子どもが「学校に行きたくない」と言う理由の見分け方と、今夜やること・相談先
いちばん近い様子を選ぶ(1分)
感想ではなく、見て答えられる様子を2つ選ぶと、見立て・なぜそうなるか・今夜やること1つ・お子さんに聞く3択・使える道具・相談できるところが出ます。14日後に同じ質問で前と比べられます(記録はこの端末の中だけ。トップの聞く欄と同じ記録です)。
🇯🇵 日本の家庭では(公的な調査・制度から)
- 2024年度、小学校の不登校は137,704人(1,000人あたり23人)でした。どの学校にも、同じことで悩んでいる家庭があります。
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」 - 不登校だった小学6年生本人に聞くと、学校へ行きづらくなったきっかけでいちばん多かったのは「先生のこと」(29.7%)でした。学校が見立てた理由と、本人の答えはずれることがあります。
出典:文部科学省「不登校児童生徒の実態把握に関する調査報告書」(2021年10月。2019年度に不登校だった小6・中2が対象) - 教育支援センターに通ったり、家でICTを使って学んだりした日も、条件を満たせば「出席扱い」にできます。
出典:文部科学省 初等中等教育局長通知(2019年10月25日)
様子ごとの「なぜ」と、今夜やること
「朝になると、おなかや頭が痛いと言う」とき:体の訴えは、まず体を確かめます
🏠 朝になると「おなかが痛い」。休むと決まると、昼には元気にテレビを見ている。翌朝、また痛いと言う。
なぜ?と今夜の手順を見る
朝の「おなかが痛い」は、本当なのか、どうすればいいのか、毎朝迷いますよね。
なぜ? これは「うそ」とは限りません。学校への不安は、本当に体の痛みとして出ることがあります。休むと昼には痛みが消え、翌朝また出る、という形もその1つです。だからといって決めつけず、まず小児科で体の病気がないかを確かめます。そこがはっきりすると、次に考えることが見えてきます。
根拠:米国児童青年精神医学会「School Refusal」
今夜の手順
- 責めずに「痛いんだね」と受け止める 理由:責められると、子どもは本当のことを言いにくくなります。
- いつ・どこが痛いかを日付つきで記録する 理由:医師や先生に、具体的に伝えられるからです。
- 続くときは、かかりつけの小児科で体を確かめてもらう 理由:体の病気がないかを先に確かめると、次に考えることがはっきりします。
言いかえ
- 「本当に痛いの?」→「どのへんが痛い?」 理由:疑うより、場所を聞くほうが話してくれます。
- 「学校に行けば治るよ」→「痛いのはつらいね。少し横になろう」 理由:体のつらさを受け止めると、気持ちのことも話しやすくなります。
- 「またおなか?」→「昨日の夜は、よく眠れた?」 理由:責める言い方より、体の様子を一緒に確かめるほうが安心します。
学年で変わるところ 低学年:低学年は、不安がおなかや頭の痛さとして出やすい時期です。まず体の痛さとして受け止めてください。 高学年:高学年は、行きたくない理由をはっきり言いにくくなる時期です。痛みの記録が、話すきっかけになります。
考えてみてほしい問い 痛みが出ない朝は、どんな朝でしたか?(痛みが出ない日に共通することが見つかると、手がかりになります(解決志向の問いかけです)。)
今夜はしなくていいこと 「本当に痛いの?」と確かめること 理由:疑われたと感じると、次から体の不調を言いにくくなるからです。
研究でわかっていること 「学校に行きたくない」は、理由を問いつめるより、「行かないと何が楽になっているか」で4つに分けて見ると、打つ手が見つけやすい。
🔎 たくさんの研究のまとめ:学校に行きたがらない子どもについての研究のまとめ(アメリカ)(Kearney, C. A., 2008)
研究でわかっていること 親が関わり方を変えるだけで、子ども本人が治療を受けたのと同じくらい、不安が軽くなった。
🔎 2つのやり方をくらべた試験:不安が強い7〜14歳の子ども124人の家庭で、2つのやり方をくらべた試験(アメリカ)(Lebowitz, E. R., Marin, C., Martino, A., Shimshoni, Y., & Silverman, W. K., 2020)
効いているかの見分け方(2週間後) 2週間の記録で、痛みが出る曜日や時間がはっきりしてきたら、先生や医師と話す材料がそろっています。
お子さんに聞いてみる 「朝、いちばんいやなのは?」
- 「おきること」と答えたら:起きることがつらいなら、まず寝た時刻と起きた時刻を1週間記録し、生活リズムから整えます。
- 「学校に行くこと」と答えたら:学校に行くこと自体がいやなら、体の痛みと一緒に、学校で何があるのかを担任の先生に聞いてみてください。
- 「わからない」と答えたら:分からないときは、痛みの記録を続けて、小児科と学校の両方に伝えます。
「理由を言わない・言えない」とき:理由を言えないのは、ふつうのことです
🏠 「なんで行きたくないの?」と聞いても、黙ってうつむく。理由が分からないまま、朝が来る。
なぜ?と今夜の手順を見る
理由が分からないまま朝を迎えるのは、親にとっていちばん不安です。
なぜ? 理由を言えないのは、ふつうのことです。米国の研究では、行きたがらない理由を4つに分けて考えます。学校でいやな気持ちになる場面を避けたい。人に見られる・評価される場面を避けたい。親のそばにいたい。家のほうが楽しい。どれに近いかで、やることが逆になります。理由は聞き出すより、朝の様子の記録から見えてきます。
根拠:米国の心理学者カーニーらの研究、米国児童青年精神医学会
今夜の手順
- 朝の様子と、休んだ日の過ごし方を1週間記録する 理由:4つのどれに近いかは、記録から見えてくるからです。
- 休む日も、起きる時刻と昼の過ごし方を学校のある日に近づける(昼のゲームや動画は控える) 理由:家のほうが楽しくなりすぎると、行きにくさが強まることがあります。
- 休むか行くかは、担任の先生やスクールカウンセラーと相談して決める 理由:家だけで決めるより、学校と同じ方針で動くほうが子どもも迷いません。
言いかえ
- 「なんで行きたくないの?」→「行きたくない気持ち、教えてくれてありがとう」 理由:話してくれたこと自体を受け止めると、次も話してくれます。
- 「行かないとだめでしょ」→「今日はどうしたいか、一緒に考えよう」 理由:決めつけずに一緒に考えると、子どもは気持ちを話しやすくなります。
- 「みんな行ってるよ」→「行きたくない日もあるよね」 理由:比べられると、行けない自分を責めてしまいます。
学年で変わるところ 低学年:低学年は、親と離れる不安から行き渋ることもあります。玄関や校門での別れ方を短くそろえると落ち着きやすくなります。 高学年:高学年は、勉強・友だち・先生のことを、親に心配をかけたくなくて言わないことがあります。
考えてみてほしい問い 子どもにとって、学校を休むと何が楽になっていると思いますか?(行き渋りが何のために続いているかが分かると、効く手が変わります(米国の研究者キアニーの考え方です)。)
今夜はしなくていいこと 今夜のうちに、明日行くか休むかを決めさせること 理由:夜に決めさせると、眠る前に不安がふくらみやすいからです。朝の様子を見て、学校と相談して決めれば大丈夫です。
研究でわかっていること 「学校に行きたくない」は、理由を問いつめるより、「行かないと何が楽になっているか」で4つに分けて見ると、打つ手が見つけやすい。
🔎 たくさんの研究のまとめ:学校に行きたがらない子どもについての研究のまとめ(アメリカ)(Kearney, C. A., 2008)
研究でわかっていること 親が関わり方を変えるだけで、子ども本人が治療を受けたのと同じくらい、不安が軽くなった。
🔎 2つのやり方をくらべた試験:不安が強い7〜14歳の子ども124人の家庭で、2つのやり方をくらべた試験(アメリカ)(Lebowitz, E. R., Marin, C., Martino, A., Shimshoni, Y., & Silverman, W. K., 2020)
効いているかの見分け方(2週間後) 2週間の記録で、4つのうちどれに近いかが見えてきたら、学校と相談するときです。
学校から頼まれていることがあるとき 日本では、教育機会確保法で、休むことが必要な場合があると認められています。無理に行かせるか、ずっと休ませるかの二択ではなく、学校と相談しながら、教育支援センターなど学校以外の学びの場も含めて考えます。
お子さんに聞いてみる 「学校で、いちばんいやなのは?」
- 「朝おきること」と答えたら:朝起きることなら、寝た時刻と起きた時刻を1週間記録してください。生活の悩みのページで、夜ふかしの見立てができます。
- 「教室・友だち・先生」と答えたら:教室や人のことなら、担任の先生に学校での様子を聞き、いつ・何があったかを記録します。
- 「勉強」と答えたら:勉強なら、止まっている単元を1つ見つけるところからです。勉強の悩みのページで見立てられます。
- 「わからない」と答えたら:分からないのは自然なことです。問いつめず、いつ・どの曜日に行きたがらないかの記録を続けてください。
「友だちや先生のことを言う」とき:人のことなら、学校と一緒に見ます
🏠 「〇〇くんがいやなことしてくる」「先生がこわい」。そう言ったきり、それ以上は話さない。
なぜ?と今夜の手順を見る
友だちや先生のことは、親から見えないぶん、心配がふくらみます。
なぜ? 友だちや先生のことは、家からは見えない部分がほとんどです。子どもの話だけで判断せず、学校での様子と合わせて見ると、何が起きているかが分かります。親がすることは3つです。最後まで聞く。日付つきで記録する。学校に伝える。
根拠:米国保健福祉省のいじめ対策サイト
今夜の手順
- 途中でさえぎらずに最後まで聞き、「話してくれてありがとう」と言う 理由:話してよかったと思えると、続きを話してくれます。
- いつ・だれと・何があったかを日付つきで記録する 理由:学校に伝えるとき、具体的なほど動いてもらいやすくなります。
- 担任の先生に連絡し、先生から見えていることを聞く 理由:家と学校の両方から見ると、何が起きているかが分かります。
言いかえ
- 「気にしすぎだよ」→「そうだったんだね。もう少し教えて」 理由:打ち消されると、子どもは次から話さなくなります。
- 「そんなの気にしないの」→「いやだったね。話してくれてありがとう」 理由:まず受け止めてもらえると、子どもは続きを話せます。
- 「先生に言ってあげる!」→「先生に話すとしたら、どうしてほしい?」 理由:子どもの気持ちを聞いてから動くと、子どもが安心します。
学年で変わるところ 低学年:低学年は、何があったかを順番に話すのがまだむずかしい時期です。「だれと」「どこで」を1つずつ聞きます。 高学年:高学年は、親が学校に言うことを嫌がることがあります。動く前に、どうしてほしいかを本人に聞きます。
考えてみてほしい問い 子どもは、親にどうしてほしいと思っているでしょうか?(親が先に動くより、子どもの望みを聞いてから動くほうが、子どもは親を頼りやすくなります。)
今夜はしなくていいこと 今夜、相手の子や相手の親に連絡すること 理由:まず担任の先生から見えていることを聞くほうが、話がこじれにくいからです。
研究でわかっていること 「学校に行きたくない」は、理由を問いつめるより、「行かないと何が楽になっているか」で4つに分けて見ると、打つ手が見つけやすい。
🔎 たくさんの研究のまとめ:学校に行きたがらない子どもについての研究のまとめ(アメリカ)(Kearney, C. A., 2008)
効いているかの見分け方(2週間後) 2週間後、子どもがその話を自分からもう一度してくれたら、話せる関係ができています。
お子さんに聞いてみる 「学校で、いちばんこまっているのは?」
- 「友だち」と答えたら:友だちのことなら、日付と出来事を記録し、担任の先生に連絡します。いじめが心配なときは、24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)にも相談できます。
- 「先生」と答えたら:先生のことなら、学校のほかの先生やスクールカウンセラーに相談する道もあります。
- 「クラスのふんいき」と答えたら:クラスの雰囲気なら、担任の先生に、授業中や休み時間の様子を聞いてみてください。
- 「わからない」と答えたら:分からないときは、子どもが話したことを、話した日付と一緒に記録しておいてください。
「勉強やテストがいやと言う」とき:勉強がいやなら、どこで止まっているかを見ます
🏠 「授業がわかんない」「テストやだ」。日曜の夜になると口数が減る。
なぜ?と今夜の手順を見る
勉強がいやで行きたくないと言われると、どう返せばいいか迷いますよね。
なぜ? 「勉強がいや」の中身は、分からない単元がある、やり方が分からない、量が多い、のどれかであることがあります。分からないまま授業が進むと、教室にいる時間そのものがつらくなります。止まっている場所を1つ見つけるだけで、軽くなることがあります。
根拠:文部科学省「不登校児童生徒の実態把握に関する調査」(2021年。小学6年生では、最初のきっかけとは別に行きづらくなった理由のいちばんが「勉強が分からない」31%)
今夜の手順
- 止まっている単元を1つ見つける(算数なら前提チェック) 理由:原因が前の学年の単元にあると、いまの授業が分からなくなるからです。
- 宿題にかかっている時間を担任の先生に伝える 理由:量が多すぎるかどうかは、学校からは見えません。
- 分からない問題は印をつけて、まとめて聞く形にする 理由:1問で止まると、全部がいやになるからです。
言いかえ
- 「勉強しないと困るよ」→「どこが分からないか、一緒に見てみよう」 理由:責める言葉より、一緒に探す言葉のほうが動けます。
- 「勉強しないと困るのはあなただよ」→「どこまでなら分かる?」 理由:できるところから確かめると、やる気が戻りやすくなります。
- 「休むなら勉強しなさい」→「今日は1つだけやってみよう」 理由:量を決めると、始めやすくなります。
学年で変わるところ 低学年:低学年は、読み書きや計算のつまずきが「学校がいや」として出ることがあります。 高学年:高学年は、授業についていけない不安を言えず、学校を避けることがあります。止まっている単元を先生と確かめます。
考えてみてほしい問い 勉強のことで、子どもが「できた」と感じた最後の場面はいつでしたか?(できた感覚がある場所から始めると、学校に向かう気持ちも戻りやすくなります。)
今夜はしなくていいこと 遅れている分を、今夜まとめて取り戻させること 理由:量を増やすと「勉強がいや」が強まりやすいからです。止まっている1か所が分かれば十分です。
研究でわかっていること 「学校に行きたくない」は、理由を問いつめるより、「行かないと何が楽になっているか」で4つに分けて見ると、打つ手が見つけやすい。
🔎 たくさんの研究のまとめ:学校に行きたがらない子どもについての研究のまとめ(アメリカ)(Kearney, C. A., 2008)
効いているかの見分け方(2週間後) 2週間後、止まっていた単元の問題を1つでも自分で解けたら、合っています。
お子さんに聞いてみる 「勉強で、いちばんいやなのは?」
- 「分からないところがある」と答えたら:分からないところは、算数なら前提チェックで、どの前の単元で止まっているかを見つけます。
- 「量が多い」と答えたら:量が多いなら、宿題にかかっている時間を担任の先生に伝えて、目安を聞いてみてください。
- 「先生にあてられる」と答えたら:あてられるのがいやなら、その気持ちを担任の先生に伝えてみてください。答え方を家で前もって練習するのも1つの方法です。
どのくらい続いているで、変わること
ときどき(週1回くらい) ときどきなら、行きたがらない曜日や前の日の出来事に共通点がないか、記録を見返してください。
ほぼ毎朝 ほぼ毎朝なら、今週中に担任の先生に連絡し、学校での様子をすり合わせてください。
もう何日か休んでいる 何日か休んでいるときは、学校(担任の先生・スクールカウンセラー)と連絡をとる回数を決めておくと、親も子も安心できます。休みが続く場合は、教育支援センターなど学校以外の学びの場もあります。
相談するときは、いつ・どこで・どんな様子だったかの記録がいちばん役に立ちます。上の見立てのあとに、日付つきで1行ずつ記録して、先生や医師に見せる形でコピーできます(この端末の中だけ)。
🗓️ 行き渋りの2週間の道のり(1日目・3日目・7日目・14日目)
「学校に行きたくない」が始まったら、今夜から2週間、この順で進めます。いま何日目で、次に何をするかは、この端末が覚えていて、その日になったら聞きます。
会話は、研究で効果が確かめられた関わり方を、家庭の場面に置きかえた例です(スクールコンパス編集部)。根拠と編集の決まり
1日目:今夜は、理由を聞き出さない
いつもの朝
親なんで行きたくないの? ちゃんと言って
子…わかんない
子どもは黙ったまま、靴をはかない
やってみると
親体と、学校と、友だち、どれが近い?
子…学校かな
親そっか、学校か。教えてくれてありがとう
🇯🇵 日本の調査では、不登校だった小学6年生本人がいちばん多く挙げたきっかけは「先生のこと」(29.7%)。学校の見立てとずれることがあるので、理由を決めつけずに聞きます。
出典:文部科学省「不登校児童生徒の実態把握に関する調査報告書」(2021年10月。2019年度に不登校だった小6・中2が対象)
やること:明日の朝、「体・学校・友だち、どれが近い?」と3択で1回だけ聞く。答えなくても、そのままにする
なぜ?・しなくていいこと・使えるもの
なぜ? 「学校に行きたくない」は、理由を問いつめるより、行かないことで何が楽になっているかで見るほうが、打つ手が見つかりやすいからです。3択なら、言葉にしにくい子も選べます。
しなくていいこと 今夜のうちに、明日行くか休むかを決めさせること
根拠 🔎 研究:「学校に行きたくない」は、理由を問いつめるより、「行かないと何が楽になっているか」で4つに分けて見ると、打つ手が見つけやすい。(Kearney, C. A.、2008)
言いかえ 「なんで行きたくないの?」→「体と、学校と、友だち、どれが近い?」
使えるもの:明日の朝のための一手(夜に読む1通)/休むときの連絡帳・欠席連絡の書き方/学校に行きたがらないときの言いかえ/親の気持ちを、まず書いて置いていく
3日目:朝の流れを、毎日同じにする
いつもの朝
親今日も休むの? もう知らない
子どもは布団から出てこない
やってみると
親7時だよ。顔を洗ったら、玄関まで一緒に行ってみようか
子…玄関までなら
親うん、玄関まででいいよ
やること:起きる時刻・朝ごはん・着がえ・玄関まで、を学校のある日と同じ順にする。休んだ日も、昼は学校の時間に近い過ごし方にする(昼のゲームや動画は控える)
なぜ?・しなくていいこと・使えるもの
なぜ? 毎朝が同じ流れだと、子どもは「次に何が来るか」が分かり、不安が小さくなります。休んだ日の家が楽しくなりすぎると、行きにくさが強まることがあります。
しなくていいこと 休んだ日を、ごほうびの日にも、罰の日にもすること
根拠 この段は、研究にもとづく前後の段をつなぐための、編集部の工夫です(この手順そのものを確かめた研究ではありません)。
言いかえ 「今日も休むの?」→「今日は、玄関まで一緒に行ってみようか」
使えるもの:子どもが自分で見る、朝のしたくの絵カード(印刷)/朝のことを、子どもと話して一緒に決める台本/朝の様子を選んで、なぜと今夜の手順を見る/夏休み明けなど、長い休みのあとの行き渋り/夫婦で言うことがちがうとき(ふたりで10問)
7日目:学校と、1週間の様子を分け合う
いつもの朝
親(連絡帳に)毎朝泣いていて、学校で何かあったのではと心配です。どうなっているのでしょうか
先生は、何を聞かれているのか分からず、返事に迷う
やってみると
親(連絡帳に)この1週間、朝に3回泣き、2回は玄関まで行けました。朝いちばんに声をかけていただくことはできますか
先生朝、昇降口で待っていますね
やること:担任の先生かスクールカウンセラーに、1週間の朝の様子を3行で伝え、学校でできることを1つ聞く。家では、先回りしている手助けを1つだけ、やさしく減らす
なぜ?・しなくていいこと・使えるもの
なぜ? 親が関わり方を変えるだけで、子どもの不安が軽くなることが分かっています(先回りの手助けを減らし、「あなたならできると思っている」と伝える方法)。学校と家で同じ1つのことに取り組むと、子どもが迷いません。
しなくていいこと 学校を責める言い方で始めること、全部を一度に解決しようとすること
根拠 🔎 研究:親が関わり方を変えるだけで、子ども本人が治療を受けたのと同じくらい、不安が軽くなった。(Lebowitz, E. R., Marin, C., Martino, A., Shimshoni, Y., & Silverman, W. K.、2020)
言いかえ 「大丈夫? 無理しなくていいよ」→「行きたくないくらい、いやなことがあるんだね。あなたなら少しずつできるって思ってるよ」
使えるもの:担任の先生への相談の伝え方/連絡帳に3行で書く文面メーカー/個人面談で聞くこと/スクールカウンセラーの予約のしかた(相談先ナビ)
14日目:2週間をふり返って、次を決める
いつもの朝
親いつになったら行けるの?
子どもはうつむいたまま
やってみると
親この2週間、毎朝ちゃんと起きてたね
子…うん
🇯🇵 学校に行けない日が続いても、教育支援センターや家でのICT学習が、条件を満たせば「出席扱い」になります。
出典:文部科学省 初等中等教育局長通知(2019年10月25日)
やること:2週間の朝の印を見て、軽くなっているか、同じか、重くなっているかを見る
なぜ?・しなくていいこと・使えるもの
なぜ? 2週間あると、日によるゆれではなく、流れが見えてきます。見えたことは、そのまま学校や相談先に見せられる記録になります。
しなくていいこと 2週間で元どおりにならなかったことを、自分や子どものせいにすること
根拠 この段は、研究にもとづく前後の段をつなぐための、編集部の工夫です(この手順そのものを確かめた研究ではありません)。
言いかえ 「いつになったら行けるの?」→「この2週間、毎朝ちゃんと起きてたね」
使えるもの:学校の外の相談先(教育相談・教育支援センター)を探す/朝にお腹や頭が痛くなる日が続くとき/親のほうが疲れてきたとき/「私の育て方が悪い」と思ってしまう夜に
3日目・7日目・14日目に、トップと子育て相談室で「その後どう?」と聞き、答えに合わせて次の段を出します。LINEとつないでいれば、日曜の夜の1通からも答えられます。記録はこの端末の中だけです。
流れが合っているかの見分け方と、もとにした研究
朝の様子が「泣く・動けない」から「渋るけれど玄関までは行ける」に変わってきたら、流れが合っています。2週間たっても変わらない、または重くなっているときは、学校の外の相談先と一緒に考えるときです。
研究でわかっていること 「学校に行きたくない」は、理由を問いつめるより、「行かないと何が楽になっているか」で4つに分けて見ると、打つ手が見つけやすい。
🔎 たくさんの研究のまとめ:Kearney, C. A.(2008)
研究でわかっていること 親が関わり方を変えるだけで、子ども本人が治療を受けたのと同じくらい、不安が軽くなった。
🔎 2つのやり方をくらべた試験:Lebowitz, E. R., Marin, C., Martino, A., Shimshoni, Y., & Silverman, W. K.(2020)
休みが続くとき、親の側のこと
子どもが寝たあと、ひとりで「不登校 その後」を調べてしまう。読むほど眠れなくなる。家族に話しても、考えが合わない。どこに相談すればいいのかも、まだ分からない。
この先が、こわい
なぜ:休んでいる「いま」しか見えないので、この先がそのまま続くように感じます。実際に、中学3年生のときに不登校だった人をあとから調べた国の調査では、85.1%が高校に進んでいました。20歳のときに大学・短大・高専に通っていた人は22.8%。話を聞くと「休んだことで今の自分がある」と話す人もいました(文部科学省。2006年度に中3だった人の5年後)。
夫婦で、考えが合わない
「休ませればいい」と「甘やかしだ」。どちらも、子どものことを考えて出てきた考えです。なぜ:子どもは、言われることが日によって、人によってちがうと、どちらに合わせればいいか分からなくなります。考えを1つにそろえる前に、子どもにかける1文だけ、先にそろえます。
ふたりの考えのどこがちがうのかを先に見たいときは、夫婦で同じ10問に答えて、ずれだけを見る(「学校に行きたくない」の朝の問いも入っています。答えは端末の中だけ)。
どこに相談すればいい?(スクールカウンセラー・教育支援センター・フリースクール)
| スクールカウンセラー | 教育支援センター | フリースクール | |
|---|---|---|---|
| どこ | いまの学校の中 | 市区町村の教育委員会が開く通いの場(「適応指導教室」などの名前のところも) | NPOなど民間の団体・施設 |
| 費用 | かからない | かからない | 会費がかかるところがほとんど(無料は3.9%) |
| 親も行ける? | 親だけの相談もできる | 見学や相談から | 見学や体験から |
| 学校の出席は? | ― | 出席として扱われることがある(学校の判断) | 出席として扱われることがある(国の調査では、通う小学生の52.9%が出席扱い) |
| まず | 担任に「カウンセラーの先生と話したい」と伝える。来る曜日が決まっていることがある | 担任か、市区町村の教育委員会に場所を聞く | 親だけで見学し、子どもに話すのはそのあと |
いちばん近いのは、親だけで行けるスクールカウンセラーです。子どもが動けない時期でも、親が先に話しておけます。
フリースクールにも「行きたくない」と言われたとき:学校の代わりの場所まで断られると、もう道がないように感じます。ただ、新しい場所は、子どもには学校と同じくらい知らない場所です。いきなり通うより、親が先に見に行って話を聞かせる、次に一緒に外から見るだけ、と段を小さくします。決めるのは、子どもが落ち着いてからで間に合います。
親が眠れない夜
夜は、調べものをするほど目がさえていきます。決めることは、明日の朝に回してかまいません。夜に読むための1通は 朝、行きたがらない(夜に読む1通)、親自身のことは 親の悩み(子育てに疲れた) にあります。休ませた朝の連絡は 「学校に行きたくない」と言った朝の欠席連絡 へ。
参考 不登校だった人のその後は、文部科学省「不登校に関する実態調査(平成18年度不登校生徒に関する追跡調査)」(2014年)。フリースクールの出席扱いは文部科学省「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」(2015年)、無料の施設の割合は労働政策研究・研修機構の調査(2020年)。受け止めとできると思う気持ちを1つの文で言う方法は、イェール大学の親向けプログラムSPACE(米国立衛生研究所、2019年)。
朝どうしても起きられず、午後になると元気になる形が続くときは、体の病気(起立性調節障害)のこともあります。朝起きられない・午後になると元気、のときに確かめること →
相談できるところ
担任の先生と学校のスクールカウンセラー。夜や休日も、24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(文部科学省。子どもも保護者も相談でき、電話をかけた地域の教育委員会の相談機関につながります)。休みが続くときは、市区町村の教育委員会の教育支援センターも相談先です。ひとりで抱えなくて大丈夫です。
どこに連絡するか迷ったら:5つ選ぶだけの子育ての相談先ナビ(学校の外の窓口・電話で最初に言うことまで)
子どもが「死にたい」と言った・自傷に気づいたときは 親が今夜できることと、24時間の相談先 へ。
ほかのことも話したいときは、子育て相談室へ。ただ聞いてほしい日は受け止めるだけ、試すと決めた一手は3日後に「その後どう?」と続きを聞きます。
ほかの悩みから探す
- 「学校に行きたくない」と言われた夜に、明日の朝のための一手
- 子どもにイライラして怒ってしまう(自分の育て方が悪かった?と思う夜に)
- 小学生の癇癪・パニック・すぐ怒る・話さない
- 子育てに疲れた・イライラが止まらない・愚痴を言える人がいない
- 子どもの体や発達が気になる
出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」(2025年10月29日公表)、文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」。スクールコンパスは医学的な判断はしません。
このページについて
書いた人:スクールコンパス編集部。最終確認日:2026年10月9日。
分かること:よくある様子ごとの「なぜそうなりやすいか」、今夜できること1つ、今夜はしなくていいこと、そのまま言える言葉、2週間後の見分け方、相談できる窓口。
分からないこと:お子さんの医学的な判断や診断。気になる様子が続くとき、生活への影響が大きいときは、担任の先生・スクールカウンセラー・かかりつけの小児科・市区町村の相談窓口に、記録を持って相談してください。
根拠にした資料
研究の選び方と言いかえ方、訂正の記録は子育て相談の根拠と編集の決まりにまとめています(書き手:スクールコンパス編集部)。
ひらいて読む(研究と公的資料)
研究でわかっていること(海外の論文と、日本の家庭で確かめた研究から)
論文は英語ですが、ここでは「ひとことで言うと何が分かったか」と「どんな研究か」を先に書き、くわしい中身と出典は下にまとめています。
- 「学校に行きたくない」は、理由を問いつめるより、「行かないと何が楽になっているか」で4つに分けて見ると、打つ手が見つけやすい。
🔎 たくさんの研究のまとめ:学校に行きたがらない子どもについての研究のまとめ(アメリカ)もう少しくわしく・出典
学校に行きたがらない行動を、理由ではなく「何のために続いているか」で4つに分けて見る考え方(いやなことから離れたい/人の前に出る場面から離れたい/家の人のそばにいたい/家のほうが楽しい)を整理した総説。分け方によって、効く関わり方が変わるとしています。
気をつけること:米国を中心とした研究の総説です。お子さんがどれに当たるかは、記録を持って先生やスクールカウンセラーと一緒に見てください。
出典(英語):Kearney, C. A.(2008)School absenteeism and school refusal behavior in youth: A contemporary review. Clinical Psychology Review, 28(3), 451-471 - 親が関わり方を変えるだけで、子ども本人が治療を受けたのと同じくらい、不安が軽くなった。
🔎 2つのやり方をくらべた試験:不安が強い7〜14歳の子ども124人の家庭で、2つのやり方をくらべた試験(アメリカ)もう少しくわしく・出典
不安の強い7〜14歳の子ども124人で、親だけがプログラムを受け、子どもの不安を受け止めながら「合わせすぎる」関わりを減らしたところ、子ども本人が受ける心理療法(認知行動療法)と同じくらい改善しました。
気をつけること:不安症と診断された子どもの臨床試験です。この相談室そのものの効果を示すものではありません。
出典(英語):Lebowitz, E. R., Marin, C., Martino, A., Shimshoni, Y., & Silverman, W. K.(2020)Parent-Based Treatment as Efficacious as Cognitive-Behavioral Therapy for Childhood Anxiety: A Randomized Noninferiority Study of Supportive Parenting for Anxious Childhood Emotions (SPACE). Journal of the American Academy of Child and Adolescent Psychiatry
2024年度、学校に行っていない小学生(不登校)は全国で137,704人と、文部科学省の調査で過去最多でした。
答えは、米国の心理学・小児科・公衆衛生の研究と公的資料、日本の公的資料をもとにしています。海外の資料は、やり方(どう関わると効くか)だけを使い、日本の学校のしくみに合わないところは書き分けています。
よくある質問
Q. フリースクールと教育支援センターは、どうちがいますか?
A. 教育支援センターは市区町村の教育委員会が開く通いの場で、費用はかかりません。フリースクールはNPOなど民間の団体・施設で、会費がかかるところがほとんどです。どちらも、学校の判断で出席として扱われることがあります。子どもが動けない時期は、親だけで行けるスクールカウンセラーにまず話すのが近道です。
Q. 小学生が「学校に行きたくない」と言う理由は?
A. 理由はすぐには言葉にならないことがあります。米国の研究(カーニーら)は、学校でいやな気持ちになることを避けたい、人に見られる・評価される場面を避けたい、親のそばにいたい、家のほうが楽しい、の4つに分けて考えます。朝の様子を選ぶと、どれに近いかと今夜やることが出ます。文部科学省の調査では、令和6年度の小学校の不登校は137,704人でした。
Q. 「行きたくない」と泣く朝、休ませる?行かせる?
A. 毎朝その二択を迫られるのが、いちばんつらいですよね。どちらか一方に決めなくて大丈夫です。「今日はここまで行けたら十分」を、小さく1つ決めます。たとえば「着替えるだけ」「校門まで一緒に」「保健室まで」。その段ができた日は、それで今日はおしまいにします。行けた段が2週間で少しずつ先へ進んでいれば、合っています。どの段から始めるかは、担任の先生に「朝こうなっています」と一言伝えて一緒に決めると、子どもも迷いません。(参考:米国チャイルド・マインド・インスティテュートの「段階的な復帰」。日本では、休むことが必要な場合もあると法律で認められています)
Q. 不登校の理由が、本人にも親にもわからない
A. 理由を聞いても「わからない」としか返ってこないと、どこから手をつければいいのか分からなくなりますよね。それは、めずらしいことではありません。不登校の小学生に聞いた国の調査でも、2割強が「きっかけが自分でもよくわからない」と答えています。理由が言えないのは、うそやわがままではなく、まだ言葉にできないだけのことが多いです。だから今夜は、理由を聞き出すのをやめて、「わからなくていいよ。言いたくなったら教えてね」とだけ伝えます。代わりに、行きたがらない曜日や時間を2週間メモしておくと、言葉より先に形が見えてきます。(参考:文部科学省「不登校児童生徒の実態把握に関する調査」2021年。民間の不登校支援の会社が保護者1,358件の相談を集計した2026年の発表でも、小学生のきっかけでいちばん多いのは「わからない」42.3%でした)
Q. 小1の行き渋り。朝泣いて親から離れられない(母子分離)
A. 玄関や校門で泣かれると、置いていくのがつらくて、立ち去れなくなりますよね。小1のこの時期は、学校がいやというより、親と離れる瞬間がいちばんこわい子が多いです。だから、別れの時間を短く、毎日同じ形にします。そのまま言えるのは「お迎えは3時。またここで会おうね」。言ったら、笑って手を振って、振り返らずに離れます。長く迷うほど、子どもは「やっぱり離れるのは危ないんだ」と感じやすいからです。2週間続けて、泣く時間が少しずつ短くなっていれば、合っています。(参考:米国児童青年精神医学会)
Q. 泣いて行けない子に、なんて言えばいい?
A. 「大丈夫だよ」と言っても泣きやまないと、もう言葉が見つからなくなりますよね。そのまま言えるのは「こわいんだね。それでも、あなたなら少しずつできると思ってるよ」です。分かっているよ、の半分と、信じているよ、の半分を、1つの文で言います。分かってあげるだけだと「やっぱり無理なんだ」に、信じるだけだと「分かってもらえない」になりやすいからです。2週間続けて、子どもが朝に自分から「今日はここまで行く」と言えた日があれば、届いています。(参考:米国イェール大学の親向けの方法「SPACE」)
Q. 体の訴えは、まず体を確かめます(どうすればいい?)
A. 責めずに「痛いんだね」と受け止める
Q. 理由を言えないのは、ふつうのことです(どうすればいい?)
A. 朝の様子と、休んだ日の過ごし方を1週間記録する
Q. 人のことなら、学校と一緒に見ます(どうすればいい?)
A. 途中でさえぎらずに最後まで聞き、「話してくれてありがとう」と言う
Q. 勉強がいやなら、どこで止まっているかを見ます(どうすればいい?)
A. 止まっている単元を1つ見つける(算数なら前提チェック)
Q. 「学校に行きたくない」と言われて、親のほうがつらいです。
A. 朝の「行きたくない」が続くと、仕事や家のこともあって、親が先に消耗します。親がつらくなるのは当然のことです。その朝は理由を問いつめず、行くか休むかは1人で決めずに、担任の先生に連絡して一緒に考えてもらってください。親自身の話を聞いてもらう場所として、市区町村の子育ての相談窓口や、夜も使える24時間子供SOSダイヤル(保護者も相談できます)があります。
Q. 子どもが「学校に行きたくない」と言ったら、休ませてもいいですか?
A. 休ませるかどうかは、その朝の様子で決めてかまいません。体の不調を言うとき、強い不安が見えるときは、無理に行かせるより休ませて、理由を問いつめずに過ごします。ただ、休みが続くと戻りにくくなることもあるので、休んだ日も起きる時刻はそろえ、担任の先生には早めに伝えます。数日続くとき、理由が分からないときは、スクールカウンセラーや市区町村の相談窓口へ。
Q. 朝になると、子どもがお腹や頭が痛いと言います。
A. 朝の腹痛や頭痛は、学校に行く前の緊張で出ることがあり、本人には本当に痛い症状です。仮病と決めつけず、まず体を休めます。かかりつけの小児科で体の病気がないかを一度確かめ、そのうえで、どんな日に出やすいか(行事の前・月曜など)を記録すると、先生や医師に相談するときの手がかりになります。
Q. 行き渋りが始まったら、2週間でどう動けばいいですか?
A. 1日目は理由を聞き出さず、朝に「体・学校・友だち、どれが近い?」と3択で1回だけ聞きます。3日目からは朝の流れを毎日同じにし、7日目に担任の先生かスクールカウンセラーと1週間の様子を分け合います。14日目に朝の様子が軽くなったか・同じか・重くなったかを見て、変わらなければ学校の外の相談先と一緒に考えます。このページの「行き渋りの2週間の道のり」を始めると、その日になったら次にやることを出します。
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学校に行きたくないとき、よく調べられていること
小学1年生が「学校に行きたくない」と泣く
1年生は、新しい生活の疲れや、朝の別れのさびしさで泣くことがよくあります。まず「行きたくないんだね」と気持ちだけ受け止め、理由は落ち着いた夜に1つだけ聞きます。続くときは担任に「朝の様子」を連絡帳で伝えてください。連絡帳のお願い・相談の書き方。
5・6年生が学校に行きたくないと言う
高学年は友だち関係や勉強の遅れ、先生との相性など、理由が言葉にしにくくなります。理由を問いつめるより、「休む日」と「行く日」の約束を一緒に決めるほうが話が進みます。上の欄で様子を選ぶと、今夜の一歩が出ます。
小4・小6女子が学校に行きたくないと言う
中学年から高学年の女子は、グループの関係の変化がきっかけになることが多い時期です。「だれと何かあった?」と決めつけず、「最近、学校で疲れることある?」と広く聞きます。
休ませてもいい?
体調や気持ちが限界のときは、休むことも選択肢です。休んだ日は、起きる時刻とご飯の時間だけそろえると、生活が崩れにくくなります。欠席の連絡は欠席連絡の文例で。
不登校でも通える習い事・居場所は?
学校以外に通える場所があると、子どもが自信を取り戻すきっかけになることがあります。少人数で、決まった時間だけ参加できる教室が向いています。相談先は子育ての相談先ナビで、学校の外の窓口も探せます。
朝のたびにぶつかってしまうときは、子育て相談室で今夜の一歩を一緒に決めて、3日後に続きを聞きます。