NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第24回(6月21日放送予定)の主役は、先週世を去った竹中半兵衛と「両兵衛」とよばれた、もう一人の天才軍師・黒田官兵衛です。
👤 黒田官兵衛とは、どんな人?
1546年、播磨国(いまの兵庫県)の生まれ。羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)に仕え、戦わずに敵を味方にする「調略」や、先を読む知恵で数々の勝利をささえました。「力ではなく知恵で勝つ」のが身上で、竹中半兵衛とあわせて「両兵衛(二人のべえ)」とよばれました。
⚔️ 事件:1578年、摂津の荒木村重が織田信長にそむいた(謀反)。説得に向かった官兵衛が、逆に有岡城の土牢に約1年間幽閉されてしまう
😡 誤解:もどらない官兵衛を「裏切った」と思いこんだ信長は、人質の息子・松寿丸(のちの黒田長政)を殺すよう命令
🕊️ 友の真心:先週えがかれた竹中半兵衛が「官兵衛は裏切らない」と信じ、命令にそむいて松寿丸をひそかにかくまったと伝わる
🌅 救出:約1年後、有岡城が落ちて救い出された官兵衛は、足が不自由になっていた。それでも知恵をあきらめず、のちに九州で大名となる
官兵衛のすごさは、暗い土牢での約1年という逆境を、絶望せずに耐え抜いたこと。そして、自分を救ってくれた友・半兵衛の真心を生涯忘れなかったこと。救われた松寿丸はのちに福岡藩の初代藩主・黒田長政となり、父官兵衛とともに関ヶ原の戦いで活躍します。先週の「さらば半兵衛」と、今週の「軍師官兵衛!」は、友情でつながった一つの物語なのです。
📺 「豊臣兄弟!」第24回「軍師官兵衛!」は、6月21日(日)よる8時からNHK総合で放送予定です。
🤔 考えてみよう
官兵衛は、暗い土牢の1年をあきらめずに耐え抜きました。今週は、H3ロケット(失敗からの成功)やサッカー日本代表(2度追いついた引き分け)にも「あきらめない力」が見られました。きみが「もうだめだ」と思ったとき、あきらめずに続けるために、どんな工夫ができそう? 家族と話し合ってみよう。