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中央大学附属中学校

🏫 共学

📖 中央大学附属中学校 詳細ガイド

中央大学附属中学校は、1909年(明治42年)に目白中学校として創立され、1963年に中学校を開校した東京都小金井市貫井北町に位置する私立中高一貫校です。通称「中附(ちゅうふ)」として親しまれ、生徒数は中高合わせて約1,600人以上の規模を誇ります。中央大学の附属校として、大学との密接な連携のもと、独自の教育を展開しています。

教育目標の柱は「自主・自治・自律」で、自由と責任を重んじる社会の形成者としての資質を養成するとともに、中央大学の基幹学生となるべき生徒の育成を目指しています。質実剛健の学風のもと、知育・徳育・体育のバランスの取れた教育を実践し、生徒の個性と創造性を伸ばす環境づくりに力を入れています。

中央大学の建学の精神「實地應用ノ素ヲ養フ(じっち おうようの そを やしな)」は、現在「行動する知性。-Knowledge into Action-」というフレーズで受け継がれており、知識としての学びを重視しつつ、それだけにとどまらず、社会の役に立てることのできる人材を育成することを目指しています。

最大の特色は自由な校風で、中学生は制服がありますが、高校生になると服装も髪の色も自由で、生徒の自主性を最大限に尊重しています。中央大学法学部教授も務める石田雄一校長は「髪の色を染めていることによって問題が起きたというのは聞いたことがない。それはもう生徒自身が考えること」と話しています。授業中のスマートフォンの使用もOKですが、生徒たちは授業に必要な検索や発表用の資料作成に使用しており、「自律」の精神が生徒たちに根付いています。

中学3年生から始まる「教養総合」の授業が特徴的で、生徒たち自らが身近な社会課題の発見や解決に取り組むことが目的です。高校2年生からは選択制の13のコースに分かれ、1年かけて自ら掲げたプロジェクト実現に力を入れます。SDGsコース、法教育コースなど多様なプログラムがあり、附属校ならではの探究的な学びを展開しています。

大学との連携授業も充実しており、法学部で有名な中央大学の法律に関する授業を体験できたり、高大接続先行履修として「AI・データサイエンスと現代社会」などの大学科目を履修できたり、附属校ならではの優遇制度があります。高校1〜3年生を対象に、附属生ウェルカムイベント、キャンパス見学会、理工学部授業聴講、探究ウィーク大学講義体験など、「オール中央」の一員として中央大学を知ることで、大学進学や学部選択の動機づけを高めています。

ユニークな伝統として課題図書があり、中学生で60冊、高校生で100冊読むことが求められ、様々なジャンルの本を読むことになります。読解力・思考力強化につながるこの試み、生徒の人生に間違いなくプラスになる取り組みです。

2018年度に文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定校(第Ⅰ期・5年間)に採択され、2023年度からの第Ⅱ期・5年間も引き続きSSH指定校として生徒の科学的な探究能力等を培う取組を行っています。

施設は非常に充実しており、図書館の大きさは魅力的で、広大な人工芝のグラウンドや本格的な野球場、体育館も2つあり、食堂も完備されています。人気メニューはボリューム満点の「唐揚げ丼」(420円)です。

部活動も盛んで、受験の必要がないため部活動に3年間しっかりと力を注ぐ学生も多く、大会で上位の成績を収める部活も多数あります。ダンス部や水球部は全国大会に出場することもあり、ライフル射撃部ではジュニアオリンピックカップで入賞しました。珍しい部活としてライフル射撃部があり、高校生の全国大会も行われています。

進学実績は、毎年内部推薦により約85〜90%が中央大学へ進学しています。2025年3月卒業生では中央大学進学率87%で、法学部104人、経済学部60人、商学部63人、理工学部26人、文学部32人、総合政策学部22人、国際経営学部8人、国際情報学部10人が進学しました。特に法学部には毎年約100人が進学しており、中央大学の看板学部への進学者が多いのが特徴です。他大学進学等は34人で、国公立大学(千葉大、筑波大、電気通信大、東京農工大、横浜国立大など)や私立大学(早稲田、慶應、上智、明治、立教、東京理科など)にも合格しています。私立大学については中央大学にない学部・学科のみ、国公立大学についてはいずれの学部・学科も受験することができ、中央大学への推薦権を保持したまま他大学受験も可能です。

JR中央線武蔵小金井駅よりバス約8分という立地にあります。

入試は第1回入試(2月1日)と第2回入試(2月4日)の2回実施され、試験科目は算数・国語・理科・社会の4科目です。試験時間は各々50分・50分・30分・30分、配点は100点・100点・60点・60点となっています。全体的に標準的な問題が多いものの幅広く問われる傾向にあり、一部やや難しい問題も出題されますが、基本的にはミスが命取りになる入試問題です。計算間違い・見間違い・勘違いといったもったいないミスを極力減らしていくことが大切で、基礎を徹底することが合格へとつながります。初年度納入金は約130万円です。

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