ホーム › 小学6年生が今習っている単元 › 6年理科「大地のつくり」地層とでき方

6年理科「大地のつくり」地層とでき方

がけのしま模様は、どうして層になっているのか。答えは「流れる水」と「火山」の2つです。5年で習った流れる水のはたらきが、ここで効いてきます。

📅 いつ学校で習うか(教科書の会社べつ)

教科書単元名ならう時期
東京書籍『新編 新しい理科6』6 大地のつくり/7 変わり続ける大地9月下旬〜10月下旬
啓林館『わくわく理科6』7 大地のつくりと変化11月上旬〜12月中旬

出典 各社の令和6年度 年間指導計画(標準的な案)。2026年9月21日確認。学校や地域で前後します。

この単元でやること

土地は、れき(小石)・砂・どろ・火山灰などからできていて、層になって広がっているものがあること。地層は、流れる水のはたらきでできたものと、火山のふん火でできたものがあること。層の中には化石がふくまれることがあること。そして、地震やふん火で土地が変わり、災害が起きることまでを学びます。

⚠️ つまずきの正体

1つめ。粒の大きさで分かれる理由が説明できない。水に流されると、重いれきは河口の近くで先に沈み、軽いどろは遠くまで運ばれてから沈みます。だから沖に行くほど細かい粒になります。ここを「そういうもの」で通り過ぎると、入試の作図で落とします。

2つめ。層の上下と新旧。ふつう下にある層のほうが古いです。当たり前に見えて、問題になると迷います。

3つめ。流れる水でできた層と、火山灰の層の見分け。水で運ばれた粒は角が取れて丸く、火山灰の粒は角ばっています。

🏠 家で10分でできること

用意するもの 透明なびん(ペットボトルでも可)、土や砂、水。

びんに土と砂を入れ、水を入れてふたをして、よくふってから静かに置きます。数分で、下から順にれき、砂、どろと分かれていきます。地層が1回で目の前にできます。

お出かけのときは、川原で石の大きさをくらべてみてください。上流ほど大きく角ばっていて、下流ほど小さく丸いのが分かります。

✅ テスト前に、この3つを口で言えるか

  1. 地層のしま模様は、どうしてできるのか(水に運ばれた粒が、大きさごとに分かれて積もるから)
  2. 同じ地層の中で、古いのは上と下のどちらか(下)
  3. 化石が入っていると、何が分かるか(その層ができたころの海や陸の様子、時代)

🎯 中学受験ではこう出ます

入試では、ボーリング試料(柱状図)を3か所くらべて、地層がどちらに傾いているかを読ませる問題が定番です。標高をそろえて比べる、という一手が分かっているかどうかだけで差がつきます。

また、火山灰の層は同じ時期の目印(かぎ層)として使えることも、よく問われます。

化石は、どうやってできるの?(教科書の一歩先)

① 生きものが水の底にしずむ② すぐに砂や泥にうまる③ 上に層が積み重なる④ 長い時間で、かたい部分が石に入れかわる化石ができるまで(下の層ほど古い)

答え:死んだ生きものが、すぐに土や砂にうずめられることが必要です。地上に残っていると、他の生きものに食べられたり、風や雨でこわれたりして、跡形もなくなります。ところが川や海の底ですばやく砂に埋まると、体の固い部分が残り、長い時間をかけてまわりの鉱物と入れかわったり、形が押し型として残ったりします。

だから化石には、大きな偏りがあります。骨や殻のような固い部分をもつ生きもの、そして水の底に沈む場所で暮らしていた生きものが、圧倒的に残りやすい。やわらかい体の生きものや、山の上で暮らしていた生きものは、ほとんど残りません。つまり、化石で見つかる生きものの一覧は、当時いた生きものの一覧ではありません。残りやすかったものの一覧です。ここを間違えると、昔の世界を読み違えます。研究者が「見つかっていない」と「いなかった」を厳しく区別するのは、このためです。ないことを証明するのは、あることを証明するよりずっと難しいのです。

💡 へえ!

化石で見つかる生きものの一覧は、当時いた生きものの一覧ではない。残りやすかったものの一覧である。やわらかい体の生きものは、ほとんど記録に残っていない。

🏠 家でためせること

近くの博物館や、道路ぎわのがけで、地層が見える場所をさがしてみよう。層のならびは、下が古く上が新しいのが基本です。がけには近づかず、道から見るだけにします。

❓ よくある質問

Q. 化石になるまで、何年くらいかかりますか?

長い時間がかかります。一般に、およそ1万年より前の生きものの体やあしあとなどが、地層の中に残ったものを化石とよびます。

Q. 示相化石と示準化石のちがいは何ですか?

示相化石は、その地層ができたころの環境を教えてくれる化石です(サンゴなら、あたたかくて浅い海)。示準化石は、その地層ができた時代を教えてくれる化石です(アンモナイトなら中生代、三葉虫なら古生代)。

この単元の問題文に出る言葉(熟語辞典)

問題文の言葉が分からないと、中身が分かっていても解けません。この単元で出る言葉を、意味・例文・たしかめ問題つきで1語ずつ。語のページでは、お子さんが「読める・意味が分かる・問題文の中で使える」のどこで止まるかを、2択で30秒で見立てられます。

地層(ちそう)化石(かせき)小6の教科の言葉、10問でチェック →

中学入試では、こう出ました(中学受験 理科)

学校が公式サイトで公開している入試問題を読み、この単元から何が問われたかを書き出しました。問題そのものは、学校公式のPDFで見られます。

よく聞かれるのは、「実験の結果から何が言えるか」と「身近なできごとを、習ったしくみで説明する」問いです。用語を覚えるだけでなく、家で見たことを単元のことばで言いかえる練習が、そのまま得点につながります。

きょうのかがくで、この単元の話を読む

出典:各校の公式サイトで公開されている入試問題(確認日は2026年10月16日)。問題文は書き写さず、何を問うたかを編集部の言葉でまとめています。

この学年のほかの単元

小学6年生が今、学校で習っている単元(理科・社会)をすべて見る →

単元べつの解説をすべて見る → 小学6年生の算数プリント 週刊 小学生しんぶん