小学生の英検、何級をいつ目指す?
学年別の目標・4技能の伸ばし方・合格ロードマップ 2026-2027

小学生のお子さまをもつ保護者へ。英検は「級を取ること」自体が目的ではなく、英語学習のペースメーカーです。このページは「何年生で何級か」「いつ受けるか」「自宅・オンライン・塾のどれで対策するか」に加え、単語・リスニング・ライティング・二次面接を家庭でどう伸ばすかまで、合格率データ(出典明記)と公式日程をもとに正直に整理した英検ロードマップの総合ハブです。教室誘導の前に、まず家庭での設計図をお渡しします。

最終確認日:2026年6月9日/日程の出典:公益財団法人 日本英語検定協会(公式)/合格率の出典:英検協会 2013年度公表値(学年別公表の最終年)

📣 2026年度 第2回(一次 10/4) 秋の英検は今が申込どき。小学生の英検第2回 対策ガイド(申込 6/30〜9/7)→

🧭 結論先出し|このページでわかること

📌 いま(2026年6月)やること: 2026年度第2回の申込は6月30日に開始(一次は10月4日)。夏は基礎固め、秋に受験という流れが組みやすい時期です。受験を考えるなら、今のうちに目標級と勉強法を決めておきましょう。
✍️
制作:スクールコンパス編集部(MK EFT Academy Japan合同会社)。本記事は、試験日程を公益財団法人 日本英語検定協会の公式情報(2026年6月9日確認)から、合格率を同協会が学年別データを公表していた最後の2013年度の値から引用しています(2014年度以降は非公表)。編集方針・運営者情報は運営者ページをご覧ください。一次情報を優先し、推測でのランキング断定や根拠不明の校数表記は行いません。

📊 学年別・英検の目標レベル

「何年生で何級」が現実的か? 無理なく目指せる目安です

小学生の学年別・英検ロードマップ 小1から小6までの学年を横軸に、5級・4級・3級・準2級の目標到達時期を上り坂で示した図。5級は小1〜小3、4級は小3〜小4、3級は小5〜小6(面接デビュー)、準2級は小6上位層が目安。 小1小2小3 小4小5小6 面接デビュー 5級 語彙600・筆記のみ 4級 語彙1,300 3級 語彙2,100 準2級 語彙3,600
学年別の到達イメージ(一例)。開始時期や英語経験により前後します。3級からライティングと二次面接が加わります。

英検5級 / Grade 5

目安:小1〜小3 / 英語学習歴1年程度

中学1年レベル。アルファベット・基本的な挨拶・簡単な文が読める。一次試験のみ(面接なし)。はじめての英検におすすめ。

  • 必要語彙:約600語
  • 合格率:約85%(2013年度・小学生受験者)
  • 学習期間目安:3〜6ヶ月

英検4級 / Grade 4

目安:小3〜小4 / 英語学習歴2年程度

中学2年レベル。過去形・未来形が使える。まとまった文章が読めて、日常会話のリスニングができる。最初の「壁」になりやすい級。

  • 必要語彙:約1,300語
  • 合格率:約62%(2013年度・小学生受験者)
  • 学習期間目安:5級合格後6〜8ヶ月

英検3級 / Grade 3

目安:小5〜小6 / 英語学習歴3年以上

中学卒業レベル。ライティングと二次試験(面接)が加わる。受験英語としても大きなアドバンテージに。中学入試で優遇する学校が増えている級。

  • 必要語彙:約2,100語
  • 合格率:約53%(2013年度・小学生受験者)
  • 学習期間目安:4級合格後8〜12ヶ月

英検準2級 / Grade Pre-2

目安:小6(上位層)/ 英語学習歴4年以上

高校中級レベル。小学生で取得すれば中学入試で非常に有利。ただし、無理に急がず基礎を固める方が長期的に有利。

  • 必要語彙:約3,600語
  • 難易度が一段上がる級(小学生の公表データなし)
  • 中学受験で評価されやすい級

📌 合格率データについて(正直な注記):英検協会は2014年度以降、学年別・受験者層別の合格率を公表していません。上記の数値は、協会が学年別データを公表していた最後の2013年度の小学生受験者の値です。年々受験者層が広がっているため現在の数値とは異なる可能性があり、あくまで「級ごとの相対的な難しさ」の目安としてご覧ください。また英検協会は、合格に必要な正答率の目安として「2級以下は各技能6割程度」と過去に説明しています。

🗓️ 2026年度 英検の試験日程 ─ いつ受ける?

従来型・本会場・個人申込の場合。準会場・S-CBT・団体申込は日程が異なります

第1回(終了)

春〜初夏に受験

申込期間
3/23〜5/4(終了)
一次試験
5/31(本会場・終了)
二次試験
7/5 または 7/12
第2回(秋・申込もうすぐ)

秋に受験|いまの本命

申込期間
6/30〜9/7
一次試験
10/4(本会場)
二次試験
11/8 または 11/15
第3回(冬)

冬に受験|学年の総仕上げ

申込期間
10/30〜12/11
一次試験
2027/1/24(本会場)
二次試験
2/28 または 3/7

※ 二次試験のA日程・B日程は申込方法・年齢・受験級などにより英検協会が指定します。日程は変更される場合があるため、申込前に必ず英検公式サイトの試験日程で最新情報をご確認ください。毎週末に受けられる英検S-CBT(準1級〜3級)という選択肢もあります。

💡 スクールコンパス編集部より|英検の「正直な話」

英検は素晴らしい目標ですが、「級を取ること」が目的化すると逆効果です。テスト対策だけで合格しても、実際に英語が使えなければ意味がありません。特に小学生は「英語が楽しい」「通じた!」という成功体験の方が大切。英検はあくまで「ペースメーカー」として活用し、英会話海外体験と組み合わせるのがおすすめです。

📚 英検の勉強法3パターン ─ うちの子にはどれが合う?

それぞれのメリット・デメリットを正直に比較

🏠

自宅学習(参考書・アプリ)

市販の参考書+英検アプリで対策。旺文社「英検でる順パス単」シリーズが定番。最も低コストで、お子さまのペースで進められる。5級・4級向き。

✅ 月額0〜1,000円程度。好きな時間に学習可能。
⚠️ 親のサポートが必要。二次試験(面接)対策が難しい。
💻

オンライン英検対策講座

英検に特化したオンライン講座。学研のkimini英会話、DMM英会話の英検対策コースなど。面接対策もオンラインで可能。送迎不要で続けやすい。

✅ 月額3,000〜8,000円。面接対策もカバー。送迎不要。
⚠️ 画面越しなので集中力が続かない子も。
🏫

英検対策塾・英語教室

ECCジュニア、AEON KIDS、シェーン英会話など。対面で先生と一緒に学べる安心感。グループレッスンで仲間もできる。3級以上の面接対策に強い。

✅ プロの指導で確実に力がつく。二次面接も模擬練習。
⚠️ 月額8,000〜15,000円。通塾の時間と送迎が必要。

具体的な教室・講座の費用や向き不向きをもっと詳しく比べたい方は、小学生の英検対策教室(向く子・費用・受験への効果)もあわせてご覧ください。英会話と英検を両立させたい場合は英会話マッチング(43社比較)が役立ちます。

🧠 4技能の「家庭での」伸ばし方

塾に通わなくても、家庭の工夫で土台はつくれます。級が上がるほど技能が増えるので、順番に

語彙単語の覚え方

全級|土台になる力
英検は級ごとに必要語彙が大きく増えます(5級 約600 → 4級 約1,300 → 3級 約2,100 → 準2級 約3,600)。この「語彙ジャンプ」を意識して、前の級の合格直後から少しずつ足していくのがコツです。
  • 定番は旺文社「でる順パス単」。1日10〜15語を、書くより声に出して音声とセットで。小学生は耳からの方が定着しやすい。
  • 英検公式の学習アプリ(スタディギア for EIKEN など)でゲーム感覚に。
  • 「覚えた→忘れた→また会う」を繰り返す前提で、完璧を求めず周回する。
家庭でできること: 単語帳を1冊1ヶ月で1周し、合計3周。お風呂や送迎の車内で音声を流すだけでも触れる回数が増えます。

リスニング耳を伸ばす

全級|小学生が得意になりやすい
小学生は耳が柔らかく、リスニングは点を稼ぎやすい技能です。配点比率も高いので、ここを得点源にできると合格が一気に近づきます。
  • 過去問の音源を本番形式で。英検公式サイトで過去問が公開されています。
  • 聞き取れない部分はディクテーション(書き取り)で「どの音が苦手か」を可視化。
  • 慣れてきたらシャドーイング(少し遅れて真似して言う)で発音とリズムも一緒に。
家庭でできること: 1.0倍速で過去問1回分を週2回。最初は親子で一緒に答え合わせをすると続きます。

ライティング書く力(3級〜)

3級から登場|型で攻略
3級から一次試験にライティング(英作文)が加わります。難しそうに見えますが、「型」を覚えれば小学生でも十分書けます
  • 基本の型は「自分の意見 → 理由を2つ → まとめ」。3級なら25〜35語程度。
  • 難しい単語は使わず、知っている簡単な語で正確に書くのが高得点のコツ。
  • 親が英語の添削に自信がない場合は、オンライン講座やAI添削アプリ、英検対策塾を活用。
家庭でできること: 「好きな季節は?」など身近なテーマで、型に沿って毎週1本書く練習を。テンプレートを1枚用意しておくと取り組みやすい。

スピーキング二次面接(3級〜)

3級から登場|落とす試験ではない
「面接」と聞くと身構えますが、二次試験は受験者を落とすための試験ではありません。過去に公表されていた3級の二次合格率は9割を超えており、基礎ができていれば受かりやすい試験です。鍵は完璧な英語よりも「伝えようとする態度(アティチュード)」。家庭で次の4ステップを練習しておけば十分対策できます。
面接カードの音読
英文パッセージをはっきり読み切る。詰まっても止まらない。
質問への応答
イラストや内容への質問に、短くても英語で答える。
アティチュード
声の大きさ・アイコンタクト・笑顔。態度も評価される。
通しで再現
入室〜あいさつ〜退室までロールプレイで流れに慣れる。
家庭でできること: 親が試験官役になり、過去問の面接カードで週1回ロールプレイ。「黙り込まない」「聞き返してもOK(Pardon?)」を伝えておくと本番で固まりにくい。

🩺 つまずき別の処方箋 ─ 症状から対処法を探す

「うちの子はここでつまずいている」から逆引きできます

😣 単語がなかなか覚えられない
処方:「書いて覚える」から「音で覚える」へ切り替え。1回で完璧を目指さず、少ない数を何周もする方が定着します。単語帳のページに「会った回数」を正の字でつけると、繰り返しがゲームになります。
😣 リスニングが伸びない
処方:「なんとなく聞く」をやめて、ディクテーション(書き取り)で苦手な音を特定。多くは「数字」「つながって聞こえる音」でつまずきます。週2回の過去問音源+苦手箇所の重点リピートで改善します。
😣 4級・3級で急に難しく感じる
処方:級が上がると語彙と文法が一気に増えます。前の級の合格直後から少しずつ次の級の単語を足し、「いきなり過去問」ではなく薄い問題集で土台を固めてから過去問へ。焦って受験日を早めないことが結果的に近道です。
😣 二次面接で固まってしまう
処方:原因の多くは「沈黙=失敗」という思い込み。聞き返し(Pardon?)はマイナスではないこと、答えが短くても伝わればよいことを事前に伝えます。家庭でのロールプレイを3〜4回繰り返すと、流れに慣れて緊張がほぐれます。
🚨 英語が嫌いになりかけている(最重要)
処方:これは何よりも優先して対応すべきサインです。いったん級を追うのをやめ、好きな動画・歌・ゲームなど「楽しい英語」に戻りましょう。英検は何度でも受けられます。小学生のうちは「英語が好き」という気持ちを守ることが、長期的な英語力の最大の土台です。

🧩 うちの子は何級から? ─ 失敗しない決め方

迷ったら、上から順に当てはめてください

はじめての英検なら、まず5級

学習歴が浅くても、5級は「合格できた」という成功体験を積みやすい級。ここでの達成感が次への原動力になります。いきなり上の級は狙いません。

5級に余裕で合格できたら、4級へ

過去形・未来形まで扱う4級は、文法の土台づくりに最適。半年〜8ヶ月かけてじっくり。低学年なら焦らず、楽しさをキープすることを優先します。

中学受験を考えるなら、小5〜小6で3級

3級からライティングと二次面接が加わります。受験での優遇を狙うなら、面接対策ができるオンライン講座か対策塾を併用すると安心。願書や自己PRでのアピール材料にもなります。

上位層・帰国生は準2級も視野に

小6で準2級が取れれば入試で大きな武器に。ただし語彙約3,600語と負荷が高いため、英語が「得意で楽しい」状態が続いていることが前提。無理は禁物です。

📅 1年間の学習プラン ─ 次の級に合格するまでの月別ロードマップ

「いつ・何をやるか」を3ヶ月ごとの4フェーズで。どの級にも応用できます

1〜3ヶ月目

土台づくり

  • 前の級の総復習
  • 新しい級の単語を1日10〜15語(音声つき)
  • 毎日英語に触れる習慣化
4〜6ヶ月目

インプット強化

  • 語彙を周回しつつ増やす
  • リスニング過去問を開始
  • 3級〜:ライティングの型を導入
7〜9ヶ月目

演習・弱点補強

  • 過去問演習で弱点を特定
  • 苦手技能を重点補強
  • 3級〜:二次面接ロールプレイ開始
10〜12ヶ月目

仕上げ・受験

  • 過去問を本番形式で
  • 申込→受験
  • 直前は新規より復習を優先
💡 受験回から逆算する: 受験日が決まっているなら、この4フェーズを受験回(第1回6月・第2回10月・第3回1月)の日程から逆算して当てはめます。たとえば秋の第2回(10/4)を目標にするなら、前年の秋〜冬から土台づくりを始める計算。学習歴や級によって短縮も可能ですが、低学年ほど「楽しさ優先」でゆっくり進めるのがおすすめです。
📈 学年別の到達イメージ(一例): 小1〜2=英語に親しむ/5級にチャレンジ → 小3〜4=5級から4級へ → 小5=4級から3級(面接デビュー)→ 小6=3級の定着、上位層は準2級。あくまで目安で、開始時期や英語経験によって前後します。

🌱 合格したら、次にやること ─ 級を「目的」にしないために

合格はゴールではなく通過点。ここでの過ごし方が、英語が伸びる子と止まる子を分けます

① すぐ次の級へ急がない

合格直後は達成感のピーク。間を置かず次の級に詰め込むと「英検=終わりのない作業」になりがち。まずは合格を一緒に喜び、できるようになったことを振り返ります。

② 「使う」機会とセットにする

覚えた英語を使う場をつくると定着します。英会話で話す、英語の本やアニメで多読・多聴、海外体験で「通じた!」を経験する。インプットとアウトプットの両輪に。

③ 点数より「通じた」を褒める

保護者の声かけは「何点だった?」より「英語で何ができた?」へ。級や点数だけを評価軸にすると、英語が「テストの科目」になってしまいます。楽しさを守るのが最優先。

🎓 英検 × 中学受験 ─ どの学校が英検を評価する?

英検取得が入試で有利になるケースが増加中

首都圏の中学入試では、英検の取得級に応じて加点・優遇する学校が年々増えています。たとえば頌栄女子学院は2026年度入試から、取得級に応じた「みなし得点」が使える英検英語利用入試を新設しました。広尾学園・三田国際・開智日本橋学園・東京都市大学等々力なども、英検を活用した入試を実施しています。主なパターンは次のとおりです。

  • 英検利用入試:英検の級に応じて英語試験を免除 or 加点・得点換算
  • 帰国生入試:英検準2級以上が出願条件のケースも
  • 自己PRカード:英検取得を記載して面接でアピール
  • 内申点加算:公立中高一貫校の報告書で評価される場合あり

※ 優遇の対象級・内容は学校ごとに異なり、毎年変わります。正確な情報は必ず各校の最新の募集要項でご確認ください。学校データベースでも確認できます。

🔍 英検“以外”の選択肢 ─ うちはまず英検でいい?

小学生が受けられる英語検定はいくつもあります。目的で選び分けるための中立比較です

検定対象・レベル合否測るものこんな家庭に
英検
(実用英語技能検定)
5級〜1級/幼児〜大人合否あり級ごとの語彙・文法・4技能(3級〜面接)中学受験での優遇を狙う/資格として残したい。国内での認知度・優遇の広さは随一。
英検Jr.
(英検ジュニア)
BRONZE/SILVER/GOLDの3段階/幼児〜小学生合否なし(正答率)すべてリスニング。聞く力と英語への親しみはじめての英語検定/まず楽しく英語に触れさせたい低学年。英検の前段階に。
ケンブリッジ英検
(YLE)
Starters / Movers / Flyersの3段階/幼児〜小学生合否なし(盾の数で評価)国際基準の4技能をていねいに国際的な指標がほしい/インター・将来の海外を視野に。
TOEFL PrimaryStep 1 / Step 2/小・中学生合否なし(スコア)リーディング+リスニング。対策本に頼らず英語経験そのものを測るおうち英語・インターで日常的に英語に触れている/「実際に使える力」を可視化したい。
中学受験を意識するなら → まず英検。優遇・加点での認知度が圧倒的で、級という形で残るのが強み。
はじめての一歩・低学年なら英検Jr.ケンブリッジ Starters。合否がなく、英語を好きになる体験を壊しません。
国際志向・実践力重視ならTOEFL Primary や ケンブリッジ YLE。「級のための勉強」より、使える英語の現在地が見えます。

📌 編集部の見解:どれか一つが「正解」ではありません。多くの家庭は英検Jr.やケンブリッジ Startersで楽しく入り、力がついたら英検へ移行する流れが自然です。中学受験という出口があるなら英検を軸に、英語を「好き」に保つ目的なら合否のない検定を併用、と目的で組み合わせるのが賢い選び方です。(検定の概要・日程は各検定の公式情報をご確認ください)

⚠️ 正直な失敗例・後悔 ─ 先輩家庭が「やらかした」こと

よくある後悔から、先に学んでおきましょう

① 級を急ぎすぎて、英語そのものが嫌いに

受験を意識して短期間で級を駆け上がろうとした結果、お子さまが英語を「つらいもの」と感じてしまうケース。低学年ほど起きやすい後悔です。

→ 教訓:級のスピードより「好き」を守る。英検は何度でも受けられる。

② 一次対策ばかりで、二次面接を後回しに

筆記の勉強に集中し、面接練習をほとんどせずに本番へ。受かりやすい二次でまさかの不合格、というもったいない失敗。

→ 教訓:3級以上は申込の段階から、面接のロールプレイを週1回でも入れておく。

③ 「受験のためだけ」にやって燃え尽き

目的が「内申・優遇」だけになり、合格と同時に英語学習がぱたりと止まってしまう。せっかくの土台が抜けてしまうパターン。

→ 教訓:英検と並行して、英会話や多読など「使う英語」を必ず一つ持っておく。

④ 過去問の暗記偏重で、実力と級が乖離

過去問のパターン暗記で合格はしたものの、実際には読めない・話せない。次の級でつまずいて初めて気づく、という後悔。

→ 教訓:過去問は「仕上げ」。語彙・リスニングの土台を先に、過去問は直前期に。

❓ よくある質問

小学生の英検について、保護者からよく寄せられる質問

小学生は英検を何級から受ければいい?
はじめての英検は5級からが基本です。5級は中学1年レベルで、英検協会が学年別データを公表していた最後の2013年度では小学生受験者の合格率が約85%と高く、「英語が通じた」という成功体験を積みやすいためです。学習歴1年程度で3〜6ヶ月が目安。いきなり上の級を狙うより、まず合格体験でモチベーションを育てるのがおすすめです。
英検は小学生のうちに何級まで取れるとよい?
中学受験を見据えるなら小5〜小6で3級が一つの目安です。3級は中学卒業レベルで、首都圏では英検を加点・優遇する中学が増えています。準2級まで取れれば入試で非常に有利ですが、無理に急がず基礎を固める方が長期的には有利です。
小学生の英検の合格率は?
英検協会は2014年度以降、学年別の合格率を公表していません。学年別データが公表されていた最後の2013年度では、小学生受験者の合格率は5級が約85%、4級が約62%、3級が約53%でした。あくまで級ごとの相対的な難しさを測る目安としてご覧ください。
英検3級の二次試験(面接)は難しい?
二次面接は受験者を落とすための試験ではなく、過去に公表されていた3級の二次合格率は9割を超えていました。基礎ができていれば受かりやすい試験です。家庭でも、面接カードの音読・質問への応答・声の大きさやアイコンタクト(アティチュード)・入室〜退室の流れを練習しておけば十分対策できます。「Pardon?」と聞き返してもマイナスにはなりません。
2026年度の英検(第2回・第3回)の日程は?
従来型・本会場・個人申込の場合、第2回は申込6月30日〜9月7日・一次試験10月4日・二次試験11月8日または11月15日、第3回は申込10月30日〜12月11日・一次試験2027年1月24日・二次試験2月28日または3月7日です。準会場・S-CBT・団体申込は日程が異なります。最新の正確な日程は必ず英検公式サイトでご確認ください。
英検の級を取れば英語が話せるようになる?
級の取得と「使える英語」はイコールではありません。テスト対策だけで合格しても、実際に英語が使えなければ意味が薄くなります。英検はあくまでペースメーカーとして活用し、英会話や海外体験と組み合わせて「楽しい・通じた」という体験とセットで進めるのが効果的です。

🔗 次に読む ─ 英語学習の「次の一手」

英検は英語設計の一部。目的に合わせて次のページへ

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