📖 渋谷教育学園幕張中学校 詳細ガイド
渋谷教育学園幕張中学校は、1983年に千葉県千葉市美浜区に開校した共学の中高一貫校で、「自調自考(自らの手で調べ、自らの頭で考える)」を建学の精神として掲げる進学校です。東京の渋谷教育学園渋谷中学校の姉妹校として、千葉県および県私立中学高等学校協会からの要請に応えて設立されました。
教育目標は「自調自考の力を伸ばす」「倫理感を正しく育てる」「国際人としての資質を養う」の3つです。細かな校則はなく、基本は「自調自考の渋幕生としてふさわしいマナー」という自由な校風が特徴で、生徒の自主性を最大限に尊重しています。授業は全学年全科目でシラバス(学習計画冊子)を配布し、生徒が学習の全体像を把握できるよう工夫されています。
学習面では、1学級30名程度(中1・中2)から40名程度(中3以降)の少人数制を採用し、きめ細かい指導を実現しています。高校2年から文理・選択科目別の授業となり、高校3年間を通じて全生徒が課題研究に取り組み、最終的には論文を作成します。文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、国際教育にも力を入れています。
国際教育プログラムが特に充実しており、1学年に約1-2割程度の帰国生が在籍し、グローバルな環境が整っています。第二外国語講座では中国語、ハングル、ドイツ語、フランス語、スペイン語を学ぶことができ、海外研修も豊富です。中3でニュージーランド研修、高2で中国または九州への修学旅行が実施され、希望者はアメリカ、イギリス、シンガポール、ベトナムなどへのホームステイプログラムに参加できます。長期留学制度もあり、アメリカ、フランス、ニュージーランドなどに留学している生徒もいます。
進学実績は全国トップクラスで、2025年度は東京大学に51名(うち現役42名)が合格し、一橋大学、東京科学大学、京都大学などの難関国立大学にも多数合格しています。私立大学では早稲田大学206名、慶應義塾大学144名、東京理科大学136名など圧倒的な実績を誇ります。医学部医学科への合格者も多数おり、海外大学進学支援にも力を入れており、今年度はアメリカを中心に延べ64大学に合格し、10名が海外大学へ進学しました。
修学旅行などの学校行事は「現地集合・現地解散」を基本とし、生徒が自ら行程を計画する「自調自考」の精神を体現しています。部活動は中高合わせて90以上のクラブやサークルがあり、サッカー部やテニス部は全国大会への出場経験もあります。
千葉市美浜区の幕張新都心に位置し、JR京葉線「海浜幕張駅」から徒歩10分、JR総武線「幕張駅」から徒歩16分、京成線「幕張駅」から徒歩14分とアクセス良好です。入試は1月中旬の一次入試(約215名)と2月初旬の二次入試(約45名)の2回実施され、帰国生入試も行われています。倍率は一次が3倍前後、二次が7-9倍前後と高倍率です。初年度納入金は約131万円程度となっています。