📖 早稲田中学校 詳細ガイド
早稲田中学校は、1895年に早稲田大学の前身である東京専門学校の学生によって創立された男子中高一貫校で、早稲田大学の系属校として130年近い伝統を誇る名門校です。新宿区西早稲田の早稲田大学キャンパスに隣接し、「誠」「敬」「信」の三徳目を校訓として掲げ、自由闊達な校風の中で個性豊かな人材を育成しています。
建学の精神は「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」であり、早稲田大学の創設者・大隈重信の理念を継承しています。生徒の自主性を重んじ、自由な雰囲気の中で学問を追求し、社会に貢献できる人材を育成することを目指しています。制服はなく私服登校が基本で、校則も必要最小限に抑えられており、生徒の自己管理能力と責任感を育む教育が実践されています。
教育課程は、中高6年間の一貫教育の利点を活かし、中学では基礎学力の定着を重視し、高校では大学進学を見据えた発展的な内容を展開します。英語・数学・国語の主要3科目に特に力を入れており、習熟度別授業や少人数クラスを採用してきめ細かい指導を行っています。また、理科実験や社会科のフィールドワークなど、体験的な学習も重視されています。
学校行事が極めて盛んで、運動会、文化祭(江湖祭)、修学旅行、スキー教室など多彩なプログラムがあります。特に江湖祭は生徒主体で企画・運営される一大イベントで、演劇、模擬店、展示など多様な企画が展開され、創造性とリーダーシップを発揮する機会となっています。運動会も伝統的に盛大に行われ、学年を超えた団結と競争心を育みます。
部活動も非常に活発で、運動部・文化部合わせて40以上のクラブがあり、多くの生徒が熱心に活動しています。特にラグビー部、水泳部、陸上部などの運動部は全国レベルの実力を誇り、文化部では囲碁部、将棋部、吹奏楽部などが優れた成績を残しています。早稲田大学の施設を利用できることもあり、充実した活動環境が整っています。
進学実績は優秀で、卒業生の約半数が早稲田大学に推薦入学します。残りの半数は東京大学、京都大学、一橋大学、東京科学大学などの難関国立大学や、慶應義塾大学などの最難関私立大学、医学部医学科を目指して一般受験します。早稲田大学への推薦権を保持したまま他大学を受験できる制度もあり、生徒の多様な進路希望に対応しています。2024年度は東京大学に27名、早稲田大学に約200名が合格しています。
早稲田大学との連携が密接で、大学教授による特別講義や大学施設の利用、大学生との交流など、早稲田大学の知的資源を活用した教育プログラムが充実しています。また、海外研修プログラムも豊富で、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどへの短期留学や語学研修に参加する機会があります。
東京都新宿区西早稲田に位置し、東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分、都電荒川線「早稲田駅」から徒歩3分と都心にありながらアクセス良好です。早稲田大学の正門に近く、大学の学術的雰囲気を身近に感じられる環境にあります。
入試は2月1日午前・午後、2月3日午前の計3回実施され、各回とも国語・算数・理科・社会の4科目で行われます。募集人数は第1回約200名、第2回約100名、第3回約50名で、倍率は回によって異なりますが概ね2-4倍程度です。算数は特に難易度が高く、思考力と応用力が求められます。初年度納入金は約120万円程度となっています。