小3〜小4、選択肢が増えて迷う時期
塾に行かせるべきか。中学受験をするのか。スマホはいつ持たせるか——小3〜4は「決めなきゃいけないこと」が急に増える時期です。でもお子さまのタイプによって、正解は全然違います。
🧱 10歳の壁・小4の壁・ギャングエイジとは
10歳の壁(9歳の壁)とは
小学3〜4年生ごろに、勉強の中身が目に見えるものから頭の中で考えるもの(分数・小数・面積・長い文章の読み取り)へ変わり、ついていけるかどうかの差が開きやすくなることを指す言い方です。文部科学省も、9歳以降は物事を少し離れて見られるようになる一方、発達の個人差が大きくなる時期(いわゆる「9歳の壁」)と整理しています。自分とほかの子を比べられるようになるので、「どうせできない」と思いこみやすい時期でもあります。
小4の壁とは
2つの意味で使われます。1つは上の「10歳の壁」と同じ、勉強のつまずきの壁。もう1つは共働き家庭の壁で、学童が低学年優先の地域では4年生で学童を出ることが多く、放課後の居場所と留守番をどうするかが急に決めごとになります(学童と放課後の小3・小4の壁 →)。
ギャングエイジとは
小学校の中学年ごろ、同じ年ごろ・同じ性別の仲間で集まり、自分たちだけの決まりや合い言葉、秘密の遊びを作るようになる時期の呼び方です(発達心理学で使われてきた言葉)。親や先生より仲間の決まりを大事にするので、言うことを聞かなくなったように見えますが、決まりを守る・役割を分ける・けんかを仲直りする力が育つ大事な時期です。
親ができること(3つ)
- 勉強は「どこからわからないか」を一緒に見つける。分数・小数・面積でつまずいたら、1つ前の学年に戻るのは遠回りではありません。4年生の算数(単元ごと)→
- ほかの子とではなく、前のわが子と比べてほめる。「先週より速くなったね」のように、きのうの自分との差を言葉にします。自己肯定感を高める親の関わり方 →
- 仲間の話は、決まりではなく中身を聞く。「誰と何をしたの?」を責めずに聞いておくと、困ったときに話してくれやすくなります。
出典:文部科学省「子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題」(子どもの徳育に関する懇談会)
💭 よくある悩み
塾に行かせるべきか迷っている
周りが通い始めた、でもまだ早い気もする
競争が好きなタイプ
自分のペースが大事なタイプ
スマホ・ゲームとの付き合い方
友だちがLINEを使い始めた、ゲーム時間が増えた
として使いたいタイプ
メインになりそうなタイプ
友だち関係が複雑になってきた
グループができた、仲間外れ、陰口が始まった
元気がないタイプ
怒りで表現するタイプ
勉強が急に難しくなった
算数でつまずいた、読解力が追いつかない、テストの点が下がった
つまずいているタイプ
追いつかないタイプ
中学受験するかどうか決められない
情報が多すぎる、子どもの意思がわからない、費用も心配
まだ踏み切れない
迷っている