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小学生しんぶん ニュース用語解説|スクールコンパス編集部|最終更新: 2026年6月18日

夏至(げし)とは? 小学生にもわかるやさしい解説

夏至とは、北半球で1年のうち昼の時間が最も長く、太陽の南中高度(真南に来たときの高さ)が最も高くなる日のことです。地球が地軸を約23.4度かたむけたまま公転していることで起こり、2026年は6月21日にあたります。

太陽の通り道 ── 夏至は1年でいちばん高い 西 冬至(昼が最も短い) 春分・秋分 ☀ 夏至(昼が最も長い) 南中高度 夏至の南中高度 = 90° − 緯度 + 23.4°(東京 ≒ 77.7°)
季節で変わる太陽の通り道(スクールコンパス編集部作成)

☀️ なぜ夏至は昼が長くなるの?

地球は、地軸(北極と南極を結ぶじく)を約23.4度かたむけたまま、太陽のまわりを1年かけて回っています(公転)。夏至のころ、北半球は太陽のある方へかたむくため、太陽は空の高いところを通り、地平線の上に出ている時間が長くなります。これが「昼が最も長い日」になる理由です。

逆に、半年後の冬至(12月ごろ)には北半球が太陽と反対の方へかたむくので、太陽は低いところしか通らず、昼が最も短くなります。春分・秋分は、その中間で昼と夜の長さがほぼ同じになります。

📐 南中高度の求め方(中学受験で頻出)

太陽が真南に来て最も高くなったときの角度を「南中高度」といいます。夏至の南中高度は、次の式で求められます。

夏至の南中高度 = 90° − (その土地の緯度) + 23.4°

たとえば東京(北緯約35.7度)なら、90 − 35.7 + 23.4 = 約77.7度。1年で最も高く太陽が昇ることがわかります。冬至は「90° − 緯度 − 23.4°」、春分・秋分は「90° − 緯度」で求められるので、3つをセットで覚えておくと入試で差がつきます。

🌡️ 夏至なのに、なぜ最も暑い日ではないの?

太陽の光が最も強いのは夏至のころです。それなのに、1年で最も暑いのは7〜8月。これは、地面や海があたたまるのに時間がかかるからです。受け取る熱の方が逃げる熱より多い間は気温が上がり続けるため、暑さのピークは夏至から1〜2か月おくれてやってきます。

お風呂のお湯が、火をつけてすぐには熱くならず、しばらくしてから熱くなるのと同じしくみです。「光が最も強い日」と「最も暑い日」がずれる理由は、入試でもよく問われるポイントです。

📰 ニュース・くらしとのつながり

夏至は、季節の移り変わりを24に分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」の一つで、2026年は6月21日。多くの地域では、夏至のころはちょうど梅雨の時季にあたります。夏至の前後は1年で最も日が長いので、夕方の空をながめたり、夜空を見上げたりするのにもよい時期です。「昼が長い」を体で感じながら、地球の傾きと太陽の動きを結びつけて考えてみましょう。

✅ 理解チェッククイズ ── タップで答えあわせ

Q1. 夏至の日に、北半球で1年のうち最も長くなるのは?

✅ 答えは「昼の時間」。夏至は北半球で昼がいちばん長く、太陽の南中高度も最も高くなります。

Q2. 夏至(季節の変化)が起こるのは、地球がどうなっているから?

✅ 答えは「地軸を約23.4度かたむけて公転している」から。傾いたまま回ることで季節が生まれます。

Q3. 1年で最も暑い日が夏至ではないのはなぜ?

✅ 答えは「地面や海があたたまるのに時間がかかるから」。日差しが強い夏至のあと、しばらくして暑さのピークが来ます。

✍️ 記述ミニ道場 ── 中学受験の記述に挑戦

問題:夏至に昼の時間が最も長くなる理由を、「地軸」という言葉を使って説明しなさい。

模範解答例:地球は地軸を約23.4度かたむけたまま太陽のまわりを公転しており、夏至のころは北半球が太陽のほうへ最もかたむくため、昼の時間が最も長くなる。
考え方の4ステップ:①問いの分解=「なぜ昼が長いか」を地軸で説明。②論点整理=地軸が傾いて公転→北半球が太陽側に傾く時期。③骨子組立=「地軸を傾けて公転するので、〜のとき昼が長い」。④推敲=指定語句「地軸」を使えたか。
採点チェック:
□ 地軸の傾き(約23.4度)にふれた
□ 公転していることを書けた
□ 北半球が太陽側に傾く時期と関連づけた
□ 指定語句「地軸」を使えた

👨‍👩‍👧 おうちで話すヒント

親子の会話で理解が深まります

ボールを少し傾けて持ち、懐中電灯で照らしてみてください。傾きで光の当たり方が変わる=季節が変わる、を目で確かめられます。

🗺️ つながりマップ ── ことばは線でつながる

夏至 地軸約23.4度かたむく 南中高度太陽の最も高い角度 冬至昼が最も短い日 二十四節気季節を分ける目安
夏至とつながることば(色枠はタップで解説ページへ)

🃏 一問一答カード(印刷できます)

Q. 2026年の夏至はいつですか?

A. 2026年は6月21日です。

Q. 夏至はなぜ昼が長くなるのですか?

A. 地球が地軸を約23.4度かたむけて公転し、夏至のころ北半球が太陽のほうへ最も傾くためです。

Q. 夏至が最も暑い日でないのはなぜ?

A. 地面や海があたたまるのに時間がかかるため、暑さのピークは夏至より少しあとに来ます。

❓ よくある質問

Q. 2026年の夏至はいつですか?

A. 2026年の夏至は6月21日です(国立天文台の暦要項による)。夏至の日は年によって6月21日ごろで、前後することがあります。

Q. 夏至はなぜ昼が長くなるのですか?

A. 地球が地軸を約23.4度かたむけたまま太陽のまわりを回っているからです。夏至のころ、北半球は太陽の方へかたむくため、太陽が空の高いところを通り、昼の時間が最も長くなります。

Q. 夏至が1年で最も暑い日ではないのはなぜですか?

A. 太陽の光が最も強いのは夏至のころですが、地面や海があたたまるのには時間がかかるため、気温のピークは1〜2か月おくれて7〜8月になります。お風呂のお湯がすぐには熱くならないのと同じしくみです。

📰 「夏至」は2026年6月12日号の『季節の先読み』で取り上げたテーマです。 最新のニュースは 小学生しんぶん最新号(5・6年生版)、月ごとの時事問題の総整理は 中学受験 時事問題まとめ で確認できます。

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