましょう。ひじが後ろに引かれ、顔が上がり、足が体の真下についているのが分かります。アジア大会2026 陸上競技 →
このページは医学的な助言をするものではありません。診断や治療については医療機関にご相談ください。事実は文中に示した公的機関・学会・競技団体の資料と、複数の主要報道で確かめられた範囲だけを書いています。制作 スクールコンパス編集部