前回(第13回「疑惑の花嫁」)で、小一郎は慶を正室に迎えた。
今週、金ヶ崎城の織田信長(小栗旬)のもとに、お市から「小豆の袋」が届く。袋の口を紐で縛った形は「袋のネズミ=逃げられない」という暗号──浅井長政の裏切りを伝えるものだった。
激怒する信長を藤吉郎(池松壮亮)が冷静にさせ、退却を決意させる。藤吉郎はわずかな手勢で信長が京に戻るまで朝倉軍を食い止める「しんがり(殿)」を担い、小一郎(仲野太賀)はその中でも最も危険な役目を引き受ける。兄弟の命がけの撤退戦が始まる。
この「金ヶ崎の退き口」は戦国史でも最も有名な撤退戦のひとつ。のちの徳川家康もこの戦いに参加していた。