世界中のエリート家庭が子女を送り出す、名門ボーディング(全寮制)の本場・イギリス。伝統・教養・人脈・進路で群を抜く一方、費用は最高水準で、入学も難関です。教育システム・寮の仕組み・学費・ビザ(Child Student/Parent)・選考・出口まで、公式情報の枠組みで徹底解説します。
イギリスは名門ボーディングスクールの本場。世界中のエリート家庭が選ぶ、教育移住の最高峰の選択肢です。
数百年の歴史を持つ名門が多く、教養・規律・全人教育で世界的評価。
A-Level/IBからオックスブリッジ・世界トップ大学への接続実績が豊富。
寮生活・スポーツ・芸術・課外活動を通じた人格形成と一生の人脈。
英語発祥の地で、本物の英語と多国籍の同級生に囲まれて学べる。
英国式は、prep school(〜13歳頃)からsenior/public school(13〜18歳)へと進みます。中等でGCSE(16歳)、その後A-Level(18歳)または一部IBへ。これらは世界トップ大学への王道ルートです。
| 段階 | 内容 | めやすの年齢 |
|---|---|---|
| Prep school | 初等〜中等前期。13+の入試準備も。寮のあるprepも。 | 〜13歳頃 |
| Senior / Public school | 名門ボーディングの中心。GCSE課程。 | 13〜16歳 |
| Sixth Form(A-Level/IB) | 大学進学課程。16歳からの留学生受け入れも一般的。 | 16〜18歳 |
full(週末含め在寮)、weekly(週末帰宅)、flexi(柔軟)。学校・学年で選択肢が異なる。
ハウスマスター等による生活・心のケア体制。低年齢の単身でも支える仕組み。
Parent of a Child Student visaで親が帯同できるのは子が4〜11歳のときのみ。
子が12歳になると親の帯同ビザは終了。以降は寮で単身生活が前提。
イギリスのボーディングは、教育移住先の中でも費用が最高水準です。寮費が学費に含まれます。
| 項目 | 目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 寮費込 学費(年) | £36,000〜(名門 £45,000〜60,000+) | おおよそ年700〜1,200万円。学校・学年で大きく差。 |
| (参考)通学のみ day(年) | £15,000〜 | おおよそ年290万円〜。帯同して通学する場合。 |
| ビザ・保険 | 申請料+健康保険サーチャージ | Parent visaは申請料£682+保険 年約£1,035 等。 |
| 渡航・諸費 | 変動 | 航空券(年複数回)、制服・教材・課外活動費など。 |
| 年間総コスト目安 | 約700〜1,200万円 | 寮制・名門ほど高い。為替で変動(1£≒約195円・2026年目安)。 |
※すべて目安です。為替・学校・学年で大きく変動します。正確な金額は各校公式・正規エージェントの見積もりでご確認ください。
独立校(fee-paying=学費制の私立校)から無条件オファーを受け、学校が発行するCASが必要です。資金証明(ボーディングは1学年分の学費+寮費等)、保護者の同意書も必要。公立(state school)には使えません。最長6年程度まで。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 子が4〜11歳のとき帯同可。子が12歳の誕生日を迎えると終了。 |
| 資金 | 月£1,560(最大9ヶ月)等。追加の子は1人につき月£625。 |
| 費用 | 申請料£682+健康保険サーチャージ 年約£1,035。 |
| 就労 | 原則不可(子に帯同するためのビザ)。 |
| 12歳以降 | 親の帯同ビザは使えず、子は単身ボーディングが基本。 |
名門ほど選考は難関です。早期準備が前提になります。
13歳入学では共通入試や各校のpre-test、面接が課されることが多い。出願は数年前から。
16歳(A-Level/IB開始)からの留学生受け入れも一般的。学科試験+面接。
選考でも英語が見られる。EALのある学校も多いが、事前の英語力づくりが重要。
志望校リスト・登録・受験対策を早期に。正規エージェントの活用が有効。
A-Level/IBから英・米・世界の名門大学へ。
帰国子女枠での受験。要件は大学で異なるため早めに確認を。
単身ボーディングでは日本語維持が課題。長期休暇の家庭学習等で継続。
| リスク | 備え |
|---|---|
| 費用の高さ(最高水準) | 寮費込学費+ビザ+渡航を年単位で試算。為替変動も織り込む。 |
| 「12歳の壁」 | 低学年帯同→12歳以降単身の移行を最初に設計。家族の住まい・働き方を準備。 |
| 選考の難しさ(13+等) | 数年前から志望校・対策・登録。正規エージェントの活用。 |
| ホームシック・適応 | サマーボーディングで寮生活の適性を確認。pastoral careの手厚い学校を選ぶ。 |
| 日本語・帰国後の進路 | 家庭学習で日本語継続。出口(帰国/海外大)を最初に設計。 |
子は『Child Student visa』が基本です。4〜17歳で、独立校(fee-paying=学費制の私立校)から無条件オファーを受け、学校発行のCAS(Confirmation of Acceptance for Studies)が必要です。親が帯同する場合は『Parent of a Child Student visa』がありますが、対象は子が4〜11歳のときのみで、子が12歳の誕生日を迎えると終了します。つまり12歳以降は子が寮で単身生活するのが基本です。最新の要件はGOV.UK・正規エージェントでご確認ください。
いいえ。Parent of a Child Student visaは子が4〜11歳の間のみで、子が12歳になると自動的に終了します(原則として親は就労不可)。そのため、低学年は親子で、12歳以降は単身ボーディング、と設計するのが一般的です。資金は月£1,560(最大9ヶ月)等の証明が必要で、申請料£682+健康保険サーチャージ(年約£1,035)もかかります。
ボーディング(寮制)は寮費込みで年£36,000〜が一般的で、名門校では£45,000〜60,000以上になることも。日本円ではおおよそ年700〜1,200万円が目安です(1£≒約195円・2026年目安、為替・学校で変動・要確認)。通学のみ(day)でも年£15,000超が一般的です。教育移住先の中でも最高水準の費用です。
英国式で、prep school(〜13歳頃)からsenior/public school(13〜18歳)へ進み、GCSE(16歳)→A-Level(18歳)または一部IBへと進みます。世界的に有名なボーディングスクールが多数あり、教養・人脈・進路で群を抜きます。学校により共学/男子校/女子校、宗教系などの個性があります。
名門ほど難関です。13歳入学(13+)ではCommon Entranceや各校のpre-test、面接が課されることが多く、英語力・学力・人物が見られます。16歳(Sixth Form)からの留学生受け入れも一般的です。出願は数年前から動くのが通例で、早期準備が重要です。
学年が上がるほど高い英語力が求められます。多くの学校にEAL(英語補習)がありますが、選考でも英語が見られるため、渡航前に英検・オンライン英会話などで土台を作っておくことが大切です。
A-Level・IBを活かしてオックスブリッジや世界トップ大学、日本の大学(帰国生入試)を目指せます。日本の小学校の学籍(休学・退学・区域外就学等)の扱いは自治体・学校で異なるため、渡航前に在籍校・教育委員会へ必ず相談してください。
いきなり正規入学を決めず、夏のサマーボーディング(短期)で寮生活・現地・子どもの適性を確かめてから本格移行するのが安全です。並行して、志望校・選考(13+等)・ビザ・資金計画を正規エージェントと早めに整理しましょう。
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スクールコンパス編集部