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書き初めの書き方とこつ ── 学年別の準備と手順

書き初めは、上手に書く日ではなく「1年のはじめに、ていねいに書く」日です。

冬休みの宿題として出る学校が多く、1・2年生はえんぴつやペンで書く硬筆、3年生からは筆で書く毛筆になるのがふつうです。学習指導要領で、毛筆を使う書写は3年生からと決められているためです。何を書くか・どの紙に書くかは学校の指定にしたがいます。

学年でちがうこと

1・2年生(硬筆)学校から配られるます目の用紙に、えんぴつやフェルトペンで書きます。止め・はね・はらいを、ていねいに。
3・4年生(毛筆)半紙に2〜4字くらいを書くことが多くなります。はじめての筆の年は、道具の準備だけで時間がかかります。
5・6年生(毛筆)字数がふえ、長い半紙(条幅)に書く学校もあります。字と字の間、行のまっすぐさまで見られるようになります。

始める前の道具チェック

書く手順

1 お手本を見て、字の中心をたしかめるいきなり書かずに、お手本の字の中心がどこを通っているかを指でなぞります。
2 紙に軽く折り目をつけて位置を決める字数に合わせて紙をたてに折り、1字ずつのわくを作ります。まん中の線が字の中心になります。
3 練習は3まいまで何まいも書くと手がつかれ、字があれてきます。練習3まい、清書2まいくらいが目安です。
4 名前は最後に、小さく本文の字より小さく、学校で決められた位置に書きます。名前を先に書くと、本文の位置がずれやすくなります。
5 平らに干して、かわいてから重ねるかわく前に重ねると、墨がうつります。

うまく見せるこつ

大きく書く。小さくまとまるより、紙いっぱいに書くほうが力強く見えます。筆をたてる。筆がねると線が太くぼやけます。止め・はね・はらいで一度止まる。急いで次の画に行かないことが、いちばんの近道です。

親がやらないほうがいいこと

子どもの手をもって書かせる、何十まいも書き直させる、は逆効果になりがちです。書き初めは子どもが1年のはじめに自分でていねいに書くことに意味があります。親は道具と場所を用意して、書き終わった1まいのよいところを1つ言うだけで十分です。

よくある質問

書き初めは何年生から毛筆になりますか?

学習指導要領で、毛筆を使う書写は3年生からと決められています。1・2年生はえんぴつやフェルトペンで書く硬筆の書き初めが多く、3年生から筆で書くのがふつうです。学校によってちがうので、配られるお知らせでたしかめてください。

何まいくらい練習すればいいですか?

練習3まい、清書2まいくらいが目安です。何まいも書くと手がつかれて、かえって字があれます。1まい書くごとに、お手本とくらべて直すところを1つだけ決めると、少ないまい数でよくなります。

墨で服や床がよごれるのが心配です。

床とテーブルに新聞紙を広くしき、よごれてもいい服で書きます。墨汁は乾くと落ちにくいので、手や服についたらすぐに水で洗います。