ドルトン東京学園中等部の最大の特徴は、米国ニューヨーク発祥のドルトンプランを日本の中高一貫校で唯一実践している点です(公式記載)。
2019年4月、創立130年の東京学園高校が学校法人河合塾と連携し、米国ニューヨーク発祥のドルトンプラン教育を国内中高一貫校で唯一実践する形で新規開校。「自由と協働」を原理とする学習者中心の中高一貫校





写真は学校公式情報および地図サービスの登録写真より。追加の写真は ドルトン東京学園中等部 公式サイト でご確認ください。
| 学校名 | ドルトン東京学園中等部(どるとんとうきょうがくえんちゅうとうぶ) |
|---|---|
| 学校種別 | 私立共学中等部(中高一貫)/完全中高一貫(高校外部募集なし) |
| 設立 | 1889年(明治22年)東京商業学校創立/1973年東京学園高等学校に改称/2019年4月、創立130年を迎えて学校法人河合塾と連携、米国ドルトンプランを取り入れ「ドルトン東京学園 中等部・高等部」として新規開校/2022年4月高等部開校・9月STEAM棟完成(公式沿革) |
| 所在地 | 〒182-0004 東京都調布市入間町2-28-20 |
| アクセス | 小田急線「成城学園前」駅からバス約6分/京王線「つつじヶ丘」駅からバス約12分(公式・四谷大塚データ) |
| 電話 | 03-5787-7945 |
| 設置者 | 学校法人河合塾 |
| 校長 | 安居長敏 |
| 中学生徒数 | 327名(男子143名・女子184名/公式・四谷大塚データ) |
| 授業 | 2学期制/週5日制/1コマ45分・週35時間 |
| 登校時刻 | 8:20 |
| 制服 | 中高あり(基準服:ブレザー、ポロシャツ) |
| 給食 | なし |
| 食堂・軽食販売 | 食堂あり(公式・四谷大塚データ) |
| プール/寮 | なし/なし |
| 奨学金制度 | 特特制度あり(特待型・理数特待型の合格者は授業料免除) |
| 帰国生取出授業 | あり |
| 系列校 | 中等部・高等部 |
| 公式サイト | https://www.daltontokyo.ed.jp/ |
ドルトン東京学園中等部の最大の特徴は、米国ニューヨーク発祥のドルトンプランを日本の中高一貫校で唯一実践している点です(公式記載)。
ドルトンプランは米国のヘレン・パーカストが提唱した「自由」と「協働」を原理とする教育メソッドです(公式記載)。詰め込み型ではなく、生徒一人ひとりの興味や探究心を軸に、個人の能力を最大限に引き出すことを目的としています。1919年にニューヨークで誕生し、世界各地に広がりました。
「予測不能な未来を生き抜く『主体性』を育む」(公式)方針で、現代の正解のない社会において求められる、能動的に課題と向き合い、他者と協力して解決する力を育てます。生徒が自ら問いを見つけ、とことん向き合うことで「学ぶ楽しさ」と「創る喜び」を実感させ、未知の未来を切り拓く意志を養う設計です。
固定のクラスではなく、全学年が混ざり合う「ハウス」を生活の基盤とします(公式記載)。上級生が下級生をサポートする体制の中で、下級生は理想のロールモデルを見つけ、上級生は責任感を養うことで、多様性を理解し社会性を身につける設計です。日本の中学校で一般的な「学年制クラス」とは大きく異なる学校生活の構成です。
単元ごとの目的や目標、学習手順が具体的に示された「アサインメント」を活用します(公式記載)。生徒はゴールまでの道のりを見通すことで、自ら学習計画を立てる「自己管理能力」を身につけ、納得感のある深い学びを実現する設計です。一斉授業の進度に合わせるのではなく、個々の生徒のペースで学習が進められます。
自分の興味を深める「探究ラボ」や、教員と対話する「オフィスアワー」など、まるで研究室のように自由に学ぶ時間を設定しています(公式記載)。授業での学びを広げ、自らの課題を主体的に解決していくスキルとマインドを定着させる設計です。
母体校の学校法人河合塾とドルトンプランのつながりは、幼児教育から始まっています(プレジデント記事等記載)。河合塾は1970年に、2才から12才までの幼児・児童の知能開発を目的として、ドルトン教育を実践する「英才教育研究所」を開設しました。その後アメリカのドルトンスクールと提携し、名古屋・東京で幼児教育の教室と小学生のアフタースクール事業を展開しています。中高の開設は先代理事長の夢であり、2019年のドルトン東京学園開校でその夢が実現しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学期制 | 2学期制 |
| 登校日 | 週5日制 |
| 1コマ | 45分 |
| 登校時刻 | 8:20 |
| 週授業時間 | 35時間 |
| 教科 | 1年 | 2年 | 3年 | 3年間計 |
|---|---|---|---|---|
| 国語 | 5 | 5 | 4 | 14 |
| 社会 | 3 | 3 | 4 | 10 |
| 数学 | 5 | 5 | 5 | 15 |
| 理科 | 3 | 4 | 4 | 11 |
| 英語 | 6 | 6 | 6 | 18 |
| 5教科計 | 22 | 23 | 23 | 68 |
※英語が3年間18時間と最多配当。グローバル教育を重視するドルトンプランの理念を反映した時間配分。
ドルトン東京学園の進路支援は、「ハウス制」のメリットを最大限に活かしたチーム体制です(公式記載)。学問への好奇心を揺さぶる多彩なプログラムを通じ、生徒が自分の意志で進路を決定し、全力で進む力を養います。
本校の進路支援は、4年間一貫して生徒に伴走する「ハウスアドバイザー(HA)」の深い理解と、教員組織が連携する「ハウス全体会議」の知見を掛け合わせたチーム体制で展開します。3年生から6年生まで同じHAが成長を見守ることで、生徒の特性を熟知したきめ細かな支援が可能となり、生徒も本音で相談できる強固な信頼関係が築かれます。
さらに、個々の教員の専門性や経歴を「ハウス全体会議」で共有・集結させることで、一人の担当者に委ねるのではなく、組織としての多角的な視点から一人ひとりの志望を後押しする、ドルトン独自の多層的なサポートを実現しています(公式)。
夏季休業中に企業へ赴き、社員に同行して国際会議や現場実務を至近距離で体験する「ジョブシャドウ」では、働くことの本質に触れながら自らのあり方を見つめ直します(公式記載)。また、起業家や大学教授など各界の専門家を招く「キャリア講話・大学出前授業」により、社会の最前線や学問の深みに直接触れ、自己理解と将来設計を加速させます。
さらに、国内外の大学(ICU・APU等)を招いた「カレッジフェア」では、進路選択の質をより確かなものへと高めていきます。
国内外を視野に入れた高度な進路サポートとして、河合塾講師による校内での放課後講座(有料)を通じた一般選抜対策に加え、サンフランシスコ州立大学やオタゴ大学など米・NZの大学との連携協定により、TOEFLやGPAの要件を満たすことで優先入学や奨学金受給のメリットを享受できる体制を整えています(公式記載)。地方の新興校ではなく、東京都内の私立校でこうした連携協定を持つのは特徴的です。
ドルトン東京学園は2019年開校で、最初の高校卒業生は2025年3月予定の段階です。高等部の2025年度進学実績の主な進学先は以下の通りです(公開情報)。
出典:高校情報サイト集計(2025年度)。新興校のため進学実績はまだ蓄積段階で、最新の詳細は公式サイトでご確認ください。
ドルトン東京学園は2019年中等部・2022年高等部開校の新興校で、進学実績はまだ蓄積段階です。「早慶よりお金がかかり、進学実績は未知数」(プレジデント記事タイトル)と評されつつも、米・NZ大学への連携協定による海外進学、河合塾講師による校内講座、ハウスアドバイザー制による個別最適な進路指導など、独自の進路支援体制が構築されています。
| 方式 | 試験日 |
|---|---|
| 1日AM(一般) | 2月1日 午前 |
| 特待 | 2月1日 |
| 2日AM(一般) | 2月2日 午前 |
| 理数特待 | 2月2日 |
※共学。出典:四谷大塚『中学案内』2025年第2回合不合判定テスト基準。複数回入試・特待選抜が用意されています。
ドルトン東京学園の入試は複数回入試・特待選抜が用意されており、受験戦略の選択肢が広い点が特徴です。特待型および理数特待型の特待合格者は授業料免除のメリットがあります(公開情報)。出願時には志望理由(100字以内)を記入する項目があり、親子で内容をまとめて記入する受験生が多いとの報告があります(受験者報告・2022〜2024年度)。帰国生入試もあり、海外帰国生の受け入れ態勢が整っています。
四谷大塚の入試問題分析によると、ドルトン東京学園の入試問題には以下の特徴があります:
知識の暗記だけでなく「思考・表現する力」を問う問題が多いのが、ドルトンプランの理念を反映した出題傾向です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 食堂 | 食堂あり(公式・四谷大塚データ) |
| 給食 | なし |
| プール | なし |
| 制服 | 中高あり(基準服:ブレザー、ポロシャツ) |
| 寮 | なし |
| 帰国生取出授業 | あり |
| STEAM棟 | 2022年9月完成(最新の探究学習環境) |
食堂が完備されているため、保護者の毎日のお弁当準備の負担を軽減できます。プールはありませんが、新設校ならではの最新施設・設備が魅力です。
2022年9月にSTEAM棟が完成しています(公式記載)。STEAM教育(Science・Technology・Engineering・Art・Mathematics)を重視した最新の学習環境で、ドルトンプランの探究活動(ラボラトリー)を支える施設として活用されています。「2022年4月、高等部が開校し、9月にはSTEAM棟が完成して、学びの環境がさらに充実」(公式)と評されています。
の在校生・保護者レビューでは「施設は4.58(東京都内20位)」「校則は4.26(東京都内42位)」「制服は4.48(東京都内22位)」と高評価を得ています(複数件レビューより)。「他人に迷惑をかけなければ何をやっても自由」「生徒のいろいろな角度の意見を先生方が取り入れてくださり、生徒のアイディアを潰さないでサポート」(保護者コメント)といった評価が見られます。
ドルトン東京学園では、ハウス制を活かした学年を超えた交流が部活動・行事の特徴です。
新設校のため、伝統的な強豪部はないものの、生徒の興味・関心に応じて多様な活動が可能な環境です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 400,000円 |
| 授業料(年額) | 930,000円(特待型・理数特待型の特待合格者は免除) |
| 施設費(年額) | 394,000円〜409,000円 |
| 合計(初年度・参考) | 400,000円〜930,000円程度(諸費用別) |
出典:公開情報(各種情報サイト集計)。最新の詳細は公式募集要項でご確認ください。
ドルトン東京学園は初年度納付金148万円程度で東京都の私立中学校の平均を上回る水準です(プレジデント記事等記載)。これは新興校でありながら最先端の教育・施設・国際連携を提供するためのコストです。一方で、特待型・理数特待型の特待合格者は授業料930,000円が免除される制度があり、学力上位の受験生は経済的メリットを享受できます。
〒182-0004 東京都調布市入間町2-28-20
| 路線・駅 | 所要時間 |
|---|---|
| 小田急線「成城学園前」駅 | バス約6分 |
| 京王線「つつじヶ丘」駅 | バス約12分 |
| 京王線「仙川」駅 | バス記載) |
調布市入間町は世田谷区・三鷹市・狛江市と隣接する地域で、以下のエリアからの通学が現実的です:
世田谷区・三鷹市・調布市・狛江市・小金井市など東京都西南部から通学範囲が広い好立地です。
A. 四谷大塚Aライン偏差値(2025年第2回合不合判定テスト)は各模試でご確認ください。1日AM47・特待53・2日AM49・理数特待54です。複数回入試・特待選抜が用意されています。
A. 米国のヘレン・パーカストが提唱した「自由」と「協働」を原理とする教育メソッドです(公式記載)。詰め込み型ではなく、生徒一人ひとりの興味や探究心を軸に、個人の能力を最大限に引き出すことを目的としています。日本の中高一貫校で実践しているのはドルトン東京学園が唯一です。3つの柱は「ハウス(House)」「アサインメント(Assignment)」「ラボラトリー(Laboratory)」です。
A. 学校法人河合塾が運営しています。1889年創立の東京商業学校が、1973年に東京学園高等学校と改称、創立130年を迎える2019年に河合塾と連携し、米国ニューヨーク発祥のドルトンプランをとり入れた共学の中高一貫校「ドルトン東京学園 中等部・高等部」として新規開校しました(公式沿革記載)。河合塾は1970年から幼児・児童のドルトン教育を実践しており、中高の開設は先代理事長の夢でした。
A. 入学金400,000円、授業料930,000円(特待型および理数特待型の特待合格者は免除)、施設費394,000円〜409,000円が公開されています(公式・各種情報サイト記載)。初年度納付金は148万円程度で東京都の私立中学校の平均を上回る水準です(プレジデント記事等記載)。
A. ドルトン東京学園は完全中高一貫校(高校外部募集なし)で、中等部卒業生は全員が高等部に進学します(公式・四谷大塚データ)。2022年4月に高等部が開校し、9月にはSTEAM棟が完成しています。
A. ドルトン東京学園独自の生徒生活の基盤で、固定のクラスではなく全学年が混ざり合う「ハウス」を形成します(公式記載)。上級生が下級生をサポートする体制の中で、下級生は理想のロールモデルを見つけ、上級生は責任感を養うことで、多様性を理解し社会性を身につける設計です。
A. アサインメントは単元ごとの目的・目標・学習手順が具体的に示された「学びを見通す羅針盤」で、生徒は自ら学習計画を立てる「自己管理能力」を身につけます。ラボラトリーは探究ラボやオフィスアワーなど、研究室のように自由に学ぶ時間で、自らの課題を主体的に解決していく時間です(公式記載)。
A. はい、食堂が完備されています(公式・四谷大塚データ)。給食はありませんが、食堂利用が可能なため、毎日のお弁当準備は必須ではありません。
A. はい、帰国生入試があり、入学後の帰国生取出授業もあります(公式・四谷大塚データ)。海外帰国生のサポート態勢が整っています。
A. サンフランシスコ州立大学やオタゴ大学(NZ)などの米・NZ大学との連携協定があり、TOEFLやGPAの要件を満たすことで優先入学や奨学金受給のメリットを享受できる体制を整えています(公式記載)。校内に海外大学進学相談窓口・カレッジフェア(ICU・APU等を招致)も実施されています。
A. 4年間一貫して同じハウスアドバイザー(HA)が成長を見守るチーム体制が特徴です(公式記載)。3年生から6年生まで同じHAが伴走することで、生徒の特性を熟知したきめ細かな支援が可能となり、生徒も本音で相談できる強固な信頼関係が築かれます。ジョブシャドウ(夏季休業中の企業訪問)、キャリア講話・大学出前授業、河合塾講師による放課後講座(有料)など多彩なプログラムが用意されています。
A. 2022年9月に完成した最新の学習施設で、STEAM教育(Science・Technology・Engineering・Art・Mathematics)を重視した探究学習環境です(公式記載)。ドルトンプランの探究活動(ラボラトリー)を支える施設として活用されています。
ドルトン東京学園中等部は、1889年創立の東京商業学校が前身でありながら、2019年4月に学校法人河合塾と連携し、米国ニューヨーク発祥のドルトンプラン教育を取り入れた共学中高一貫校として新規開校した、日本の中学受験界における大きな実験校です。創立130年の歴史と、最先端の学習者中心教育を融合させた稀有な存在で、日本の中高一貫校でドルトンプランを実践しているのは本校が唯一です。
注目すべきは、ドルトンプランの3つの柱「ハウス(House)」「アサインメント(Assignment)」「ラボラトリー(Laboratory)」を学校生活の基盤としていることです。固定クラスではなく全学年が混ざり合うハウス、自ら学習計画を立てる力を養うアサインメント、研究室のように自由に学ぶラボラトリー。これらは日本の伝統的な学校教育とは大きく異なる学校生活の構成で、主体性・自己管理能力・探究力を持つ生徒を育てる仕組みとして設計されています。
2022年4月に高等部が開校し、9月にはSTEAM棟が完成、進路支援では4年間一貫してハウスアドバイザー(HA)が伴走するチーム体制、サンフランシスコ州立大学・オタゴ大学(NZ)等との連携協定による海外大学優先入学制度、ジョブシャドウ・キャリア講話・カレッジフェア等の多彩なプログラム、河合塾講師による校内講座など、新興校ならではの最先端の進路支援体制が整っています。初年度納付金148万円と東京都の私立平均を上回る学費ですが、特待型・理数特待型の合格者は授業料930,000円が免除される制度もあります。2019年開校で進学実績はまだ蓄積段階のため、伝統校とは別の評価軸(教育内容・施設・国際連携)で判断することが推奨される学校です。
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