星槎もみじ中学校(札幌市厚別区)

文部科学省が指定した学びの多様化学校です。まず、電話で相談するところから始まります

2026年9月4日 編集部が公式サイトと北海道の公表資料で確認

📖 このページの読み方

この学校は、北海道のほかの私立中学校11校とは性格がまったく違います。文部科学省から指定・認定を受けた学びの多様化学校で、これまでの学校の枠組みに合わせることが難しかったお子さんが安心して学べる場として作られました。ですから、このページの読み方も他校とは変わります。入試日程を比べる前に、出願するために何が必要かを先にご覧ください。ここがいちばん大事なところです。以下は公式サイトで2026年9月4日に確かめた事実だけで作っています。偏差値・大学合格実績の数値・学校への評価は掲載しません。

📌 まず押さえたいこと

学校に足を運んでいないと、出願できません

これが、この学校のいちばん大きな特徴です。公式の募集要項に、出願条件がこう書かれています。
第2回・第3回入試 … 本人が受験年度の体験授業等に参加していること。保護者が受験年度の個別相談に参加していること。
第1回 自己推薦入試 … 本人が受験年度の体験授業等に3回以上参加していること。保護者が受験年度の個別相談に参加していること。保護者が入試説明会に参加していること。保護者が願書配布説明を受けていること。本校を第一志望とし、合格後入学すること。プレ登校に3回とも参加できること。
願書を取り寄せて出す、という受け方はできません。本人が実際に授業を体験し、保護者が個別に相談していることが前提になっています。これは受験生をふるいにかけるための条件ではなく、入る前にお互いを確かめるための条件だと読めます。合う・合わないを、合格発表のあとではなく、その前に見きわめる。だから、まず相談から始まります。

個別相談は、オープンスクール以外の日でもできます

公式に、入試までの流れがこう案内されています。イベントへの参加 → 個別相談への参加 → 出願。そして個別相談については、気になること、不安なこと、困っていることなどちょっとしたことでも遠慮なくご相談ください。個別相談はオープンスクール以外の日程でも可能ですと書かれています。
決まった日を待たなくていいということです。人の多い日には行きにくい、というご家庭もあると思います。そういう場合に、別の日を用意してもらえる。ここは電話で相談できます。
体験入学(オープンスクール)については、公式に保護者向けの説明とは別の教室で、児童向けの説明会を行うと案内されています。中身は在校生からの学校紹介やインタビューで、体験授業のように楽しみながら学校のことを知れる形。お子さんが「行ってもいい」と思える設計になっています。

朝の会から帰りの会まで、すべての授業がZOOMで配信されています

公式サイトにこう書かれています。朝の会から帰りの会まで、すべての授業をZOOMで配信しています。授業中も疲れたら休憩できたり、部活動を目的に登校できたりと、「まず学校に関わること」を大切にした柔軟な登校ができます。
一部の授業ではなく、朝の会から帰りの会まで全部です。そして部活動を目的に登校してもいい。教室に入ることを最初の一歩にしていません。
この「まず学校に関わること」という考え方は、いま毎日通えていないお子さんのご家庭にとって、大きな意味を持つと思います。通えるようになってから入るのではなく、関わりながら形を探していける。そういう前提で作られた学校です。

🏫 学びの多様化学校とは、どういう学校か

公式の学校案内に、こう書かれています。50年以上にわたり教育活動を続けてきた星槎グループ・学校法人国際学園が、北海道内初の「不登校特例校」として文部科学省に指定・認定を受け、2014年に開校。現在は「学びの多様化学校」として、多様な背景や学び方を持つ生徒たちを受け入れています。

続けてこうあります。文部科学省より指定・認定を受けた、不登校の経験を持つ生徒や、特別な支援・自立支援を必要とする生徒たちのための特別な中学校です。さまざまな事情から「これまでの学校の枠組み」に合わせることが難しかった生徒たちが、安心して自分らしく学べる環境が法律に基づいて保障されています。

ここで大事なのは「法律に基づいて保障されています」という部分です。学びの多様化学校は、教育課程を通常の中学校とは違う形で組むことが、制度として認められています。先生が個別に配慮してくれる、という話ではありません。学校のつくりそのものが違います。だから時間割も、登校の仕方も、通常の中学校と同じ物差しでは比べられません。「うちの子には無理かもしれない」と思っている条件が、この学校では条件ではないことがあります。そこを確かめるために、個別相談があります。

📝 入試は3回。第1回だけ、条件も中身も違います

 第1回 自己推薦入試第2回・第3回入試
出願の条件本人が体験授業等に3回以上参加
保護者が個別相談に参加
保護者が入試説明会に参加
保護者が願書配布説明を受けている
本校を第一志望とし、合格後入学すること
プレ登校に3回とも参加できること
本人が体験授業等に参加していること
保護者が個別相談に参加していること
選考方法面接(本人)のみ。学力試験はありません学力試験(算数・作文)面接(本人)
出願書類入学志願票・写真票・受験票/受験料振込金受領書/受験票返送用封筒(244円切手)/選考結果通知用封筒(670円切手)/自己推薦書誓約書入学志願票・写真票・受験票/受験料振込金受領書/受験票返送用封筒(244円切手)/選考結果通知用封筒(700円切手
募集生徒数90名(30名×3クラス)
受験料10,000円 所定の振込用紙で指定口座へ振込。受領書を入学志願票の裏面に貼付

第1回は面接だけで、学力試験がありません。そのかわり条件が重く、体験授業に3回以上合格後は必ず入学プレ登校に3回とも参加です。第2回・第3回は学力試験(算数・作文)があるかわりに、条件がずっと軽い。本人が体験授業等に参加していること、保護者が個別相談に参加していること、この2つだけです。

つまり「この学校に決めた」というご家庭には第1回、「まだ考えている」というご家庭には第2回・第3回という設計になっています。どちらが有利という話ではなく、気持ちの段階に合わせて入口が用意されているということです。学力試験は算数と作文で、国語・理科・社会はありません。

🌱 合格したあとに「プレ登校」があります

公式に、受験に合格した生徒を対象とした授業ですと説明されています。年に3回あり、第1回自己推薦入試の合格者は参加が必須です。第3回では保護者向けオリエンテーションも実施されます。

回によって対象が広がっていきます。1回目は第1回入試の合格者だけ、2回目は第1回と第2回の合格者、3回目は第1回から第3回すべての合格者。つまり早く決まった人ほど、入学までに学校で過ごす時間が長くなります。

これは、ほかの学校の「入学説明会」とはまったく違うものです。合格してから入学までの数か月に、実際の授業を受けに来る。4月に初めて教室に入るのではなく、そのころにはもう何度か来ている状態にしておく。新しい環境に入るときの負担を、いちばん軽くする設計だと思います。入学式の日が「はじめての日」にならない。ここは、いま毎日通えていないお子さんのご家庭にとって、大きな意味があるところです。

⚠️ 日程については、公式で必ずご確認ください

2026年9月4日に編集部が公式の入学情報のページを確認したところ、試験日程の表は「令和6年度 新入生 試験日程」と題されたものが掲載されていました。これは過去の年度のものです。ですから、このページには日付を載せていません。誤った日付をお伝えするより、載せないほうがよいと判断しました。

ただし、時期の目安としては読めます。前年度の並びでは、第1回の出願が11月下旬から12月下旬、試験が1月中旬。第2回の出願が1月中旬から2月上旬、試験が2月中旬。第3回は入試日前日まで出願を受け付け、日程は要相談という形でした。第3回に「要相談」とあるのは、この学校の姿勢がよく出ているところだと思います。

この学校は、出願の前に必ず学校と連絡を取ることになります。体験授業と個別相談が出願の条件だからです。ですから日程は、その相談のときに直接確かめるのがいちばん確実です。公式サイトには体験入学・学校説明会スケジュールのページと、募集要項のPDFが用意されています。学費などの詳細もそちらにあります。

✅ 編集部が確認できたこと

出典 星槎もみじ中学校の公式サイト(2026年9月4日に編集部が確認)。定員・所在地・電話・設置年月日は北海道 私立中学校名簿(令和7年9月1日現在)。

所在地北海道札幌市厚別区もみじ台北5丁目12-1
電話011-809-3830
公式サイトhttps://seisa.ed.jp/momiji-jh/
共学・別学共学
募集生徒数90名(30名×3クラス)。名簿の定員270はその3学年ぶんにあたります
設置年月日平成25年12月3日。2014年に開校
位置づけ文部科学省が指定・認定した学びの多様化学校北海道内初の不登校特例校として指定を受けた
学校法人国際学園(星槎グループ)。50年以上にわたり教育活動を続けてきたと公式に紹介。大学併設校
授業の配信朝の会から帰りの会まで、すべての授業をZOOMで配信
登校のしかた授業中も疲れたら休憩でき、部活動を目的に登校することもできる
教育の考え方公式に「授業の星槎」として共感理解教育をもとにした授業「関わり合いの学び」子どもFirstの考え方をもとにした、入学してから全道一成長する学校と掲げる
選択ゼミ公式サイトに選択ゼミの紹介がある
相談教育相談・個別相談を随時受付と公式に案内。個別相談はオープンスクール以外の日程でも可能
出願方法関係書類を期間内必着で郵送(Web出願ではありません)

🔎 確認できていないこと(と、どこに載るか)

この学校は、まず電話で相談するところから始まります。公式に教育相談・個別相談も随時受付中と案内されており、気になること、不安なこと、困っていることなどちょっとしたことでも遠慮なくご相談くださいと書かれています。受験するかどうかを決めていなくてもかまいません。

公式「星槎もみじ中学校」 → 公式「学校案内」 → 公式「入学情報(新入生募集要項)」 → 公式「体験入学・相談会・説明会」 → 電話 011-809-3830

🗺 ほかの学校と見比べる

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⚠️ ご注意
このページは2026年9月4日に編集部が学校の公式サイトと北海道の公表資料で確認した内容で作成しています。公式の入学情報のページに掲載されている試験日程の表は過去の年度のものだったため、日付はこのページに載せていません。出願条件・選考方法・募集生徒数・受験料は同じページの記載によります。日程・選考方法・金額は変更されることがあります。出願の前に、必ず公式の募集要項でご確認ください。この学校は体験授業への参加と個別相談が出願の条件になっているため、まず学校へご相談ください。偏差値・大学合格実績の数値・学校への評価は掲載していません。

星槎もみじ中学校を検討しているご家庭へ

札幌市厚別区もみじ台北にある共学の中学校です。文部科学省から指定・認定を受けた学びの多様化学校で、公式の学校案内によれば北海道内初の「不登校特例校」として指定を受け、2014年に開校しました。設置しているのは学校法人国際学園(星槎グループ)です。募集生徒数は90名(30名×3クラス)

北海道のほかの私立中学校11校とは、性格がまったく違います。公式にこう書かれています。さまざまな事情から「これまでの学校の枠組み」に合わせることが難しかった生徒たちが、安心して自分らしく学べる環境が法律に基づいて保障されています。大事なのは「法律に基づいて」という部分です。先生が個別に配慮してくれるという話ではなく、学校のつくりそのものが違います。だから通常の中学校と同じ物差しでは比べられません。

この学校を考えるうえで、いちばん先に知っておくべきことがあります。学校に足を運んでいないと、出願できません。出願条件に本人が受験年度の体験授業等に参加していること、保護者が受験年度の個別相談に参加していることとあります。第1回の自己推薦入試ではさらに重く、本人が体験授業等に3回以上参加、保護者が入試説明会と願書配布説明に参加、合格後は必ず入学プレ登校に3回とも参加まで求められます。これはふるいにかけるための条件ではなく、入る前にお互いを確かめるための条件だと読めます。

相談のハードルは、逆に低く作られています。公式に個別相談はオープンスクール以外の日程でも可能です気になること、不安なこと、困っていることなどちょっとしたことでも遠慮なくご相談くださいと書かれています。人の多い日には行きにくい、というご家庭のために、別の日を用意してもらえる。受験するかどうかを決めていなくてもかまいません。電話は011-809-3830です。

学校の中身についても、公式にはっきり書かれています。朝の会から帰りの会まで、すべての授業をZOOMで配信しています。授業中も疲れたら休憩できたり、部活動を目的に登校できたりと、「まず学校に関わること」を大切にした柔軟な登校ができます。一部ではなく全部の授業が配信され、部活動を目的に登校してもいい。教室に入ることを最初の一歩にしていません。

入試は3回あります。第1回の自己推薦入試は面接だけで、学力試験がありません。そのかわり条件が重い。第2回・第3回は学力試験(算数・作文)があるかわりに、条件がずっと軽くなります。本人が体験授業等に参加していること、保護者が個別相談に参加していること、この2つだけです。「この学校に決めた」というご家庭には第1回、「まだ考えている」というご家庭には第2回・第3回。気持ちの段階に合わせて入口が用意されている、ということだと思います。

そして、合格したあとにプレ登校があります。公式に受験に合格した生徒を対象とした授業ですと説明されており、年に3回。4月に初めて教室に入るのではなく、そのころにはもう何度か来ている状態にしておく。入学式の日が「はじめての日」にならないための設計です。いま毎日通えていないお子さんのご家庭にとって、ここは大きな意味があると思います。

なお、公式の入学情報のページに載っている試験日程の表は過去の年度のものでした。ですからこのページには日付を載せていません。この学校はどのみち、出願の前に必ず学校と連絡を取ることになります。日程は、その相談のときに直接確かめるのがいちばん確実です。