バレンタインのチョコ、もとをたどると地球の反対側にたどりつく! 世界地図で旅してみよう。
🍫 カカオの生産量1位はコートジボワール(世界の約4割)。日本が輸入するカカオ豆は、ガーナ産が約4分の3
チョコレートの原料カカオは、赤道の近くの、1年中暑くて雨の多い地域でしか育ちません。日本ではほとんど作れないので、ほぼすべて輸入しています。
🧭 産地の地図世界ランキング日本の輸入先チョコができるまで値上がりのなぜバレンタインの由来入試の出方クイズ
黄色い帯が、赤道をはさんで北緯20度から南緯20度のあたり(地図は南アメリカ〜アジアの部分)。カカオの産地はこの帯の中に集まっていて、「カカオベルト」とよばれます。茶色がこいほど、生産量が多い国です。
国にふれると名前が出ます。地図の形:Natural Earth(パブリックドメイン)
1位のコートジボワールは2位の約3倍。コートジボワール・ガーナ・ナイジェリア・カメルーンと、上位には西アフリカの国がならびます。「カカオといえばガーナ」と思われがちですが、ガーナは3位です。
世界1位はコートジボワールなのに、日本はガーナからいちばん多く買っています。ガーナでは国の機関がカカオの品質や取引を管理していて、質のそろった豆を安定して買えることが理由の1つとされています。ガーナから日本への輸入も、大部分がカカオ豆です。
🌳 1. カカオの実をとる
木の幹に直接ラグビーボールのような実(カカオポッド)がなる。中に白い果肉につつまれた種が30〜50こほど。
🍌 2. 発酵させる
種を果肉ごとバナナの葉などでくるんで数日おき、発酵させる。チョコの香りのもとができる。
☀️ 3. かわかす
日なたで干して水分をとばす。ここまでが産地の仕事で、この種が「カカオ豆」として輸出される。
🔥 4. いって、すりつぶす
工場でカカオ豆をいり、皮をのぞいてすりつぶすと、どろっとした「カカオマス」になる。
🍫 5. 砂糖やミルクとまぜて固める
カカオマスに砂糖・ミルク・カカオバターをまぜ、よくねって温度を調節し、型に入れて冷やすとチョコレートに。
2024年には、カカオ豆の国際価格が過去最高の水準まで上がりました。西アフリカでの天候不順や、カカオの木の病気、木の高齢化などで生産が減ったためとされています。世界のカカオが一部の地域に集まっているので、そこで作物がとれないと、世界中のチョコレートのねだんが上がってしまうのです。
2月14日のバレンタインデーは、3世紀ごろのローマの聖ウァレンティヌス(バレンタイン)という人にちなむ日だといわれています。欧米では家族や恋人などがカードや花をおくり合う日です。日本で「チョコレートをおくる日」として広まったのは、昭和のころの菓子会社やデパートの宣伝がきっかけといわれています。
カカオは、特定の農産物や鉱産資源の輸出にたよる「モノカルチャー経済」の例としてよく出ます。「ガーナ・コートジボワール=カカオ」と覚え、天候やねだんの変化で国の収入が大きくゆれる弱みを説明できるようにしよう。日本の輸入先の問題では、カカオ豆=ガーナが定番です。
こたえ:コートジボワール
こたえ:ガーナ(約4分の3)
こたえ:カカオベルト
こたえ:カカオマス
こたえ:モノカルチャー経済
こたえ:2月14日
👹 節分とは(2027年) 🌍 国の本当の大きさ比べ 🗺️ きょうの国あて 🌐 世界地図クイズ 🥇 生産量日本一の早見表
世界の生産量はFAO(国連食糧農業機関)の2024年の値。日本の輸入量は日本チョコレート・ココア協会「日本の主要カカオ豆国別輸入量推移」(資料:日本貿易統計、2022年)。ガーナからの輸入の内訳は農林水産省「ガーナの農林水産業概況」(2024年10月)。バレンタインの由来には諸説あります。制作:スクールコンパス編集部
コートジボワールです。2024年は約189万tで、世界の約4割をしめます(FAO)。2位インドネシア、3位ガーナです。
ガーナがいちばん多く、2022年は約3.3万tで全体の約75%です。次いでエクアドル、ベネズエラ、コートジボワールです。
赤道をはさんだ北緯20度から南緯20度のあたりの、1年中暑くて雨の多い地域で育ちます。「カカオベルト」とよばれます。
カカオの実から種を取り出して発酵・乾燥させたカカオ豆を、工場でいってすりつぶし(カカオマス)、砂糖やミルクとまぜて固めます。
2024年に西アフリカの天候不順や木の病気などでカカオの生産が減り、カカオ豆の国際価格が過去最高の水準まで上がったためとされています。