竹中半兵衛(竹中重治)は、美濃の国(今の岐阜県)に生まれた天才軍師です。体はあまり丈夫ではなかったけれど、作戦を考える頭脳はずばぬけていました。
当時、美濃を治めていた斎藤龍興は、家来の言うことを聞かず、お城の中はひどい状態に。半兵衛は「このままではいけない」と、なんとたった16人の仲間だけで稲葉山城(のちの岐阜城)をのっとってしまいました!
しかし半兵衛は権力にはまったく興味がなく、すぐにお城を返して山にこもりました。「お殿様に目を覚ましてほしかっただけ」という清らかな心の持ち主でした。
やがて半兵衛は秀吉と出会い、その知恵で豊臣兄弟の快進撃を支えていきます。のちに黒田官兵衛とならんで「秀吉の両翼(両うで)」と呼ばれた名軍師。「戦わずして勝つ」がモットーの知恵者です。
⭐ 竹中半兵衛のここがすごい!
1
頭脳:たった16人で稲葉山城をのっとった。力ではなく知恵で不可能を可能にした
2
清廉さ:お城をとっても権力にこだわらず返した。「正しいこと」を伝えるためだけに行動した
3
「戦わずして勝つ」:調略(話し合いや交渉で味方にする)で戦を減らし、犠牲を少なくした
4
忠義:秀吉の子を命がけで守ったエピソードでも知られる、信頼の人