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5年理科「電流がうみ出す力」電磁石

電磁石の強さを決めるのは、電流の大きさとコイルの巻き数の2つだけです。ここも、条件を1つずつ変えて調べる単元です。

📅 いつ学校で習うか(教科書の会社べつ)

教科書単元名ならう時期
東京書籍『新編 新しい理科5』9 電流がうみ出す力1月中旬〜2月中旬
啓林館『わくわく理科5』9 電流と電磁石2月中旬〜3月中旬

出典 各社の令和6年度 年間指導計画(標準的な案)。2026年9月21日確認。学校や地域で前後します。

この単元でやること

導線を巻いたコイルに電流を流すと磁石になること(電磁石)。中に鉄しんを入れると強くなること。強さは、電流を大きくするか、巻き数を増やすと大きくなること。電流の向きを変えると、N極とS極が入れかわることを確かめます。モーターのしくみにもつながります。

⚠️ つまずきの正体

1つめ。ぼう磁石とのちがいが説明できない。電磁石は電流を流したときだけ磁石になり、極も変えられます。

2つめ。実験の条件がそろっていない。巻き数を比べるときは、使う導線の長さを同じにします。余った導線を切ってしまうと、条件がくずれます。

3つめ。方位磁針の向きから極を読み取れない。N極が引きつけられる側がS極です。

🏠 家で10分でできること

用意するもの 乾電池、エナメル線かビニール導線、鉄のくぎ、クリップ。

くぎに導線を50回巻いて電池につなぐと、クリップが何個つくかを数えます。次に100回巻いて数えます。数がはっきり変わるので、巻き数の効果が一度で分かります。電池をつなぎっぱなしにすると熱くなるので、短い時間で行ってください。

✅ テスト前に、この3つを口で言えるか

  1. 電磁石を強くするには、どうすればよいか(電流を大きくする、巻き数を増やす)
  2. 電流の向きを変えると、どうなるか(N極とS極が入れかわる)
  3. ぼう磁石とのちがいは(電流を流したときだけ磁石になる)

🎯 中学受験ではこう出ます

入試では、電磁石とモーター、リレーやベルのしくみ、直列と並列をからめた強さの比較が出ます。6年の電気の単元とセットで整理すると効率がよいところです。

電流がうみ出す力:中学受験の理科でよく出るポイント

  1. コイル(導線をまいたもの)に鉄しんを入れて電流を流すと、電磁石になります。
  2. 電磁石は、電流を大きくしたり、まき数をふやしたりすると強くなります。
  3. 電流の向きを逆にすると、N極とS極が入れかわります。

覚え方のコツ:電磁石は「電気でオン・オフできるじしゃく」。電流を流したときだけじしゃくになるので、工場で重い鉄を持ち上げてから下ろすクレーンや、モーター、スピーカーなど、身の回りのたくさんの機械に使われています。

よくあるまちがい

  • 強さをくらべる実験では、調べたいこと以外の条件(導線の長さなど)をそろえる問題がよく出ます。変える条件は1つだけです。
  • 電流を止めると、電磁石はふつうの鉄にもどります。ここがふつうのじしゃくとのちがいです。

家で確かめてみよう

方位磁針を電磁石のはしに近づけて、電池の向きを逆にしたとき、針の向きがどう変わるかを見よう。電池を2こ直列にしたときと1このときで、クリップがいくつつくかを数えてくらべると、電流と強さの関係が数字でわかります。

入試の形で練習しよう(押すと答えと考え方が出ます)

問1 電磁石を強くする方法として、正しいものはどれ?

問2 電磁石のまき数と強さの関係を調べる実験で、同じにしておく条件はどれ?

問3 電磁石が、ふつうのじしゃくとちがう点はどれ?

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