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3年理科「こん虫のかんさつ」体のつくりと育ち方

こん虫は、体が頭・むね・はらの3つに分かれ、むねからあしが6本出ています。この1文が言えれば、クモやダンゴムシがこん虫でない理由も説明できます。

📅 いつ学校で習うか(教科書の会社べつ)

教科書単元名ならう時期
東京書籍『新編 新しい理科3』5 こん虫のかんさつ9月上旬〜中旬
啓林館『わくわく理科3』5 こん虫のかんさつ9月中旬〜下旬

出典 各社の令和6年度 年間指導計画(標準的な案)。2026年9月21日確認。学校や地域で前後します。

この単元でやること

バッタやトンボ、チョウを観察して、体が頭・むね・はらの3つに分かれ、あしが6本、むねについていることを確かめます。こん虫のすみかは食べ物やかくれる場所と関係があること。育ち方には、さなぎになる育ち方(チョウ、カブトムシ)と、さなぎにならない育ち方(バッタ、トンボ)の2つがあることを学びます。

⚠️ つまずきの正体

1つめ。クモ(あし8本)やダンゴムシ(あし14本)をこん虫に入れてしまう。あしの数と、体の分かれ方で見分けます。

2つめ。あしがどこから出ているかを答えられない。むねです。図の問題で必ず問われます。

3つめ。育ち方の2つの型がまざる。さなぎになるかどうかで分けます。

🏠 家で10分でできること

用意するもの 公園。

虫を1ぴき見つけて、あしの数を数えて、体がいくつに分かれているかを言わせます。それだけです。ダンゴムシやクモも見つけたら、「これはこん虫かな」と聞いてみてください。理由まで言えたら合格です。

✅ テスト前に、この3つを口で言えるか

  1. こん虫の体は、いくつに分かれているか(頭・むね・はらの3つ)
  2. あしは何本で、どこから出ているか(6本、むね)
  3. さなぎになるこん虫を1つ(チョウ、カブトムシなど)

🎯 中学受験ではこう出ます

入試では、こん虫の体のつくり、育ち方の分類、冬の過ごし方(たまご・幼虫・さなぎ・成虫のどれで冬をこすか)が出ます。3年で正確に覚えておくと、6年まで使えます。

セミは、土の中で何年すごすの?(教科書の一歩先)

幼虫:土の中で数年(木の根の汁を吸う)成虫:地上で数週間〜1か月ほど

答え:種類によってちがいますが、数年から長いものでは10年近くを土の中で暮らします。土の中では木の根から出る汁を吸って、少しずつ大きくなります。そして最後の夏に地上へ出て、羽化して成虫になります。地上で鳴いている期間は数週間ほどです。人生の大部分を、暗い土の中ですごしている生きものなのです。

「セミは1週間で死ぬ」とよく言われますが、これは正しくありません。飼育や観察の記録では、1か月ほど生きる例が報告されています。短いと思われてきたのは、弱った個体が見つかりやすいことや、観察が難しいことが理由だと考えられます。もう1つ。セミの抜けがらは、その場所にどんな種類がいるかを教えてくれます。抜けがらは形も大きさもちがい、しかも壊れずに長く残ります。生きものを捕まえなくても、抜けがらを集めるだけで、その公園の生きものの記録が作れます。自由研究にちょうどよい理由が、ここにあります。

💡 へえ!

セミが1週間で死ぬというのは、正しくない。1か月ほど生きた記録がある。短いと思われてきただけで、だれもちゃんと見ていなかった。

🏠 家でためせること

公園の木の低いところで、抜けがらを探して集めてみよう。大きさと、体のもようをくらべます。同じ木でも2種類以上いることがあります。集めた場所と日づけをメモすると、記録になります。

❓ よくある質問

Q. セミは、本当に1週間で死ぬのですか?

正しくありません。飼育や観察の記録では、1か月ほど生きる例が報告されています。

Q. セミは、さなぎになりますか?

なりません。セミは卵→幼虫→成虫と育ち、さなぎの時期がありません(不完全変態)。チョウやカブトムシは、さなぎになります(完全変態)。

この単元の問題文に出る言葉(熟語辞典)

問題文の言葉が分からないと、中身が分かっていても解けません。この単元で出る言葉を、意味・例文・たしかめ問題つきで1語ずつ。語のページでは、お子さんが「読める・意味が分かる・問題文の中で使える」のどこで止まるかを、2択で30秒で見立てられます。

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