バンコクには約160校のインターが集まり、英国名門校の分校やIB校を欧米より抑えた費用で選べます。親日的で日本人も多く、初めての教育移住でも生活の不安が小さいのが魅力。教育システム・エリア・費用・ビザ(ED/ガーディアン)・学年ズレ・出口まで、公式情報の枠組みで徹底解説します。
タイ・バンコクは、マレーシアと並ぶアジア教育移住の2大候補。名門インターの集積と、親日・コスパ・生活のしやすさが強みです。
バンコクに約160校。英国名門校の分校、米国式、IB校まで選択肢が豊富で、教育の質が高い。
学費は年100〜400万円目安。本格的な国際教育を、英・豪より抑えた費用で受けられる。
日本食・医療・日本人学校・補習校も充実。親日的で、初めての海外でも安心感が高い。
直行便で行きやすく時差2時間。一時帰国もしやすく家族の負担が軽い。
バンコクのインターは英国式・米国式・IBが揃います。英国式はYear制でIGCSE→A-Level、IB校はPYP/MYP/DPへと進み、いずれも海外大学に接続しやすいのが特徴です。
| 段階 | 内容 | めやすの年齢 |
|---|---|---|
| Primary(初等) | 英国式Year制/IB PYP。EAL(英語補習)のある学校も多い。 | 〜11歳 |
| 中等 | IGCSE(英国式)/IB MYP。複数科目を学ぶ。 | 11〜16歳 |
| 高等 | A-Level/IB DP。大学進学課程。海外大・日本の大学へ接続。 | 16〜18歳 |
スクンビット・サトーン等。インターと日本人コミュニティが集中し、生活インフラが整う。教育移住の王道。
広いキャンパスの名門校が郊外に点在。通学動線(スクールバス)を確認して選ぶ。
のんびりした環境と低コスト。インターもあり、自然の中での教育を求める家庭に。
英国式(IGCSE→A-Level)、米国式、IB一貫校から、家庭の方針と出口で選択。
| 項目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 学費(年) | 100〜400万円 | 学校・学年・カリキュラムで大きく差。名門校は高め。入学金・諸費も別途。 |
| 生活費(月・家族) | 12〜25万円 | 屋台・ローカル食堂は安い。日本食も入手しやすい。 |
| 家賃(月・コンドミニアム) | 5〜12万円 | プール・ジム付きコンドが手頃。エリアで変動。 |
| ビザ・保険・渡航 | 変動 | ED+ガーディアンビザの申請費、保険、航空券(年複数回)。 |
| 年間総コスト目安 | 350〜850万円 | マレーシアと同等〜やや上。英語圏の約半分。為替・学校で変動。 |
※すべて目安です。為替(1バーツ≒約4.5円・2026年目安)・学校・エリア・家族構成で変動します。正確な金額は各校公式・正規エージェントの見積もりでご確認ください。
子はインターが発行する書類をもとにノンイミグラントEDビザ(教育ビザ)を、親はそれに付帯するノンイミグラントOビザ(ガーディアン/保護者ビザ)を取得します。原則、子ども1人につき親1人分の保護者ビザが出るため、子が1人なら父母どちらか一方になります(子が2人なら父母それぞれ取得可)。2025年1月より申請がオンライン化されました。
| 対象 | ビザ | ポイント |
|---|---|---|
| 子(就学) | ノンイミグラントED(教育ビザ) | 通う学校が発行する書類が前提。ビザ申請可否は学校による。 |
| 親(帯同) | ノンイミグラントO(ガーディアン) | 子のEDビザに付帯。原則 子1人=親1人分。 |
| もう一方の親 等 | タイランドプリビレッジ 等 | 長期滞在・マルチプルエントリー。子のEDビザに家族追加は不可。 |
タイのIGCSE・A-Level・IBは海外大学に接続しやすく、出口は多彩です。一方で、長期化するほど日本語の維持が課題になります。
英・豪・タイ・近隣の大学へ。A-Level/IBが有利。
帰国子女枠での受験。要件は大学で異なるため早めに確認を。
学校内の日本語プログラム、バンコク日本語補習授業校、家庭学習を組み合わせる。
| リスク | 備え |
|---|---|
| 学年ズレ・編入のミスマッチ | 8〜9月始まり・アセスメントを前提に、各校へ学年配置を事前確認。 |
| 子が馴染めない/ホームシック | 短期サマースクールで適性を確認。EALのある学校を選ぶ。撤退ラインを共有。 |
| ビザ(特に2人目の親) | 子1人=親1人分。もう一方はタイランドプリビレッジ等を早めに検討。 |
| 日本語・帰国後の進路 | 補習校・家庭学習で日本語を継続。出口(帰国/現地/海外大)を最初に設計。 |
子はインターが発行する書類をもとに取得する『ノンイミグラントEDビザ(教育ビザ)』、親はそれに付帯する『ノンイミグラントOビザ(ガーディアン/保護者ビザ)』が基本です。原則として子ども1人につき親1人分の保護者ビザが出るため、子が1人の場合は父母どちらか一方になります。2025年1月より申請がオンライン化されました。最新は学校・タイ大使館・正規エージェントでご確認ください。
子が1人で保護者ビザが片親分しか出ない場合、もう一方の親は『タイランドプリビレッジ』などの長期滞在ビザで滞在する方法があります(子のEDビザには家族会員として追加できない点に注意)。家庭の状況に応じて、学校・エージェントと組み合わせを検討してください。
インターの学費は年100〜400万円程度が目安で、学校・学年・カリキュラムで大きく差が出ます。生活費・家賃を含めた年間総コストの目安は家族で350〜850万円程度(為替・学校・エリアで変動・要確認)。バンコクは名門校ほど高めです。
バンコクには幼稚園を含め約160校のインターがあり、英国式(IGCSE→A-Level)・米国式・IBなど選択肢が豊富です。英国名門校の分校もあり、欧米より抑えた費用で本格的な国際教育を受けられます。
あります。タイのインターは8〜9月始まりが主流で、日本の4月始まりと約半年ズレます。年齢基準日も異なるため、日本で小3の子がタイでYear 3またはYear 4に配置されることがあります。多くは入学時のアセスメント(学力テスト)で学年が決まるので、各校に直接確認してください。
学校内の日本語プログラム、バンコク日本語補習授業校、家庭での日本語環境づくりを組み合わせるのが効果的です。長期化するほど日本語学習の継続が課題になるため、最初から計画しておきましょう。
IGCSE・A-Level・IBを活かして海外大学や日本の大学(帰国生入試)を目指せます。日本の小学校の学籍(休学・退学・区域外就学等)の扱いは自治体・学校で異なるため、渡航前に在籍校・教育委員会へ必ず相談してください。
いきなり正規入学を決めず、夏休み等にバンコクのサマースクールで現地・学校・子どもの反応を確かめてから本格移行するのが安全です。並行して、学校・エリア・ビザ・学年ズレを正規エージェントと整理しましょう。
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スクールコンパス編集部