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ことば大辞典──ことわざ・四字熟語・慣用句の意味と例文
言葉は、一覧表で覚えても残りません。1語ずつ、使えるようにするほうが早いです。
このことば大辞典は、1語につき1ページで、意味/どんなときに使うか/そのまま使える例文/にた意味の言葉/たしかめ問題1問を置いています。読むのに1分もかかりません。1日1語で十分です。
🎲 きょうの1語
毎日、日づけで1語が入れかわります。何を読むか決められない日は、ここから1語だけ。意味を見る前の2択にこたえると、カードが1まい手に入ります。
まちがえる人が、いちばん多い言葉
この辞典には、意味を先に出さずに2択で当てさせる語があります。大人でもまちがえる語ばかりを選びました。ここだけ先に見ても構いません。
2択で当ててから、意味が開きます 合いの手を入れるあいのてをいれる
2択で当ててから、意味が開きます 明るみに出るあかるみにでる
2択で当ててから、意味が開きます 悪人正機あくにんしょうき
2択で当ててから、意味が開きます 足が出るあしがでる
2択で当ててから、意味が開きます 足を洗うあしをあらう
2択で当ててから、意味が開きます 足をすくわれるあしをすくわれる
2択で当ててから、意味が開きます 頭打ちあたまうち
2択で当ててから、意味が開きます 頭が上がらないあたまがあがらない
2択で当ててから、意味が開きます 圧巻あっかん
2択で当ててから、意味が開きます 雨降って地固まるあめふってじかたまる
2択で当ててから、意味が開きます 一姫二太郎いちひめにたろう
2択で当ててから、意味が開きます 一部始終いちぶしじゅう
2択で当ててから、意味が開きます 一味同心いちみどうしん
2択で当ててから、意味が開きます 一攫千金いっかくせんきん
2択で当ててから、意味が開きます 一所懸命いっしょけんめい
2択で当ててから、意味が開きます 一杯食わせるいっぱいくわせる
2択で当ててから、意味が開きます 威風堂々いふうどうどう
2択で当ててから、意味が開きます 色を失ういろをうしなう
2択で当ててから、意味が開きます 色をなすいろをなす
2択で当ててから、意味が開きます 慇懃無礼いんぎんぶれい
2択で当ててから、意味が開きます 上を下への大騒ぎうえをしたへのおおさわぎ
2択で当ててから、意味が開きます 穿った見方うがったみかた
2択で当ててから、意味が開きます 浮き足立つうきあしだつ
2択で当ててから、意味が開きます 憂き目を見るうきめをみる
2択で当ててから、意味が開きます 有頂天うちょうてん
2択で当ててから、意味が開きます 有耶無耶うやむや
2択で当ててから、意味が開きます 上手を行くうわてをいく
2択で当ててから、意味が開きます 大手を振るおおでをふる
2択で当ててから、意味が開きます 大目玉を食うおおめだまをくう
2択で当ててから、意味が開きます お株を奪うおかぶをうばう
2択で当ててから、意味が開きます 傍目八目おかめはちもく
2択で当ててから、意味が開きます 押しも押されもせぬおしもおされもせぬ
2択で当ててから、意味が開きます 鬼の居ぬ間に洗濯おにのいぬまにせんたく
2択で当ててから、意味が開きます 十八番おはこ
2択で当ててから、意味が開きます お鉢が回るおはちがまわる
2択で当ててから、意味が開きます 汚名返上おめいへんじょう
2択で当ててから、意味が開きます おもむろにおもむろに
2択で当ててから、意味が開きます 折り紙付きおりがみつき
2択で当ててから、意味が開きます 御の字おんのじ
2択で当ててから、意味が開きます 確信犯かくしんはん
2択で当ててから、意味が開きます 割愛するかつあいする
2択で当ててから、意味が開きます 家内安全かないあんぜん
2択で当ててから、意味が開きます 辛党からとう
2択で当ててから、意味が開きます 枯れ木も山の賑わいかれきもやまのにぎわい
2択で当ててから、意味が開きます 枯れ木も山のにぎわいかれきもやまのにぎわい
2択で当ててから、意味が開きます 閑話休題かんわきゅうだい
2択で当ててから、意味が開きます 我武者羅がむしゃら
2択で当ててから、意味が開きます 気宇壮大きうそうだい
2択で当ててから、意味が開きます 気が置けないきがおけない
2択で当ててから、意味が開きます 気が置けるきがおける
2択で当ててから、意味が開きます 気が引けるきがひける
2択で当ててから、意味が開きます 木で鼻をくくるきではなをくくる
2択で当ててから、意味が開きます 奇特きとく
2択で当ててから、意味が開きます きな臭いきなくさい
2択で当ててから、意味が開きます 気に留めるきにとめる
2択で当ててから、意味が開きます 決まりが悪いきまりがわるい
2択で当ててから、意味が開きます 気を吐くきをはく
2択で当ててから、意味が開きます 金字塔を打ち立てるきんじとうをうちたてる
2択で当ててから、意味が開きます 琴線に触れるきんせんにふれる
2択で当ててから、意味が開きます 苦言を呈するくげんをていする
2択で当ててから、意味が開きます 苦汁をなめるくじゅうをなめる
2択で当ててから、意味が開きます 口が重いくちがおもい
2択で当ててから、意味が開きます 口が堅いくちがかたい
2択で当ててから、意味が開きます 口を切るくちをきる
2択で当ててから、意味が開きます 首が回らないくびがまわらない
2択で当ててから、意味が開きます 君子豹変くんしひょうへん
2択で当ててから、意味が開きます けりをつけるけりをつける
2択で当ててから、意味が開きます 喧喧囂囂けんけんごうごう
2択で当ててから、意味が開きます 逆鱗に触れるげきりんにふれる
2択で当ててから、意味が開きます 檄を飛ばすげきをとばす
2択で当ててから、意味が開きます 言語明瞭げんごめいりょう
2択で当ててから、意味が開きます 好事魔多しこうじまおおし
2択で当ててから、意味が開きます 巧遅拙速こうちせっそく
2択で当ててから、意味が開きます 心もとないこころもとない
2択で当ててから、意味が開きます 心を鬼にするこころをおににする
2択で当ててから、意味が開きます 姑息こそく
2択で当ててから、意味が開きます 小春日和こはるびより
2択で当ててから、意味が開きます 号泣ごうきゅう
2択で当ててから、意味が開きます 御多分に漏れずごたぶんにもれず
2択で当ててから、意味が開きます 采配を振るさいはいをふる
2択で当ててから、意味が開きます さじを投げるさじをなげる
2択で当ててから、意味が開きます さわりさわり
2択で当ててから、意味が開きます 三位一体さんみいったい
2択で当ててから、意味が開きます 明明後日しあさって
2択で当ててから、意味が開きます 潮時しおどき
2択で当ててから、意味が開きます 敷居が高いしきいがたかい
2択で当ててから、意味が開きます 舌が肥えるしたがこえる
2択で当ててから、意味が開きます 舌鼓を打つしたつづみをうつ
2択で当ててから、意味が開きます 舌の根の乾かぬうちにしたのねのかわかぬうちに
2択で当ててから、意味が開きます 七転八起しちてんはっき
2択で当ててから、意味が開きます 失笑しっしょう
2択で当ててから、意味が開きます 小事は大事しょうじはだいじ
2択で当ててから、意味が開きます 諸行無常しょぎょうむじょう
2択で当ててから、意味が開きます 白を切るしらをきる
2択で当ててから、意味が開きます 思慮分別しりょふんべつ
2択で当ててから、意味が開きます 四六時中しろくじちゅう
2択で当ててから、意味が開きます 深謀遠慮しんぼうえんりょ
2択で当ててから、意味が開きます すべからくすべからく
2択で当ててから、意味が開きます 図星ずぼし
2択で当ててから、意味が開きます 青天の霹靂せいてんのへきれき
2択で当ててから、意味が開きます 責任転嫁せきにんてんか
2択で当ててから、意味が開きます 世間が狭いせけんがせまい
2択で当ててから、意味が開きます 世間ずれせけんずれ
2択で当ててから、意味が開きます 相好を崩すそうごうをくずす
2択で当ててから、意味が開きます 空恐ろしいそらおそろしい
2択で当ててから、意味が開きます 大山鳴動たいざんめいどう
2択で当ててから、意味が開きます 高嶺の花たかねのはな
2択で当ててから、意味が開きます 高みの見物たかみのけんぶつ
2択で当ててから、意味が開きます 他山の石たざんのいし
2択で当ててから、意味が開きます ただより高いものはないただよりたかいものはない
2択で当ててから、意味が開きます 立て板に水たていたにみず
2択で当ててから、意味が開きます 他力本願たりきほんがん
2択で当ててから、意味が開きます 竹馬の友ちくばのとも
2択で当ててから、意味が開きます 適者生存てきしゃせいぞん
2択で当ててから、意味が開きます 手玉に取るてだまにとる
2択で当ててから、意味が開きます 手に余るてにあまる
2択で当ててから、意味が開きます 手をこまねくてをこまねく
2択で当ててから、意味が開きます 手を抜くてをぬく
2択で当ててから、意味が開きます 天衣無縫てんいむほう
2択で当ててから、意味が開きます 灯台下暗しとうだいもとくらし
2択で当ててから、意味が開きます 当を得るとうをえる
2択で当ててから、意味が開きます とどのつまりとどのつまり
2択で当ててから、意味が開きます とりつく島がないとりつくしまがない
2択で当ててから、意味が開きます 同工異曲どうこういきょく
2択で当ててから、意味が開きます 独断専行どくだんせんこう
2択で当ててから、意味が開きます 泥仕合どろじあい
2択で当ててから、意味が開きます 内柔外剛ないじゅうがいごう
2択で当ててから、意味が開きます 流れに棹さすながれにさおさす
2択で当ててから、意味が開きます 情けに刃向かう刃なしなさけにはむかうやいばなし
2択で当ててから、意味が開きます 情けは人の為ならずなさけはひとのためならず
2択で当ててから、意味が開きます なし崩しなしくずし
2択で当ててから、意味が開きます にやけるにやける
2択で当ててから、意味が開きます 濡れ手で粟ぬれてであわ
2択で当ててから、意味が開きます 願ってもないねがってもない
2択で当ててから、意味が開きます 猫なで声ねこなでごえ
2択で当ててから、意味が開きます 熱願冷諦ねつがんれいてい
2択で当ててから、意味が開きます 熱に浮かされるねつにうかされる
2択で当ててから、意味が開きます 破顔一笑はがんいっしょう
2択で当ててから、意味が開きます 八方美人はっぽうびじん
2択で当ててから、意味が開きます 破天荒はてんこう
2択で当ててから、意味が開きます 鼻につくはなにつく
2択で当ててから、意味が開きます 鼻を折るはなをおる
2択で当ててから、意味が開きます 腹をくくるはらをくくる
2択で当ててから、意味が開きます 爆笑ばくしょう
2択で当ててから、意味が開きます 引く手あまたひくてあまた
2択で当ててから、意味が開きます 膝を打つひざをうつ
2択で当ててから、意味が開きます 火の車ひのくるま
2択で当ててから、意味が開きます 火蓋を切るひぶたをきる
2択で当ててから、意味が開きます 百花繚乱ひゃっかりょうらん
2択で当ててから、意味が開きます 美辞麗句びじれいく
2択で当ててから、意味が開きます 不易流行ふえきりゅうこう
2択で当ててから、意味が開きます 不即不離ふそくふり
2択で当ててから、意味が開きます 二つ返事ふたつへんじ
2択で当ててから、意味が開きます 舟をこぐふねをこぐ
2択で当ててから、意味が開きます 噴飯ものふんぱんもの
2択で当ててから、意味が開きます 憮然ぶぜん
2択で当ててから、意味が開きます 物議を醸すぶつぎをかもす
2択で当ててから、意味が開きます 下手の横好きへたのよこずき
2択で当ててから、意味が開きます 仏の顔も三度ほとけのかおもさんど
2択で当ててから、意味が開きます 馬子にも衣装まごにもいしょう
2択で当ててから、意味が開きます 的を射るまとをいる
2択で当ててから、意味が開きます 眉をひそめるまゆをひそめる
2択で当ててから、意味が開きます 満場一致まんじょういっち
2択で当ててから、意味が開きます 見得を切るみえをきる
2択で当ててから、意味が開きます 水を打ったようみずをうったよう
2択で当ててから、意味が開きます 三つ子の魂百までみつごのたましいひゃくまで
2択で当ててから、意味が開きます 耳が早いみみがはやい
2択で当ててから、意味が開きます 耳にたこができるみみにたこができる
2択で当ててから、意味が開きます 耳をそろえるみみをそろえる
2択で当ててから、意味が開きます 身も蓋もないみもふたもない
2択で当ててから、意味が開きます 身を粉にするみをこにする
2択で当ててから、意味が開きます 虫が知らせるむしがしらせる
2択で当ててから、意味が開きます 明哲保身めいてつほしん
2択で当ててから、意味が開きます 目が利くめがきく
2択で当ててから、意味が開きます 目がないめがない
2択で当ててから、意味が開きます 目を細めるめをほそめる
2択で当ててから、意味が開きます 面従腹背めんじゅうふくはい
2択で当ててから、意味が開きます 元の木阿弥もとのもくあみ
2択で当ててから、意味が開きます 元も子もないもともこもない
2択で当ててから、意味が開きます 役不足やくぶそく
2択で当ててから、意味が開きます やぶさかでないやぶさかでない
2択で当ててから、意味が開きます 唯我独尊ゆいがどくそん
2択で当ててから、意味が開きます 有終の美ゆうしゅうのび
2択で当ててから、意味が開きます 有名無実ゆうめいむじつ
2択で当ててから、意味が開きます 羊頭狗肉ようとうくにく
2択で当ててから、意味が開きます 溜飲が下がるりゅういんがさがる
2択で当ててから、意味が開きます 良薬苦口りょうやくくこう
2択で当ててから、意味が開きます 悪びれるわるびれる
2択で当ててから、意味が開きます
たとえば「情けは人の為ならず」は、親切はその人のためにならない、という意味だと思っている大人がとても多い言葉です。正しくは反対で、めぐりめぐって自分に返ってくる、という意味です。当ててから読むと、もう外しません。
この辞典の使い方
おすすめの使い方は3つです。
- 宿題で出てきた言葉を1つ引く。意味だけでなく、例文まで読んでください。「使える」まで行かないと、テストで書けません。
- 今日引いた言葉を、その日のうちに1回だけ口に出して使う。食卓でかまいません。使った言葉は忘れません。
- たしかめ問題だけ、次の日にもう一度やる。答えを見ずに言えたら、その言葉は入っています。
言葉に出てくる漢字は、その場で書き順と読み方のページにつながります。「読めるけど書けない」を、そのまま埋められる形にしてあります。
ことわざ(447語)
昔から言いつたえられてきた、みじかい教えの言葉です。
元気をなくして、しょんぼりしている様子です。 青二才あおにさい
経験の浅い若者を、見下して言う言葉です。 青は藍より出でて藍より青しあおはあいよりいでてあいよりあおし
教えを受けた人が、教えた人よりすぐれるようになることです。 秋茄子は嫁に食わすなあきなすはよめにくわすな
秋のなすは嫁に食べさせるな、という言い伝えです。 悪事千里を走るあくじせんりをはしる
悪い行いやうわさは、すぐに遠くまで広まる、という意味です。 悪銭身につかずあくせんみにつかず
正しくない方法で得たお金は、すぐになくなってしまう、という意味です。 朝顔の花一時あさがおのはなひととき
栄えている時期は短く、すぐに終わってしまう、という意味です。 朝飯前あさめしまえ
とても簡単にできることです。 足が棒になるあしがぼうになる
歩きすぎたり立ちすぎたりして、足が疲れきることです。 足元を見るあしもとをみる
相手の弱みにつけこむことです。 明日ありと思う心の仇桜あすありとおもうこころのあだざくら
明日もあると思っているうちに、機会は失われてしまう、という意味です。 明日は明日の風が吹くあすはあすのかぜがふく
先のことを心配しすぎず、なるようになると考えることです。 明日は我が身あすはわがみ
人の身に起きたことは、いつ自分の身に起きてもおかしくない、という意味です。 頭隠して尻隠さずあたまかくしてしりかくさず
悪いところの一部だけを隠して、全部隠したつもりになっていること。かえって目立っている様子です。 頭が下がるあたまがさがる
相手のりっぱさに、自然と尊敬の気持ちがわくことです。 暑さ寒さも彼岸まであつささむさもひがんまで
きびしい暑さも寒さも、彼岸のころには和らぐ、という意味です。 羹に懲りて膾を吹くあつものにこりてなますをふく
一度の失敗にこりて、必要以上に用心しすぎることです。 後の祭りあとのまつり
時期を過ぎてしまって、いまさらどうにもならないことです。 後は野となれ山となれあとはのとなれやまとなれ
いまさえよければ、あとはどうなってもかまわない、という気持ちのことです。 痘痕も靨あばたもえくぼ
好きになると、欠点まで良いところに見えてくる、という意味です。 虻蜂取らずあぶはちとらず
両方を手に入れようとして、どちらも取り逃がすことです。 油を売るあぶらをうる
仕事の途中でむだ話をして、なまけることです。 雨垂れ石を穿つあまだれいしをうがつ
小さな力でも、根気よく続ければ大きなことを成しとげられる、という意味です。 雨降って地固まるあめふってじかたまる
もめごとがあったあとのほうが、かえって前より良い関係になる、という意味です。 過ちて改めざる是を過ちというあやまちてあらためざるこれをあやまちという
まちがえること自体ではなく、まちがいを直さないことが本当の過ちだ、という意味です。 過ちを改むるに憚ること勿れあやまちをあらたむるにはばかることなかれ
まちがいに気づいたら、ためらわずに直しなさい、という意味です。 蟻の一穴ありのいっけつ
わずかな油断や小さな欠点から、全体がこわれてしまうことです。 案ずるより産むが易しあんずるよりうむがやすし
やる前に心配していたことも、やってみると意外に簡単だった、という意味です。 言うは易く行うは難しいうはやすくおこなうはかたし
口で言うのは簡単だが、実際にやるのは難しい、という意味です。 息が合ういきがあう
相手と調子がぴったり合うことです。 息が長いいきがながい
一つのことが、長く続くことです。 息を呑むいきをのむ
おどろきや感動で、思わず息を止めることです。 石にかじりついてもいしにかじりついても
どんなに苦しくても、我慢してやりとげる、という気持ちのことです。 石に灸いしにきゅう
まったく効き目がないことです。 石の上にも三年いしのうえにもさんねん
つらくても我慢して続けていれば、いつか必ず実を結ぶ、という意味です。 石橋を叩いても渡らないいしばしをたたいてもわたらない
用心しすぎて、結局は何もしないことです。 石橋を叩いて渡るいしばしをたたいてわたる
とても用心深く、確かめてから行動することです。 医者の不養生いしゃのふようじょう
人には言うのに、自分では実行していないことです。 衣食足りて礼節を知るいしょくたりてれいせつをしる
暮らしに余裕ができてはじめて、礼儀に気を配れるようになる、という意味です。 急がば回れいそがばまわれ
急いでいるときほど、危険な近道より、遠回りでも確実な道を行くほうが早い、という意味です。 板につくいたにつく
仕事や役目が、その人にぴったり合ってきたことです。 一か八かいちかばちか
うまくいくかどうか分からないが、思い切ってやってみることです。 一線を越えるいちせんをこえる
してはいけない範囲を、こえてしまうことです。 一段落つくいちだんらくつく
一つの区切りがついて、ひと休みできることです。 一難去ってまた一難いちなんさってまたいちなん
一つの困りごとが終わったと思ったら、すぐ次の困りごとが来ることです。 一日の計は朝にありいちにちのけいはあしたにあり
その日をどう過ごすかは、朝のうちに決めるのがよい、という意味です。 一年の計は元旦にありいちねんのけいはがんたんにあり
一年をどう過ごすかは、年の初めに決めるのがよい、という意味です。 一目置くいちもくおく
相手のほうがすぐれていると認めることです。 一目散いちもくさん
わき目もふらず、まっすぐ走ることです。 一葉落ちて天下の秋を知るいちようおちててんかのあきをしる
小さな前ぶれから、大きな変化を見抜くことです。 一を聞いて十を知るいちをきいてじゅうをしる
少し聞いただけで、全体をすばやく理解できることです。 一を知って二を知らずいちをしってにをしらず
一部分だけを知って、その先を分かっていないことです。 一将功成りて万骨枯るいっしょうこうなりてばんこつかる
上に立つ一人の手がらの陰に、多くの人の苦労がある、という意味です。 一寸先は闇いっすんさきはやみ
少し先のことも、どうなるかわからない、という意味です。 一寸の光陰軽んずべからずいっすんのこういんかろんずべからず
わずかな時間もむだにしてはいけない、という意味です。 一寸の虫にも五分の魂いっすんのむしにもごぶのたましい
どんなに小さくて弱いものにも、それなりの意地や誇りがある、という意味です。 一石を投じるいっせきをとうじる
静かな場に、問題を投げかけて波紋を広げることです。 一線を画すいっせんをかくす
はっきりと区別をつけて、他とはちがう立場をとることです。 一歩を踏み出すいっぽをふみだす
ためらわずに、行動を始めることです。 糸口をつかむいとぐちをつかむ
解決のきっかけを見つけることです。 井戸を掘るなら水の出るまでいどをほるならみずのでるまで
始めたことは、結果が出るまで続けなさい、という意味です。 犬も歩けば棒に当たるいぬもあるけばぼうにあたる
出歩いていると思いがけない災難に会う、また、動いていると思いがけない幸運に出会う、という意味です。 犬も食わないいぬもくわない
だれも相手にしないほど、つまらないことです。 井の中の蛙大海を知らずいのなかのかわずたいかいをしらず
せまい世界のことしか知らないで、それが世界のすべてだと思いこんでいる、という意味です。 色の白いは七難隠すいろのしろいはしちなんかくす
肌の色が白いと、多少の欠点は目立たなくなる、という意味です。 言わぬが花いわぬがはな
口に出さないほうが、かえって味わいがあってよい、という意味です。 陰徳あれば陽報ありいんとくあればようほうあり
人の見ていないところで良い行いをしていれば、いつか良い形で返ってくる、という意味です。 魚心あれば水心うおごころあればみずごころ
相手が好意を示せば、こちらも好意で応える気持ちになる、という意味です。 牛にひかれて善光寺参りうしにひかれてぜんこうじまいり
思いがけないきっかけで、よい方へ導かれることです。 氏より育ちうじよりそだち
人がらは生まれよりも、育った環境で決まる、という意味です。 うだつが上がらないうだつがあがらない
いつまでも出世できず、暮らしがよくならないことです。 腕によりをかけるうでによりをかける
持っている力を十分に出して、はりきって取りくむことです。 鵜呑みにするうのみにする
人の話をよく考えずに、そのまま信じてしまうことです。 鵜の目鷹の目うのめたかのめ
熱心に何かを探し出そうとする、鋭い目つきのことです。 馬の耳に念仏うまのみみにねんぶつ
いくら言い聞かせても、まったく効き目がないこと。相手が聞く気がないことのたとえです。 瓜のつるに茄子はならぬうりのつるになすびはならぬ
平凡な親から、とびぬけた子は生まれない、という意味です。 噂をすれば影がさすうわさをすればかげがさす
人の噂をしていると、ちょうどその人が現れる、という意味です。 雲泥の差うんでいのさ
くらべものにならないほど大きな差のことです。 絵に描いた餅えにかいたもち
見た目は立派でも、実際には役に立たないものです。 襟を正すえりをただす
気持ちを引きしめて、まじめに向き合うことです。 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんやえんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや
小さな人物には、大きな志をもつ人の考えは分からない、という意味です。 遠慮は無沙汰えんりょはぶさた
遠慮しすぎると、かえって連絡が途絶えて失礼になる、という意味です。 老いては子に従えおいてはこにしたがえ
年をとったら、無理に自分を通さず、子どもに任せるのがよい、という意味です。 推して知るべしおしてしるべし
そこから考えれば、あとは分かるはずだ、という意味です。 鬼が出るか蛇が出るかおにがでるかじゃがでるか
この先に何が起きるか、まったく予想がつかないことです。 鬼に金棒おににかなぼう
もともと強いものに、さらに強い力が加わることです。 鬼の居ぬ間に洗濯おにのいぬまにせんたく
こわい人がいない間に、のんびりくつろぐことです。 鬼の目にも涙おにのめにもなみだ
冷たく見える人でも、ときには情けをかけて涙を流すことがある、という意味です。 己の欲せざる所は人に施すなかれおのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ
自分がされたくないことを、人にしてはいけない、という意味です。 帯に短し襷に長しおびにみじかしたすきにながし
どちらの用にも合わず、中途半端で役に立たないことです。 溺れる者は藁をも掴むおぼれるものはわらをもつかむ
追いつめられると、たよりにならないものにまですがってしまう、という意味です。 思い立ったが吉日おもいたったがきちじつ
やろうと思ったその日が、始めるのにいちばんよい日だ、という意味です。 思う念力岩をも通すおもうねんりきいわをもとおす
強く思い続ければ、どんなことでもできる、という意味です。 親の心子知らずおやのこころこしらず
親が子を思う気持ちを、子どもはなかなかわかってくれない、という意味です。 折り合いをつけるおりあいをつける
お互いに少しずつゆずって、話をまとめることです。 折り紙付きおりがみつき
値打ちが確かだと、みんなが認めていることです。 終わりよければ全てよしおわりよければすべてよし
途中がどうであっても、最後がうまくいけばそれでよい、という意味です。 音頭を取るおんどをとる
中心になって、みんなをまとめて進めることです。 恩を仇で返すおんをあだでかえす
受けた恩に対して、ひどい仕打ちで返すことです。 飼い犬に手を噛まれるかいいぬにてをかまれる
かわいがっていた相手に裏切られることです。 蛙の子は蛙かえるのこはかえる
子どもは親に似るもので、平凡な親からは平凡な子が生まれる、という意味です。 顔から火が出るかおからひがでる
はずかしくて、顔が真っ赤になることです。 顔が広いかおがひろい
知り合いが多いことです。 柿が赤くなると医者が青くなるかきがあかくなるといしゃがあおくなる
柿の実る秋は気候がよく、病人が減って医者が困る、という意味です。 稼ぐに追いつく貧乏なしかせぐにおいつくびんぼうなし
まじめに働き続けていれば、貧しさに負けることはない、という意味です。 肩を並べるかたをならべる
同じくらいの力になって、対等に立つことです。 勝って兜の緒を締めよかってかぶとのおをしめよ
勝ったあとこそ、気をゆるめずに用心しなさい、という意味です。 河童の川流れかっぱのかわながれ
得意なことでも、ときには失敗することがある、という意味です。 勝てば官軍負ければ賊軍かてばかんぐんまければぞくぐん
勝ったほうが正しいとされ、負けたほうが悪者にされる、という意味です。 瓜田に履を納れずかでんにくつをいれず
うたがわれるようなことは、はじめからしない、という意味です。 金は天下の回り物かねはてんかのまわりもの
お金は人から人へ回るもので、今なくてもいつか回ってくる、という意味です。 壁に耳あり障子に目ありかべにみみありしょうじにめあり
かくしごとは、どこでだれに聞かれ、見られているかわからない、という意味です。 果報は寝て待てかほうはねてまて
やるべきことをやったら、あとは焦らずに良い知らせを待とう、という意味です。 亀の甲より年の功かめのこうよりとしのこう
長く生きてきた人の経験は、それだけ値打ちがある、という意味です。 鴨が葱を背負って来るかもがねぎをしょってくる
都合のよいことが重なって、向こうからやって来ることです。 借りてきた猫かりてきたねこ
いつもとちがって、おとなしくしている様子です。 枯れ木に花かれきにはな
一度おとろえたものが、ふたたび勢いを取りもどすことです。 枯れ木も山の賑わいかれきもやまのにぎわい
つまらないものでも、ないよりはあったほうがよい、という意味です。 枯れ木も山のにぎわいかれきもやまのにぎわい
つまらないものでも、無いよりはあったほうがよい、という意味です。 可愛い子には旅をさせよかわいいこにはたびをさせよ
子どもがかわいいなら、あまやかさずに苦労を経験させたほうがよい、という意味です。 可愛さ余って憎さ百倍かわいさあまってにくさひゃくばい
かわいく思う気持ちが強かった分、裏切られると憎しみも大きくなる、という意味です。 艱難汝を玉にすかんなんなんじをたまにす
苦しみを乗りこえた人は、りっぱな人になる、という意味です。 堪忍袋の緒が切れるかんにんぶくろのおがきれる
がまんの限界をこえて、ついに怒り出すことです。 学問に王道なしがくもんにおうどうなし
学問には、楽にできる近道はない、という意味です。 画竜点睛を欠くがりょうてんせいをかく
最後の大事な仕上げが抜けていて、全体が生きてこないことです。 気が置けないきがおけない
遠慮しなくてよい、気楽につきあえる、という意味です。 気が気でないきがきでない
心配で、落ち着いていられないことです。 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ
聞くのは少し恥ずかしいだけだが、聞かないままだと一生わからないままになる、という意味です。 雉も鳴かずば撃たれまいきじもなかずばうたれまい
よけいなことを言わなければ、災難に会わずにすんだ、という意味です。 机上の空論きじょうのくうろん
実際には役に立たない、頭の中だけの考えのことです。 軌道に乗るきどうにのる
物事が順調に進み始めることです。 気に病むきにやむ
心配して、思いなやむことです。 肝を冷やすきもをひやす
危ないことがあって、ひやりとすることです。 九仞の功を一簣に虧くきゅうじんのこうをいっきにかく
長い間の努力が、最後のわずかな手抜きでむだになることです。 窮すれば通ずきゅうすればつうず
行きづまって困りきると、かえって道が開けることがある、という意味です。 窮鼠猫を噛むきゅうそねこをかむ
追いつめられた弱い者が、必死になって強い者に反撃することです。 興味津々きょうみしんしん
次から次へと興味がわいてくる様子です。 木を見て森を見ずきをみてもりをみず
細かいところにとらわれて、全体が見えなくなっていることです。 気を揉むきをもむ
心配してやきもきすることです。 漁夫の利ぎょふのり
二人が争っているすきに、第三者が利益を横取りすることです。 義を見てせざるは勇なきなりぎをみてせざるはゆうなきなり
正しいと分かっていることをやらないのは、勇気がないということだ、という意味です。 苦あれば楽ありくあればらくあり
苦しいことのあとには、楽しいことがある、という意味です。 釘を刺すくぎをさす
あとで問題にならないよう、前もって注意しておくことです。 腐っても鯛くさってもたい
もともと値打ちのあるものは、いたんでも値打ちが残る、という意味です。 薬も過ぎれば毒となるくすりもすぎればどくとなる
よいものでも、度を越すと害になる、という意味です。 口は災いの元くちはわざわいのもと
うっかり言った言葉が、思わぬ災難を招くことがある、という意味です。 口を割るくちをわる
かくしていたことを、白状することです。 苦しい時の神頼みくるしいときのかみだのみ
ふだんは信じていないのに、困ったときだけ神や仏にすがることです。 君子危うきに近寄らずくんしあやうきにちかよらず
りっぱな人は、はじめから危ないことに近づかない、という意味です。 軍配が上がるぐんばいがあがる
勝ちと判定されることです。 群盲象を評すぐんもうぞうをひょうす
一部分だけを見て、全体を分かったつもりになることです。 鶏口となるも牛後となるなかれけいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ
大きな集団の後ろにいるより、小さな集団でも先頭に立つほうがよい、という意味です。 継続は力なりけいぞくはちからなり
少しずつでも続けることが、大きな力になる、という意味です。 けりがつくけりがつく
物事の決着がつくことです。 犬猿の仲けんえんのなか
とても仲が悪いことです。 喧嘩両成敗けんかりょうせいばい
争いはどちらにも責任があるとして、両方を同じように罰することです。 健全な精神は健全な身体に宿るけんぜんなせいしんはけんぜんなしんたいにやどる
体が健やかであってこそ、心も健やかでいられる、という意味です。 芸は身を助けるげいはみをたすける
身につけた技や芸が、思わぬところで役に立つ、という意味です。 下駄を預けるげたをあずける
処理や判断を、すべて相手に任せることです。 恋は盲目こいはもうもく
人を好きになると、その人の欠点が見えなくなる、という意味です。 光陰矢の如しこういんやのごとし
月日がたつのは、矢が飛ぶように速い、という意味です。 甲乙つけがたいこうおつつけがたい
どちらがすぐれているか決められないことです。 後悔先に立たずこうかいさきにたたず
してしまったあとで悔やんでも、もう間に合わない、という意味です。 好機逸すべからずこうきいっすべからず
よい機会は、のがしてはいけない、という意味です。 好事魔多しこうじまおおし
良いことには、じゃまが入りやすい、という意味です。 弘法にも筆の誤りこうぼうにもふでのあやまり
どんな名人でも、ときには失敗することがある、という意味です。 弘法筆を選ばずこうぼうふでをえらばず
本当に上手な人は、道具のよしあしを言いわけにしない、という意味です。 紺屋の白袴こうやのしろばかま
人のためには一生けんめいなのに、自分のことは後回しになっていることです。 虎穴に入らずんば虎子を得ずこけつにいらずんばこじをえず
危険をおかさなければ、大きな成果は手に入らない、という意味です。 腰が重いこしがおもい
なかなか動き出そうとしないことです。 腰が軽いこしがかるい
すぐに動き出して、身軽に働くことです。 腰を据えるこしをすえる
落ち着いて、じっくり取りくむことです。 言葉を濁すことばをにごす
はっきり言わずに、あいまいにごまかすことです。 子は親の鏡こはおやのかがみ
子どものふるまいには、親のふるまいがそのまま映る、という意味です。 転ばぬ先の杖ころばぬさきのつえ
失敗する前に、前もって備えておくことです。 郷に入っては郷に従えごうにいってはごうにしたがえ
よその土地や新しい集団に入ったら、そこのやり方に合わせるのがよい、という意味です。 互角ごかく
力に差がなく、同じくらいであることです。 五十歩百歩ごじっぽひゃっぽ
少しの差はあっても、本質的には同じだということです。 後手に回るごてにまわる
相手に先を越されて、受け身になってしまうことです。 胡麻をするごまをする
人に気に入られようとして、へつらうことです。 歳月人を待たずさいげつひとをまたず
時間は人の都合とは関係なく過ぎていく、という意味です。 先んずれば人を制すさきんずればひとをせいす
人より先に動けば、有利な立場に立てる、という意味です。 桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿さくらきるばかうめきらぬばか
桜は枝を切ると弱り、梅は切らないと育たない、という意味です。 砂上の楼閣さじょうのろうかく
土台がしっかりしていないため、すぐにこわれてしまうもののことです。 匙を投げるさじをなげる
見こみがないとあきらめることです。 猿真似さるまね
中身を分からないまま、人のやり方だけをまねることです。 猿も木から落ちるさるもきからおちる
その道の名人でも、ときには失敗することがある、という意味です。 触らぬ神に祟りなしさわらぬかみにたたりなし
関わらなければ、面倒なことに巻きこまれない、という意味です。 三度目の正直さんどめのしょうじき
二度うまくいかなくても、三度目にはうまくいく、という意味です。 三人寄れば文殊の知恵さんにんよればもんじゅのちえ
平凡な人でも三人集まって考えれば、よい知恵が出る、という意味です。 鹿を追う者は山を見ずしかをおうものはやまをみず
一つのことに夢中になると、まわりが見えなくなる、という意味です。 親しき仲にも礼儀ありしたしきなかにもれいぎあり
どんなに仲がよくても、守るべき礼儀はある、という意味です。 舌を巻くしたをまく
あまりのすばらしさに、非常におどろき感心することです。 失敗は成功のもとしっぱいはせいこうのもと
失敗した理由を考えれば、次の成功につながる、という意味です。 釈迦に説法しゃかにせっぽう
よく知っている人に、その道のことを教えようとする、見当ちがいなことです。 朱に交われば赤くなるしゅにまじわればあかくなる
人はつきあう相手によって、良くも悪くも変わる、という意味です。 小事は大事しょうじはだいじ
小さなことをおろそかにすると、大きな問題になる、という意味です。 少年老い易く学成り難ししょうねんおいやすくがくなりがたし
若い時期はすぐ過ぎてしまうのに、学問はなかなか身につかない、という意味です。 初心忘るべからずしょしんわするべからず
始めたころの気持ちを忘れてはいけない、という意味です。 書を読みて聖賢を友とすしょをよみてせいけんをともとす
本を読むことは、すぐれた昔の人と友だちになるようなものだ、という意味です。 知らぬ顔の半兵衛しらぬかおのはんべえ
知っているのに、知らないふりをすることです。 知らぬが仏しらぬがほとけ
知らないでいるほうが、腹も立たず穏やかでいられる、という意味です。 白羽の矢が立つしらはのやがたつ
多くの中から、特に選び出されることです。 心血を注ぐしんけつをそそぐ
力のかぎりを尽くして、打ちこむことです。 地獄の沙汰も金次第じごくのさたもかねしだい
お金があれば、たいていのことは思いどおりになる、という意味です。 蛇の道は蛇じゃのみちはへび
同じ仲間なら、その世界のことはよくわかる、という意味です。 柔よく剛を制すじゅうよくごうをせいす
しなやかなものが、かたく強いものに勝つことがある、という意味です。 上手の手から水が漏れるじょうずのてからみずがもれる
上手な人でも、ときには失敗することがある、という意味です。 水魚の交わりすいぎょのまじわり
水と魚のように、切っても切れないほど親しい関係のことです。 好きこそ物の上手なれすきこそもののじょうずなれ
好きなことは自分から進んで練習するので、自然と上手になる、という意味です。 過ぎたるは猶及ばざるが如しすぎたるはなおおよばざるがごとし
やりすぎることは、足りないことと同じくらいよくない、という意味です。 筋が通るすじがとおる
話や考えに、一貫した道理があることです。 雀の涙すずめのなみだ
とても少ない量のたとえです。 雀百まで踊り忘れずすずめひゃくまでおどりわすれず
幼いころに身についたことは、年をとっても忘れない、という意味です。 捨てる神あれば拾う神ありすてるかみあればひろうかみあり
見放されることがあっても、助けてくれる人も必ずいる、という意味です。 住めば都すめばみやこ
どんな場所でも、住み慣れればそこが一番よく思えてくる、という意味です。 図に乗るずにのる
うまくいったのをいいことに、調子に乗りすぎることです。 急いては事を仕損じるせいてはことをしそんじる
あせって急ぐと、かえって失敗する、という意味です。 青天の霹靂せいてんのへきれき
突然に起きる、思いがけない出来事のことです。 雪月花せつげっか
雪と月と花という、四季の美しいものを並べた言葉です。 背中を押すせなかをおす
ためらっている人を、そっと後押しすることです。 背に腹はかえられぬせにはらはかえられぬ
大事なものを守るためには、多少の犠牲はしかたがない、という意味です。 千丈の堤も蟻の一穴からせんじょうのつつみもありのいっけつから
どんなに大きなものでも、わずかな油断からこわれる、という意味です。 栴檀は双葉より芳しせんだんはふたばよりかんばし
すぐれた人は、幼いころからすぐれたところを見せる、という意味です。 先手を打つせんてをうつ
相手より先に動いて、有利な立場に立つことです。 船頭多くして船山に上るせんどうおおくしてふねやまにのぼる
指図する人が多すぎると、物事がとんでもない方向へ進んでしまう、という意味です。 千里の馬も伯楽に会わずせんりのうまもはくらくにあわず
すぐれた才能があっても、見出す人がいなければ埋もれてしまう、という意味です。 千里の道も一歩からせんりのみちもいっぽから
どんなに大きなことも、始まりは小さな一歩だ、という意味です。 善は急げぜんはいそげ
良いと思ったことは、すぐに実行したほうがよい、という意味です。 前門の虎後門の狼ぜんもんのとらこうもんのおおかみ
一つの災難をさけても、すぐ別の災難に会うことです。 袖振り合うも多生の縁そでふりあうもたしょうのえん
道ですれちがうようなわずかな出会いも、深い縁によるものだ、という意味です。 備えあれば憂いなしそなえあればうれいなし
前もって用意しておけば、いざというとき心配がない、という意味です。 太鼓判を押すたいこばんをおす
まちがいないと、自信をもって保証することです。 大山鳴動して鼠一匹たいざんめいどうしてねずみいっぴき
大さわぎしたわりに、結果はごく小さかったことです。 宝の持ち腐れたからのもちぐされ
よいものを持っているのに、使わないままにしていることです。 宝の山に入りて手を空しくして帰るたからのやまにいりててをむなしくしてかえる
よい機会があったのに、何も得ずに終わることです。 高をくくるたかをくくる
たいしたことはないと、軽く見ることです。 たがが外れるたががはずれる
気持ちのしまりがなくなって、しめしがつかなくなることです。 多芸は無芸たげいはむげい
いろいろできる人は、かえって飛びぬけたものがない、という意味です。 他山の石たざんのいし
よその人のよくない言動も、自分をみがく材料になる、という意味です。 畳の上の水練たたみのうえのすいれん
理屈ばかりで、実際の役に立たない練習のことです。 ただより高いものはないただよりたかいものはない
ただでもらったものは、あとで思わぬ負担になることがある、という意味です。 立つ鳥跡を濁さずたつとりあとをにごさず
去るときは、あとをきれいにしていくべきだ、という意味です。 蓼食う虫も好き好きたでくうむしもすきずき
人の好みはさまざまで、他人には理解できないこともある、という意味です。 棚から牡丹餅たなからぼたもち
何もしていないのに、思いがけない幸運が転がりこんでくることです。 棚に上げるたなにあげる
自分に都合の悪いことには、わざと触れないことです。 旅の恥はかき捨てたびのはじはかきすて
旅先では知り合いがいないので、はずかしいことも気にしないでいられる、という意味です。 旅は道連れ世は情けたびはみちづれよはなさけ
旅では道連れがあると心強く、世の中は思いやりで成り立っている、という意味です。 玉に瑕たまにきず
ほとんど完全なのに、わずかな欠点があることです。 玉磨かざれば器を成さずたまみがかざればうつわをなさず
生まれつき素質があっても、みがかなければ立派にはならない、という意味です。 短気は損気たんきはそんき
すぐに怒ると、結局は自分が損をする、という意味です。 大事の前の小事だいじのまえのしょうじ
大きなことを成しとげるためには、小さなことにこだわらず切り捨てるべきだ、という意味です。 男子三日会わざれば刮目して見よだんしみっかあわざればかつもくしてみよ
人は短い間でも大きく成長するので、思いこみで見てはいけない、という意味です。 知恵は万代の宝ちえはばんだいのたから
身につけた知恵は、いつの時代でも消えない宝だ、という意味です。 血の気が引くちのけがひく
おどろきや不安で、顔が青くなることです。 血は水よりも濃いちはみずよりもこい
家族のつながりは、他人とのつながりより強い、という意味です。 血眼になるちまなこになる
必死になって探したり、取りくんだりすることです。 忠言耳に逆らうちゅうげんみみにさからう
ためになる忠告ほど、聞くのがつらいものだ、という意味です。 提灯に釣り鐘ちょうちんにつりがね
形は似ていても、重さや値打ちがまるでちがうことです。 塵も積もれば山となるちりもつもればやまとなる
ほんの少しのものでも、積み重なればとても大きなものになる、という意味です。 沈黙は金雄弁は銀ちんもくはきんゆうべんはぎん
黙っていることは、うまく話すことよりも値打ちがある、という意味です。 月とすっぽんつきとすっぽん
形は似ていても、値打ちにとても大きな差があることです。 月に叢雲花に風つきにむらくもはなにかぜ
よいことには、じゃまが入りやすい、という意味です。 月夜に提灯つきよにちょうちん
必要のないもの、むだなもののことです。 角を矯めて牛を殺すつのをためてうしをころす
小さな欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうことです。 鶴の一声つるのひとこえ
えらい人のひと言で、話が一気に決まってしまうことです。 手塩にかけるてしおにかける
自分で手をかけて、大切に育てることです。 鉄は熱いうちに打ててつはあついうちにうて
人は若くて素直なうちに教えたほうがよい、また、物事は勢いのあるうちに進めよ、という意味です。 轍を踏むてつをふむ
前の人と同じ失敗をくり返すことです。 手に汗を握るてにあせをにぎる
はらはらして、緊張することです。 手も足も出ないてもあしもでない
力の差が大きすぎて、どうすることもできないことです。 手を焼くてをやく
扱いに困って、もてあますことです。 天狗になるてんぐになる
うまくいったことで、いばって得意になることです。 天に唾するてんにつばする
人を害そうとして、かえって自分が害を受けることです。 天は自ら助くる者を助くてんはみずからたすくるものをたすく
自分で努力する人にこそ、助けや幸運がやってくる、という意味です。 出鼻をくじくでばなをくじく
始めようとした勢いを、最初にそいでしまうことです。 出る杭は打たれるでるくいはうたれる
目立ちすぎる人は、まわりからねたまれたり、じゃまされたりする、という意味です。 出る杭は打たれるが出過ぎた杭は打たれないでるくいはうたれるがですぎたくいはうたれない
中途半端に目立つとたたかれるが、飛びぬけていればだれも手を出せない、という意味です。 灯台下暗しとうだいもとくらし
身近なことほど、かえって気づきにくい、という意味です。 豆腐に鎹とうふにかすがい
手ごたえがなく、まったく効き目がないことです。 蟷螂の斧とうろうのおの
力の弱いものが、はるかに強いものに立ち向かうことです。 遠くの親戚より近くの他人とおくのしんせきよりちかくのたにん
いざというときは、遠くの親戚より近所の人のほうが頼りになる、という意味です。 時は金なりときはかねなり
時間はお金と同じくらい大切だから、むだにしてはいけない、という意味です。 所変われば品変わるところかわればしなかわる
土地が変われば、習慣や物の呼び方も変わる、という意味です。 隣の芝生は青いとなりのしばふはあおい
他人のものは、自分のものより良く見えてしまう、という意味です。 飛ぶ鳥を落とす勢いとぶとりをおとすいきおい
とても勢いがさかんな様子のことです。 虎の威を借る狐とらのいをかるきつね
強い人の力をたよりにして、いばっている人のことです。 虎の子とらのこ
とても大切にして手放さないもののことです。 虎は死して皮を留め人は死して名を残すとらはししてかわをとどめひとはししてなをのこす
人は死んだあとに、その名や行いが残る、という意味です。 飛んで火に入る夏の虫とんでひにいるなつのむし
自分から危ないところへ飛びこんでいくことです。 鳶が鷹を生むとんびがたかをうむ
ふつうの親から、とてもすぐれた子が生まれることです。 鳶に油揚げをさらわれるとんびにあぶらあげをさらわれる
大事なものを、横から急に奪われることです。 道理にかなうどうりにかなう
理屈に合っていて、正しいことです。 読書百遍意自ずから通ずどくしょひゃっぺんいおのずからつうず
同じ本を何度も読めば、意味は自然と分かってくる、という意味です。 毒にも薬にもならないどくにもくすりにもならない
害にもならないかわりに、役にも立たないことです。 毒を食らわば皿までどくをくらわばさらまで
どうせやってしまったのなら、最後までやりとおそう、という意味です。 どんぐりの背比べどんぐりのせいくらべ
どれも同じくらいで、とくにすぐれたものがないことです。 無い袖は振れないないそではふれない
持っていないものは、出しようがないという意味です。 長い物には巻かれろながいものにはまかれろ
力の強いものには、さからわずに従ったほうがよい、という意味です。 泣きっ面に蜂なきっつらにはち
つらいことがあったところへ、さらに悪いことが重なることです。 泣く子と地頭には勝てぬなくことじとうにはかてぬ
道理の通じない相手には、争っても勝てない、という意味です。 情けに刃向かう刃なしなさけにはむかうやいばなし
真心をもって接する相手には、だれも敵対できない、という意味です。 情けは人の為ならずなさけはひとのためならず
人に親切にしておくと、めぐりめぐって自分に良いことが返ってくる、という意味です。 成せば成るなせばなる
やろうとすれば、できるものだ、という意味です。 七転び八起きななころびやおき
何度失敗しても、そのたびに立ち上がってやり直すこと。あきらめない強さのことです。 名は体を表すなはたいをあらわす
名前は、そのものの中身をよく表している、という意味です。 生兵法は大怪我のもとなまびょうほうはおおけがのもと
中途半端な知識でやると、かえって大きな失敗をする、という意味です。 習い性となるならいせいとなる
くり返しているうちに、それが生まれつきの性質のようになる、という意味です。 習うより慣れろならうよりなれろ
教わるより、実際に何度もやってみたほうが早く身につく、という意味です。 名を捨てて実を取るなをすててじつをとる
見た目の名誉より、実際の利益を選ぶことです。 似たり寄ったりにたりよったり
どれも大差がなく、似たようなものだ、という意味です。 二兎を追う者は一兎をも得ずにとをおうものはいっとをもえず
二つのことを同時に手に入れようとすると、結局どちらも手に入らない、という意味です。 二度あることは三度あるにどあることはさんどある
同じことが二度起きたなら、三度目も起きやすい、という意味です。 二の足を踏むにのあしをふむ
思い切れずに、ためらうことです。 二の舞を演じるにのまいをえんじる
前の人と同じ失敗をくり返すことです。 人間万事塞翁が馬にんげんばんじさいおうがうま
幸せと不幸せは入れかわるもので、そのときの出来事が良いか悪いかは決められない、という意味です。 糠に釘ぬかにくぎ
何を言っても手ごたえがなく、まったく効き目がないことです。 濡れ手で粟ぬれてであわ
苦労せずに、たくさんの利益を得ることです。 猫舌ねこじた
熱いものが苦手で、食べられないことです。 猫に小判ねこにこばん
値打ちのあるものでも、それがわからない相手には役に立たない、という意味です。 猫の子一匹いないねこのこいっぴきいない
人がまったくいないことです。 猫の手も借りたいねこのてもかりたい
とてもいそがしくて、だれでもいいから手伝ってほしい、という意味です。 猫の額ねこのひたい
とてもせまい場所のたとえです。 猫の目のように変わるねこのめのようにかわる
とても速く、次々と変わることです。 猫も杓子もねこもしゃくしも
だれもかれも、みんなという意味です。 猫をかぶるねこをかぶる
本当の自分をかくして、おとなしいふりをすることです。 熱を上げるねつをあげる
何かに夢中になることです。 根回しねまわし
前もって関係者に話を通して、賛成を得ておくことです。 寝耳に水ねみみにみず
まったく思いがけない知らせにおどろくことです。 根も葉もないねもはもない
何の根拠もないことです。 音を上げるねをあげる
苦しさに耐えられなくなって、弱音を吐くことです。 念には念を入れよねんにはねんをいれよ
注意した上に、さらに注意しなさい、という意味です。 念を押すねんをおす
まちがいがないよう、もう一度確かめることです。 能ある鷹は爪を隠すのうあるたかはつめをかくす
本当に力のある人は、それをむやみに見せびらかさない、という意味です。 残り物には福があるのこりものにはふくがある
最後に残ったものには、案外よいものがある、という意味です。 喉から手が出るのどからてがでる
ほしくてたまらない気持ちのことです。 喉元過ぎれば熱さを忘れるのどもとすぎればあつさをわすれる
苦しいことも、過ぎてしまえば忘れてしまう、という意味です。 暖簾に腕押しのれんにうでおし
力を入れても手ごたえがなく、張り合いがないことです。 背水の陣はいすいのじん
もう後がない状態で、全力で立ち向かうことです。 歯が立たないはがたたない
相手が強すぎて、まったくかなわないことです。 掃き溜めに鶴はきだめにつる
つまらない場所に、そこに合わないほどすぐれたものがあることです。 歯切れが悪いはぎれがわるい
言い方がはっきりせず、あいまいなことです。 拍車をかけるはくしゃをかける
物事の進み方を、さらに速めることです。 歯車が狂うはぐるまがくるう
調子が合わなくなって、うまく回らなくなることです。 働かざる者食うべからずはたらかざるものくうべからず
働かない者は食べる資格がない、という意味です。 八方塞がりはっぽうふさがり
どちらへ進もうとしても道がなく、手の打ちようがないことです。 歯止めをかけるはどめをかける
勢いを止めて、これ以上進まないようにすることです。 鼻が高いはながたかい
誇らしくて、得意な気持ちのことです。 鼻であしらうはなであしらう
相手を見下して、いいかげんに扱うことです。 花は桜木人は武士はなはさくらぎひとはぶし
花なら桜、人なら武士がいちばんだ、という昔の考え方を表した言葉です。 花より団子はなよりだんご
見た目の美しさより、実際に役に立つもののほうがよい、という意味です。 花を持たせるはなをもたせる
相手に手がらをゆずって、立ててあげることです。 歯に衣着せぬはにきぬきせぬ
遠慮せずに、思ったことをそのまま言うことです。 早い者勝ちはやいものがち
先に手を出した人が得をする、という意味です。 早起きは三文の徳はやおきはさんもんのとく
早く起きると、少しだけよいことがある、という意味です。 腹が減っては戦ができぬはらがへってはいくさができぬ
おなかがすいていては、何をするにも力が出ない、という意味です。 腹八分に医者いらずはらはちぶにいしゃいらず
満腹まで食べず、八分目にしておくと健康でいられる、という意味です。 腹八分目に医者いらずはらはちぶんめにいしゃいらず
食べすぎず腹八分目にしておけば、健康でいられる、という意味です。 腹を決めるはらをきめる
覚悟を決めて、はっきり心を定めることです。 腹を割るはらをわる
かくさずに、本当の気持ちを打ち明けることです。 人の噂も七十五日ひとのうわさもしちじゅうごにち
噂は長くても二か月半ほどで消えていく、という意味です。 人の口に戸は立てられぬひとのくちにとはたてられぬ
人がうわさするのを、止めることはできない、という意味です。 人の振り見て我が振り直せひとのふりみてわがふりなおせ
人のふるまいを見て、自分に同じところがないか見直しなさい、という意味です。 一肌脱ぐひとはだぬぐ
人のために、力を貸して助けることです。 人は見かけによらぬものひとはみかけによらぬもの
人の中身は、外見からは判断できない、という意味です。 一人は万人のためにひとりはばんにんのために
一人ひとりが全体のために力を出す、という考え方です。 火に油を注ぐひにあぶらをそそぐ
勢いのあるものに、さらに勢いをつけてしまうことです。 百害あって一利なしひゃくがいあっていちりなし
害ばかりで、よいことが一つもないことです。 百聞は一見に如かずひゃくぶんはいっけんにしかず
百回聞くより、一回自分の目で見るほうがよくわかる、という意味です。 拍子抜けひょうしぬけ
構えていたのに、あっけなく終わって気がゆるむことです。 瓢箪から駒ひょうたんからこま
冗談で言ったことや、思いがけないことが本当になることです。 昼行灯ひるあんどん
ぼんやりしていて、役に立たないように見える人のことです。 覆水盆に返らずふくすいぼんにかえらず
一度してしまったことは、もう元にもどせない、という意味です。 筆が立つふでがたつ
文章を書くのが上手なことです。 腑に落ちないふにおちない
説明を聞いても、納得できないことです。 故きを温ねて新しきを知るふるきをたずねてあたらしきをしる
昔のことをよく調べて、そこから新しい考え方を見つけることです。 故郷は遠きにありて思うものふるさとはとおきにありておもうもの
ふるさとは、離れた場所から思うからこそ美しい、という意味です。 踏んだり蹴ったりふんだりけったり
悪いことが重なって、ひどい目に会うことです。 武士に二言はないぶしににごんはない
一度言ったことは取り消さない、という意味です。 武士は食わねど高楊枝ぶしはくわねどたかようじ
苦しくても、それを見せずに平気なふりをすることです。 豚に真珠ぶたにしんじゅ
価値のあるものを与えても、その値打ちがわからない人には意味がない、という意味です。 下手の横好きへたのよこずき
上手ではないのに、それがとても好きなことです。 仏作って魂入れずほとけつくってたましいいれず
いちばん大事な部分が抜けていて、意味がなくなっていることです。 仏の顔も三度ほとけのかおもさんど
やさしい人でも、何度もひどいことをされれば怒る、という意味です。 骨を折るほねをおる
苦労して、力を尽くすことです。 惚れた欲目ほれたよくめ
好きな相手を、実際より良く見てしまうことです。 枚挙にいとまがないまいきょにいとまがない
数が多すぎて、いちいち数えきれないことです。 枕を高くして寝るまくらをたかくしてねる
心配ごとがなくなって、安心して眠れることです。 負けるが勝ちまけるがかち
あえて負けておいたほうが、結果として得になることがある、という意味です。 馬子にも衣装まごにもいしょう
どんな人でも、身なりを整えればりっぱに見える、という意味です。 待てば海路の日和ありまてばかいろのひよりあり
じっと待っていれば、いつか良い機会がやってくる、という意味です。 的外れまとはずれ
大事な点から外れていることです。 的を射るまとをいる
物事の大事な点を、正確についていることです。 学びて時に之を習うまなびてときにこれをならう
教わったことを、折にふれてくり返し練習する、という意味です。 身から出た錆みからでたさび
自分のした悪い行いのせいで、自分が苦しむことです。 水入らずみずいらず
身内だけで、外の人をまじえないことです。 水と油みずとあぶら
性質がちがいすぎて、まったく合わないことです。 水に流すみずにながす
過去のもめごとを、なかったことにして忘れることです。 水を得た魚みずをえたうお
自分に合った場所を得て、生き生きと活躍することです。 水を差すみずをさす
うまくいっている物事や、盛り上がりのじゃまをすることです。 道草を食うみちくさをくう
目的地に行く途中で、よそ道に時間を使うことです。 三つ子の魂百までみつごのたましいひゃくまで
幼いころの性格は、年をとっても変わらない、という意味です。 実るほど頭を垂れる稲穂かなみのるほどこうべをたれるいなほかな
人はりっぱになるほど、かえって謙虚になるものだ、という意味です。 耳が痛いみみがいたい
自分の欠点を言われて、聞くのがつらいことです。 昔取った杵柄むかしとったきねづか
若いころに身につけた腕前は、年をとっても残っている、という意味です。 虫がいいむしがいい
自分の都合ばかり考えていて、勝手だ、という意味です。 虫の知らせむしのしらせ
何となく悪いことが起きそうだと感じることです。 胸をなでおろすむねをなでおろす
心配ごとが解決して、ほっとすることです。 胸を張るむねをはる
自信をもって、堂々とすることです。 無用の長物むようのちょうぶつ
あっても役に立たず、かえってじゃまになるもののことです。 目から鱗が落ちるめからうろこがおちる
あることをきっかけに、急にものごとがよくわかるようになることです。 目くそ鼻くそを笑うめくそはなくそをわらう
自分の欠点に気づかないで、人の欠点を笑うことです。 目星をつけるめぼしをつける
だいたいの見当をつけることです。 目を皿にするめをさらにする
目を大きく開いて、熱心に探すことです。 持ちつ持たれつもちつもたれつ
お互いに助けたり助けられたりしている関係のことです。 餅は餅屋もちはもちや
そのことは専門の人にまかせるのがいちばんだ、という意味です。 物は言いようものはいいよう
同じ内容でも、言い方しだいで受け取られ方が変わる、という意味です。 物は試しものはためし
うまくいくか分からなくても、まずやってみるのがよい、という意味です。 桃栗三年柿八年ももくりさんねんかきはちねん
何ごとも実を結ぶまでには時間がかかる、という意味です。 門前の小僧習わぬ経を読むもんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ
ふだん見聞きしていると、習わなくても自然と覚えてしまう、という意味です。 矢面に立つやおもてにたつ
非難や質問を、正面から受ける立場になることです。 役不足やくぶそく
その人の力にくらべて、役目が軽すぎることです。 焼け石に水やけいしにみず
わずかな助けでは、まったく足りないことです。 安物買いの銭失いやすものがいのぜにうしない
安いからと買うと、すぐこわれて結局は損をする、という意味です。 柳に風やなぎにかぜ
さからわずに、うまく受け流すことです。 柳の下にいつも泥鰌はいないやなぎのしたにいつもどじょうはいない
一度うまくいったからといって、同じやり方がいつも通じるとはかぎらない、という意味です。 藪から棒やぶからぼう
前ぶれもなく、突然に何かをすることです。 藪をつついて蛇を出すやぶをつついてへびをだす
よけいなことをして、かえって面倒を引き起こすことです。 油断も隙もないゆだんもすきもない
少しも気をゆるめられない、という意味です。 用心に越したことはないようじんにこしたことはない
用心しておくのがいちばんよい、という意味です。 横車を押すよこぐるまをおす
道理に合わないことを、無理に押しとおすことです。 寄らば大樹の陰よらばたいじゅのかげ
たよるなら、力の大きいもののほうが安心だ、という意味です。 弱り目に祟り目よわりめにたたりめ
弱っているときに、さらに悪いことが重なることです。 楽は苦の種苦は楽の種らくはくのたねくはらくのたね
楽をすればあとで苦しみ、苦労すればあとで楽になる、という意味です。 李下に冠を正さずりかにかんむりをたださず
人にうたがわれるような行いは、はじめからしないほうがよい、という意味です。 両手に花りょうてにはな
良いものを二つ同時に手に入れることです。 良薬は口に苦しりょうやくはくちににがし
よく効く薬は苦いように、ためになる忠告は聞きづらい、という意味です。 類は友を呼ぶるいはともをよぶ
にた者どうしは、自然と集まってくる、という意味です。 論語読みの論語知らずろんごよみのろんごしらず
本を読んで知識はあっても、その教えを実行できていないことです。 論より証拠ろんよりしょうこ
あれこれ議論するより、証拠を見せたほうが早い、という意味です。 若い時の苦労は買ってでもせよわかいときのくろうはかってでもせよ
若いうちの苦労は、あとで必ず役に立つから、進んで経験しなさい、という意味です。 禍を転じて福と為すわざわいをてんじてふくとなす
悪い出来事を、うまく生かして良い結果に変えることです。 渡りに船わたりにふね
困っているときに、ちょうど都合のよい助けが来ることです。 渡る世間に鬼はないわたるせけんにおにはない
世の中には、思っているより親切な人が多い、という意味です。 藁にもすがるわらにもすがる
追いつめられて、たよりにならないものにまで助けを求めることです。 輪をかけるわをかける
もとのものより、さらに程度を大きくすることです。 和をもって貴しとなすわをもってとうとしとなす
人と仲よくすることを、いちばん大切にしなさい、という意味です。
四字熟語(500語)
漢字4字でできた、決まった意味をもつ言葉です。
はっきりせず、ぼんやりしていることです。 悪因悪果あくいんあっか
悪いおこないは、悪い結果になって返ってくる、という意味です。 悪事千里あくじせんり
悪い行いは、すぐに遠くまで知れわたるという意味です。 悪戦苦闘あくせんくとう
とても苦しい状況の中で、けんめいに戦うことです。 悪人正機あくにんしょうき
自分の力ではどうにもならないと気づいた人こそ、救われるという考え方です。 悪木盗泉あくぼくとうせん
どんなに困っていても、正しくないものには近づかない、という意味です。 悪口雑言あっこうぞうごん
口ぎたなく、ひどい悪口を言い立てることです。 阿鼻叫喚あびきょうかん
たいへんな苦しみで、大さわぎになっている状態のことです。 暗雲低迷あんうんていめい
悪いことが起きそうな、いやな気配が続いていることです。 安心立命あんしんりつめい
心を落ち着けて、何が起きても動じないことです。 暗中模索あんちゅうもさく
手がかりのないまま、あれこれ試してみることです。 安寧秩序あんねいちつじょ
世の中が落ち着き、決まりが守られていることです。 唯唯諾諾いいだくだく
相手の言うことに、まったく逆らわず従うことです。 意気軒昂いきけんこう
元気いっぱいで、気持ちが高まっているようすです。 意気消沈いきしょうちん
元気をなくして、しょんぼりすることです。 意気衝天いきしょうてん
意気ごみが、天をつくほど高いことです。 意気阻喪いきそそう
やる気がくじけて、しおれてしまうことです。 意気投合いきとうごう
お互いの気持ちがぴったり合って、すぐ仲よくなることです。 意気揚々いきようよう
得意になって、元気いっぱいの様子です。 異口同音いくどうおん
多くの人が、口をそろえて同じことを言うことです。 異国情緒いこくじょうちょ
外国に来たような、めずらしい雰囲気のことです。 意志堅固いしけんご
決めたことをやりぬく気持ちが、強くしっかりしていることです。 意志薄弱いしはくじゃく
自分で決めたことをやりぬく気持ちが弱い、という意味です。 以心伝心いしんでんしん
言葉にしなくても、気持ちが通じ合うことです。 異体同心いたいどうしん
体は別でも、心は一つであることです。 一意専心いちいせんしん
わき目もふらず、一つのことに心を集中することです。 一衣帯水いちいたいすい
一本の帯のようなせまい川や海をへだてているだけで、とても近いことです。 一意奮闘いちいふんとう
ひたすら一つのことに打ちこんで、力をつくすことです。 一期一会いちごいちえ
その出会いは一生に一度きりだから、大切にしなさい、という意味です。 一言一句いちごんいっく
一つの言葉、一つの語句まで、という意味です。 一言半句いちごんはんく
ほんのわずかな言葉のことです。 一言芳恩いちごんほうおん
ひとこと声をかけてもらった恩を、忘れずにいることです。 一日千金いちじつせんきん
一日が千金にあたるほど、価値があることです。 一日千秋いちじつせんしゅう
とても待ち遠しいことです。 一族郎党いちぞくろうとう
血のつながった一族と、その家に仕える者たち全員のことです。 一日一善いちにちいちぜん
一日に一つ、よい行いをしようという心がけのことです。 一念発起いちねんほっき
思い立って、決心して物事を始めることです。 一罰百戒いちばつひゃっかい
一つの例をきびしく正すことで、多くの人への戒めにすることです。 一部始終いちぶしじゅう
物事のはじめから終わりまで、すべてのことです。 一望千里いちぼうせんり
ひと目で遠くまで見わたせる、広々とした景色のことです。 一枚上手いちまいうわて
相手より少しだけすぐれていることです。 一味同心いちみどうしん
同じ目的のために、心を一つにして集まることです。 一網打尽いちもうだじん
一度にまとめて全部つかまえることです。 一目瞭然いちもくりょうぜん
ひと目見ただけで、はっきり分かることです。 一問一答いちもんいっとう
一つの問いに、一つずつ答えていくやり方のことです。 一利一害いちりいちがい
よい面もあれば、悪い面もあるということです。 一蓮托生いちれんたくしょう
よい結果も悪い結果も、最後まで行動をともにすることです。 一攫千金いっかくせんきん
一度に、たやすく大きな利益を手に入れることです。 一喜一憂いっきいちゆう
そのたびに喜んだり心配したりして、気持ちが落ち着かないことです。 一気呵成いっきかせい
とちゅうで止めずに、いっきに最後までやりあげることです。 一挙一動いっきょいちどう
ひとつひとつの動作や、ふるまいのことです。 一挙両得いっきょりょうとく
一つのことをして、二つの得をすることです。 一件落着いっけんらくちゃく
もめごとや問題が、無事に片づくことです。 一国一城いっこくいちじょう
一つの国に、城は一つだけという決まりのことです。そこから、人にたよらず自分の力で立つことも表します。 一刻千金いっこくせんきん
わずかな時間が、千金にあたるほど値打ちがある、という意味です。 一切合切いっさいがっさい
のこらず全部、という意味です。 一子相伝いっしそうでん
技や秘伝を、自分の子ども一人だけに伝えることです。 一宿一飯いっしゅくいっぱん
一晩泊めてもらい、一度食事をごちそうになる、というわずかな世話のことです。 一触即発いっしょくそくはつ
ちょっとふれただけで爆発しそうな、とても危ない状態のことです。 一所懸命いっしょけんめい
一つの場所を命がけで守ることです。そこから、力をつくすという意味になりました。 一進一退いっしんいったい
進んだり戻ったりして、なかなか先へ行かないことです。 一心同体いっしんどうたい
二人以上が、心も体も一つのように結びついていることです。 一心不乱いっしんふらん
一つのことに心を集中して、ほかに気を取られないことです。 一世一代いっせいちだい
一生に一度しかない、という意味です。 一世風靡いっせいふうび
ある時期に、世の中じゅうで大流行することです。 一石二鳥いっせきにちょう
一つのことをして、二つの得をすることです。 一致団結いっちだんけつ
みんなが心を合わせて、一つにまとまることです。 一朝一夕いっちょういっせき
ごく短い時間のことです。 一長一短いっちょういったん
よいところもあれば、悪いところもある、という意味です。 一刀両断いっとうりょうだん
ためらわずに、きっぱりと決めることです。 一得一失いっとくいっしつ
得るものがあれば、失うものもある、という意味です。 意馬心猿いばしんえん
気持ちがあちこちに動いて、落ち着かないことです。 威風堂々いふうどうどう
堂々としていて、まわりが思わず一目おくような立派なようすです。 意味深長いみしんちょう
表の意味のほかに、深いわけがふくまれていることです。 因果応報いんがおうほう
よい行いにはよい結果が、悪い行いには悪い結果が返ってくる、という意味です。 慇懃無礼いんぎんぶれい
ていねいすぎて、かえって失礼に感じられることです。 因習打破いんしゅうだは
古くから続いてきた、よくない習わしを打ちこわすことです。 隠忍自重いんにんじちょう
じっとがまんして、軽々しく動かないことです。 有為転変ういてんぺん
この世のものは、たえず移り変わっていくということです。 右往左往うおうさおう
どうしてよいか分からず、あちこち動き回ることです。 有象無象うぞうむぞう
数ばかり多くて、中身のはっきりしないものの集まりのことです。 内平外成うちたいらかにそとなる
内は平らかに治まり、外とも良い関係になる、という意味です。 海千山千うみせんやません
多くの経験を積んで、世の中の裏まで知りつくしていることです。 有耶無耶うやむや
はっきりさせないまま、あいまいに終わらせることです。 紆余曲折うよきょくせつ
こみいった事情があって、なかなかまっすぐ進まないことです。 雲散霧消うんさんむしょう
雲や霧が消えるように、あとかたもなく消えてなくなることです。 栄枯盛衰えいこせいすい
栄えることも、おとろえることも、くり返されるという意味です。 栄耀栄華えいようえいが
ぜいたくをきわめ、思いのままに栄えることです。 会者定離えしゃじょうり
出会った者は、いつか必ず別れるものだ、という意味です。 遠慮会釈えんりょえしゃく
相手の気持ちを考えて、ひかえめにすることです。 傍目八目おかめはちもく
そばで見ている人のほうが、当事者よりよく分かる、という意味です。 汚名返上おめいへんじょう
悪い評判を、新しい成果で取りのぞくことです。 温厚篤実おんこうとくじつ
おだやかで情に厚く、まじめな人がらのことです。 温故知新おんこちしん
昔のことをよく調べて、そこから新しい考え方を見つけることです。 音信不通おんしんふつう
連絡がまったく取れない状態のことです。 開口一番かいこういちばん
口を開いて、まっさきに言うことです。 快刀乱麻かいとうらんま
こじれた問題を、あざやかに解決することです。 開闢以来かいびゃくいらい
世界が始まってからずっと、という意味です。 各人各様かくじんかくよう
人によって、やり方も考え方もそれぞれちがう、という意味です。 家常茶飯かじょうさはん
ごくあたりまえの、ふだんのことです。 花鳥風月かちょうふうげつ
自然の美しい風景や、それを味わう心のことです。 隔靴掻痒かっかそうよう
もどかしくて、思うようにいかないことです。 活気横溢かっきおういつ
元気や勢いが、あふれるほど満ちていることです。 確固不抜かっこふばつ
考えがしっかりしていて、ゆるがないことです。 家内安全かないあんぜん
家族みんなが、事故や病気なく無事でいることです。 歌舞音曲かぶおんぎょく
歌やおどり、音楽など、にぎやかな芸ごとのことです。 夏炉冬扇かろとうせん
季節はずれで、役に立たないもののことです。 侃侃諤諤かんかんがくがく
えんりょせずに、正しいと思うことを言い合うことです。 感慨無量かんがいむりょう
しみじみとした思いが、はかりしれないほど深いことです。 甘言蜜語かんげんみつご
相手の気を引くための、あまい言葉のことです。 換骨奪胎かんこつだったい
昔の作品の形を借りながら、自分の作品として作りかえることです。 勧善懲悪かんぜんちょうあく
よい行いをすすめ、悪い行いをこらしめることです。 完全燃焼かんぜんねんしょう
力を全部出しきることです。もとは、燃料が残らず燃えることです。 完全無欠かんぜんむけつ
欠けたところがまったくなく、完ぺきなことです。 閑話休題かんわきゅうだい
むだ話はここまでにして、本題にもどろう、という意味です。 外交辞令がいこうじれい
相手を立てるために言う、社交的な言葉のことです。 外柔内剛がいじゅうないごう
見た目はやわらかいが、心はしんが強いことです。 臥薪嘗胆がしんしょうたん
目的をとげるために、長い間つらいことをがまんすることです。 我田引水がでんいんすい
自分に都合のよいように、話を進めたり理屈をつけたりすることです。 我武者羅がむしゃら
あとさきを考えず、いちずに突き進むことです。 画竜点睛がりょうてんせい
最後に加える、いちばん大事な仕上げのことです。 臥竜鳳雛がりょうほうすう
まだ世に出ていない、すぐれた人のことです。 頑固一徹がんこいってつ
自分の考えを、どこまでも変えないことです。 気韻生動きいんせいどう
絵や書に、生き生きとした気配があることです。 気宇壮大きうそうだい
心の持ち方や考え方が、とても大きくて立派なことです。 気炎万丈きえんばんじょう
意気ごみが、とても高く燃え上がっているようすです。 危機一髪ききいっぱつ
髪の毛1本ほどのわずかな差で、危ないところをのがれることです。 奇々怪々ききかいかい
とても不思議で、わけが分からないことです。 危機管理ききかんり
危ないことが起きる前に備え、起きたときに被害を小さくする取り組みのことです。 危急存亡ききゅうそんぼう
生き残れるかどうかの、たいへんな瀬戸際のことです。 起死回生きしかいせい
絶望的な状況を、一気に立て直すことです。 起承転結きしょうてんけつ
文章や話の組み立て方の型のことです。 喜色満面きしょくまんめん
うれしさが、顔じゅうにあふれていることです。 奇想天外きそうてんがい
ふつうでは思いつかないほど、変わっていることです。 喜怒哀楽きどあいらく
よろこび、いかり、かなしみ、たのしみという、人の四つの気持ちのことです。 旧態依然きゅうたいいぜん
昔のままで、少しも変わっていないことです。 急転直下きゅうてんちょっか
それまでの流れが急に変わって、一気に決着することです。 教学相長きょうがくそうちょう
教えることと学ぶことは、たがいに高め合うということです。 狂喜乱舞きょうきらんぶ
うれしさのあまり、おどり上がって喜ぶことです。 共存共栄きょうそんきょうえい
たがいに助け合って、いっしょに生き、いっしょに栄えることです。 驚天動地きょうてんどうち
天をおどろかせ、地を動かすほど、世の中をあっと言わせることです。 曲学阿世きょくがくあせい
学問をまげて、世の中に気に入られようとすることです。 挙国一致きょこくいっち
国じゅうが心を一つにして、同じ目的に向かうことです。 虚心坦懐きょしんたんかい
わだかまりを持たず、すなおな気持ちで向き合うことです。 挙動不審きょどうふしん
動きや態度が、あやしく見えることです。 器用貧乏きようびんぼう
何でもそこそこできるために、かえって大成しないことです。 金科玉条きんかぎょくじょう
絶対に守るべき、いちばん大事な決まりのことです。 金城鉄壁きんじょうてっぺき
とても守りがかたく、つけ入るすきがないことです。 金城湯池きんじょうとうち
守りがとても固く、まったく攻めこめない場所のことです。 疑心暗鬼ぎしんあんき
うたがう気持ちが強くなると、何でもないことまで恐ろしく思えてくることです。 疑問氷解ぎもんひょうかい
疑問が、氷がとけるようにすっかり解けることです。 玉石混交ぎょくせきこんこう
すぐれたものと、つまらないものが入りまじっていることです。 議論百出ぎろんひゃくしゅつ
たくさんの意見が、次つぎに出ることです。 空谷跫音くうこくのきょうおん
さびしいときに聞こえる、うれしい知らせのことです。 空前絶後くうぜんぜつご
これまでにもなく、これからもないほど、めずらしいことです。 空中分解くうちゅうぶんかい
とちゅうで、ばらばらになって失敗することです。 空中楼閣くうちゅうろうかく
土台のない、実現しそうにない計画のことです。 空理空論くうりくうろん
現実に合わない、役に立たない理屈のことです。 苦心惨憺くしんさんたん
とても苦労して、あれこれ考えぬくことです。 君子豹変くんしひょうへん
りっぱな人は、まちがいに気づいたら、すぐに改める、という意味です。 群雄割拠ぐんゆうかっきょ
多くの強い者が、あちこちで勢力を張って争うことです。 軽挙妄動けいきょもうどう
よく考えずに、軽はずみに行動することです。 鶏群一鶴けいぐんのいっかく
多くのふつうの人の中に、一人だけすぐれた人がいることです。 鶏口牛後けいこうぎゅうご
大きな集団の後ろにいるより、小さな集団でも先頭に立つほうがよい、という意味です。 軽佻浮薄けいちょうふはく
考えが浅く、落ち着きがないことです。 軽薄短小けいはくたんしょう
軽くて薄く、短くて小さいことです。 懸河之弁けんがのべん
川の流れのように、よどみなく話すことです。 喧喧囂囂けんけんごうごう
大勢が、やかましく騒ぎ立てることです。 乾坤一擲けんこんいってき
運命をかけて、思い切った大勝負に出ることです。 捲土重来けんどちょうらい
一度負けた者が、勢いを取りもどして再び攻めてくることです。 堅忍不抜けんにんふばつ
じっとがまんして、心をぐらつかせないことです。 犬馬之労けんばのろう
人のために、力をつくして働くことです。 権謀術数けんぼうじゅっすう
相手をあざむくための、たくみなはかりごとのことです。 権利義務けんりぎむ
してよいことと、しなければならないことの両方のことです。 月下推敲げっかすいこう
文章の言葉を、何度も練り直すことです。 元気溌剌げんきはつらつ
生き生きとして、元気があふれているようすです。 言行一致げんこういっち
言っていることと、やっていることが同じであることです。 言語明瞭げんごめいりょう
話し方がはっきりしていて、聞き取りやすいことです。 現状維持げんじょういじ
いまの状態を、そのまま保つことです。 厳正中立げんせいちゅうりつ
どちらの側にも味方せず、きびしく公平な立場を守ることです。 厚顔無恥こうがんむち
あつかましくて、はじを知らないことです。 巧言令色こうげんれいしょく
口先だけうまく、うわべをかざって人に気に入られようとすることです。 公序良俗こうじょりょうぞく
世の中のよい決まりと、よい習わしのことです。 広大無辺こうだいむへん
はてしなく広く、限りがないことです。 巧遅拙速こうちせっそく
上手でおそいより、下手でも速いほうがよい、という考え方です。 荒唐無稽こうとうむけい
話に根きょがなく、でたらめなことです。 公平無私こうへいむし
自分の得を考えず、だれに対しても同じようにあつかうことです。 公明正大こうめいせいだい
かくしごとがなく、正しくて堂々としていることです。 孤軍奮闘こぐんふんとう
助けのないまま、たった一人でけんめいに戦うことです。 古今東西ここんとうざい
昔から今まで、東から西まで、つまりいつでもどこでもという意味です。 虎視眈々こしたんたん
するどい目つきで、機会をじっとねらっていることです。 誇大宣伝こだいせんでん
実際よりも大げさに伝える宣伝のことです。 誇大妄想こだいもうそう
実際よりも自分を大きく考えてしまうことです。 孤立無援こりつむえん
ひとりぼっちで、助けがまったくないことです。 金剛不壊こんごうふえ
とても固くて、こわれないことです。 傲岸不遜ごうがんふそん
えらそうで、人を見下すような態度のことです。 呉越同舟ごえつどうしゅう
仲の悪い者どうしが、同じ場所に居合わせることです。 極楽浄土ごくらくじょうど
仏教で、苦しみのない安らかな世界のことです。 五穀豊穣ごこくほうじょう
米や麦などの作物が、豊かに実ることです。 五臓六腑ごぞうろっぷ
体の中の内臓のことで、そこから「体じゅう」「心の底」という意味でも使います。 五分五分ごぶごぶ
どちらの可能性も同じくらいであることです。 五里霧中ごりむちゅう
どうすればよいか、見通しがまったく立たないことです。 言語道断ごんごどうだん
言葉では言い表せないほど、ひどいことです。 才気煥発さいきかんぱつ
すぐれた才能が、いきいきと表に現れることです。 再三再四さいさんさいし
何度も何度も、くり返すことです。 才子佳人さいしかじん
才能のある人と、すぐれた人。とくに物語に出てくる組み合わせを指します。 才色兼備さいしょくけんび
すぐれた才能と美しさを、あわせもっていることです。 三寒四温さんかんしおん
寒い日が三日ほど続くと、次に暖かい日が四日ほど続く、というくり返しのことです。 三々五々さんさんごご
少人数ずつ、ばらばらに集まったり散ったりする様子です。 山紫水明さんしすいめい
山は紫にかすみ、川の水は澄んでいる、という美しい景色のことです。 三者三様さんしゃさんよう
三人いれば、三通りのやり方や考えがある、という意味です。 山川草木さんせんそうもく
山も川も草も木も、つまり自然のすべてのことです。 三拝九拝さんぱいきゅうはい
何度も頭を下げて、たのんだりお礼を言ったりすることです。 賛否両論さんぴりょうろん
賛成の意見と、反対の意見の両方があることです。 三位一体さんみいったい
三つのものが、一つになって働くことです。 明明後日しあさって
あさっての次の日のことです。 四海兄弟しかいけいてい
世界じゅうの人は、みな兄弟のようなものだ、という考え方です。 四角四面しかくしめん
きまじめすぎて、かたいことです。 士気高揚しきこうよう
みんなのやる気が、高まることです。 四苦八苦しくはっく
とても苦労することです。 試行錯誤しこうさくご
いろいろ試してみて、失敗しながら答えに近づくことです。 自然淘汰しぜんとうた
まわりの環境に合ったものが生き残り、合わないものが減っていくことです。 七転八起しちてんはっき
何度失敗しても、そのたびに立ち上がることです。 七転八倒しちてんばっとう
苦しさのあまり、転げ回るほど苦しむことです。 七難八苦しちなんはっく
たくさんの困難や苦しみのことです。 疾風迅雷しっぷうじんらい
はやい風と、はげしい雷のように、動きがすばやくはげしいことです。 疾風怒濤しっぷうどとう
はげしい風と、荒れくるう波のように、変化がはげしいことです。 四通八達しつうはったつ
道路や鉄道が、四方八方に通じていることです。 質疑応答しつぎおうとう
質問をして、それに答えるやり取りのことです。 質実剛健しつじつごうけん
かざり気がなくまじめで、心も体も強いことです。 四分五裂しぶごれつ
まとまりがなくなって、ばらばらになることです。 四方八方しほうはっぽう
あらゆる方向、あちらこちらのことです。 四面楚歌しめんそか
まわりが敵ばかりで、味方が一人もいない状態のことです。 終始一貫しゅうしいっかん
始めから終わりまで、やり方や考えが変わらないことです。 主客転倒しゅかくてんとう
大事なことと、そうでないことが入れかわってしまうことです。 主義主張しゅぎしゅちょう
その人が大事にしている考え方と、言いたいことのことです。 取捨選択しゅしゃせんたく
必要なものを取り、いらないものを捨てて選ぶことです。 首鼠両端しゅそりょうたん
どちらにつくか決められず、ようすをうかがっていることです。 首尾一貫しゅびいっかん
はじめから終わりまで、考え方や態度が変わらないことです。 春夏秋冬しゅんかしゅうとう
春・夏・秋・冬の四つの季節、そして一年じゅうという意味です。 少数精鋭しょうすうせいえい
人数は少なくても、すぐれた人だけを集めることです。 生老病死しょうろうびょうし
生まれること、老いること、病むこと、死ぬこと。人がさけられない四つのことです。 諸行無常しょぎょうむじょう
この世のすべてのものは、同じ状態のままではいられず、移り変わっていくという意味です。 初志貫徹しょしかんてつ
最初に決めた志を、最後までやりとおすことです。 諸子百家しょしひゃっか
古代中国で活やくした、多くの思想家や学派のことです。 枝葉末節しようまっせつ
本筋から外れた、細かい部分のことです。 白河夜船しらかわよふね
ぐっすりねむっていて、何が起きたか気づかないことです。 私利私欲しりしよく
自分の利益と、自分の欲だけを考えることです。 支離滅裂しりめつれつ
話や物事の筋道がばらばらで、めちゃくちゃなことです。 思慮分別しりょふんべつ
よく考えて、正しく判断する力のことです。 四六時中しろくじちゅう
一日じゅう、いつも、という意味です。 心願成就しんがんじょうじゅ
心から願っていたことが、かなうことです。 心機一転しんきいってん
あることをきっかけに、気持ちをすっかり切りかえることです。 新旧交代しんきゅうこうたい
古いものから新しいものへ、入れかわることです。 深山幽谷しんざんゆうこく
人けのない、奥深い山と谷のことです。 神出鬼没しんしゅつきぼつ
どこに現れてどこに消えるか分からないほど、動きが自由なことです。 針小棒大しんしょうぼうだい
小さなことを、大げさに言いふらすことです。 心身一如しんしんいちにょ
心と体は、別々ではなく一つのものだという考え方です。 新進気鋭しんしんきえい
その分野に新しく現れて、意気ごみが盛んなことです。 新陳代謝しんちんたいしゃ
古いものが去って、新しいものに入れかわることです。 心頭滅却しんとうめっきゃく
心の持ちようで、苦しさを感じなくすることです。 深謀遠慮しんぼうえんりょ
先の先まで深く考えて、計画を立てることです。 森羅万象しんらばんしょう
この世に存在する、すべてのもののことです。 自家撞着じかどうちゃく
自分の言うことややることが、前後で食いちがうことです。 自画自賛じがじさん
自分で自分のことをほめることです。 時期尚早じきしょうそう
そのことをするには、まだ早すぎるという意味です。 自給自足じきゅうじそく
必要なものを、自分でつくってまかなうことです。 自業自得じごうじとく
自分のした行いの結果を、自分が受けることです。 自主自立じしゅじりつ
自分で考えて決め、自分の力で立つことです。 事実無根じじつむこん
まったく根きょのない、でたらめであることです。 自縄自縛じじょうじばく
自分の言ったことややったことに、自分がしばられて動けなくなることです。 時代錯誤じだいさくご
時代に合っていない、古い考え方のことです。 十中八九じっちゅうはっく
十のうち八か九まで、つまりほとんどそうだろう、という意味です。 実力行使じつりょくこうし
話し合いではなく、実際の力で押し通すことです。 実力伯仲じつりょくはくちゅう
力にほとんど差がなく、ほぼ互角であることです。 自暴自棄じぼうじき
やけになって、自分をどうでもよくしてしまうことです。 自問自答じもんじとう
自分で問いかけて、自分で答えを考えることです。 弱肉強食じゃくにくきょうしょく
強いものが弱いものを従えたり、ほろぼしたりすることです。 縦横無尽じゅうおうむじん
思いのままに、自由に動き回ることです。 十人十色じゅうにんといろ
人はそれぞれ考え方も好みもちがう、という意味です。 熟読玩味じゅくどくがんみ
文章をよく読んで、意味をじっくり味わうことです。 熟慮断行じゅくりょだんこう
よく考えたうえで、思い切って実行することです。 純真無垢じゅんしんむく
心にけがれがなく、素直で清らかなことです。 順風満帆じゅんぷうまんぱん
物事がすべて順調に進むことです。 自由自在じゆうじざい
思いのままに、自分の好きなようにできることです。 上意下達じょういかたつ
上の人の考えを、下へ伝えていくやり方のことです。 人海戦術じんかいせんじゅつ
たくさんの人手をかけて、やりとげるやり方のことです。 人跡未踏じんせきみとう
まだだれも足をふみ入れたことがない、という意味です。 迅速果断じんそくかだん
すばやく、思いきって決めることです。 晴耕雨読せいこううどく
晴れた日は畑を耕し、雨の日は本を読む、というのんびりした暮らし方のことです。 生殺与奪せいさつよだつ
生かすも殺すも、与えるも奪うも思いのまま、という意味です。 誠心誠意せいしんせいい
うそやかざりのない、まごころをこめた気持ちのことです。 正々堂々せいせいどうどう
かくしごとをせず、正しく堂々と行うことです。 清濁併呑せいだくへいどん
よいものも悪いものも、まとめて受け入れる大きさのことです。 青天白日せいてんはくじつ
うたがいが晴れて、心にやましいところがないことです。 清風明月せいふうめいげつ
すがすがしい風と、明るい月のことです。静かで美しい夜の景色を表します。 清廉潔白せいれんけっぱく
心が清らかで、やましいところがまったくないことです。 積小為大せきしょういだい
小さなことを積み重ねて、大きな成果にすることです。 責任転嫁せきにんてんか
自分の責任を、人になすりつけることです。 切磋琢磨せっさたくま
仲間どうしがはげまし合って、ともに力を伸ばすことです。 千客万来せんきゃくばんらい
多くのお客さんが、次々にやって来ることです。 千差万別せんさばんべつ
一つひとつがみなちがっていて、さまざまであることです。 千載一遇せんざいいちぐう
千年に一度しかないような、めったにない好機のことです。 戦々恐々せんせんきょうきょう
おそろしくて、びくびくしている様子です。 先手必勝せんてひっしょう
先に仕掛けたほうが勝つ、という意味です。 千篇一律せんぺんいちりつ
どれも同じ調子で、変化がないことです。 千変万化せんぺんばんか
さまざまに、めまぐるしく変わることです。 是々非々ぜぜひひ
よいことはよい、悪いことは悪いと、そのつど判断することです。 絶海孤島ぜっかいことう
陸から遠くはなれた海にある、ぽつんとした島のことです。 絶体絶命ぜったいぜつめい
逃げ道がまったくなく、追いつめられた状態のことです。 是非曲直ぜひきょくちょく
正しいことと、正しくないことのことです。 前後左右ぜんごさゆう
前と後ろと左と右、つまりまわり全部のことです。 前後不覚ぜんごふかく
前も後ろも分からなくなるほど、正体を失うことです。 全身全霊ぜんしんぜんれい
体と心のすべてをかけることです。 前人未到ぜんじんみとう
これまでだれもたどり着いていない、という意味です。 前代未聞ぜんだいみもん
これまでに聞いたこともないような、めずらしいことです。 全知全能ぜんちぜんのう
すべてを知っていて、何でもできる、という意味です。 前途多難ぜんとたなん
これから先に、困難がたくさん待っていることです。 前途有望ぜんとゆうぼう
これから先の見こみが明るいことです。 前途洋々ぜんとようよう
これから先の見通しが、明るく開けていることです。 粗衣粗食そいそしょく
質素な服と、質素な食事のことです。 創意工夫そういくふう
新しい考えを出して、やり方をよりよくすることです。 相互扶助そうごふじょ
たがいに助け合うことです。 相思相愛そうしそうあい
たがいに相手を思い合っていることです。 粗製濫造そせいらんぞう
質の悪いものを、やたらにたくさん作ることです。 率先躬行そっせんきゅうこう
人より先に立って、自分でやってみせることです。 率先垂範そっせんすいはん
人より先に自分がやってみせて、手本を示すことです。 大安吉日たいあんきちじつ
何をするにもよいとされる日のことです。 大願成就たいがんじょうじゅ
大きな願いが、かなうことです。 大器晩成たいきばんせい
すぐれた人は、時間をかけてゆっくり大成する、という意味です。 大義名分たいぎめいぶん
行いを正当だと言えるだけの、はっきりした理由のことです。 大言壮語たいげんそうご
できそうもないことを、大げさに言うことです。 泰山北斗たいざんほくと
その道で、みんなが仰ぎ見るような大家のことです。 大山鳴動たいざんめいどう
前ぶれは大さわぎだったのに、結果はたいしたことがない、という意味です。 泰然自若たいぜんじじゃく
何が起きても落ち着いていて、いつもどおりでいられることです。 多種多様たしゅたよう
種類も形もいろいろある、という意味です。 他力本願たりきほんがん
もとは仏の力によって救われるという教えのことです。いまは、人まかせにする意味でよく使われます。 単純明快たんじゅんめいかい
こみいっておらず、分かりやすくはっきりしていることです。 単刀直入たんとうちょくにゅう
前置きをせずに、いきなり本題に入ることです。 大喝一声だいかついっせい
大きな声で、一言するどく言うことです。 大胆不敵だいたんふてき
度胸があって、何もおそれないことです。 大同小異だいどうしょうい
だいたい同じで、細かいところだけちがうことです。 大同団結だいどうだんけつ
小さなちがいはあとまわしにして、大きな目的のために力を合わせることです。 断崖絶壁だんがいぜっぺき
切り立った、けわしいがけのことです。 談論風発だんろんふうはつ
話し合いが、風のように勢いよく進むことです。 知行合一ちこうごういつ
知っていることと、実際の行いは、一つでなければならないという考え方です。 昼夜兼行ちゅうやけんこう
昼も夜も休まずに、続けて行うことです。 朝三暮四ちょうさんぼし
目先のちがいにとらわれて、結果が同じであることに気づかないことです。 朝令暮改ちょうれいぼかい
命令や方針が次々に変わって、あてにならないことです。 直情径行ちょくじょうけいこう
思ったことを、そのまま行動に移すことです。 猪突猛進ちょとつもうしん
まわりを見ずに、まっすぐ突き進むことです。 知略縦横ちりゃくじゅうおう
知恵と作戦を、思いのままに使いこなすことです。 沈思黙考ちんしもっこう
だまって、じっと深く考えることです。 沈着冷静ちんちゃくれいせい
落ち着いていて、あわてないことです。 沈黙寡言ちんもくかげん
口数が少なく、あまりしゃべらないことです。 津々浦々つつうらうら
国じゅう、いたるところ、という意味です。 適材適所てきざいてきしょ
その人に合った役目に、その人を置くことです。 適者生存てきしゃせいぞん
まわりの環境に合ったものが生き残る、という考え方です。 徹頭徹尾てっとうてつび
はじめから終わりまで、ずっと同じ調子でつらぬくことです。 天衣無縫てんいむほう
かざりけがなく、自然でうつくしいことです。人がらについては、素直でのびのびしていることを表します。 天下一品てんかいっぴん
この世に一つしかないほど、すぐれていることです。 天下御免てんかごめん
だれにも遠りょせず、堂々とやってよいことです。 天下泰平てんかたいへい
世の中が平和で、おだやかなことです。 天下無双てんかむそう
世の中に、並ぶものがないほどすぐれていることです。 天涯孤独てんがいこどく
身よりがまったくいないことです。 天空海闊てんくうかいかつ
空や海のように、心が広くのびのびしていることです。 天真爛漫てんしんらんまん
かざり気がなく、ありのままで明るいことです。 天長地久てんちょうちきゅう
天や地のように、いつまでも続くことです。 天変地異てんぺんちい
自然に起きる、大きな異変のことです。 天佑神助てんゆうしんじょ
思いがけない助けにめぐまれることです。 電光石火でんこうせっか
とても短い時間、または動作がとても速いことです。 東西南北とうざいなんぼく
東・西・南・北の四つの方角、そしてあらゆる方向という意味です。 東奔西走とうほんせいそう
あちこち忙しく走り回ることです。 得意満面とくいまんめん
うれしさや誇らしさが、顔いっぱいに出ていることです。 徒手空拳としゅくうけん
手に何も持たず、たよるものが何もないことです。 同工異曲どうこういきょく
見た目はちがっても、中身はだいたい同じ、という意味です。 同床異夢どうしょういむ
同じことをしていても、考えていることはそれぞれちがう、という意味です。 独断専行どくだんせんこう
自分ひとりで決めて、勝手に進めてしまうことです。 独立自尊どくりつじそん
人にたよらず自分の力で立ち、自分の人格を大切にすることです。 独立独歩どくりつどっぽ
人にたよらず、自分の力で進むことです。 独立不羈どくりつふき
人にしばられず、自分の力で立つことです。 内柔外剛ないじゅうがいごう
内はやさしいのに、外に対しては強く見せることです。 内政干渉ないせいかんしょう
ほかの国の中のことに、口を出すことです。 内憂外患ないゆうがいかん
内側にも外側にも、心配ごとをかかえていることです。 難行苦行なんぎょうくぎょう
とても苦しい思いをして、やりとげようとすることです。 難攻不落なんこうふらく
せめるのがむずかしく、なかなか落とせないことです。 二者択一にしゃたくいつ
二つのうち、どちらか一つを選ばなければならないことです。 二束三文にそくさんもん
数が多くても、値段がとても安いことです。 日常茶飯にちじょうさはん
毎日のふつうの出来事で、めずらしくないことです。 日進月歩にっしんげっぽ
日ごと月ごとに、休みなく進歩していくことです。 二人三脚ににんさんきゃく
二人が力を合わせて、一つのことに取り組むことです。 二律背反にりつはいはん
どちらも正しく見える二つが、同時には成り立たないことです。 熱願冷諦ねつがんれいてい
熱心に願いながら、冷静に見きわめることです。 年功序列ねんこうじょれつ
勤めた年数や年齢の順に、地位や給料が決まる仕組みのことです。 農林水産のうりんすいさん
農業・林業・水産業の三つをまとめた言い方です。 破顔一笑はがんいっしょう
顔をほころばせて、にっこり笑うことです。 博学多才はくがくたさい
広く学問に通じ、多くの才能をもっていることです。 白紙撤回はくしてっかい
決めたことを、すべて取り消して、まっさらにもどすことです。 白砂青松はくしゃせいしょう
白い砂浜と、青々とした松並木のある、美しい海辺の景色のことです。 拍手喝采はくしゅかっさい
手をたたいて、大いにほめたたえることです。 博覧強記はくらんきょうき
広く本を読んで、よく覚えていることです。 薄利多売はくりたばい
一つあたりのもうけを少なくして、たくさん売ることです。 八面六臂はちめんろっぴ
一人で何人分もの働きをすることです。 八方美人はっぽうびじん
だれにでもよい顔をして、うまく合わせようとする人のことです。 波乱万丈はらんばんじょう
変化が激しく、劇的な出来事が次々に起きることです。 半信半疑はんしんはんぎ
半分は信じ、半分は疑っている状態のことです。 反面教師はんめんきょうし
悪い見本として、そこから学ぶ相手のことです。 馬耳東風ばじとうふう
人の意見や忠告を、まったく気にとめないことです。 万物流転ばんぶつるてん
この世のすべては、たえず移り変わっていくということです。 万里一空ばんりいっくう
どこまで行っても空は一つ。目標を一つに定めて進む、という意味です。 悲喜交々ひきこもごも
悲しみとよろこびが、かわるがわるやってくることです。 百尺竿頭ひゃくしゃくかんとう
もう限界というところから、さらに一歩進むことです。 百戦錬磨ひゃくせんれんま
多くの経験を積んで、きたえられていることです。 百家争鳴ひゃっかそうめい
多くの人が、それぞれ自由に意見を出し合うことです。 百花繚乱ひゃっかりょうらん
いろいろな花が、いちどきに咲きみだれることです。すぐれたものが同時にたくさん現れることにも使います。 百鬼夜行ひゃっきやこう
えたいの知れないものが、夜にぞろぞろ歩くことです。そこから、おかしなことが平気で行われるようすも表します。 百発百中ひゃっぱつひゃくちゅう
予想や見こみが、すべて当たることです。 表裏一体ひょうりいったい
二つのものが、切りはなせない関係にあることです。 品行方正ひんこうほうせい
おこないが正しく、きちんとしていることです。 美辞麗句びじれいく
うわべだけ美しくかざった言葉のことです。 不易流行ふえきりゅうこう
変わらないものと、変わっていくものの、両方が大事だという考え方です。 不言実行ふげんじっこう
口に出さずに、黙ってやりとげることです。 不即不離ふそくふり
つきすぎず、はなれすぎない関係のことです。 不撓不屈ふとうふくつ
どんな困難にも、くじけずに立ち向かうことです。 不偏不党ふへんふとう
どの側にもかたよらず、どの仲間にも属さないことです。 不眠不休ふみんふきゅう
眠りも休みもとらずに、続けて行うことです。 不老不死ふろうふし
年をとらず、死ぬこともないことです。 付和雷同ふわらいどう
自分の考えを持たず、人の意見にすぐ合わせることです。 粉骨砕身ふんこつさいしん
力のかぎりを尽くして、けんめいに働くことです。 文武両道ぶんぶりょうどう
勉強と運動の両方にすぐれていることです。 平穏無事へいおんぶじ
変わったことが起きず、おだやかであることです。 平身低頭へいしんていとう
体をかがめ、頭を低くして、ひたすらあやまることです。 平々凡々へいへいぼんぼん
とくに目立つところがなく、ごくふつうであることです。 変幻自在へんげんじざい
現れ方も変わり方も思いのままで、とらえどころがないことです。 判官贔屓ほうがんびいき
弱い立場の人に、つい味方したくなる気持ちのことです。 抱腹絶倒ほうふくぜっとう
おなかをかかえて、ころげ回るほど大笑いすることです。 本末転倒ほんまつてんとう
大事なことと、そうでないことを取りちがえていることです。 本領発揮ほんりょうはっき
その人が本来もっている力を、じゅうぶんに出すことです。 暴飲暴食ぼういんぼうしょく
度をこして飲んだり食べたりすることです。 暴虎馮河ぼうこひょうが
向こう見ずで、無茶なことをするたとえです。 傍若無人ぼうじゃくぶじん
まわりに人がいないかのように、勝手にふるまうことです。 満身創痍まんしんそうい
体じゅうが傷だらけであることです。そこから、ひどく痛めつけられた状態も表します。 満場一致まんじょういっち
その場にいる全員の意見が、そろって同じになることです。 三日天下みっかてんか
権力を手にしても、ごく短い間で終わってしまうことです。 三日坊主みっかぼうず
始めてもすぐにやめてしまうことです。 未来永劫みらいえいごう
これから先、いつまでも、という意味です。 無為徒食むいとしょく
何もせずに、ただ食べて暮らすことです。 無我夢中むがむちゅう
自分を忘れるほど、一つのことに熱中することです。 無病息災むびょうそくさい
病気をせず、元気に暮らすことです。 無味乾燥むみかんそう
おもしろみや味わいが、まったくないことです。 無理難題むりなんだい
とてもできないような、むちゃな要求のことです。 明鏡止水めいきょうしすい
よけいな考えのない、静かで澄んだ心のことです。 明窓浄机めいそうじょうき
明るい窓と、きれいな机。勉強にちょうどよい場所のことです。 明哲保身めいてつほしん
かしこく身の処し方を考えて、危ないことをさけることです。 明々白々めいめいはくはく
だれの目にも、はっきりと明らかなことです。 明朗快活めいろうかいかつ
明るく、ほがらかで、気持ちのよいようすです。 面従腹背めんじゅうふくはい
表面では従うふりをして、心の中では従っていないことです。 綿密周到めんみつしゅうとう
細かいところまで行き届いていて、手ぬかりがないことです。 面目一新めんもくいっしん
見た目や中身が、すっかり新しくなることです。 面目躍如めんもくやくじょ
その人らしさが、はっきり現れて評判を高めることです。 門外不出もんがいふしゅつ
とても大事にして、外へは決して出さないことです。 門戸開放もんこかいほう
だれでも入れるように、制限をなくすことです。 問答無用もんどうむよう
話し合っても意味がないので、やめようという意味です。 夜郎自大やろうじだい
自分の力を知らないまま、いばることです。 唯一無二ゆいいつむに
ただ一つだけで、ほかに同じものがないことです。 唯我独尊ゆいがどくそん
自分だけがえらい、と思いこむことです。もとは、一人ひとりの命が尊いという意味でした。 勇往邁進ゆうおうまいしん
おそれずに、目的に向かってどんどん進むことです。 有言実行ゆうげんじっこう
言ったことを、必ずやりとげることです。 優柔不断ゆうじゅうふだん
なかなか決められず、ぐずぐずすることです。 融通無碍ゆうずうむげ
考え方や行いが自由で、何にもとらわれないことです。 有名無実ゆうめいむじつ
名前だけは立派だが、中身がともなっていないことです。 勇猛果敢ゆうもうかかん
いさましく、思い切って行うことです。 悠悠閑閑ゆうゆうかんかん
急がず、ゆったりと落ち着いていることです。 悠々自適ゆうゆうじてき
世の中のことにわずらわされず、思いのままに気楽に暮らすことです。 油断大敵ゆだんたいてき
気をゆるめることは、いちばん大きな敵だ、という意味です。 用意周到よういしゅうとう
準備が行きとどいていて、ぬかりがないことです。 羊頭狗肉ようとうくにく
看板と中身がちがうことです。立派に見せて、実際はそうでないことをいいます。 落花狼藉らっかろうぜき
花が散り乱れるように、ものが散らかっていることです。乱暴なふるまいも表します。 乱暴狼藉らんぼうろうぜき
あらあらしいふるまいで、まわりをめちゃくちゃにすることです。 立身出世りっしんしゅっせ
社会の中で高い地位につき、名を上げることです。 理非曲直りひきょくちょく
正しいことと、正しくないことのことです。 流言飛語りゅうげんひご
根きょのない、いいかげんなうわさのことです。 竜頭蛇尾りゅうとうだび
始めは勢いがよいのに、終わりがふるわないことです。 粒粒辛苦りゅうりゅうしんく
こつこつと、苦労を積み重ねることです。 良風美俗りょうふうびぞく
昔から受けつがれてきた、よい習わしのことです。 良薬苦口りょうやくくこう
よく効く薬は苦い。ためになる忠告は、聞くのがつらい、という意味です。 理路整然りろせいぜん
話の筋道が、きちんと通っていることです。 臨機応変りんきおうへん
その場の様子に合わせて、やり方を変えることです。 臨戦態勢りんせんたいせい
いつでも始められるように、準備をととのえた状態のことです。 冷汗三斗れいかんさんと
ひやあせをたくさんかくほど、こわい思いをすることです。 冷静沈着れいせいちんちゃく
落ち着いていて、あわてないことです。 老若男女ろうにゃくなんにょ
年寄りも若者も、男も女も、つまりあらゆる人のことです。 六根清浄ろっこんしょうじょう
目・耳・鼻・舌・体・心の六つのはたらきを、清らかにすることです。 論功行賞ろんこうこうしょう
はたらきを話し合って、それに見合うほうびを決めることです。 和気藹々わきあいあい
なごやかで、たがいに打ちとけている雰囲気のことです。 和敬清寂わけいせいじゃく
茶道で大切にされる、和む・敬う・清らか・静か、の四つの心のことです。 和光同塵わこうどうじん
すぐれた人が、それを見せびらかさず、みんなと同じようにふるまうことです。 和魂洋才わこんようさい
日本の心を持ちながら、西洋の学問や技術を取り入れることです。 和衷協同わちゅうきょうどう
心を合わせて、力を合わせることです。 和洋折衷わようせっちゅう
日本のやり方と、西洋のやり方を組み合わせることです。
慣用句(402語)
2つ以上の言葉が組み合わさって、別の意味になる言い方です。
何度も裏切られて、もう付き合う気がなくなることです。 開いた口が塞がらないあいたくちがふさがらない
あきれて、言葉も出ないことです。 相づちを打つあいづちをうつ
話を聞きながら、うなずいたり短く返したりすることです。 合いの手を入れるあいのてをいれる
話や歌の間に、短く言葉や手拍子をはさむことです。 青筋を立てるあおすじをたてる
こめかみの血管が浮くほど、ひどく怒ることです。 明るみに出るあかるみにでる
かくれていたことが、人に知られるようになることです。 揚げ足を取るあげあしをとる
人の言いまちがいや小さな失敗をとらえて、責めることです。 顎が落ちるあごがおちる
とてもおいしいことです。 顎で使うあごでつかう
えらそうな態度で、人を働かせることです。 足がすくむあしがすくむ
こわさで、足が動かなくなることです。 足がつくあしがつく
かくしていたことの手がかりが見つかることです。 足が出るあしがでる
決めていたお金より、多くかかってしまうことです。 足並みがそろうあしなみがそろう
みんなの考えや動きが、一つにまとまることです。 足を洗うあしをあらう
よくない仲間や仕事から、きっぱり抜け出すことです。 足をすくわれるあしをすくわれる
油断しているところを、思いがけずやられてしまうことです。 足を運ぶあしをはこぶ
わざわざ出かけて行くことです。 足を引っ張るあしをひっぱる
人の成功や進行を、じゃますることです。 味も素っ気もないあじもそっけもない
おもしろみがなく、そっけないことです。 味を占めるあじをしめる
一度うまくいったので、また同じことをしたくなることです。 頭打ちあたまうち
そこから先へ、のびなくなることです。 頭が上がらないあたまがあがらない
相手にひけ目があって、対等にふるまえないことです。 頭が固いあたまがかたい
考え方が決まっていて、新しいやり方を受け入れにくいことです。 頭を抱えるあたまをかかえる
どうしたらよいか分からず、困りはてることです。 頭を冷やすあたまをひやす
興奮を静めて、落ち着いて考えることです。 当たりをつけるあたりをつける
だいたいの見当をつけることです。 圧巻あっかん
全体の中で、いちばんすぐれている部分のことです。 呆気に取られるあっけにとられる
思いがけないことに、あきれてぼんやりすることです。 後釜に座るあとがまにすわる
前の人がぬけたあとに、その役目につくことです。 後を絶たないあとをたたない
同じことが、いつまでも続いて起こることです。 暗礁に乗り上げるあんしょうにのりあげる
思いがけない障害にぶつかって、先へ進めなくなることです。 生き馬の目を抜くいきうまのめをぬく
すばやく、ぬけ目なく利益を取ることです。 息が詰まるいきがつまる
きんちょうや重い空気で、苦しく感じることです。 息巻くいきまく
激しい勢いで、言い立てることです。 息をのむいきをのむ
おどろきや感動で、思わず息が止まることです。 板挟みいたばさみ
両方の間に立って、どちらにも決められず苦しむことです。 一姫二太郎いちひめにたろう
子どもは、はじめが女の子、次が男の子だと育てやすい、という昔からの言い方です。 一縷の望みいちるののぞみ
糸一本ほどの、ごくわずかな望みのことです。 一矢報いるいっしむくいる
やられっぱなしにならず、少しでもやり返すことです。 一線を引くいっせんをひく
はっきりと区別して、それ以上は関わらないことです。 一杯食わせるいっぱいくわせる
うまくだますことです。 芋づる式いもづるしき
一つをきっかけに、次から次へとつながって出てくることです。 芋を洗うよういもをあらうよう
人がぎっしりで、こみ合っているようすです。 色を失ういろをうしなう
おどろきやおそれで、顔が青ざめることです。 色をなすいろをなす
顔色を変えるほど、怒ることです。 言わずもがないわずもがな
言わなくてもよい、という意味です。または、言うまでもなく、という意味です。 上を下への大騒ぎうえをしたへのおおさわぎ
上のものと下のものが入れかわるほど、めちゃくちゃに混乱することです。 穿った見方うがったみかた
ものごとの本質を、するどくとらえた見方のことです。 浮き足立つうきあしだつ
落ち着きをなくして、そわそわすることです。 憂き目を見るうきめをみる
つらい経験をすることです。 後ろ髪を引かれるうしろがみをひかれる
心残りがあって、思いきれないことです。 後ろ指をさされるうしろゆびをさされる
かげで、人から非難されることです。 打ち解けるうちとける
えんりょがなくなって、親しくなることです。 有頂天うちょうてん
うれしさで、われを忘れるほど舞い上がることです。 打つ手がないうつてがない
もう試せる方法が、残っていないことです。 打てば響くうてばひびく
こちらの働きかけに、すぐよい反応が返ってくることです。 腕が鳴るうでがなる
力を発揮したくて、うずうずすることです。 腕を上げるうでをあげる
うでまえが、よくなることです。 馬が合ううまがあう
気が合って、いっしょにいて心地よいことです。 裏目に出るうらめにでる
よかれと思ってしたことが、反対の結果になることです。 裏をかくうらをかく
相手の予想の反対をついて、出しぬくことです。 上手を行くうわてをいく
相手より、一段すぐれていることです。 上の空うわのそら
ほかのことに気を取られて、身が入らないことです。 上前をはねるうわまえをはねる
人に渡すはずのお金や取り分の一部を、勝手に取ってしまうことです。 得手に帆を揚げるえてにほをあげる
得意なことをする機会が来て、勢いよく進めることです。 縁起を担ぐえんぎをかつぐ
よいことが起きるように、しるしやならわしを気にすることです。 縁の下の力持ちえんのしたのちからもち
目立たないところで、人のために努力している人のことです。 縁もゆかりもないえんもゆかりもない
つながりが、まったくないことです。 大手を振るおおでをふる
えんりょせず、堂々とふるまうことです。 大船に乗るおおぶねにのる
たよれるものにまかせて、すっかり安心することです。 大風呂敷を広げるおおぶろしきをひろげる
できそうもない大きなことを言うことです。 大目玉を食うおおめだまをくう
ひどくしかられることです。 大目に見るおおめにみる
小さなあやまちを、きびしく責めずに許すことです。 お株を奪うおかぶをうばう
その人の得意なことを、ほかの人が上手にやってみせることです。 お里が知れるおさとがしれる
ふるまいから、育ちや本当のところが分かってしまうことです。 押しが強いおしがつよい
えんりょせずに、自分の考えを通そうとすることです。 押しも押されもせぬおしもおされもせぬ
だれもが認めていて、ゆるぎない、という意味です。 お墨付きおすみつき
確かだと、力のある人や所が認めることです。 お茶の子さいさいおちゃのこさいさい
とてもかんたんにできることです。 お茶を濁すおちゃをにごす
その場だけをうまくごまかすことです。 十八番おはこ
その人がいちばん得意なもののことです。 お鉢が回るおはちがまわる
順番が回ってくることです。 尾ひれがつくおひれがつく
話が伝わるうちに、大げさになっていくことです。 おもむろにおもむろに
ゆっくりと、落ち着いて動き出すようすのことです。 御の字おんのじ
とてもありがたい、十分満足だ、という意味です。 顔色をうかがうかおいろをうかがう
相手の機嫌を気にして、ようすを見ることです。 顔が売れるかおがうれる
世間に広く知られるようになることです。 顔が利くかおがきく
よく知られていて、無理を聞いてもらえることです。 顔が立つかおがたつ
面目が保たれることです。 顔をつぶすかおをつぶす
人の面目や信用を、傷つけることです。 確信犯かくしんはん
悪いことだと分かっていながら、あえてやる人のことです。もともとは、自分が正しいと信じてやる、という意味でした。 かけがえのないかけがえのない
代わりになるものがない、とても大切なことです。 影が薄いかげがうすい
目立たず、いるかどうか分かりにくいことです。 陰口をたたくかげぐちをたたく
本人のいない所で、悪く言うことです。 影も形もないかげもかたちもない
すっかり無くなっていることです。 風上にも置けないかざかみにもおけない
心がけが悪くて、同じ仲間として認められないことです。 風向きが変わるかざむきがかわる
ものごとの流れや、まわりの様子が変わることです。 肩で風を切るかたでかぜをきる
得意そうに、いばって歩くことです。 肩の荷が下りるかたのにがおりる
責任から解放されて、ほっとすることです。 肩身が狭いかたみがせまい
はずかしくて、人の前で小さくなることです。 肩を落とすかたをおとす
がっかりして、力がぬけることです。 肩を持つかたをもつ
どちらか一方の味方をすることです。 勝手が違うかってがちがう
いつもとちがって、うまくいかないことです。 割愛するかつあいする
おしいと思いながら、あえて省くことです。 角が立つかどがたつ
言い方のせいで、人との関係がぎくしゃくすることです。 辛党からとう
あまいものより、お酒のほうが好きな人のことです。 願をかけるがんをかける
神仏に願いごとをして、そのかわりに何かを断つことです。 気が置けるきがおける
えんりょがいって、うちとけられないことです。 機が熟すきがじゅくす
ちょうどよい時期になることです。 気が済むきがすむ
納得して、気持ちが落ち着くことです。 気が引けるきがひける
後ろめたくて、気おくれすることです。 気が回るきがまわる
細かいところまで気づいて、心づかいができることです。 気が滅入るきがめいる
気持ちが沈んで、元気がなくなることです。 機嫌を取るきげんをとる
相手の気分がよくなるように、気をつかうことです。 木で鼻をくくるきではなをくくる
そっけなく、冷たい態度をとることです。 奇特きとく
行いがとくにすぐれていて、感心なようすのことです。 きな臭いきなくさい
何かよくないことが起きそうな気配がすることです。 木に竹を接ぐきにたけをつぐ
つり合わないものを、むりにつなげることです。 気に留めるきにとめる
心に留めて、忘れずにいることです。 決まりが悪いきまりがわるい
はずかしくて、ばつが悪いことです。 肝が据わるきもがすわる
何が起きても、動じないことです。 肝を潰すきもをつぶす
ひどくおどろくことです。 興が乗るきょうがのる
おもしろくなってきて、調子が出ることです。 気を落とすきをおとす
がっかりして、元気をなくすことです。 気を配るきをくばる
まわりのことに、細かく注意を向けることです。 気を取り直すきをとりなおす
がっかりした気持ちを、立て直すことです。 気を吐くきをはく
元気なところを見せて、みんなを勢いづけることです。 気を許すきをゆるす
相手を信じて、警かい心をなくすことです。 金字塔を打ち立てるきんじとうをうちたてる
後の世に残る、りっぱな仕事をなしとげることです。 琴線に触れるきんせんにふれる
すばらしいものに出会って、心が深く感動することです。 釘付けになるくぎづけになる
その場から動けなくなるほど、心をうばわれることです。 苦言を呈するくげんをていする
相手のためを思って、聞きづらいことを言うことです。 苦汁をなめるくじゅうをなめる
つらい経験をすることです。 口裏を合わせるくちうらをあわせる
前もって話を合わせておくことです。 口が重いくちがおもい
あまり話したがらないことです。 口が堅いくちがかたい
秘密をきちんと守ることです。 口が軽いくちがかるい
言わなくてよいことまで、すぐ話してしまうことです。 口が滑るくちがすべる
言うつもりのなかったことを、うっかり言ってしまうことです。 口車に乗るくちぐるまにのる
うまい話にだまされることです。 口火を切るくちびをきる
いちばん先に始めることです。 口をきくくちをきく
話をすることです。または、間に立って世話をすることです。 口を切るくちをきる
いちばん先に話し始めることです。 口をそろえるくちをそろえる
何人もが、同じことを言うことです。 口をつぐむくちをつぐむ
何も言わずに、だまることです。 口をとがらせるくちをとがらせる
不満そうな顔をすることです。 口をはさむくちをはさむ
人の話のとちゅうで、わりこんで話すことです。 苦杯をなめるくはいをなめる
つらい負けや失敗を、経験することです。 首が回らないくびがまわらない
借金などが多くて、どうにもならないことです。 首を切るくびをきる
仕事をやめさせることです。 首を突っ込むくびをつっこむ
自分から、深く関わることです。 首を長くするくびをながくする
楽しみに待ちこがれることです。 首をひねるくびをひねる
納得できずに、考えこむことです。 軍門に下るぐんもんにくだる
負けを認めて、相手に従うことです。 桁が違うけたがちがう
くらべものにならないほど、差があることです。 けりをつけるけりをつける
ものごとの決着をつけることです。 逆鱗に触れるげきりんにふれる
目上の人を、ひどく怒らせてしまうことです。 檄を飛ばすげきをとばす
自分の考えを広く知らせて、みんなに行動をよびかけることです。 心得違いこころえちがい
考えちがいをしていることです。 心が躍るこころがおどる
楽しみで、わくわくすることです。 心もとないこころもとない
たよりなくて、不安なことです。 心を打つこころをうつ
強く感動させることです。 心を鬼にするこころをおににする
相手のためを思って、あえてきびしくすることです。 心を許すこころをゆるす
相手を信じて、うちとけることです。 腰が低いこしがひくい
えらぶらず、ていねいなことです。 腰を上げるこしをあげる
なかなか始めなかったことに、ようやく取りかかることです。 姑息こそく
その場しのぎで、あとに残らないやり方のことです。 事なきを得ることなきをえる
大きな問題にならずに、すむことです。 事もあろうにこともあろうに
よりによって、という意味です。 事を運ぶことをはこぶ
物事を、段取りよく進めることです。 小春日和こはるびより
晩秋から初冬にかけての、春のようにあたたかくおだやかな日のことです。 小耳に挟むこみみにはさむ
たまたま少し聞くことです。 号泣ごうきゅう
大声をあげて泣くことです。 業を煮やすごうをにやす
思いどおりに進まず、腹を立てていらだつことです。 御多分に漏れずごたぶんにもれず
ほかと同じように、例外ではなく、という意味です。 采配を振るさいはいをふる
先頭に立って、指図をすることです。 先が思いやられるさきがおもいやられる
この先が心配になることです。 先を越されるさきをこされる
相手に、先にやられてしまうことです。 差し支えないさしつかえない
都合が悪くない、問題がない、という意味です。 さじ加減さじかげん
ちょうどよい程度に調節することです。 さじを投げるさじをなげる
見こみがないとあきらめることです。 さわりさわり
話や曲の、いちばん聞かせたい部分のことです。 三顧の礼さんこのれい
目上の人が、へりくだって何度もたのみに行くことです。 三拍子そろうさんびょうしそろう
大事な三つの条件が、すべてそろうことです。 座右の銘ざゆうのめい
いつも心にとめて、支えにしている言葉のことです。 潮時しおどき
ちょうどよい時期のことです。 敷居が高いしきいがたかい
前にしたことが気がかりで、その家や場所へ行きにくい、という意味です。 舌が肥えるしたがこえる
おいしいものを食べなれて、味が分かるようになることです。 舌足らずしたたらず
言葉が足りなくて、うまく伝わらないことです。 舌鼓を打つしたつづみをうつ
おいしいものを、味わって食べることです。 舌の根の乾かぬうちにしたのねのかわかぬうちに
言い終わったばかりなのに、すぐに反対のことをする、という意味です。 舌を出すしたをだす
かげで人をばかにすること、または照れかくしをすることです。 失笑しっしょう
おかしさをこらえきれずに、思わず笑ってしまうことです。 芝居がかるしばいがかる
わざとらしくて、演技のように見えることです。 白を切るしらをきる
知っているのに、知らないふりをすることです。 尻馬に乗るしりうまにのる
人のやることに、よく考えずについていくことです。 尻切れとんぼしりきれとんぼ
とちゅうで終わって、まとまらないことです。 尻込みするしりごみする
こわがって、進み出ないことです。 尻に火がつくしりにひがつく
のんびりしていられないほど、切羽つまることです。 白い目で見るしろいめでみる
冷たい目で、よそよそしく見ることです。 水面下すいめんか
表に出ないところで、という意味です。 筋違いすじちがい
道理に合わないこと、または見当ちがいのことです。 すずめの涙すずめのなみだ
ほんのわずかなことです。 すべからくすべからく
当然、ぜひとも、という意味です。あとに「〜べし」が続くのがふつうです。 図星ずぼし
言い当てられて、そのとおりであることです。 精を出すせいをだす
一生けんめいに、はげむことです。 世間が狭いせけんがせまい
つきあいの範囲がせまいことです。 世間ずれせけんずれ
世の中でもまれて、悪がしこくなっていることです。 世話が焼けるせわがやける
手間がかかって、面どうを見なければならないことです。 世話を焼くせわをやく
進んで、人の面どうを見ることです。 相好を崩すそうごうをくずす
うれしくて、思わず顔をほころばせることです。 相談に乗るそうだんにのる
人の相談を聞いて、いっしょに考えることです。 底が知れないそこがしれない
どこまで力があるのか分からないことです。 底を突くそこをつく
たくわえが、なくなることです。 袖にするそでにする
相手を、そっけなくあつかうことです。 空恐ろしいそらおそろしい
はっきりした理由はないのに、なんとなくこわいことです。 反りが合わないそりがあわない
気が合わないことです。 高が知れるたかがしれる
たいしたことがないと、見当がつくことです。 高嶺の花たかねのはな
見えているのに、手が届かないもののことです。 高飛車たかびしゃ
相手を見下すような、強い態度のことです。 高みの見物たかみのけんぶつ
自分は関わらず、そばで見ているだけのことです。 太刀打ちできないたちうちできない
力の差がありすぎて、まったくかなわないことです。 立場がないたちばがない
面目が保てず、その場にいづらいことです。 立つ瀬がないたつせがない
面目が保てず、立場がなくなることです。 立て板に水たていたにみず
つかえずに、すらすらとよく話すことです。 束になってかかるたばになってかかる
大勢が力を合わせて、いっしょに立ち向かうことです。 玉にきずたまにきず
ほとんど申し分ないのに、少しだけ惜しいところがあることです。 玉虫色たまむしいろ
どちらにも取れる、はっきりしない決め方のことです。 出しに使うだしにつかう
自分の目的のために、人やものを利用することです。 蛇足だそく
なくてもよい、よけいな付けたしのことです。 断腸の思いだんちょうのおもい
はらわたがちぎれるほど、つらく悲しい気持ちのことです。 竹馬の友ちくばのとも
小さいころからいっしょに遊んで育った友だちのことです。 血の気が多いちのけがおおい
すぐ興奮しやすく、勢いがあることです。 血道を上げるちみちをあげる
あることに夢中になって、のぼせあがることです。 血も涙もないちもなみだもない
思いやりがまったくないことです。 手薄になるてうすになる
人手や備えが、足りなくなることです。 手が込むてがこむ
作りが細かくて、手間がかかっていることです。 手が回らないてがまわらない
いそがしくて、そこまで手をつけられないことです。 手ぐすねを引くてぐすねをひく
じゅうぶんに準備して、待ちかまえることです。 手心を加えるてごころをくわえる
きびしくしすぎないよう、ほどよく手加減することです。 手玉に取るてだまにとる
相手を思いどおりに動かすことです。 手取り足取りてとりあしとり
こまかいところまで、ていねいに教えることです。 手に余るてにあまる
自分の力では、どうにもできないことです。 手のひらを返すてのひらをかえす
態度をがらりと変えることです。 手前味噌てまえみそ
自分で自分をほめることです。 手を打つてをうつ
必要な対策をとることです。または、話をまとめることです。 手を貸すてをかす
人を手伝うことです。 手を切るてをきる
関係をきっぱり断つことです。 手をこまねくてをこまねく
何もしないで、そばで見ていることです。 手を尽くすてをつくす
できることを、すべてやることです。 手を抜くてをぬく
やるべきことを、いいかげんにすませることです。 頭角を現すとうかくをあらわす
才能が目立ってきて、人より先に出ることです。 峠を越すとうげをこす
いちばん大変なところを過ぎることです。 当を得るとうをえる
その場にちょうどよく合っている、という意味です。 とどのつまりとどのつまり
いろいろあったが、結局のところ、という意味です。 とばっちりを食うとばっちりをくう
関係ないのに、まきぞえを受けることです。 途方に暮れるとほうにくれる
どうしたらよいか分からなくなることです。 取り越し苦労とりこしぐろう
先のことを心配しすぎて、むだに悩むことです。 とりつく島がないとりつくしまがない
相手がまったく相手にしてくれず、話のきっかけがつかめないことです。 度が過ぎるどがすぎる
ほどよい程度を、こえてしまうことです。 度胸が据わるどきょうがすわる
何が起きても、動じなくなることです。 度肝を抜くどぎもをぬく
ひどくおどろかせることです。 泥仕合どろじあい
たがいの欠点を言い合う、みにくい争いのことです。 泥を塗るどろをぬる
人の名誉やほこりを傷つけることです。 名が通るながとおる
広く名前が知られていることです。 流れに棹さすながれにさおさす
流れに乗って、ものごとが調子よく進むようにすることです。 泣きを入れるなきをいれる
こまって、相手にたのみこむことです。 泣きを見るなきをみる
つらい目にあうことです。 泣く子も黙るなくこもだまる
こわがられるほど、勢いや力があることです。 名残惜しいなごりおしい
はなれるのがつらく、心が残ることです。 なし崩しなしくずし
借りたものを、少しずつ返して片づけていくことです。 荷が勝つにがかつ
力に対して、役目が重すぎることです。 二足のわらじにそくのわらじ
一人で、二つのちがう仕事や役目を持つことです。 二の句が継げないにのくがつげない
おどろきやあきれで、次の言葉が出てこないことです。 二の次にのつぎ
あとまわしにすることです。 二枚舌にまいじた
前に言ったことと、ちがうことを言うことです。 にやけるにやける
なよなよとして、しまりのないようすのことです。 抜き差しならないぬきさしならない
身動きが取れず、どうにもならないことです。 濡れ衣を着せられるぬれぎぬをきせられる
やっていないことで、疑われることです。 願ってもないねがってもない
願う必要もないほど、ちょうどよい、という意味です。 猫なで声ねこなでごえ
相手のきげんを取るための、やさしすぎる声のことです。 熱に浮かされるねつにうかされる
夢中になって、まわりが見えなくなることです。もともとは、高い熱でうわごとを言うことでした。 根に持つねにもつ
いやなことを、いつまでも忘れずにうらみに思うことです。 のどから手が出るのどからてがでる
ほしくてたまらないことです。 のれんに腕押しのれんにうでおし
手ごたえがまったくないことです。 歯が浮くはがうく
わざとらしい言葉に、気持ち悪さを感じることです。 白紙に戻すはくしにもどす
決めたことを取り消して、はじめの状態にすることです。 白眉はくび
多くの中で、いちばんすぐれているもののことです。 破竹の勢いはちくのいきおい
止めようがないほど、激しい勢いのことです。 破天荒はてんこう
だれも成しとげなかったことを、初めて成しとげることです。 鼻息が荒いはないきがあらい
意気ごみが強くて、勢いづいていることです。 鼻が利くはながきく
かくれているものを、うまく見つけ出すことです。 話半分はなしはんぶん
話を、そのまま全部は信じないでおくことです。 鼻につくはなにつく
いやみに感じて、うんざりすることです。 鼻を明かすはなをあかす
出しぬいて、相手をあっと言わせることです。 鼻を折るはなをおる
得意になっている人の気持ちを、くじくことです。 歯の根が合わないはのねがあわない
こわさや寒さで、体がふるえることです。 腹が据わるはらがすわる
覚ごが決まって、どっしり落ち着くことです。 腹が立つはらがたつ
おこる気持ちがわいてくることです。 腹に据えかねるはらにすえかねる
がまんできないほど、腹が立つことです。 腹をくくるはらをくくる
覚ごを決めることです。 腹をさぐるはらをさぐる
相手の本当の気持ちを、それとなく調べることです。 歯を食いしばるはをくいしばる
苦しさをこらえて、がまんすることです。 爆笑ばくしょう
大勢の人が、いっせいにどっと笑うことです。 火が消えたようひがきえたよう
急に静かで、さびしくなることです。 引き合いに出すひきあいにだす
例として、持ち出すことです。 引く手あまたひくてあまた
あちこちから、さそわれることです。 引けを取らないひけをとらない
相手に負けていない、おとっていないことです。 膝を打つひざをうつ
急に思い当たって、なるほどと感心することです。 額を集めるひたいをあつめる
何人かが集まって、真けんに相談することです。 引っ込みがつかないひっこみがつかない
言い出した手前、あとに引けなくなることです。 人当たりがよいひとあたりがよい
人への接し方が、やわらかくて感じがよいことです。 一泡吹かせるひとあわふかせる
不意をついて、相手をあわてさせることです。 一息つくひといきつく
ひと区切りついて、ほっとすることです。 一筋縄ではいかないひとすじなわではいかない
ふつうのやり方では、うまくいかないことです。 一花咲かせるひとはなさかせる
一度は、はなやかに成功してみせることです。 人目をはばかるひとめをはばかる
人に見られないよう、気にすることです。 火の車ひのくるま
お金のやりくりが、とても苦しいことです。 火蓋を切るひぶたをきる
物事を始めることです。 冷や水を浴びせるひやみずをあびせる
盛り上がっているところに、水をさすことです。 平たく言えばひらたくいえば
むずかしいことを、やさしく言いかえると、という意味です。 二つ返事ふたつへんじ
ためらわずに、すぐ引き受けることです。 筆を折るふでをおる
書くことを、やめてしまうことです。 舟をこぐふねをこぐ
すわったまま、うとうと居ねむりをすることです。 噴飯ものふんぱんもの
おかしくてたまらず、食べていたご飯をふき出してしまうほどのことです。 憮然ぶぜん
思いどおりにならず、がっかりして、ぼんやりしているようすです。 物議を醸すぶつぎをかもす
世間の議論やうわさを引き起こすことです。 平行線をたどるへいこうせんをたどる
たがいの意見が近づかず、決まらないことです。 へそを曲げるへそをまげる
きげんを悪くして、すねることです。 骨が折れるほねがおれる
とても手間がかかって、大変なことです。 骨抜きになるほねぬきになる
大事な部分が取りのぞかれて、意味がうすくなることです。 骨身に染みるほねみにしみる
心の底から、強く感じることです。 骨身を削るほねみをけずる
体をすりへらすほど、苦労して働くことです。 骨を埋めるほねをうずめる
一生をその場所や仕事にささげることです。 棒に振るぼうにふる
それまでの努力や機会を、むだにしてしまうことです。 間が持たないまがもたない
時間や場が余ってしまって、こまることです。 幕を閉じるまくをとじる
物事が終わることです。 待ちに待ったまちにまった
ずっと楽しみに待っていた、という意味です。 待ったなしまったなし
やり直しや先のばしができない状態のことです。 眉唾まゆつば
本当かどうか、あやしいもののことです。 眉に唾をつけるまゆにつばをつける
だまされないように、用心することです。 眉をひそめるまゆをひそめる
心配や不快で、まゆの間にしわを寄せることです。 見得を切るみえをきる
人前で、大きなことを言い切ることです。 実があるみがある
口先だけでなく、まごころがこもっていることです。 見切りをつけるみきりをつける
これ以上はだめだと判断して、あきらめることです。 三下り半みくだりはん
一方的に、関係を切ることです。 水掛け論みずかけろん
どちらも自分が正しいと言い張って、決まらない議論のことです。 水を打ったようみずをうったよう
大勢いるのに、しんと静まりかえるようすです。 身の丈に合うみのたけにあう
自分の力や立場に、ちょうど合っていることです。 耳が早いみみがはやい
うわさや知らせを、人より早く知ることです。 耳にたこができるみみにたこができる
同じ話を何度も聞かされて、うんざりすることです。 耳を疑うみみをうたがう
信じられないことを聞いて、おどろくことです。 耳を貸すみみをかす
人の話を聞いてあげることです。 耳をそばだてるみみをそばだてる
聞きのがすまいと、注意して聞くことです。 耳をそろえるみみをそろえる
お金を、不足なくきちんと用意することです。 身も蓋もないみもふたもない
言い方が直きゅうすぎて、味わいや余地がなくなることです。 見よう見まねみようみまね
人のやることを見て、まねしながら覚えることです。 見る影もないみるかげもない
以前とくらべて、すっかりおとろえてしまうことです。 身を粉にするみをこにする
体を惜しまず、いっしょうけんめいに働くことです。 実を結ぶみをむすぶ
努力が、よい結果になって表れることです。 虫が知らせるむしがしらせる
なんとなく、悪いことが起きそうな気がすることです。 胸が痛むむねがいたむ
かわいそうで、つらく感じることです。 胸に刻むむねにきざむ
忘れないように、しっかり覚えておくことです。 胸を借りるむねをかりる
強い相手に、思いきってぶつかって練習することです。 胸を撫で下ろすむねをなでおろす
心配ごとが解決して、ほっとすることです。 胸を膨らませるむねをふくらませる
期待で、心をいっぱいにすることです。 目が利くめがきく
よいものと、そうでないものを見分ける力があることです。 目がないめがない
とても好きで、夢中になることです。 目と鼻の先めとはなのさき
とても近い場所のことです。 目に余るめにあまる
ひどすぎて、だまって見ていられないことです。 目に浮かぶめにうかぶ
そのようすが、はっきり想像できることです。 目鼻がつくめはながつく
だいたいの見通しが立つことです。 目を光らせるめをひからせる
見のがさないように、きびしく見張ることです。 目を細めるめをほそめる
うれしくて、にこにこすることです。 目を丸くするめをまるくする
とてもおどろくことです。 元の木阿弥もとのもくあみ
せっかくよくなったのに、また元の状態にもどってしまうことです。 元も子もないもともこもない
すべてを失って、何も残らないことです。 物にするものにする
努力して、自分のものにすることです。 焼きが回るやきがまわる
年をとったりして、うでや頭のはたらきがにぶることです。 矢継ぎ早やつぎばや
次から次へと、間をおかずにすることです。 やぶから棒やぶからぼう
何の前ぶれもなく、突然であることです。 やぶさかでないやぶさかでない
よろこんでそうする、という意味です。 山が当たるやまがあたる
予想したところが、そのとおりに出ることです。 山場やまば
いちばん大事な、分かれ目になるところです。 山をかけるやまをかける
出そうなところを予想して、そこにしぼって備えることです。 山を越すやまをこす
いちばん大変なところを、過ぎることです。 やり玉に挙げるやりだまにあげる
多くの中から選び出して、責めることです。 有終の美ゆうしゅうのび
最後までやりとげて、りっぱに終えることです。 湯水のように使うゆみずのようにつかう
お金などを、惜しまずどんどん使うことです。 横並びよこならび
どこも同じで、ちがいがないことです。 横道にそれるよこみちにそれる
話や作業が、本すじからはずれることです。 横やりを入れるよこやりをいれる
そばから口を出して、じゃまをすることです。 世に出るよにでる
広く知られるようになることです。 拠り所よりどころ
たよりにする、支えのことです。 弱音を吐くよわねをはく
気弱なことを口に出すことです。 埒が明かないらちがあかない
話や作業が進まず、決まらないことです。 溜飲が下がるりゅういんがさがる
もやもやしていた気持ちが、すっきり晴れることです。 我が物顔わがものがお
自分のものであるかのように、勝手にふるまうことです。 割って入るわってはいる
争っている間に入って、止めることです。 割に合わないわりにあわない
かけた手間や費用に対して、得られるものが少ないことです。 悪びれるわるびれる
気おくれして、おどおどすることです。 我先にわれさきに
人より先に行こうと、争うようにすることです。 我に返るわれにかえる
夢中だった状態から、はっと正気にもどることです。 我を忘れるわれをわすれる
夢中になって、自分のことも周りのことも忘れてしまうことです。
対義語・類義語
反対の意味の言葉と、にた意味の言葉です。
なぜ「意味」だけでは足りないのか
ことわざも四字熟語も、テストで問われるのは意味だけではありません。使う場面がずれていないかが問われます。
たとえば「情けは人の為ならず」は、意味を取りちがえる人がとても多い言葉です。「親切はその人のためにならない」だと思っていると、正しい選択肢を選べません。だからこのことば大辞典では、意味のあとに必ず「どんなときに使うか」と「気をつけること」を置いています。
もう1つはにた意味の言葉です。入試では「にた意味のことわざを選びなさい」という形でよく出ます。1語だけ覚えていても答えられません。だから、にた言葉と反対の言葉をセットでのせています。
こんなコンテンツもあります──しんぶん・ドリルとあわせて
ことばは、一覧表より文章の中で出会ったときのほうが残ります。だからこの辞典は、読み物とプリントの両方につないであります。
- 週刊小学生しんぶんを読む。分からなかった言い回しを1つだけメモします。
- その日のうちに、この辞典で1語だけ引く。意味と例文まで読みます。1分で終わります。
- 漢字プリントをやった日にも1語。書けるようになった漢字が、言葉として使えるようになります。
理科の読み物「きょうのかがく」も1日1問2分です。読んだらスタンプが1つたまるところは、しんぶんやプリントと共通の器を使っています。
各語の意味・用法は、国語辞典の一般的な語釈にもとづいて小学生向けに書き直したものです。由来は広く知られている説のみをのせています。言葉のなりたちには複数の説があるものもあります。制作 スクールコンパス編集部