いちごの本当の季節は春。なのに、なぜ冬にたくさん売られているの?
🥇 いちごの生産量1位は栃木県(2.88万t・全国の18.0%)
2位福岡県、3位熊本県、4位愛知県、5位静岡県(2025年産・農林水産省)。
🧭 ランキング産地の地図なぜその県?いちごの季節入試の出方クイズ
色がこいほど、全国にしめる割合が大きい県だよ。
🥇 栃木県 ── 冬に晴れが多く、東京に近い
いちごはおもに冬から春にビニールハウスで育てます。栃木県は冬に晴れの日が多くて日光をたっぷり使え、大消費地の東京にも近いのが強みです。「とちおとめ」「とちあいか」などの品種があります。
🥈 福岡県 ── あたたかい気候と「あまおう」
九州のあたたかい気候を生かして冬に育てます。「あまおう」が有名です。
💡 ハウスで「早く作る」農業
本当のいちごの季節は春ですが、ハウスで温めて冬に出荷しています。クリスマスのケーキに間に合うのはこのおかげ。早く作って出すこのくふうを「促成栽培」といいます。
スーパーにいちごがいちばん{並|なら}ぶのは{冬|ふゆ}から{春|はる}(12〜5{月|がつ}ごろ)。{夏|なつ}から{秋|あき}は{量|りょう}が{少|すく}なく、すずしい{北海道|ほっかいどう}や{東北|とうほく}などで{作|つく}る「{夏秋|かしゅう}いちご」がケーキ{屋|や}さんで{使|つか}われます。
いちごは「促成栽培」の例として出ることが多い品目です。「栃木が1位」と、冬にハウスで作る理由(ねだんが高い時期に出せる)をセットで説明できるようにしよう。
練習:グラフの読みとり(上位5県から品目を当てる)
Q1. 上位5県がこうなる品目は?
1位 和歌山県(22%) ・2位 奈良県(14%) ・3位 福岡県(8%) ・4位 岐阜県(6%) ・5位 愛知県(6%)
ヒント:近畿の2県が1・2位
Q2. 上位5県がこうなる品目は?
1位 熊本県(13%) ・2位 千葉県(12%) ・3位 山形県(10%) ・4位 鳥取県(7%) ・5位 新潟県(6%)
ヒント:九州の県と関東の県が1・2位で接戦
Q3. 上位5県がこうなる品目は?
1位 和歌山県(22%) ・2位 愛媛県(19%) ・3位 静岡県(14%) ・4位 熊本県(12%) ・5位 長崎県(6%)
ヒント:和歌山・愛媛・静岡の3県
こたえ:栃木県
こたえ:福岡県
こたえ:促成栽培
こたえ:12〜5月ごろ(冬から春)
こたえ:冬に晴れの日が多い/東京に近い
🥇 生産量日本一の早見表(57品目) 栃木県の有名なもの 🚚 近郊農業とは 🏠 促成栽培・抑制栽培とは 🍎 47都道府県の特産物 🧩 都道府県パズル
出典:農林水産省「野菜生産出荷統計 令和7年産(第1報)」(e-Stat 統計表ID 000040475795)。第1報(速報にあたる数字)は、確報で少し直されることがあります。順位と全国にしめる割合は公表値からスクールコンパス編集部が計算しました(2026年11月6日確認)。「なぜ」の説明は、教科書などで一般的に説明される気候・地形の理由をもとに編集部が書いたものです。
栃木県です。2025年産の収穫量は2万8,800tで、全国の18.0%です。
栃木県・福岡県・熊本県・愛知県・静岡県です(2025年産)。
ビニールハウスで温めて、ふつうより早く育てる促成栽培をしているからです。
農林水産省の統計では「野菜」(果実的野菜)として数えています。
農林水産省「野菜生産出荷統計」令和7年産(第1報)です。