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6年理科「動物のからだのはたらき」消化・呼吸・血液
📅 いつ学校で習うか(教科書の会社べつ)
| 教科書 | 単元名 | ならう時期 |
|---|---|---|
| 東京書籍『新編 新しい理科6』 | 2 動物のからだのはたらき | 5月中旬〜6月上旬 |
| 啓林館『わくわく理科6』 | 2 ヒトや動物の体 | 5月上旬〜下旬 |
出典 各社の令和6年度 年間指導計画(標準的な案)。2026年9月21日確認。学校や地域で前後します。
この単元でやること
ご飯とだ液の実験(ヨウ素液でんぷんの反応)から、消化のしくみを学びます。口から食道、胃、小腸、大腸へと続く消化管と、養分が小腸で吸収されること。肺で酸素を取り入れ二酸化炭素を出すこと。心臓が血液を送り、養分と酸素を全身に運ぶこと。かん臓やじん臓のはたらきも学びます。
⚠️ つまずきの正体
1つめ。消化と吸収を同じ言葉で使ってしまう。消化は細かくすること、吸収は取り入れることです。
2つめ。ヨウ素液の実験の意味が言えない。でんぷんがあれば青むらさきになります。だ液を入れた側で色が変わらないのは、でんぷんが別のものに変わったからです。
3つめ。臓器の位置が言えない。小腸と大腸、かん臓とじん臓の場所を図で指させるかを確かめてください。
🏠 家で10分でできること
用意するもの なし(5分の会話で終わります)。
ご飯を口の中でよくかんでいると、だんだん甘くなります。だ液がでんぷんを変えているからです。食事のときに1回やってみると、実験の結果が体の記憶になります。運動のあとに脈をはかると、心臓のはたらきの話にもつながります。
✅ テスト前に、この3つを口で言えるか
- 養分が吸収されるのは、どこか(おもに小腸)
- 肺では、何が取り入れられ、何が出されるか(酸素を取り入れ、二酸化炭素を出す)
- 血液を全身に送り出しているのは(心臓)
🎯 中学受験ではこう出ます
入試では、臓器の名前と位置、消化液のはたらき、血液の流れ(心臓から肺、肺から全身)の順番が出ます。図に矢印を書く練習が効きます。
はな血は、なぜ出るの?(教科書の一歩先)
答え:鼻の中の入口近くに、細い血管がとても浅いところに集まっているからです。ここは粘まくがうすく、少しの刺激で切れやすい。鼻をこすったり、かんだり、乾いた空気で粘まくがかわいたりすると、そこから出血します。子どものほうが出やすいのは、粘まくがまだうすいためだと考えられています。
止め方には、昔から言われているまちがいがあります。上を向くのは、よくありません。血がのどへ流れて気持ち悪くなり、飲みこむと吐き気の原因にもなります。正しくは、少し前かがみになって座り、小鼻をつまんで5分から10分おさえる。首の後ろをたたくのも意味がありません。おさえる場所は骨のところではなく、やわらかい小鼻の部分です。おさえている途中で何度もはなして確かめると、固まりかけたものがはがれて振り出しに戻ります。時間を決めて、その間はさわらないことが大事です。なかなか止まらないとき、くり返し出るとき、けがのあとに出たときは、大人に伝えて医療機関で相談してください。3月23日に読んだかさぶたと同じで、血が固まるには時間が要ります。
💡 へえ!
「はな血が出たら上を向く」は、まちがいだ。血がのどに流れるだけで、止まりやすくはならない。何十年も語りつがれてきたこの言い伝えは、いまも毎日どこかで実行されている。
🏠 家でためせること
時計を見ながら、5分がどれくらいの長さか計ってみよう。思ったより長いはずです。はな血のときにこの5分を待てるかどうかが、止まるかどうかの分かれ目になります。
❓ よくある質問
Q. 鼻血が出たら、上を向くのはだめですか?
よくありません。血がのどへ流れて気持ち悪くなり、飲みこむと吐き気のもとにもなります。少し前かがみに座り、小鼻をつまんで5分から10分おさえます。
Q. 鼻血が止まらないときは、どうすればいいですか?
なかなか止まらないとき、くり返し出るとき、けがのあとに出たときは、大人に伝えて医療機関で相談してください。
くしゃみは、なぜ出るの?(教科書の一歩先)
答え:鼻に入った要らないものを、いきおいよく外へ出すためです。鼻の中の敏感な部分が刺激を受けると、その情報が脳に伝わり、息を深く吸ってから一気にはき出す動きが起こります。自分で止めようとしても止めにくいのは、考えて起こしているのではなく、決まった反射として組まれているからです。
くしゃみの速さはかなりのもので、口や鼻から出る空気は相当な速さになります。だからこそ、ごみを飛ばす力があります。同時に、細かいしぶきも遠くまで飛びます。ひじの内側や、ティッシュで口と鼻をおおうよう言われるのは、このためです。手でおさえると、その手でさわったところにしぶきが移ります。もうひとつ、明るいところに出るとくしゃみが出る人がいます。人によって出る人と出ない人がいて、家族で似ることが知られています。理由ははっきり分かっていません。鼻の神経と目の神経が近くを通っているため、信号が混ざるのではないか、という考え方があります。3月に読んだあくびと同じで、身近なのに解けていない問いです。
💡 へえ!
明るいところに出るとくしゃみが出る人がいる。出る人と出ない人がいて、家族で似る。こんなに身近な現象なのに、なぜそうなるのかは、いまも分かっていない。
🏠 家でためせること
家族に「明るいところに出ると、くしゃみが出ることがあるか」を聞いてみよう。出る人と出ない人に分かれます。家族の中で似ているかどうかも確かめてみよう。
❓ よくある質問
Q. 明るいところに出ると、くしゃみが出るのはなぜですか?
出る人と出ない人がいて、家族で似ることが知られていますが、理由ははっきり分かっていません。鼻の神経と目の神経が近くを通っていて信号がまざる、という考え方があります。
Q. くしゃみは、手でおさえないほうがいいのですか?
手でおさえると、その手でさわったところにしぶきが移ります。ひじの内側やティッシュで口と鼻をおおうのがよい方法です。
あくびは、なぜうつるの?(教科書の一歩先)
答え:はっきりした理由は、まだ分かっていません。有力な考え方の1つが、人が相手のしぐさを自然にまねる仕組みを持っている、というものです。うつりやすさは相手との近さで変わり、家族や親しい友だちのあくびのほうがうつりやすいという報告があります。ヒト以外の動物でも、うつる例が報告されています。
科学には、まだ答えが出ていないことがたくさんあります。あくびもその1つで、そもそも何のためにあくびをするのかも、決着していません。眠いときの脳の温度を下げるためという説、酸素とは関係ないという指摘、退くつのときに気持ちを切りかえるためという説など、いくつも並んでいます。大事なのは、こういうときに1つの説を正解として覚えないことです。「まだ分かっていない」というのは、科学が負けている状態ではありません。答えが決まっていない場所こそ、これから調べる人の出番があるところです。学校で習うことの多くは、すでに決着した話です。決着していない話が身のまわりにいくらでもあることを知っておくと、理科の見え方が変わります。
💡 へえ!
世界中の研究者が調べても、あくびがなぜうつるのかは、まだ決着していない。毎日だれもが何度もやっているのに、だ。いちばん身近な動きが、いちばん解けていない問いだったりする。
🏠 家でためせること
家の人の前で、わざとあくびをしてみよう。何人にうつるか。次に、テレビの中の人のあくびでもうつるか試してみよう。相手との近さで結果が変わるかどうか、自分で確かめられます。
❓ よくある質問
Q. あくびは、何のためにするのですか?
はっきりとは分かっていません。眠いときに脳の温度を下げるため、気持ちを切りかえるため、などの説があります。「酸素が足りないから」という説明には、あてはまらないという指摘もあります。
Q. 動物のあくびもうつりますか?
ヒト以外の動物でも、あくびがうつる例が報告されています。
この単元の問題文に出る言葉(熟語辞典)
問題文の言葉が分からないと、中身が分かっていても解けません。この単元で出る言葉を、意味・例文・たしかめ問題つきで1語ずつ。語のページでは、お子さんが「読める・意味が分かる・問題文の中で使える」のどこで止まるかを、2択で30秒で見立てられます。
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