💬 朝の支度の時間に「いらない」と言われると、このまま学校に行かせて大丈夫かと迷いますよね。
子どもが朝ごはんを食べないのには、たいてい理由があります。夜ふかしで起きるのが遅くおなかがすいていない、夕食や夜食が遅い、朝の体のだるさ(起立性調節障害など)で食べられない、などです。文部科学省の全国学力・学習状況調査では、毎日朝ごはんを食べる子ほど正答率が高い傾向が続いています。まず理由を見分けて、手に持って食べられる物から始めます。
朝ごはんを食べない理由と、合う工夫
| 理由 | 見分け方 | 合う工夫 |
|---|---|---|
| 起きるのが遅い | 時間がなくて食べられない | 寝る時刻を15分早める・前の晩に準備 |
| おなかがすいていない | 夕食や夜食が遅い | 夕食の時刻を見直す・夜食をやめる |
| 朝は気持ち悪い | 立ちくらみ・頭痛・午後は元気 | 小児科へ(起立性調節障害など) |
| 好きな物がない | パンなら食べる・甘い物なら食べる | 2つから選ぶ形にする |
わが家はどれ? 場面ごとの答え
- 時間がない・起きるのが遅い:寝る時刻を15分早めるところから始めます。朝はおにぎり・バナナ・チーズなど、手に持って食べられる物にします。
- おなかがすいていないと言う:夕食や夜食の時刻を見直します。夜遅くに食べると、朝の空腹が起こりにくくなります。
- 朝は気持ち悪い・立ちくらみがする:起立性調節障害などの体の不調が関わることがあります。小児科に相談します。
- 少しは食べるが量が少ない:牛乳・ヨーグルト・果物など、口に入りやすい物を1つ足すだけでも十分です。
朝ごはんと学力・体の関係
文部科学省の全国学力・学習状況調査では、毎年「朝食を毎日食べているか」も聞いていて、毎日食べている子ほど教科の正答率が高い傾向が続いています。朝ごはんだけが理由とは言えませんが、生活のリズムが整っていることの表れと考えられています。
朝ごはんは、寝ている間に下がった体温を上げ、午前中の集中の土台になります。
今夜の1つ:明日の朝に食べる物を選んでおく
明日の朝に食べる物を、子どもに2つから選んでもらっておきます。自分で選んだ物は食べやすくなります。準備は前の晩に済ませておきます。
2週間後の見分け方と、相談の目安
少しでも食べる日が増えていれば、その形で続けます。
朝のだるさや頭痛・腹痛が続く、立ちくらみがある、午後になると元気になるといったときは、起立性調節障害も考えられます。小児科に相談してください。
よくある質問
朝ごはんを食べないとどうなる?
午前中にぼんやりしたり、おなかがすいて集中しにくくなったりします。文部科学省の調査では、毎日朝食をとる子ほど学力調査の正答率が高い傾向があります。
朝ごはんは何を食べればいい?
まずは手に持って食べられる物(おにぎり・バナナ・チーズ・ヨーグルトなど)から始めます。食べる習慣ができてから、品数を増やします。
朝食べられないのは病気?
朝の気持ち悪さ・立ちくらみ・頭痛があり、午後は元気なら、起立性調節障害などの体の不調のことがあります。小児科に相談してください。
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このページは、子育て相談室に届く相談と、公的機関・学会などの公開情報をもとに、スクールコンパス編集部がまとめました。子どもの体や心の状態が心配なときは、かかりつけの小児科や、学校のスクールカウンセラーに相談してください。