どの県が何の日本一? 地図と早見表で見て、「なぜ日本一?」まで気候と地形でわかる。
🥇 りんごは青森、みかんは和歌山、キャベツは群馬、レタスは長野、米は新潟
農林水産省の最新の統計で、57品目の生産量日本一を調べました。いちばん多くの日本一を持つのは北海道(10品目)です。
色がこいほど、日本一の品目が多い都道府県。県をタップすると、日本一の品目が出るよ。
日本一には、気候(あたたかい・すずしい・雨が少ない)、地形(平野・盆地・台地・高原)、東京などの大消費地からのきょり、のどれかに理由があることが多いんだ。
🍎 りんご ── 青森県
すずしい気候。りんごは夏があまり暑くなく、昼と夜の気温の差が大きいところで甘く育つ。津軽平野などに広い畑がある
🍊 みかん ── 和歌山県
あたたかい気候で、日当たりと水はけのよい山の斜面がたくさんある。海からの光の照り返しも、みかんを甘くするといわれる
🥬 キャベツ ── 群馬県
嬬恋村などの高原は、夏でもすずしい。ほかの産地で作りにくい夏から秋にキャベツを出荷できる(高冷地農業)
🥗 レタス ── 長野県
八ヶ岳のふもとなどの高原で、夏のすずしさを生かして作る。夏のレタスの多くは長野県産
🍚 米 ── 新潟県
越後平野が広く、信濃川や雪どけ水の豊かな水がある。夏は昼が暑く夜がすずしいので、おいしい米が育つ
🥔 じゃがいも ── 北海道
すずしい気候と広い畑。大型の機械を使った大規模な農業ができる。じゃがいも・たまねぎ・大豆など日本一が多い
🍵 茶 ── 鹿児島県
あたたかい気候と、広くて平らな畑(シラス台地など)で機械を使ってたくさん作れる。2024年産から静岡県をぬいて1位になった
🍑 もも・ぶどう ── 山梨県
甲府盆地の扇状地は水はけがよく、昼と夜の気温の差が大きい。雨も少なめで、くだもの作りに向いている
🍒 さくらんぼ ── 山形県
山形盆地は夏の昼と夜の気温差が大きく、梅雨の雨も比較的少ない。全国の約4分の3を作る
🥒 きゅうり・ピーマン ── 宮崎県・茨城県
冬でもあたたかい宮崎県では、ビニールハウスで早く育てる「促成栽培」。茨城県は大消費地の東京に近い「近郊農業」
🐖 豚・ブロイラー ── 鹿児島県
畜産がさかん。シラス台地は水を通しやすく田に向かないため、畑作と畜産が発達した
🥜 落花生 ── 千葉県
水はけのよい関東ローム層の台地で、むかしから作られてきた。全国の約9割を作る
こたえ:青森県(全国の約6割)
こたえ:群馬県
こたえ:鹿児島県
こたえ:山形県(全国の約4分の3)
こたえ:千葉県(全国の約9割)
こたえ:茨城県
こたえ:どちらも山梨県
こたえ:北海道
🚜 農業産出額ランキング 🏺 伝統的工芸品の地図 🏯 世界遺産の地図 🗾 きょうの都道府県
農林水産省「野菜生産出荷統計」令和7年産第1報、「果樹生産出荷統計」令和7年産第1報、「作物統計調査」令和7年産(米・茶・かんしょ・大豆)・令和6年産(こんにゃくいも・小豆・らっかせい)、「畜産統計調査」令和8年2月1日現在第1報、「花き生産出荷統計」令和7年産第1報、林野庁「特用林産物生産統計調査」令和7年。各統計の都道府県別の値を集計した一覧(totonoe.tech「農産物の生産量を整える」)で順位とシェアを確認(2026年11月6日)。第1報の値は確報で修正されることがあります。果樹・茶・かんしょは主産県のみの調査です。「なぜ日本一?」は教科書などで一般的に説明される気候・地形の理由をもとにスクールコンパス編集部が書いたものです。
北海道です。このページの57品目では、じゃがいも・たまねぎ・にんじん・かぼちゃ・とうもろこし・ブロッコリー・大豆・小豆・乳用牛・肉用牛の10品目が日本一です。
2024年産から鹿児島県が1位になり、2025年産も鹿児島県が1位です(農林水産省)。長く1位だった静岡県は2位です。
農林水産省の最新の公表値です。野菜・果樹は令和7年(2025年)産の第1報、米・茶・さつまいも・大豆は令和7年産、畜産は令和8年(2026年)2月1日現在の第1報などで、品目によって年がちがいます。
気候(あたたかい・すずしい・雨が少ない)、地形(平野・盆地・台地・高原)、大消費地からのきょりの3つで考えると、多くの品目の理由が説明できます。このページの「なぜ日本一?」もその見方で書いています。
「りんごの生産量の上位の県のグラフはどれか」のように、グラフから品目や県を当てる問題がよく出ます。1位の県と、その理由(気候・地形)をセットで覚えるのが近道です。