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2026年版 ・ 母子留学で人気/世界最高水準

シンガポール教育移住・母子留学 完全ガイド
学費・ビザ・学校・出口まで

英語と中国語に触れられ、日本から近いシンガポールは、母子留学で根強い人気があります。一方で費用は最上位、公立校は外国人に狭き門という現実も。学費・学校選び・ビザ(Student's Pass/LTVP)・出口まで、公式情報の枠組みで正直に解説します。

🇸🇬 まず結論:シンガポール教育移住、何から考える?

シンガポールには世界最高水準のインターナショナルスクールが約65〜70校(IBに強い)。ビザは子=Student's Pass、親=LTVP(母または祖母1名)が基本形です。公立はAEIS+保証人の狭き門。学費・年間総コスト・出口戦略まで本文で解説します。

シンガポール教育移住・母子留学のイメージ(街と学校)
📌 このページの要点(4行)
このページの内容
  1. なぜシンガポールか
  2. 学校の選び方(インター/公立)カリキュラムと進路
  3. 学費・年間総コスト
  4. ビザの選択肢(Student Pass/LTVP)
  5. 「母子留学」という選択
  6. 出口・進路と日本語維持
  7. リスクと準備
  8. 体験→正規入学
  9. よくある質問

なぜシンガポールか

シンガポールは「世界最高水準の教育ハブ」。質・安全・環境のすべてが高く、母子留学先として根強い人気があります。

① 世界最高水準の教育

IBに強い名門が多く、世界トップ大学への進学実績も。教育の質はアジア随一。

② 治安と暮らしやすさ

治安・衛生・インフラが世界トップ級。子連れでも安心して暮らせる。

③ 英語+中国語環境

英語が公用語、中国語にも日常的に触れられる。バイリンガル環境が魅力。

④ 日本から近い・ハブ

直行便で行きやすく、アジアのハブ。日本食・医療・日本人学校も充実。

学校の選び方(インター/公立)

日本人家庭の現実的な選択肢は、インターナショナルスクールか日本人学校になることが多いです。公立(ローカル)校は外国人には狭き門です。

選択肢特徴ポイント
インター(IS)約65〜70校。IBに強く、英米系・各国系も。世界トップ大進学に有利。費用は最上位。人気校はウェイティング(入学待ち)あり。
公立(ローカル)世界的に高評価のMOE系。外国籍はAEIS/S-AEIS試験で応募。合格枠が限られ、21歳以上の市民/PR保証人が必要=狭き門。
日本人学校日本のカリキュラム。学費は比較的抑えめ。帰国後の接続はしやすいが、英語環境としては限定的。

※インターはIB(国際バカロレア)に強い学校が多いのが特徴。学校ごとにカリキュラム・対象学年・兄弟割引・ウェイティングが異なるため、早めの情報収集を。

シンガポールのカリキュラムと、その後の進路(ローカル校・インター・日本人学校)

教育移住で親がいちばん迷うのは「どの学校に入れるか」より「何年生で何を学び、どの試験を受け、どこへ進むか」です。3つの道を、学年ごとに並べます。

① ローカル校(教育省=MOEの学校)の流れ

段階年数中身と試験
小学校(Primary 1〜6)6年小6の終わりに、全国試験PSLE(初等教育修了試験)。この結果で中学が決まります。
中学(Secondary 1〜4)4年2024年入学から、コースで分けずに科目ごとにレベルを選ぶしくみ(Full Subject-Based Banding。G1〜G3)。2027年から、これまでのOレベル・Nレベルの試験は「SEC」(Singapore-Cambridge Secondary Education Certificate)に置きかわります(教育省)。
中学のあと2〜3年ジュニアカレッジ(2年。大学進学向けで、最後にAレベル試験)/ポリテクニック(3年。実務の専門課程)/ITE(技術教育)から選びます。
大学—現地の大学(シンガポール国立大学・南洋理工大学など)や、海外の大学へ。

外国籍の子がローカル校に入るには:AEIS(入学試験)

② インターナショナルスクールのカリキュラム(主な3種類)

種類年齢ごとの段階最後に取る資格と進路
IB(国際バカロレア)PYP(3〜12歳)→ MYP(11〜16歳)→ DP(16〜19歳)DPの最終試験でIBディプロマ。英・米・豪・シンガポールなど海外の大学の出願に使え、日本でもIB入試を行う大学があります。
英国式(ケンブリッジ)IGCSE(14〜16歳)→ AS・Aレベル(16〜19歳)Aレベルの成績で、英国をはじめ海外の大学へ。
米国式学年制(Grade)で高校卒業まで高校の卒業資格と成績で、米国などの大学へ。学校ごとに中身がちがうので、各校で確かめます。

同じ学校の中で、小学部はIB、高校はAレベル、のように組み合わせている学校もあります。見学のときは「卒業のときにどの資格が取れるか」を最初に聞きます。

③ 日本人学校

日本の学習指導要領にそった授業で、帰国したときに日本の学校へ戻りやすいのが強みです。英語の環境としては限られます。中学のあとの高校をどうするか(帰国して日本の高校を受けるか、現地の高校に進むか)を、早めに決めておきます。

3つの道の、その後の進路

道主な進み先日本へ戻るとき
ローカル校ジュニアカレッジ(Aレベル)→ 現地や海外の大学。ポリテクニック → 就職や大学日本の大学の帰国生入試・総合型選抜など。日本語の読み書きは家庭や補習校で続けます。
インターIBディプロマ・Aレベルなど → 海外の大学日本の大学のIB入試・帰国生入試。中学・高校の途中で戻るなら、帰国生を受け入れる学校を探します。
日本人学校帰国して日本の高校へ(帰国生入試)日本の学年と同じ流れなので、戻りやすい道です。

出典:シンガポール教育省(AEIS、2024年の発表:SECとFull SBB)、シンガポール試験評価局(2026年のS-AEIS)、ジュニアカレッジ・ポリテクニックの年数は教育省と各校の進路資料、国際バカロレア機構(IBの4つのプログラム)、ケンブリッジ国際(IGCSE・Aレベル)。2026年10月3日に確認。制度と日程は年ごとに変わるので、申し込む前に必ず公式で確かめてください。

学費・年間総コスト

シンガポールは教育移住先の中でも費用が最上位。学費に加え、家賃・生活費の高さが総コストを押し上げます。

学校タイプ(例)年間学費(S$・目安)円換算の目安
学費が抑えめのインターS$1.6万〜2.3万約190〜270万円
中位のインターS$3.0万〜3.9万約350〜450万円
名門・高位のインターS$3.8万〜4.7万約440〜540万円
(参考)日本人学校S$1.1万前後約130万円前後
項目目安備考
学費(年)約190〜540万円学校で大きく差。入学金・諸費は別途。
家賃(月)高め(総コストの主因)コンドミニアムは高水準。エリア・広さで大きく変動。
生活費(月・家族)25〜45万円外食中心だと上振れ。ホーカーは比較的安い。
年間総コスト目安700〜1,500万円教育移住先で最上位。家賃の比重が大きい。為替で変動。

※学費は2025〜2026年度の公開情報に基づく目安(学校で大きく異なる)。1S$≒約115円(2026年目安)。正確な金額は各校公式・正規エージェントでご確認ください。

ビザの選択肢(Student's Pass/LTVP)

基本:子=学生ビザ(Student's Pass)+親=長期滞在パス(LTVP)

子は通う学校がスポンサーとなる学生ビザ(Student's Pass)を取得し、親は長期滞在パス(LTVP)で帯同します。このガーディアン用LTVPの対象は母または祖母の1名のみ。父はこのLTVPの対象外で、帯同するには就労ビザ等が別途必要です。そのため、シンガポールは制度上「母子留学」が現実的な形になります。

対象ビザポイント
子(就学)学生ビザ(Student's Pass)通う学校が手配・スポンサー。
親(帯同)長期滞在パス(LTVP)母または祖母1名が対象。父は対象外(就労ビザ等が必要)。
公立に通う場合AEIS/S-AEIS+保証人21歳以上のシンガポール市民/PRの保証人が必要。枠は限定的。
注意:LTVPでの就労は条件・タイミングにより異なり、フルタイム就労にはLOC(Letter of Consent)等が必要な場合があります。ビザ要件は変わるため、実際の申請可否・最新要件はICA(移民局)・正規エージェントで必ずご確認ください。スクールコンパスはビザ申請の代理・保証は行いません。

「母子留学」という選択

LTVPの仕組み上、シンガポールでは母(または祖母)と子で暮らす「母子留学」が現実的な形になります。父が帯同する場合は就労ビザ等が必要なため、家族の働き方・住まい・予算を最初に設計しておくことが重要です。

論点1

父の帯同・働き方

父はガーディアンLTVPの対象外。就労ビザ/別居(行き来)など、家族の形を事前に決める。

論点2

祖母が帯同する形も

母が就労等の場合、祖母がLTVPで帯同する選択も。家庭の事情に合わせて。

論点3

住まい・予算

家賃が高いため、住居の早期確保と総予算の試算が必須。

論点4

ウェイティング

人気校は入学待ちが発生。学校選び・出願は早めに動く。

出口・進路と日本語維持

出口A

世界トップ大学へ

IBの強みを活かし、英・米・豪・シンガポールの大学へ。

出口B

日本の大学(帰国生入試)

帰国子女枠での受験。要件は大学で異なるため早めに確認を。

日本語維持

補習校・家庭学習

日本語補習校や家庭学習で日本語を継続。長期ほど重要。

日本の学籍:日本の小学校は自治体・学校により休学/退学/区域外就学などの扱いが異なります。渡航前に在籍校・教育委員会へ必ず相談し、帰国後の受け入れ条件も確認しておきましょう。

リスクと準備

リスク備え
費用(特に家賃)の高さ学費+家賃+生活費を年単位で試算。住居を早期確保。
父の帯同・家族の形LTVPは母/祖母1名。父の就労ビザ/行き来など事前に設計。
公立の狭さ・ウェイティングインター中心で計画。人気校は早めに出願・空き確認。
日本語・帰国後の進路補習校・家庭学習で日本語継続。出口を最初に設計。

体験 → 正規入学

1. シンガポールの短期で体験サマースクール等で現地・学校・子どもの反応を確かめます(30日以内は観光ビザ不要)。
2. 学校選び・住まい・ビザ設計インターのカリキュラム・ウェイティング、住居、Student's Pass+LTVP、父の帯同を整理。
3. 出願・入学・ビザ申請合格後にStudent's Pass+LTVPを申請。最初の1年は「適応期間」と捉えて進めます。
まずはシンガポールの「短期スクール体験」から →代表プログラム・費用・通学拠点を見て、下見してみる

よくある質問

シンガポールのローカル校は、どんなカリキュラムですか?

小学校6年の終わりに全国試験PSLEがあり、その結果で中学が決まります。中学は4年で、2024年入学から科目ごとにレベル(G1〜G3)を選ぶしくみになり、2027年からはOレベル・Nレベルの試験がSEC(Singapore-Cambridge Secondary Education Certificate)に置きかわります。中学のあとは、ジュニアカレッジ(2年、Aレベル)・ポリテクニック(3年)・ITEから選びます(シンガポール教育省)。

外国籍の子がローカル校に入るには、どうしますか?

教育省の入学試験AEISを受けます。対象は小学2〜5年と中学1〜3年で、2026年は申込みが7月、試験が9月1日〜4日、受かると翌年1月に入学です。小学校は算数(英語はケンブリッジ英語検定の結果を提出)、中学校は英語と数学で、受けたい学年の1つ下の内容が出ます。春には小学2〜4年・中学1〜2年向けの追加の回S-AEISもあります。

インターのIBとIGCSE・Aレベルは、何がちがいますか?

IB(国際バカロレア)はPYP(3〜12歳)・MYP(11〜16歳)・DP(16〜19歳)の流れで、最後にIBディプロマを取ります。英国式のケンブリッジはIGCSE(14〜16歳)のあとAS・Aレベル(16〜19歳)に進みます。どちらも海外の大学の出願に使えます。見学では「卒業のときにどの資格が取れるか」を最初に聞きます。

子どもと親のビザは何が必要ですか?

子は通う学校がスポンサーとなる『学生ビザ(Student's Pass)』、親はそれに紐づく『長期滞在パス(LTVP)』が基本です。LTVPは子(または孫)に帯同するための保護者ビザで、対象は母または祖母の1名のみ。父はこのガーディアン用LTVPの対象外で、帯同する場合は就労ビザ等が別途必要です。そのためシンガポールは制度上『母子留学』が現実的な選択肢になります。最新はICA(移民局)・正規エージェントでご確認ください。

公立(ローカル)校には入れますか?

外国籍でも公式ルートとしてAEIS/S-AEIS試験を受けて応募できますが、合格枠は限られ、出願には21歳以上のシンガポール市民またはPR(永住権者)の保証人(Local Sponsor)が必要です。実際には狭き門のため、多くの日本人家庭はインターナショナルスクール(または日本人学校)を選びます。

学費は年間どのくらいですか?

インターの学費は年S$1.6万〜4.7万(おおよそ190〜540万円)が目安で、学校で大きく差があります。世界最上位の水準で、さらに家賃・生活費が高いため、年間総コストは家族で700〜1,500万円程度になりやすいです(為替・学校・住居で変動・要確認。1S$≒約115円・2026年目安)。

どんな学校・教育が受けられますか?

シンガポールには分校を含め約65〜70校のインターがあり、IB(国際バカロレア)に強い学校が多いのが特徴。英国式・米国式・各国系も揃います。世界トップ大学への進学実績がある名門も多く、教育の質は世界最高水準です。

LTVPで親は働けますか?

LTVP(保護者ビザ)は本来、子に帯同するためのビザです。就労の可否は条件・タイミングにより異なり、フルタイム就労にはLOC(Letter of Consent)等の取得が必要になる場合があります。最新の就労条件はICA・正規エージェントで必ずご確認ください。

費用以外で気をつける点は?

費用の高さ(特に家賃)に加え、人気校はウェイティング(入学待ち)が発生すること、父の帯同には別途ビザが必要なこと、長期化に伴う日本語維持などが論点です。短期のサマースクール等で下見してから本格移行すると安心です。

帰国後の進路・日本の学籍はどうなりますか?

IB等を活かして世界の大学や日本の大学(帰国生入試)を目指せます。日本の小学校の学籍(休学・退学・区域外就学等)の扱いは自治体・学校で異なるため、渡航前に在籍校・教育委員会へ必ず相談してください。日本語の維持(補習校・家庭学習)も計画しておきましょう。

まず何から始めればよいですか?

いきなり正規入学を決めず、まず短期のサマースクール等で現地・学校・子どもの反応を確かめるのが安全です。並行して、学費・住居・ビザ(Student's Pass+LTVP)・学校のウェイティング状況を正規エージェントと整理しましょう。

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出典:スクールコンパス「シンガポール教育移住・母子留学 完全ガイド 2026」 https://eleschool-compass.com/english/abroad/singapore-education-migration.html
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スクールコンパス編集部

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