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5年理科「台風と天気の変化」

天気は西から東へ変わる。台風はそうとは限らない。この2つが両方言えれば、この単元は合格です。実際の天気予報をいっしょに見るのが、いちばん効く勉強になります。

📅 いつ学校で習うか(教科書の会社べつ)

教科書単元名ならう時期
東京書籍『新編 新しい理科5』5 台風と天気の変化10月上旬
啓林館『わくわく理科5』天気の変化(2) 台風と気象情報7月中旬

出典 各社の令和6年度 年間指導計画(標準的な案)。2026年9月21日確認。学校や地域で前後します。

この単元でやること

台風は日本のはるか南の海の上で生まれ、はじめは西へ進み、日本付近では 北や北東へ進路を変えることが多いこと。台風が近づくと雨と風が強くなり、風水害が起きること。気象情報を使って、そなえができることを学びます。ふだんの天気は、雲が西から東へ動くために、西の天気があとから来ることも確かめます。

台風は、どうやってできるの?(教科書の一歩先)

台風のもとは、日本のはるか南のあたたかい海(海面水温がおよそ26〜27℃以上)です。海から蒸発した水蒸気が上空で冷やされて雲になるとき熱を出し、その熱で上へのぼる流れが強まります。これがくり返されて雲が集まり、大きな渦になったものが台風です。「海からの水蒸気が燃料」と覚えておくと、陸に上がると弱まる理由も、海の上でどんどん強くなる理由も、1つの考え方で説明できます。

あたたかい海(水蒸気がたくさん) 目 ① 入道雲がたくさんできる② まとまって渦に風速 秒速17m以上で「台風」

❓ よくある質問

Q. 台風と熱帯低気圧のちがいは何ですか?

熱帯の海で生まれた低気圧(熱帯低気圧)のうち、中心付近の最大風速がおよそ秒速17メートル(17.2メートル)以上になったものを台風とよびます。

Q. 台風がいちばん多く生まれる月はいつですか?

8月です。ただ日本に近づいたり上陸したりしやすいのは9月で、生まれる月と来る月がずれています。

家では、氷水のコップの外側につく水のつぶで、見えない水蒸気が冷やされて水にもどることを確かめられます。雲ができるのと同じしくみです。

📰 ニュースで確かめる(2026年9月の台風25号)

2026年9月の5連休に、台風25号が関東の南の海上を進みました。台風がまだ遠いうちから雨が降りつづき、伊豆諸島や静岡県、千葉県で記録的な大雨になりました。教科書の「台風が近づくと雨と風が強くなる」に加えて、「台風が遠くても、先に大雨になることがある」ことを、実際の例で確かめられます。

台風はなぜ9月に多い?(秋雨前線と台風の雨)→ なぜ最近、大雨が増えたのか → 小学生しんぶん 9月25日号のかがくコーナー → きょうのかがく「台風は、どうやってできるの?」→

⚠️ つまずきの正体

1つめ。「天気は西から東」を台風にもあてはめてしまう。台風は太平洋高気圧のふちに沿って進むため、南から来て北や北東へ曲がります。

2つめ。雲画像と天気図が読めない。低気圧と高気圧、前線の記号は5年では深入りしませんが、雲の白い帯が西にあるとき、あすの天気がどうなるかは言えるようにしたいところです。

3つめ。防災が他人事になる。自分の住む地域で何が起きるか(川か、がけか、風か)を1つ知っておくと、学習が自分の話になります。

🏠 家で10分でできること

用意するもの テレビかスマホの天気予報。

夜の天気予報で雲の動く画像を見ながら、「あしたの昼、うちの上に雲は来る?」と1問だけ出してみてください。次の日に答え合わせをすると、それだけで西から東が体に入ります。

台風が近づいている週は、家のハザードマップと避難場所を確かめる日にしてください。理科と社会の両方の勉強になります。

✅ テスト前に、この3つを口で言えるか

  1. ふだんの天気は、どちらからどちらへ変わるか(西から東)
  2. 台風はどこで生まれ、日本付近ではどちらへ進むことが多いか(南の海の上で生まれ、北や北東へ)
  3. 台風が近づいたとき、家でまず確かめることは何か(避難場所と、家のまわりの危ないところ)
  4. 台風は何をエネルギーにして大きくなるか(あたたかい海から蒸発した水蒸気)

🎯 中学受験ではこう出ます

入試では、台風の進路図から風向きの変化を答える問題(進路の右側で風が強い、など)、季節ごとの天気の特徴、気象衛星の画像の読み取りが出ます。

社会の自然災害の単元とも重なるので、両方まとめて覚えると効率がよいところです。

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