東京学芸大学附属世田谷中学校は、私立校ではなく国立大学法人東京学芸大学が運営する国立中学校です。日本の教員養成系大学の附属中学校として、教育実習・研究大会・実験的授業など、教員養成と教育研究の重要な拠点として機能しています。
通称「附中」「世田中」「学世田」。国立大学法人東京学芸大学附属の国立中学校。教育目標は「個性的で人間性豊かな人格をつくる」「創造性豊かな人間を育てる」「敬愛の精神に溢れた人間を育てる」の3つを掲げる教育研究機関





写真は学校公式情報および地図サービスの登録写真より。追加の写真は 東京学芸大学附属世田谷中学校 公式サイト でご確認ください。
| 学校名 | 東京学芸大学附属世田谷中学校(とうきょうがくげいだいがくふぞくせたがやちゅうがっこう) |
|---|---|
| 通称 | 「附中(ふちゅう)」「世田中(せたちゅう)」「学世田(がくせた)」 |
| 学校種別 | 国立中学校(共学)/東京学芸大学の附属研究機関 |
| 設立 | 1951年4月1日 校名を「東京学芸大学学芸学部附属世田谷中学校」と改称(公式沿革) |
| 所在地 | 〒158-0081 東京都世田谷区深沢4-3-1 |
| アクセス | 東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩25分・バス5分/東急大井町線「等々力」駅バス10分/東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅バス10分/東急東横線「都立大学」駅バス10分( |
| 設置者 | 国立大学法人東京学芸大学 |
| 教育目標 | 「個性的で人間性豊かな人格をつくる」「創造性豊かな人間を育てる」「敬愛の精神に溢れた人間を育てる」の3つ |
| 教諭の呼称 | 「教官」(大学職員の位置付け)/生徒は他校同様「先生」と呼ぶ |
| 校長 | 東京学芸大学の担当教授が任ぜられ、実務は副校長が担当 |
| 定期考査 | 1学期に1回の期末考査のみ(年3回)/3年次から校内テスト(6月・8月・11月)追加 |
| 生徒会 | 緑友会(りょくゆうかい) |
| 系列校 | 東京学芸大学附属(小・中・高) |
| 公式サイト | https://www.gakugei-setagayajh.ed.jp/ |
東京学芸大学附属世田谷中学校は、私立校ではなく国立大学法人東京学芸大学が運営する国立中学校です。日本の教員養成系大学の附属中学校として、教育実習・研究大会・実験的授業など、教員養成と教育研究の重要な拠点として機能しています。
東京学芸大学附属世田谷中学校が公式に掲げる教育目標は、「個性的で人間性豊かな人格をつくる」(生徒一人ひとりの個性を尊重し、人間性を育てる)、「創造性豊かな人間を育てる」(固定観念にとらわれない創造的な発想力を育てる)、「敬愛の精神に溢れた人間を育てる」(他者を敬い愛する精神を育てる)の3つです。「自由かつ自立した雰囲気で知られている」(教育情報サイトと評され、生徒の主体性を最大限に尊重する校風です。
東京学芸大学の附属研究機関であるため、教育実習が多く、毎年研究大会が開かれており実験的な授業が行われることも少なくありません。同校教諭は「大学職員」という位置付けなので「教官」と呼称され、職員室に当たる場所は「教官室」です(生徒は他校同様「先生」と呼ぶ)。学校長は東京学芸大学の担当教授が任ぜられ、実務は副校長が担っています。
附属世田谷小学校から内部進学した生徒(内部生)と、外部より中学受験をして入学した生徒(外部生)で構成されています。生徒の間では前者を「内部」、後者を「外部」と呼ぶことがあります。両者が混合クラスで学ぶ構成で、多様な背景の生徒が一緒に学校生活を送る環境です。
定期考査は、通常の公立中学校が年5回・中高一貫校の受験校が実質的に年10回程度行うのに対し、東京学芸大学附属世田谷中学校は1学期に1回の期末考査のみ、すなわち年3回です。3年次からは校内テスト(6月・8月・11月)が追加されますが、それでも一般校に比べて少ない回数です。点数による評価よりも、主体的な学習・探究的な学びを重視する評価設計の表れです。
国立大学附属学校特有の教育実験校として、時間割編成は年度によって様々です。2003年度から3年間、文部科学省から研究開発学校の指定(「英語教育の充実・改善」)を受け、1学年次に週6時間、2学年次に3時間、3学年次に3時間充てるという「6-3-3プロジェクト」と呼ばれる授業集中型カリキュラムを実施しました。カリキュラム指定終了後も現在もこの授業形式は続けられ研究が続いています。
世田谷中学校の生徒会組織は「緑友会(りょくゆうかい)」と呼ばれます。生徒の自主性が重視される校風で、緑友会の生徒の強い要望により食品を販売するブリックパック自動販売機が設置されたなど、生徒主導の取り組みが学校生活に反映される仕組みが整っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年間授業時間 | 1014コマ(50分換算) |
| 主要5科目年間授業時間 | 約666時間(50分換算) |
| 学習指導要領比 | 約1倍 |
中高一貫校の先取り学習とは異なる、教育研究機関としての標準的な学習時間配分です。
図書館やコンピューターの扱い方を学べる「情報」の授業や、学科を超えて誰しもが必要な「心の健康」の授業など、教育研究機関ならではの独自カリキュラムが組まれています(教育情報サイト。
「生徒の団結力がとても高く、先生方にも恵まれてとても楽しい学校」「世中生として楽しい中学校ライフ送れます」。学校行事の充実度と、生徒の主体性を重視する校風が、在校生から高く評価されています。「学芸大学の附属校とうこともあり、勉強を教える(公式など)というよりかは考え方を身につけるような授業が多いです(そのおかげで楽しい授業が多いです)。受験に対する勉強や知識は教わらないので家での復習が大切になってくると思います」と評されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Aライン80偏差値 | 64 |
| 首都圏模試80偏差値 | 63 |
| 入試科目 | 4教科(国語・算数・理科・社会) |
| 試験時間 | 各40分 |
| 配点 | 各100点(国語・算数は1.5倍) |
「私立中学に見られるような難問や奇問はあまり出題されません。基礎的な知識を活用し、発展的な問題を解答する力を問う、ベーシックな設問が中心です」(教育情報サイト。
「出題傾向が似ている学校として、攻玉社中学校が挙げられます。算数の難易度は東京学芸大学附属世田谷中学校より高いですが、理科や社会では基礎知識を重視した問題が多く、問題数も多い点が共通しています。また、三田国際中学校も出題形式が似ており、基礎知識を中心に多くの問題が出題されます」と併願校選びの参考にされています。
東京学芸大学附属高等学校は3校(2021年度より3校・以前は4校)の附属中学校からの内部進学者と外部受験者を受け入れます。男子107名・女子107名で構成されます。
本校から附属高校へ進学する割合は2分の1程度であり、進学を希望するのは100名程度、進学実数は80名程度です(中学3年生総数160名)。その他の生徒は外部の高校へ進学します。附属高校を有しても完全な中高一貫校ではありません。
附属高校へ進学する場合も入試を受ける必要がありますが、外部受験者用の入試問題とは異なるものを使用するため、比較的合格しやすいと評されています。
外部の高校へ進学する場合は、難関高校に進学する場合が多いとされています。都立日比谷高校等、難関都立・私立高校への進学実績があります。
進学先となる学芸大附属高校の医学部医学科合格実績は強力で、毎年多数の合格者を輩出しています:
出典:公開進学実績データ(東京学芸大学附属世田谷中学校)。
図書館やコンピューターの扱い方を学べる「情報」の授業や、学科を超えて誰しもが必要な「心の健康」の授業など、教育研究機関ならではの独自カリキュラムが組まれています。
緑友会(生徒会)の生徒の強い要望により食品を販売するブリックパック自動販売機が設置されています。生徒の主体性が学校生活の細部にまで反映されている事例です。
東京学芸大学附属世田谷中学校は国立大学法人東京学芸大学が設置する国立校のため、私立校と比較して学費負担が大幅に抑えられます。
| 項目 | 備考 |
|---|---|
| 授業料 | 無償(国立義務教育) |
| 諸会費 | 生徒会費(緑友会費)・PTA会費等の実費 |
| 修学旅行費・行事費 | 実費(オリエンテーションキャンプ・地学実習・修学旅行等) |
| 教材費 | 実費 |
| 制服・学校指定品費 | 実費 |
国立校のため、年間の保護者負担は私立中高一貫校の3分の1〜4分の1程度に抑えられるのが大きな魅力です。
〒158-0081 東京都世田谷区深沢4-3-1
| 路線・駅 | 所要時間 |
|---|---|
| 東急田園都市線「駒沢大学」駅 | 徒歩25分・バス5分 |
| 東急大井町線「等々力」駅 | バス10分 |
| 東急東横線・大井町線「自由が丘」駅 | バス10分 |
| 東急東横線「都立大学」駅 | バス10分 |
世田谷区深沢は東急沿線(田園都市線・大井町線・東横線)の利便性が高い地域で、以下のエリアからの通学が現実的です:
世田谷区・東京都南西部・横浜市・川崎市東部からの通学範囲が広い好立地です。
A. 東京都世田谷区深沢にある国立大学法人東京学芸大学附属の国立中学校(共学)です。通称は「附中」「世田中」「学世田」。1951年4月1日に校名を「東京学芸大学学芸学部附属世田谷中学校」と改称しました(公式沿革)。教育目標は「個性的で人間性豊かな人格をつくる」「創造性豊かな人間を育てる」「敬愛の精神に溢れた人間を育てる」の3つを掲げています。
A. Aライン80偏差値は64、偏差値は63(2025年第2回合不合判定テスト基準)です。国立中学校としては上位帯に位置づけられ、学芸大学附属高校進学を見据えた上位層の受験者が多い学校です。
A. 本校から附属高校へ進学する割合は2分の1程度(進学希望100名・実数80名程度・3年生総数160名)で、附属高校を有しても完全な中高一貫校ではありません。附属高校進学にも独自入試があり(外部受験者用とは別問題で比較的合格しやすい)、外部の高校へ進学する場合は難関高校に進学する場合が多いです。
A. 東京学芸大学の附属研究機関であるため教育実習が多く、毎年研究大会が開かれており実験的な授業が行われることも少なくありません。同校教諭は「大学職員」という位置付けなので「教官」と呼称され、職員室に当たる場所は「教官室」です(生徒は他校同様「先生」と呼ぶ)。
A. 附属世田谷小学校から内部進学した生徒(内部生・「内部」)と、外部より中学受験をして入学した生徒(外部生・「外部」)で構成されています。両者は混合クラスで学校生活を送ります。
A. 通常の公立中学校が年5回・中高一貫校が年10回程度行うのに対し、東京学芸大学附属世田谷中学校は1学期に1回の期末考査のみ、すなわち年3回です。3年次からは校内テスト(6月・8月・11月)が追加されます。
A. 4教科(国語・算数・理科・社会)で、試験時間は各40分、各100点満点(国語・算数は1.5倍配点)です(教育情報サイト。「私立中学に見られるような難問や奇問はあまり出題されない」「基礎的な知識を活用し、発展的な問題を解答する力を問う、ベーシックな設問が中心」と評されています。
A. 1年生のオリエンテーションキャンプ、2年生のツアー・地学実習、3年生の修学旅行など、学年ごとの特色ある活動が行われます。また、全校生徒が参加する運動会・芸術発表会・テーマ研究発表会などの行事を通じて、生徒同士の交流を深めながら、多様な学びの機会が提供されています。
A. 附属高校に進学した生徒を含めた進学実績では、東大・難関国公立大・私立大への進学に加え、医学部医学科への進学が顕著に多いのが特徴です(公開進学実績データ)。国公立医学部(東京医科歯科大・千葉大・京都府立医大・横市大・筑波大・防衛医大等)、私立医学部(慶應大医・東京慈恵医大・順天堂大医・日本医科大等)への合格者を多数輩出しています。
A. 「自由かつ自立した雰囲気」(教育情報サイトで知られています。「生徒の自主性に任せられて」おり、緑友会(生徒会)の生徒の強い要望により食品販売自動販売機が設置されるなど、生徒主導の取り組みが学校生活に反映される仕組みです。
A. 東京学芸大学附属世田谷中学校の生徒会組織です。「緑友会(りょくゆうかい)」と呼ばれ、生徒の主体的な活動の中核として機能しています。
A. 国立校のため授業料は無償(国立義務教育)です。教材費・諸会費・修学旅行費等の実費負担となり、年間の保護者負担は私立中高一貫校の3分の1〜4分の1程度に抑えられます。
東京学芸大学附属世田谷中学校(通称:附中・世田中・学世田)は、1951年4月1日に校名を改称した、東京都世田谷区深沢の国立大学法人東京学芸大学附属の国立中学校(共学)です。大学附属(教員養成大学の附属研究機関)として、教育実習・研究大会・実験的授業など、教員養成と教育研究の重要な拠点として機能しています。教育目標は「個性的で人間性豊かな人格をつくる」「創造性豊かな人間を育てる」「敬愛の精神に溢れた人間を育てる」の3つを掲げ、自由かつ自立した雰囲気の中で生徒の主体性を最大限に尊重する校風です。
注目すべきは、教育研究機関ならではの独自の評価設計です。1学期に1回の期末考査のみ(年3回)で、3年次から校内テストが追加されるという、点数による評価よりも主体的な学習・探究的な学びを重視する設計が特徴です。教諭が「大学職員」「教官」と呼称され、職員室が「教官室」と呼ばれるなど、教育研究機関としての性格が学校生活の細部にまで反映されています。「情報」「心の健康」などの教科枠を超えた独自授業や、「6-3-3プロジェクト」と呼ばれる英語授業集中型カリキュラムなど、教育研究の成果が日々の学習に活かされる仕組みが整っています。
進学面では、本校から東京学芸大学附属高等学校へ進学する割合は2分の1程度(進学実数80名程度/3年生総数160名)で、附属高校を有しても完全な中高一貫校ではありません。残りの生徒は外部の難関高校に進学する場合が多く、附属高校経由・外部進学の両ルートで多様な進路選択が可能です。学芸大附属高校の医学部医学科進学実績は強力で、東京医科歯科大・千葉大・防衛医大・京都府立医大・横市大などの国公立医学部、東京慈恵医大・順天堂大・日本医科大・北里大・杏林大などの私立医学部への合格者を多数輩出しています。東急田園都市線「駒沢大学」駅バス5分の好立地で、東急沿線・世田谷区・横浜市・川崎市東部からの通学範囲が広く、国立校のため学費負担は私立中高一貫校の3分の1〜4分の1程度と経済的負担を大きく抑えられる選択肢です。