💬 家で急に乱暴な言葉が増えると、どこで覚えたのか、このままで大丈夫かと心配になりますよね。
小学生の言葉遣いが荒くなるのは、よくあることです。友だちや動画の言葉を「仲間の言葉」として使い始める時期で、多くは意味をよく分からないまま口癖になっています。強く反応すると、親の気を引ける言葉として増えることがあります。何にでも「ヤバい」がつくのは気持ちを表す言葉が足りないサイン、「うざい」「死ね」など人を傷つける言葉は、家で使わないと短く伝えて言い合いにしない、の2つに分けて考えます。
言葉の種類ごとの返し方
| 言葉の種類 | 例 | 返し方 |
|---|---|---|
| 何にでもつく口癖 | ヤバい・マジで・エグい | 「うれしいの?こわいの?」と言いかえを一緒に探す |
| 乱暴な言い方 | は?・うるせー | 落ち着いた声で言い直しを1回だけ求める |
| 人を傷つける言葉 | うざい・死ね・きもい | 「家では使わない」と短く伝え、あとで気持ちを話す |
| 大人のまね・ネットの言葉 | 動画の決めぜりふ | 意味を一緒に確かめ、使う場面を話す |
わが家はどれ? 場面ごとの答え
- 「ヤバい」「マジで」が何にでもつく:気持ちを表す言葉が足りないだけのことが多い時期です。「ヤバいって、うれしいの?こわいの?」と言いかえを一緒に探します。
- 「うざい」「死ね」など人を傷つける言葉を親や兄弟に言う:その場では短く「その言葉は家では使わない」とだけ伝え、言い合いにしません。落ち着いてから「言われると悲しい」と親の気持ちを伝えます。
- 注意すると、もっと言う:反応が楽しくなっている形です。言葉そのものには大きく反応せず、ふつうの言葉で話せたときに返事をしっかり返します。
- 口答えが増えた:自分で決めたい気持ちが育ってきたしるしでもあります。反抗期のページも参考にしてください。
なぜ言葉遣いが悪くなるの?
小学校の中学年ごろから、子どもは友だちとのつながりを強く意識するようになり、仲間内の言葉を使うことで「同じグループ」であることを確かめます。動画やゲームの言葉も、その仲間の言葉として広がります。
言葉が荒いことと、心が荒れていることは必ずしも同じではありません。言葉だけでなく、表情や生活の様子もあわせて見ます。
今夜の1つ:家で使わない言葉を1つだけ決める
家で使わない言葉を、子どもと一緒に1つだけ決めます。全部を禁止すると守れないので、「人を傷つける言葉」から始めます。決めた言葉が出たら、短く合図するだけにします。
2週間後の見分け方
決めた1つの言葉が減っていれば、そのやり方で続け、次の1つを決めます。
友だち関係のトラブルや、学校での様子の変化があわせて見えるときは、担任の先生に様子を聞いてみてください。
よくある質問
小学生の言葉遣いが悪いのはなぜ?
友だちや動画の言葉を、仲間の言葉として使い始める時期だからです。多くは意味をよく分からないまま口癖になっています。
子どもが「死ね」と言ったらどうする?
その場では短く「その言葉は家では使わない」と伝え、言い合いにしないことです。落ち着いてから、言われた人の気持ちを話します。
口癖の「ヤバい」はやめさせるべき?
禁止するより、「うれしいの?こわいの?」と気持ちの言いかえを一緒に探すほうが、言葉が増えます。
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このページは、子育て相談室に届く相談と、公的機関・学会などの公開情報をもとに、スクールコンパス編集部がまとめました。子どもの体や心の状態が心配なときは、かかりつけの小児科や、学校のスクールカウンセラーに相談してください。