ホーム熟語辞典小3までに習う › 事実

じじつ事実の意味と使い方

まず当ててみる

意味を読む前に、どちらか選んでください。当たっても外れても、そのあと読んだ意味が残ります。

「事実」の意味

本当にあったことです。

2つの漢字が合わさってできている

熟語は、漢字の意味どうしがくっついてできています。1字ずつの意味が分かると、はじめて見る熟語でも見当がつくようになります。

事実 じじつ

「事実」で、まちがえやすいところ

学校の場面で言うと 「昨日、雨がふった」は事実です。「昨日は最悪な日だった」は事実ではなく、感じ方です。作文でこの2つを分けて書けると、読む人に伝わりやすくなります。

意味を覚えるだけだと、問題文の中で取りちがえます。どんなときに困るのかを先に知っておくと、テストで手が止まりません。

そのまま使える例文2つ

まず事実を書いて、そのあとに自分の考えを書きます。
新聞記事から、事実だけを線でかこみました。

「事実」に使われている漢字

1画ずつの書き順と、ほかの読み方は、それぞれの漢字のページで確かめられます。この熟語に使う漢字は、小学3年生までに全部習います。

読み方・画数・部首
音読み じ・ず
訓読み こと
小学3年生で習う字/8画/部首は「亅」
この字を使うほかの言葉 万事・事件・事例・事典・事務・事変・事情・事態・事故・事業「事」の書き順を1画ずつ見る →
音読み じつ
訓読み み・みの(る)
小学3年生で習う字/8画/部首は「宀」
この字を使うほかの言葉 内実・切実・口実・史実・名実・実り・実る・実体・実像・実兄「実」の書き順を1画ずつ見る →

学年は文部科学省「小学校学習指導要領」の学年別漢字配当表、画数と部首は常用漢字表によります。

同じ漢字を使う仲間の熟語

熟語は1語ずつ覚えるより、同じ字を使う語をまとめて見たほうが残ります。漢字の意味のほうから思い出せるようになるからです。

事例(じれい)説明のために取り上げる、実際にあったことの例のことです。 事情(じじょう)そうなっている、こまかい理由やようすのことです。 誠実(せいじつ)まじめで、心がこもっていることです。 実験(じっけん)考えたことが本当かどうかを、実際にやって確かめることです。

入試ではこう出る

説明文・意見文の読み取りで「事実を述べた一文」と「意見を述べた一文」を分ける問題が定番です。

手を動かしてたしかめる 3問

読んで分かったつもりでも、書けるかどうかは別です。紙に書いてから、下の答えを開いてください。

  1. 「じじつ」を漢字で書きなさい。
  2. 「事実」の読み方をひらがなで書きなさい。
  3. □□にあてはまる熟語を漢字で書きなさい。
    「まず□□を書いて、そのあとに自分の考えを書きます。」
答えを見る

1 事実 / 2 じじつ / 3 事実

3問とも書けたら、この熟語はもう使えます。1つでも止まったら、間をあけて明日もう一度だけやってください。1日おいて2回めができれば残ります。

たしかめ問題

「先生におこられて、ひどい目にあった」の中で、事実の部分はどこですか。

答え 「先生におこられた」の部分です。

「ひどい目にあった」は、そう感じたということです。事実と感じ方を分けて書くと、読んだ人は自分でも考えられます。分けずに書くと、読む人は感じ方をおしつけられたように受け取ります。

読み方の順でとなりの熟語

磁石森林時速親友心臓実際信号辞典植物児童勝敗住所商人住民正直授業出題受験出願順序出席準備

小3までに習う漢字でできた、ほかの熟語

意味円柱海岸回転回路化学化石家族家庭漢字合宿気温期待口調区分具体原油公開公式幸福公平湖水言葉自由

「事実」で、1問つくってみる

意味を読んだら、こんどは出す側に回ってみてください。答えるより、問題を作るほうが頭に残ります。おうちの人や友だちに出すつもりで作ると、もっと残ります。

つくり方の例 この文の〇〇に入る言葉は? 「まず□□を書いて、そのあとに自分の考えを書きます。」

答え 事実(じじつ)

このように、例文の中のこの言葉だけをかくすと、それだけで1問になります。かくす場所を変えれば、同じ文から何問でも作れます。

自分で作るときの手順は3つです。

  1. 場面を1つ決める。学校でも、家でも、テレビで見たことでもかまいません。
  2. その場面を1文で書く。「事実」を必ず入れます。
  3. その言葉だけをかくす。これで1問できあがりです。

「事実」を使った作文の書き出し

作文で手が止まるのは、言葉を知らないときではなく、最初の1文が決まらないときです。この語を使うなら、書き出しはこの形が使えます。

2つとも、書き出しのあとに自分が実際に見たことを1つ足すだけで、続きが書けます。うまい言い回しをさがすより、見たことを書くほうが早く進みます。

熟語は、まとめて覚えないでください

熟語を一覧表で50個ずつ覚えようとすると、たいてい続きません。1日1つ、使ってみるほうが残ります。

おすすめは、この言葉を今日のうちに1回だけ、口に出して使ってみることです。食卓でも、宿題の合間でもかまいません。使った言葉は忘れません。

もう1つ、続けやすい方法があります。週刊小学生しんぶんを読んでいて分からなかった熟語を、その日のうちに1語だけ引くというやり方です。読んでいる文章の中で出会った言葉は、一覧表で覚えた言葉より残ります。今週のしんぶんから入ってみてください。

漢字プリントをやったあとに1語、というのも同じ理由でおすすめです。無料プリントのページから、その日のプリントを1枚選べます。

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