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子どもが「死にたい」と言った・自傷に気づいたとき──親が今夜できること

いま急いでいるときは、ここから

🚑 呼びかけに答えない・息が苦しそう・けいれんしている:119

💊 市販薬などをたくさん飲んだかもしれない:中毒110番 大阪 072-727-2499/つくば 029-852-9999(日本中毒情報センター、365日24時間)。飲んだかもしれない薬の箱や包みを手元に置いて電話します。

📞 親が、いま話したい(24時間):#いのちSOS 0120-061-338/よりそいホットライン 0120-279-338/24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(文部科学省。保護者も相談できます)

文字で相談したいとき、ほかの窓口を探すときは、厚生労働省の まもろうよ こころ にまとまっています。

手首の傷を見つけた。ゴミ箱に、空になった薬の箱があった。夕ごはんのあと、ぽつりと「死にたい」と言った。頭が真っ白になって、何から考えればいいのか分からない。

上の窓口に急いでかける様子でなければ、親が息を整える時間をとって大丈夫です。今夜のうちに、全部を分かろうとしなくてかまいません。

「死にたい」と言われたとき

なぜ:「聞いたら、かえってその気持ちを強めてしまうのでは」と心配になります。けれど、まっすぐ聞いても危なさは増えないことが分かっています。聞かないままにしても、その気持ちは消えません。言葉にできた今が、つながる入口です。

「話してくれて、ありがとう。死にたいくらい、つらいんだね。いま、どのくらいつらいか、教えてくれる?」 メモ:答えが出てこなくても、そばにいるだけでかまいません。「そんなこと言わないで」「みんなもがんばってるよ」は、話すのをやめるきっかけになることがあります。

今夜:ひとりにしないで、同じ部屋で過ごします。もし「どうやって」まで話したり、すでに何か準備していそうなときは、上の窓口か119にその場で電話してください。

リストカットなどの自傷に気づいたとき

なぜ:自分を傷つけることで、つらい気持ちをなんとかやりすごそうとしていることがあります。死にたい気持ちと重なっていることもあるので、どちらなのかは、聞いてかまいません。

「見ちゃった。怒ってないよ。つらいことがあるなら、一緒に考えたい」 メモ:「もうしないって約束して」は、次から隠すきっかけになることがあります。傷の手当ては一緒にします。深い・血が止まらないときは、病院へ。

市販薬をたくさん飲んだ(オーバードーズ)とき

いま:いちばん上の中毒110番か119へ。自分の判断で何かを飲ませたり、様子を見続けたりする前に、電話で聞きます。

そのあと:家にある薬は、かぜ薬や痛み止めもふくめて、親がまとめて預かります。責めるためではなく、つらい夜に手の届くところから危ないものを遠ざけておくためです。

次の日から

ひとりで、家族だけで考えなくていい時期に入っています。かかりつけの小児科に「心のことで相談したい」と電話すると、子どもの心をみる医療機関(児童精神科など)につないでもらえることがあります。学校には、担任かスクールカウンセラーに。学校に伝えるかどうかや、どこまで話すかは、できれば子どもと一緒に決めます。

親が眠れない、だれかに話したい、というときも、上の窓口は使えます。親が支えてもらうことは、子どもを支えることにつながります。休みが続いているときの相談先のちがいは 休みが続くとき、親の側のこと に。

よくある質問

Q. 子どもに「死にたいの?」と聞いてもいいですか?

聞いてかまいません。まっすぐ聞いても危なさは増えないことが分かっています。「話してくれてありがとう。死にたいくらい、つらいんだね」と受け止めてから、いまどのくらいつらいかを聞きます。具体的に準備していそうなときは、その場で相談窓口か119に電話してください。

Q. 子どものリストカットに気づいたら、叱ったほうがいいですか?

叱らずに「怒ってないよ。つらいことがあるなら、一緒に考えたい」と伝えます。自分を傷つけることで、つらい気持ちをやりすごそうとしていることがあります。「もうしないと約束して」は、次から隠すきっかけになることがあります。

Q. 子どもが市販薬をたくさん飲んだかもしれません。どうすればいいですか?

呼びかけに答えない・息が苦しそうなときは119へ。そうでなければ、日本中毒情報センターの中毒110番(大阪 072-727-2499/つくば 029-852-9999、365日24時間)に、薬の箱や包みを手元に置いて電話します。自分の判断で何かを飲ませる前に、電話で聞きます。

参考 まっすぐ聞いても危なさは増えないことは、米国立精神衛生研究所(NIMH)「Frequently Asked Questions About Suicide」。危ないものを遠ざけておくことは、米国立精神衛生研究所が示す、つらい人を支える5つの行動(聞く・安全を守る・そばにいる・つなぐ・その後も連絡をとる)の1つ。電話番号は、日本中毒情報センター、厚生労働省「まもろうよ こころ」、文部科学省の各公式ページで確かめました。スクールコンパスは医学的な判断はしません。このページには、方法や量にかかわることは書いていません。