運営:株式会社ラボ教育センター
1966年にスタートした、他のどの英会話教室とも根本的に異なる独自の教育プログラム。「すわって学習する英語教室ではありません。教科書もありません」と公式サイトで宣言する通り、テキストで暗記する従来の英語学習とは一線を画す。最大の特徴は「テーマ活動」と呼ばれる英語劇のグループ活動。『はらぺこあおむし』『かいじゅうたちのいるところ』『ハムレット』『ピーター・パン』など世界の名作物語を題材に、子どもたち自身で配役や表現方法を話し合い、英語劇を作り上げる。教材「ラボ・ライブラリー」はプロの俳優の朗読・一流音楽家の楽曲・一流画家の絵本という「本物」へのこだわりで制作。教室(パーティ)はテューター(指導者)の家や地域の集会所で開催され、異年齢集団で活動することで英語力だけでなく社会力・協調性・リーダーシップも育成。春夏冬のラボ・キャンプや海外ホームステイプログラムなど、体験活動の豊かさも他に類を見ない。
| スクール名 | ラボ・パーティ(Labo Party) |
|---|---|
| 運営 | 株式会社ラボ教育センター |
| 創立 | 1966年(「ことばがこどもの未来をつくる」をスローガンに) |
| 展開エリア | 全国約2,000教室(パーティ) 北海道から沖縄まで |
| 教室形態 | テューター(指導者)の家・地域の集会所・地域施設 |
| 対象年齢 | 0歳〜大人まで(一生続けられる) |
| レッスン形式 | 異年齢集団のグループレッスン(パーティ制) |
| 指導者 | テューター(家庭にいながら一定水準以上の語学教育能力を持つ女性中心) |
| 会員呼称 | ラボっ子 |
| 中心プログラム | テーマ活動(英語劇) |
| 教材 | ラボ・ライブラリー(CD+絵本・英日二言語音声) |
| 月会費 | パーティにより異なる(約6,000〜10,000円が目安) |
| 入会金 | 約6,600円(パーティにより異なる) |
| 年会費 | 約11,000円(パーティにより異なる) |
| ラボ・ライブラリー | 1セット約20,000〜40,000円(順次購入) |
| 特徴的イベント | 春夏冬のラボ・キャンプ/海外ホームステイ(小5以上)/発表会 |
| 国際交流 | ラボ高校留学プログラム・ホームステイ・海外交流 |
| 無料体験 | 無料体験レッスン随時受付中(資料請求→体験→入会) |
| 公式サイト | https://www.labo-party.jp/ |
ラボ・パーティの料金は各パーティ(テューター)ごとに異なります。個人事業主であるテューターが運営するため、地域や教室によって料金体系が異なります。資料請求で具体額を確認するのが最も正確です。
| 費用項目 | 金額目安(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 入会金 | 約6,600円 | 初回のみ |
| 年会費 | 約11,000円 | 年1回 |
| 月会費(プレイルーム 0〜3歳) | 約6,600〜8,800円 | 親子参加 |
| 月会費(幼児会員) | 約7,700〜9,900円 | 満3歳以降 |
| 月会費(小学生・中学生) | 約8,800〜11,000円 | テーマ活動中心 |
| 月会費(高校生・大学生) | 約8,800円〜 | リーダー役を担う |
| ラボ・ライブラリー(入会時必須セット) | 約20,000〜40,000円 | CD+絵本。最初の1セット |
| 追加ラボ・ライブラリー | 1セット約20,000〜40,000円 | 継続的に順次購入 |
| ラボ・キャンプ参加費 | 別途 | 春・夏・冬の自由参加イベント |
| 海外ホームステイ参加費 | 別途(数十万円) | 小5以上・自由参加 |
ラボ・パーティを他の英会話教室と根本的に区別するのが「テーマ活動」です。この独自プログラムについて詳しく解説します。
テーマ活動とは、英語の絵本や世界の名作物語を、子どもたち自身が話し合って配役・表現方法を決め、劇にして演じるプログラムです。子どもたちは音声CDを繰り返し聞いて英語を覚え、物語の世界を体験しながら英語を身につけます。単に英語を暗記するのではなく、感情・物語・身体の動きと一緒に英語を覚えるため、記憶に深く残ります。「楽しく身体と心を動かすことで、よりいっそう英語が記憶に残ります」と公式サイトも説明しています。
テーマ活動で最も重要なのは、テューター(指導者)が子どもを指導するのではなく、子どもたち自身が配役や表現方法を話し合って決めることです。ラボ・パーティの基本思想は「ラボっ子の自主性を大切にし、ラボっ子が自ら活動を企画したり運営したりする」。これは現代の教育で重視される「アクティブ・ラーニング」そのもの。自分で考え、仲間と話し合い、創り上げる経験が、英語力だけでなく自己肯定感・コミュニケーション力・リーダーシップを育てます。
公式サイトには印象的な一節があります:「うれしい気持ち、悲しい気持ち、ことばはいろいろな気持ちが込められて、初めて伝わることばになります」。テーマ活動では劇表現を通じて気持ちのこもった英語を身につけます。「辞書のように日本語から英語に変換するのではなく、心の表現としての『ことば』」を目指すのがラボの思想。これは単なる英会話学習ではなく、言語教育そのもののアプローチです。
① ことばの習得:感情と結びついた生きた英語
② 自己肯定感:仲間の前で役を演じきる経験
③ 表現力:セリフの言い方・身体の動きで感情を伝える力
④ 協働性:仲間と話し合い、ひとつの劇を作り上げる力
⑤ 社会力:異なる年齢・性格の仲間と協力する力
アメリカの教育学者メアリー・アインズワースも「幼少期の演劇経験が言語発達と社会性に及ぼす好影響」を研究しており、テーマ活動の効果は教育学的にも理にかなっています。
ラボ・パーティのもう一つの核となるのが、独自制作の教材「ラボ・ライブラリー」です。「子どもたちにこそ本物を」という情熱のもと、業界でも稀有な質を誇ります。
ラボ・ライブラリーは、物語を英語・日本語の二言語で収録したCD+絵本のセット。朗読は国内外の実力派俳優、音楽はオリジナル作曲・一流演奏家による録音、絵本の絵は一流の画家が担当しています。「一般的な英語教材に比べかなり品質の高いもの」という評価が一般的。単なる学習教材ではなく、芸術作品としても鑑賞に値する質です。
ラボ・ライブラリーには以下のような世界的名作が収録されています:
絵本作品:『はらぺこあおむし』『かいじゅうたちのいるところ』『てぶくろ』『ぐるんぱのようちえん』『しょうぼうじどうしゃじぷた』
物語作品:『ハムレット』『ピーター・パン』『長ぐつをはいたネコ』『アリ・ババと40人の盗賊』『太陽の東 月の西』
英語圏の伝承:マザー・グース(ナーサリー・ライム)、クリスマスの歌、霊歌
その他の言語:フランス語・スペイン語・韓国語・中国語の童謡や物語も一部
通常CD4枚+絵本1〜4冊+テーマ活動の友1冊が1セット。
「英語を身につけるにはたくさん英語を聞くことが大切」という公式サイトの言葉通り、ラボ・ライブラリーは大量の英語インプットを実現します。日常的に大量の英語を聞くことは難しいですが、子どもが大好きな絵本や物語なら飽きずに聞ける。ラボ・ライブラリーは「子どもたちが物語の世界に引き込まれ、飽きることなく英語のお話を聞くことができる」よう厳選されており、自然と「英語が聞ける耳」が育ちます。
ラボ・パーティのもう一つの柱が「体験型の交流プログラム」です。英語を超えた人間的成長を促す独自の取り組みを紹介します。
ラボ・パーティではあえて年齢差のある子どもたちが一つのクラスで活動します。幼児から高校生まで同じパーティで過ごすことで:
年下の子:年上のお兄さん・お姉さんの姿から学ぶ(憧れ・目標)
年上の子:年下の子をサポートすることでリーダーシップを発揮
この仕組みは、門脇厚司(社会学者)の研究でも「社会力」の形成に有効と示されています。現代の学校教育では失われがちな「異なる年齢の仲間との関わり」をラボでは体験できます。
春・夏・冬に各地の自然豊かな場所で行われるラボ・キャンプ。親から離れて初めて出会う仲間と、高校生・大学生がリーダーとなり、ひとつのロッジで衣食住を共に過ごします。
物語との出会い:キャンプ中のテーマ活動
友だちとの出会い:全国・海外の仲間
自然との出会い:非日常の生活体験・野外活動
海外の若者も参加し、国際交流の場にもなります。「キャンプに行って子どもの成長を感じた」という保護者の声が多数。
ラボ・パーティは海外の青少年組織と交流を持っており、小学5年生以上から参加できる国際ホームステイプログラムがあります。中学生以上はより長期のホームステイも可能。将来留学を目指すお子さんには「ラボ高校留学プログラム」も用意されています。教室で学んだ英語を、実際の海外生活で使う経験は、一般的な英会話教室では得られない貴重なもの。英語学習が「試験のため」ではなく「世界の仲間と話すため」に変わります。
ラボ・パーティでは、お子様の成長に応じて、さまざまなプログラムを用意しています。0歳から大人まで、一生続けられる英語教育です。
ことばの発達と人との関係づくりの土台を作る大切な時期。日本語も大事にしながら親子で英語を楽しみます。絵本の読み聞かせや歌を通して、英語の音に触れる。親子の絆を深めながら英語を自然に吸収。満3歳以降の4月に幼児会員へ移行。
耳から英語を吸収する力が伸びやすい時期。英語のリズムやイントネーションが身につく。物語の世界に入り込み、音声CDを繰り返し聴きながら、登場人物のセリフを真似する。テーマ活動の初期形態で、身体を使って表現する楽しさを知る。
聞こえた英語を口にすることが楽しくなってくる時期。仲間とともに物語を楽しむテーマ活動を通して、英語での表現力とコミュニケーション力を育てる。年齢差のある仲間と話し合いながら劇を作り、自主性・協調性を養う。小5以上で海外ホームステイに参加可能。
体験を通して英語でのコミュニケーション能力を育てる。自分の気持ちや考えを英語で表現すると同時に、異文化を理解し尊重する心を育てる。より深い物語・文学作品に取り組み、高度な英語表現に挑戦。ラボ高校留学プログラムへの準備も。
パーティの中心的役割を担い、地区活動のリーダーとして活躍。高校生は支部合宿・発表会の実行委員、キャンプのシニアメイトとしても活動。大学生はキャンプ大学生コーチ、カレッジリーダー、表現活動などに参加。「学ぶ立場」から「教える立場」への成長が体験できる。
「いくつになってもワクワクできる。絵本と物語で始める、大人のためのやさしい英語」。新しい学びと再発見で、生活がより彩り豊かに。子ども時代に通っていたラボっ子が大人になっても続けるケースも多い。親子で同じパーティに通うご家庭も。
世界の名作物語を子どもたち自身で英語劇にして演じる、ラボ・パーティだけの独自プログラム。テキストで暗記する従来型の英語学習とは根本的に異なり、身体・感情・仲間との関係の中で「生きた英語」を身につける。アクティブ・ラーニングの先駆的実践で、英語力だけでなく表現力・協調性・社会力が同時に育つ。
プロの俳優の朗読、オリジナル作曲の音楽、一流画家の絵本。世界の名作絵本・物語を英日二言語で収録した音声+絵本のセットは、単なる学習教材を超えた芸術品の質。「子どもたちにこそ本物を」という情熱で制作される質の高さは業界随一。
あえて年齢差のある子どもたちを一つのクラスで活動させる独自の学習形態。幼児から高校生まで同じパーティで過ごすことで、現代の学校教育では失われがちな「多世代交流」が体験できる。個性や能力の違いを受け入れる力、思いやり、協調性、リーダーシップが自然に育つ。
春夏冬に開催されるラボ・キャンプは、親から離れて自然の中で仲間と過ごす最大の人気イベント。高校生・大学生リーダーと共に、幼児〜大学生が入り交じって過ごす。さらに小5以上で参加できる海外ホームステイ、ラボ高校留学プログラムなど、「教室内学習」を遥かに超える豊かな体験プログラムが揃う。
テューター(指導者)の家や地域の集会所で開催される「パーティ制」。全国約2,000パーティで、住宅街に密着した立地が多く、自宅近くで見つかりやすい。アットホームな雰囲気で、テューターとの距離が近く、家庭的な安心感の中で長く続けられる。
| 比較項目 | ラボ・パーティ | ECCジュニア | ヤマハ英語教室 | シェーン英会話 |
|---|---|---|---|---|
| 教育理念 | 物語・表現・異年齢交流 | 英語の4技能 | 音楽×英語の適期教育 | ネイティブ直接教授法 |
| メイン教材 | 世界の名作物語(ラボ・ライブラリー) | ECCオリジナル | オリジナル楽曲 | シェーンテキスト |
| レッスン形態 | 英語劇・テーマ活動 | グループ授業 | 音楽・リズム中心 | 少人数英会話 |
| クラス編成 | 異年齢混合 | 年齢・レベル別 | 年齢別 | 13段階レベル別 |
| 教室数 | 約2,000教室 | 約10,000教室 | 1,500教室以上 | 約170校 |
| 教室形態 | テューター個人宅・集会所 | ホームティーチャー宅中心 | 音楽教室併設 | 首都圏駅近 |
| 対象年齢 | 0歳〜大人 | 2歳〜中学生 | 0歳〜小6 | 2歳〜中学生 |
| 月会費 | 6,000〜10,000円 | 7,700円 | 7,300〜8,800円 | 14,850円 |
| 教材費 | 1セット20,000〜40,000円 | 年20,000円前後 | 入会時+半年ごと | コースによる |
| 交流プログラム | キャンプ・ホームステイ・留学 | 検定・発表会 | 発表会・コンテスト | 発表会 |
| 強み | 独自性・体験の豊かさ | 教室数・低価格 | 音楽メソッド | 講師の質 |
住所や駅名を入力すると、近くのラボ・パーティ(パーティ教室)を地図上に表示します。テューター個人宅や地域の集会所が会場のため、住宅街に密着しています。
※ OpenStreetMap + Overpass APIで「ラボ」「Labo」を含む施設を検索。テューター個人宅のため地図登録がない場合も多いので、公式サイトで最寄りパーティを必ず確認してください。公式教室検索 → / Googleマップ →
ラボ・パーティは、日本にある英語教室の中で最も「英会話教室らしくない」英会話教室です。他社がテキスト・文法・4技能・英検・フォニックスといった「英語学習の王道」を走る中、ラボは「物語・劇・異年齢交流・キャンプ・ホームステイ」という全く別の道を歩んでいます。これは単なる差別化ではなく、根本的な教育哲学の違いです。
1966年創立時のスローガン「ことばがこどもの未来をつくる」が示す通り、ラボが育てたいのは「英語ができる子」ではなく「ことばを通じて世界と繋がれる子」です。ラボっ子がテーマ活動で英語劇を演じる姿は、単なる英語学習の様子ではなく、「生きることを学んでいる」姿に見えます。
スクールコンパスとして特に評価したいのは、ラボ・ライブラリーの質の高さです。『はらぺこあおむし』『ハムレット』等の世界的名作を、プロの俳優の朗読・一流音楽家の楽曲・一流画家の絵本で制作している教材は、他社では絶対に真似できない質。一般的な英語教材が「英語を覚えるための素材」であるのに対し、ラボ・ライブラリーは「芸術作品としてのクオリティ」を持っています。子どもが「もう一度聞きたい」と自分から求める教材を作っているのは業界でラボだけでしょう。
もう一つの独自価値が「ラボ・キャンプ」と「海外ホームステイ」です。「英語を習って英検を取る」だけなら他社で十分ですが、「英語を使って世界の仲間と過ごす経験」を提供できるのはラボだけ。小5でホームステイ、中高生でラボ高校留学プログラムに参加できる環境は、英語学習の動機づけとして極めて強力です。ラボ卒業生(元ラボっ子)には国際的に活躍する人材が多いのは、この体験の豊かさの結果と言えるでしょう。
一方で注意点も明確です。ラボは短期的な英語試験の結果を出す教室ではありません。「英検に合格させたい」「TOEICのスコアを上げたい」という目的だけの家庭には向きません。また、テキストで体系的に学ぶタイプのお子様や、集団活動が苦手なお子様には、他の選択肢のほうが合う可能性があります。料金面では、ラボ・ライブラリー(教材)の継続的な購入が必要で、月会費の他に教材費の負担が大きい点も理解しておくべきです。
スクールコンパスの結論として、ラボ・パーティは「子どもに英語だけでなく人間的な豊かさを与えたい」「世界の名作物語に触れる経験をさせたい」「多世代の仲間と協力する経験をさせたい」「将来の海外経験・国際交流に繋げたい」家庭に最も向いています。60年にわたり蓄積された独自教育の価値を理解し、子どもの「ことば」と「心」を育てたいという哲学に共感できる家庭であれば、ラボは一生の財産になる英語教育を提供してくれます。まずは無料体験で、テーマ活動の空気を実際に感じてから判断することをお勧めします。