夏至(げし)とは? 小学生にもわかるやさしい解説
夏至とは、北半球で1年のうち昼の時間が最も長く、太陽の南中高度(真南に来たときの高さ)が最も高くなる日のことです。地球が地軸を約23.4度かたむけたまま公転していることで起こり、2026年は6月21日にあたります。
☀️ なぜ夏至は昼が長くなるの?
地球は、地軸(北極と南極を結ぶじく)を約23.4度かたむけたまま、太陽のまわりを1年かけて回っています(公転)。夏至のころ、北半球は太陽のある方へかたむくため、太陽は空の高いところを通り、地平線の上に出ている時間が長くなります。これが「昼が最も長い日」になる理由です。
逆に、半年後の冬至(12月ごろ)には北半球が太陽と反対の方へかたむくので、太陽は低いところしか通らず、昼が最も短くなります。春分・秋分は、その中間で昼と夜の長さがほぼ同じになります。
📐 南中高度の求め方(中学受験で頻出)
太陽が真南に来て最も高くなったときの角度を「南中高度」といいます。夏至の南中高度は、次の式で求められます。
夏至の南中高度 = 90° − (その土地の緯度) + 23.4°
たとえば東京(北緯約35.7度)なら、90 − 35.7 + 23.4 = 約77.7度。1年で最も高く太陽が昇ることがわかります。冬至は「90° − 緯度 − 23.4°」、春分・秋分は「90° − 緯度」で求められるので、3つをセットで覚えておくと入試で差がつきます。
🌡️ 夏至なのに、なぜ最も暑い日ではないの?
太陽の光が最も強いのは夏至のころです。それなのに、1年で最も暑いのは7〜8月。これは、地面や海があたたまるのに時間がかかるからです。受け取る熱の方が逃げる熱より多い間は気温が上がり続けるため、暑さのピークは夏至から1〜2か月おくれてやってきます。
お風呂のお湯が、火をつけてすぐには熱くならず、しばらくしてから熱くなるのと同じしくみです。「光が最も強い日」と「最も暑い日」がずれる理由は、入試でもよく問われるポイントです。
📰 ニュース・くらしとのつながり
夏至は、季節の移り変わりを24に分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」の一つで、2026年は6月21日。多くの地域では、夏至のころはちょうど梅雨の時季にあたります。夏至の前後は1年で最も日が長いので、夕方の空をながめたり、夜空を見上げたりするのにもよい時期です。「昼が長い」を体で感じながら、地球の傾きと太陽の動きを結びつけて考えてみましょう。
❓ よくある質問
Q. 2026年の夏至はいつですか?
A. 2026年の夏至は6月21日です(国立天文台の暦要項による)。夏至の日は年によって6月21日ごろで、前後することがあります。
Q. 夏至はなぜ昼が長くなるのですか?
A. 地球が地軸を約23.4度かたむけたまま太陽のまわりを回っているからです。夏至のころ、北半球は太陽の方へかたむくため、太陽が空の高いところを通り、昼の時間が最も長くなります。
Q. 夏至が1年で最も暑い日ではないのはなぜですか?
A. 太陽の光が最も強いのは夏至のころですが、地面や海があたたまるのには時間がかかるため、気温のピークは1〜2か月おくれて7〜8月になります。お風呂のお湯がすぐには熱くならないのと同じしくみです。
📰 「夏至」は2026年6月12日号の『季節の先読み』で取り上げたテーマです。 最新のニュースは 小学生しんぶん最新号(5・6年生版)、月ごとの時事問題の総整理は 中学受験 時事問題まとめ で確認できます。