「卵の産地は千葉」と習った人もいるかも。最新の統計ではどうなっている?
🥇 卵(鶏卵)の生産量1位は鹿児島県(17.2万t・全国の7.0%)
2位茨城県、3位岡山県、4位広島県、5位群馬県(2025年・農林水産省)。1つの県に集まらず、全国で作られています。
🧭 ランキング産地の地図なぜその県?羽数とのちがい1人何個?入試の出方クイズ
色がこいほど、全国にしめる割合が大きい県だよ。灰色の県は上位の表に入っていない県です。
🐔 卵の産地は全国に散らばる
上位10県を合わせても全国の約5割。卵は毎日食べる身近な食べもので、われやすく新しさが大事なので、大都市の近くを含めて全国で作られています。
🥇 鹿児島県 ── 畜産がさかんな県
鹿児島県は豚やブロイラー(肉用の鶏)でも日本一で、畜産がとてもさかんです。シラス台地で米づくりが難しい土地で、畜産が発達しました。
🥈 茨城県・千葉県 ── 東京の近く
大消費地の東京に近く、新しい卵を早く届けられます(近郊農業)。
{卵|たまご}を{産|う}む{鶏|にわとり}({採卵鶏|さいらんけい})を{飼|か}っている{数|かず}では、2026{年|ねん}2{月|がつ}1{日|にち}{現在|げんざい}で{千葉県|ちばけん}が1{位|い}です。でも、1{年間|ねんかん}に{産|う}まれた{卵|たまご}の{量|りょう}では{鹿児島県|かごしまけん}が1{位|い}。{調|しら}べる{日|ひ}の{数|かず}と、1{年間|ねんかん}の{量|りょう}は{別|べつ}のものなので、{順位|じゅんい}がちがうことがあるのです。
2025{年|ねん}の{千葉県|ちばけん}の{卵|たまご}は{前|まえ}の{年|とし}より{約|やく}2{割|わり}、{愛知県|あいちけん}は{約|やく}16%{減|へ}りました。{冬|ふゆ}に{鳥|とり}インフルエンザが{出|で}ると、{感染|かんせん}を{広|ひろ}げないために{農場|のうじょう}の{鶏|にわとり}を{処分|しょぶん}するため、その{県|けん}の{生産量|せいさんりょう}が{大|おお}きく{減|へ}ることがあります。
{全国|ぜんこく}の{卵|たまご}は1{年|ねん}で{約|やく}245{万|まん}t。{卵|たまご}1{個|こ}を{約|やく}60gとすると、245{万|まん}t=24{億|おく}5000{万|まん}kgなので、24.5{億|おく}kg÷0.06kg={約|やく}410{億個|おくこ}。{日本|にほん}の{人口|じんこう}を{約|やく}1{億|おく}2000{万|まん}{人|にん}とすると、1{人|り}{約|やく}340{個|こ}。ほぼ1{日|にち}1{個|こ}です({輸入|ゆにゅう}や{加工|かこう}{用|よう}も{含|ふく}めたざっくりの{計算|けいさん})。
畜産の問題では、鹿児島・宮崎の南九州と北海道、東京に近い茨城・千葉が上位によく出ます。卵は「上位の割合がどれも小さい(1位でも7%)」のが特徴で、グラフで見分けるヒントになります。
練習:グラフの読みとり(上位5県から品目を当てる)
Q1. 上位5県がこうなる品目は?
1位 山梨県(26%) ・2位 長野県(20%) ・3位 岡山県(9%) ・4位 山形県(8%) ・5位 北海道(4%)
ヒント:盆地の多い中部地方の2県が上位
Q2. 上位5県がこうなる品目は?
1位 和歌山県(22%) ・2位 奈良県(14%) ・3位 福岡県(8%) ・4位 岐阜県(6%) ・5位 愛知県(6%)
ヒント:近畿の2県が1・2位
Q3. 上位5県がこうなる品目は?
1位 熊本県(13%) ・2位 千葉県(12%) ・3位 山形県(10%) ・4位 鳥取県(7%) ・5位 新潟県(6%)
ヒント:九州の県と関東の県が1・2位で接戦
こたえ:鹿児島県
こたえ:千葉県
こたえ:約7%
こたえ:ブロイラー
こたえ:約340個(ほぼ1日1個)
🥇 生産量日本一の早見表(57品目) 鹿児島県の有名なもの 🚚 近郊農業とは 🏠 促成栽培・抑制栽培とは 🍎 47都道府県の特産物 🧩 都道府県パズル
出典:農林水産省「鶏卵流通統計調査 令和7年(2026年3月31日公表)」。上位10県のみ公表の値を使っています。採卵鶏の羽数は「畜産統計調査」令和8年2月1日現在(第1報)。順位と全国にしめる割合は公表値からスクールコンパス編集部が計算しました(2026年11月6日確認)。「なぜ」の説明は、教科書などで一般的に説明される気候・地形の理由をもとに編集部が書いたものです。
鹿児島県です。2025年の鶏卵生産量は17万1,647tで、全国の7.0%です。
鹿児島県・茨城県・岡山県・広島県・群馬県です(2025年)。
卵を産む鶏を飼っている数(2026年2月1日現在)では千葉県が1位です。1年間に産まれた卵の量では、2025年は鹿児島県が1位で千葉県は6位でした。
2025年は前の年より約2割減りました。鳥インフルエンザが出た農場では鶏を処分するため、生産量が大きく減ることがあります。
農林水産省「鶏卵流通統計調査」令和7年(2026年3月31日公表)です。