どの県が米をたくさん作っている? 47都道府県の順位を地図とグラフで見て、「なぜ」まで考えよう。
🥇 米の生産量1位は新潟県(57.0万t・全国の7.9%)
2位北海道、3位秋田県、4位福島県、5位宮城県。上位10県のうち7つが東北・北陸・北海道です(2025年産・農林水産省)。
🧭 ランキング産地の地図なぜその県?地方べつ入試の出方クイズ
色がこいほど、全国にしめる割合が大きい県だよ。
🥇 新潟県 ── 越後平野と信濃川
日本一長い信濃川と阿賀野川がつくった越後平野が広がり、冬の雪がとけた豊かな水を田に使えます。夏は昼が暑く夜がすずしいので、おいしい米が育ちます。「コシヒカリ」が有名です。
🥈 北海道 ── 品種改良で寒さに勝った
むかしは寒すぎて米づくりがむずかしい土地でしたが、寒さに強い品種をつくる品種改良で、石狩平野や上川盆地が米どころになりました。「ゆめぴりか」「ななつぼし」などがあります。
🥉 秋田県・東北 ── 冬は雪で田を休む「単作」
東北や北陸は冬に雪が多く、田で米のあとに別の作物を作れません。そのぶん米づくりに力を入れてきました(1年に1回だけ米を作る=水田単作地帯)。秋田平野や横手盆地が産地です。
| 東北 | 201.2万t(28.0%) | |
| 中部 | 147.6万t(20.6%) | |
| 関東 | 115.9万t(16.1%) | |
| 九州・沖縄 | 73.9万t(10.3%) | |
| 近畿 | 60.1万t(8.4%) | |
| 北海道 | 49.6万t(6.9%) | |
| 中国 | 48.2万t(6.7%) | |
| 四国 | 21.6万t(3.0%) |
47都道府県の値を地方ごとに足した数(スクールコンパス編集部が計算)。新潟県は中部地方に入れています。
米は中学入試の地理でいちばんよく出る品目です。「上位5県は新潟・北海道・秋田・山形・宮城のどれか」と覚え、東北・北陸が水田単作地帯であることや、庄内平野(山形)・仙台平野(宮城)など平野の名前とセットで答えられるようにしよう。
練習:グラフの読みとり(上位5県から品目を当てる)
Q1. 上位5県がこうなる品目は?
1位 長野県(34%) ・2位 茨城県(16%) ・3位 群馬県(11%) ・4位 長崎県(7%) ・5位 兵庫県(4%)
ヒント:高原のある県が1位で全国の3分の1
Q2. 上位5県がこうなる品目は?
1位 和歌山県(22%) ・2位 奈良県(14%) ・3位 福岡県(8%) ・4位 岐阜県(6%) ・5位 愛知県(6%)
ヒント:近畿の2県が1・2位
Q3. 上位5県がこうなる品目は?
1位 青森県(61%) ・2位 長野県(18%) ・3位 岩手県(5%) ・4位 山形県(5%) ・5位 福島県(3%)
ヒント:青森が6割、2位は長野
こたえ:新潟県
こたえ:北海道
こたえ:信濃川
こたえ:水田単作地帯
こたえ:品種改良
こたえ:東京都(次が沖縄県)
🥇 生産量日本一の早見表(57品目) 新潟県の有名なもの 🚚 近郊農業とは 🏠 促成栽培・抑制栽培とは 🍎 47都道府県の特産物 🧩 都道府県パズル
出典:農林水産省「作物統計調査(水陸稲) 令和7年産」(e-Stat 統計表ID 000040420282)。水稲の収穫量です。順位と全国にしめる割合は公表値からスクールコンパス編集部が計算しました(2026年11月6日確認)。「なぜ」の説明は、教科書などで一般的に説明される気候・地形の理由をもとに編集部が書いたものです。
新潟県です。2025年産(令和7年産)の水稲の収穫量は57万200tで、全国の7.9%です。2位は北海道(49万6,300t)、3位は秋田県(45万3,900t)です。
新潟県・北海道・秋田県・福島県・宮城県です(2025年産)。6位以下は茨城・山形・栃木・千葉・青森と続きます。
信濃川などがつくった越後平野が広く、雪どけ水が豊かで、夏の昼と夜の気温差が大きいからです。
2025年産では、東北6県で全国の約28%です(このページの地方べつの表)。
農林水産省「作物統計調査」の令和7年産(2025年産)水稲の収穫量です。