岐阜大学教育学部附属小中学校(岐阜市)

岐阜市加納大手町にある国立の学校です。第1学年から第9学年までを一つの学校で行う形をとっています

2026年9月1日 編集部が公式の募集要項で確認

📖 このページの読み方

このページは、公式サイトに載っている令和9年度の募集要項だけで作っています。この学校は、私立中学とは選び方も進み方もまるでちがいます。いちばん大きな違いは、検査に通ったあとに抽選があることと、住んでいる場所で受けられるかどうかが決まることです。偏差値・大学合格実績の数値・学校への評価は載せません。

📌 まず押さえたいこと

第7学年(中学1年にあたる学年)から入る枠があります

この学校は9年間を一つの学校で行う形なので、いわゆる中学入試はありません。ただし募集要項には第1学年と第7学年の募集をしますと明記されています。小学校を卒業するタイミングで入れる枠があるということです。呼び方は「新入学」ではなく7年生への転入学です。この言い方の違いは大事で、公式の書類や問い合わせのときも7年生への転入学と伝えるほうが話が早く進みます。

募集人員は0人。でも、募集していないという意味ではありません

ここがいちばん誤解されやすいところです。令和9年度の募集予定人員は、第1学年が96人(男子48、女子48)に補欠20人第7学年が0人に補欠8人(男子4、女子4)と書かれています。0人と書いてあるのは、いま空きがないという意味で、要項には令和8年12月18日までに欠員が生じた場合は、その人員を加えて募集しますと続きます。つまり転校などで空きが出た分だけ募集する形です。何人受け入れるかは、出願の時点では決まっていません。受けるかどうかを、人数の多い少ないで決められないという点は、私立の受験とはっきり違います。

検査に通っても、そのあとに抽選があります

選考は2段階です。第1次選考は志願者に対する諸検査で、内容は筆記による検査集団活動に関する検査第2次選考はオンラインでの抽選です。要項には入学希望者が募集人員を上回った場合には、オンライン上での抽選によって入学対象者を選考しますとあります。つまり準備が実って検査を通っても、最後は抽選で決まるということです。また要項には諸検査および個別面談の結果について、いかなる場合でも問い合わせには一切応じませんとも書かれています。お子さんに「がんばれば必ず入れる」と説明してしまうと、結果が出たときにつらくなります。先に、抽選があることを家族で共有しておいてください

🗓 願書は、説明会に参加した人にしか配られません

要項の学校説明会の項に、説明会の際に入学願書の配付をします。新入学及び転入学を希望する者(志願者)の保護者は必ず参加してくださいと書かれています。説明会に行かないと、出願そのものができないということです。日程は令和8年11月6日(金)と11月7日(土)の2回で、内容はどちらも同じ。11月6日は説明会のあとに校内を見学でき、11月7日に参加した方には11月12日(木)と13日(金)の午前中に別の見学日が用意されています。申し込みは公式サイトの専用フォームからです。

さらに要項には、学校説明会、諸検査及びその保護者に対する個別面談、抽選については、公平を期すために、本要項に記載された日時以外には実施しません時刻を過ぎての受付(入場)は一切対応しませんとあります。予備日がないということです。11月6日と7日は、いまのうちにご家庭の予定表に入れておいてください。

なお、入学対象者ではないお子さん(年中児など)の保護者も説明会に参加できますが、その場合は願書は渡されない、と要項に書かれています。下のお子さんのために先に様子を見ておくという使い方はできる、ということです。

📄 7年生から入る場合だけ、小学校に頼む書類があります

出願書類は7点ありますが、7番目の在学証明書は、7年生への転入学を希望する方のみです。要項には附属小中学校へ出願することを、現在通学している学校へ伝え、在学証明書(学校長の署名と押印が必要)の発行を依頼してくださいと書かれています。

つまりいま通っている小学校に、出願することを伝えたうえで書類を作ってもらう必要があります。校長先生の署名と押印が要るので、お願いしてすぐ出てくるものではありません。出願期間は令和8年11月9日(月)から11月24日(火)まで(当日消印有効)。説明会が11月6日と7日ですから、説明会から出願締切まで、実質2週間ほどしかありません。この間に、住民票(家族全員・発行から3か月以内)、検定料の振込、返信用封筒2種類の準備も並行します。在学証明書の依頼は、説明会の翌週にはお願いしておくのが安全です

提出は簡易書留による郵送です。窓口に持参する形ではありません。

🚶 住んでいる場所で、受けられるかどうかが決まります

要項には募集区域が別表として付いていて、小学校区の単位で細かく決められています。対象は岐阜市、羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、羽島郡、本巣郡の指定された学校区です。区域外にお住まいの場合は、原則として出願できません(ただし、入学式までに区域内へ住所を移し、当日に新住所の住民票を出せる方は出願できる、という但し書きがあります)。

そして徒歩または公共交通機関を利用した自力通学が原則で、保護者の送迎は最寄り駅やバス停までとされています。学校まで車で送ることは想定されていません。お子さんが自分で通えるかどうかが、そのまま条件になっているということです。区域一覧は募集要項の別表に載っていますので、まずご自宅の学区が入っているかをご確認ください。

また、諸検査・個別面談・入学者説明会のいずれも駐車場はなく、自家用車での来校は断られています。正門付近での自家用車やタクシーでの乗り降りも控えるように、と明記されています。当日の行き方も、公共交通機関で考えておく必要があります

✅ 編集部が公式の募集要項で確認できたこと

出典 岐阜大学教育学部附属小中学校の公式サイト「募集関係」ページと、そこからダウンロードできる令和9年度募集要項(令和9年度通常学級への入学・転入学者用)のPDF。2026年9月1日に編集部が確認。所在地・電話は募集要項の記載。

所在地〒500-8482 岐阜県岐阜市加納大手町74番地
電話058-271-3545/058-271-3507(事務室 058-271-3091)
公式サイトhttps://www.fuzoku.gifu-u.ac.jp/
学校説明会令和8年11月6日(金)9:30〜11:00/11月7日(土)9:30〜11:00 ※どちらか1回。ここで願書を配付
出願期間令和8年11月9日(月)〜11月24日(火)当日消印有効 ※簡易書留
諸検査・面接(7年生)令和8年12月18日(金)受付13:00〜13:25/検査13:30〜16:30
追加の諸検査令和8年12月25日(金)午前 ※発熱等で受けられなかった場合のみ
抽選令和9年1月6日(水)9:00〜12:00(オンライン)
入学手続令和9年1月12日(火)〜1月22日(金)16時まで ※学校へ持参
入学者説明会令和9年2月4日(木)午後

🔎 岐阜大学教育学部附属小中学校を一言で表すと

岐阜市にある国立の学校で、9年間を一つの学校で行う形をとっており、第7学年から入る枠が用意されている一方、受けられるかどうかは住んでいる場所で決まり、最後は抽選で決まる学校です。

◎ 魅力になりうるところ

  • 小学校卒業のタイミングで入る枠が公式にある。9年制の学校でも、途中から入れる道が用意されている
  • 選考の手順が要項にすべて書かれている。日程、検査の内容、抽選の有無まで公開されている
  • 補欠の状況が学校のホームページで知らされる。待っている間、様子が分かる
  • 説明会は2回あり、内容は同じ。金曜と土曜のどちらかを選べる
  • 下のお子さんの保護者も説明会に参加できる。数年先を見て、先に様子を知っておける

△ 先に確かめたいところ

  • 第7学年の募集人員は0人で、欠員が出た分だけ。何人入れるかは出願時点で決まっていない
  • 検査に通っても最後は抽選。結果の問い合わせには一切応じないと明記されている
  • 募集区域の外だと、原則として出願できない。まず自宅の学区が入っているかを確認する
  • 自力通学が原則。お子さんが自分で通えるかどうかが条件になる
  • 願書は説明会に参加しないともらえない。予備日はない
  • 在学証明書を、いま通う小学校に依頼する必要がある。校長先生の署名と押印が要る
  • 編集部は学費と検定料の金額を確認できていない。公式にお問い合わせください

ここは学校の良し悪しを評価したものではありません。公式で確認できた事実のうち、ご家庭の判断に効きそうな点を並べています。偏差値・合格実績・進学先の評価は載せていません。

⚠ 編集部が確認できていないこと(と、どこに載っているか)

数字を推測で書かないのが、このサイトの方針です。要項に載っていない金額や人数は掲載していません。前年度の数字を今年度のものとして書き写すこともしません。

公式で確認する 公式「募集関係」(募集要項のPDFはここから) → 公式「岐阜大学教育学部附属小中学校」トップ → 岐阜県「岐阜県における中高一貫教育」 → 岐阜県私立中学高等学校協会(県内私立中学校の一覧) →

📍 基本情報と公式リンク

岐阜大学教育学部附属小中学校
〒500-8482 岐阜県岐阜市加納大手町74番地/TEL 058-271-3545・058-271-3507(事務室 058-271-3091)

公式「募集関係」(募集要項のPDFはここから) → 公式「岐阜大学教育学部附属小中学校」トップ → 岐阜県「岐阜県における中高一貫教育」 → 岐阜県私立中学高等学校協会(県内私立中学校の一覧) →

🗾 岐阜県の公立の中高一貫はどうなっているか

あわせて知っておくと選び方が変わる話です。岐阜県教育委員会の公式ページによると、県が設置しているのは連携型の中高一貫教育校で、県内4地区です。連携型は、市町村立の中学校と県立高校が連携する形なので、小学校を卒業するときに受検して入る形の県立の学校は、岐阜県にはありません

静岡県のように県立の中等部が複数あって同じ日に入試がある、という県もありますが、岐阜県はそうなっていません。つまり岐阜県で小学校卒業時に選べるのは、県内の私立と、この国立の学校ということになります。選択肢の全体像を先に押さえておくと、説明会の回り方を決めやすくなります。

🗺 岐阜のほかの学校と見比べる

🏫 岐阜東中学校 🏫 鶯谷中学校 🏫 聖マリア女学院中学校 🏫 岐阜聖徳学園大学附属中学校 🏫 西濃学園中学校 🗾 東海 2026年秋の説明会・文化祭 🗾 全国の中高一貫校
⚠️ ご注意
このページは2026年9月1日に編集部が公式サイトと令和9年度の募集要項で確認した内容で作成しています。日程・募集人員・選考方法は変更されることがあります。要項にも感染症等による不測の事態が起きた場合は、募集に関わる日程等を変更する場合がありますと書かれています。出願の前に、必ず公式の最新の募集要項でご確認ください。検定料と学費の金額は編集部では確認できていません。偏差値・大学合格実績の数値・学校への評価は掲載していません。

岐阜大学教育学部附属小中学校を検討しているご家庭へ

岐阜市加納大手町にある国立の学校です。9年間を一つの学校で行う形なので中学入試という言い方はしませんが、募集要項には第1学年と第7学年の募集をしますと書かれていて、小学校卒業のタイミングで入る枠があります。呼び方は「7年生への転入学」です。ただし令和9年度の第7学年の募集予定人員は0人+補欠8人で、12月18日までに欠員が出た分だけ募集する形になっています。何人入れるかは、出願の時点では決まっていません。

準備の順番としては、まずご自宅の学区が募集区域の別表に入っているかを確かめてください。区域外だと原則として出願できません。次に11月6日(金)か7日(土)の学校説明会。ここに参加しないと願書がもらえず、予備日もありません。そして7年生から入る場合はいま通っている小学校に在学証明書を依頼します。校長先生の署名と押印が要るので、説明会の翌週にはお願いしておくと安心です。出願締切は11月24日(火)で、説明会からは2週間ほどしかありません。

最後にひとつだけ、先に家族で話しておいたほうがよいことがあります。この学校の選考には抽選があります。検査を通っても、希望者が多ければ最後はオンラインの抽選で決まります。結果の問い合わせにも応じないと要項に明記されています。努力と結果が必ずしもつながらない選び方だということを、お子さんに先に伝えておいてください。そのうえで受けると決めたなら、当日までの準備はぐっとしやすくなります。