子供新聞は本当に必要か
取らない選択も含めて整理します
まわりが取り始めた、という話を聞く。
取らないと遅れるのだろうか、と思う。
でも、うちの子が読む姿が想像できない。
取れば安心するのは、たぶん親のほうだ。
それでも、取らないと決めるのも怖い。
思い当たるところがあれば、この先は読む価値があります。
取ると何が変わるのか
変わりうるのは3つです。
- 知らない言葉に出会う回数が増えます
- 学校で習わない分野の話題が家に入ります
- 読んだことについて話す機会ができます
逆に言うと、この3つが別の形で足りているご家庭では、取らなくても困りません。図書館に通っている、家でニュースの話をしている、といった形です。
取らない場合に代えられるもの
- 図書館の児童書コーナー。ノンフィクションの棚が近い役割をします
- テレビのニュースを一緒に見て、1つだけ説明してもらう
- 無料で読めるWebの小学生向けニュース
どれも、新聞と同じ役割を完全に代えるものではありません。ただ、取らないと決めたご家庭が何もできないわけでもありません。
取ったのに読まれないときに見直すこと
- 届く回数と、読める回数が合っているか
- 置き場所が、通り道にあるか(本棚にしまうと読まれません)
- 全部読ませようとしていないか(1ページで十分です)
3つとも設計の話です。お子さまの姿勢の問題にしないでください。
まず確かめる方法
取るかどうかを決める前に、1週分だけ読んでみるのが確実です。各紙にお試し読みの制度があります。無料で読めるものもあります。
もう1つの選び方:無料のものから試してみる
スクールコンパスでも、小学生向けの新聞を毎週金曜日に出しています。無料で、登録もいりません。
- 学年別に3つの版があります(1・2年生/3・4年生/5・6年生)
- 低学年版は全文にふりがながついています
- 高学年版には中学受験の時事問題と記述対策があります
- 固定URLなので、毎週同じ場所に新しい号が出ます
読み方
1回に全部を読む新聞ではありません。見出しと写真、地図やグラフを眺めて、気になったところだけ読む。それで十分です。5分でも、1つの記事だけでも、読んだことになります。
1号に図やグラフを20点ほど入れています。文章を追わなくても、図を見るだけで分かる作りにしているためです。地図が出てくる回では、場所を指でたどるだけでも十分です。
学年別に分けているのは、その学年で読める言葉だけで書くためです。1・2年生版は全文にふりがながついています。
扱っていること
経済・お金 赤字国債・補正予算・日経平均株価・時価総額・為替介入・関税など、ニュースで出てくるお金の言葉を、ごまかさずに小学生の言葉で書いています
歴史 大河ドラマで取り上げられる人物や出来事を入口にしています。テレビで見たものが教科書とつながると、歴史は覚えるものではなく知りたいものに変わります
科学・テクノロジー 人工知能、デジタル教科書、探査機のフライバイなど、いま動いている技術の話題を扱っています
防災・気象 噴火警戒レベル、氾濫特別警報、遠地津波など、気象庁の定義にもとづいて、行動につながる形で書いています
編集の方針は1つだけです。難しいことを省略するのではなく、正確なまま短くする。小学生向けだからといって、大事なところを飛ばすことはしません。
だれが書いているか
制作はスクールコンパス編集部です。経済・お金の記事は、金融機関で、各国の政治が経済に与える影響、経済指標の分析、企業分析、株価と為替の分析に携わり、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)の資格を取得した編集部員が担当しています。
「日経平均株価が下がった」で終わらせず、なぜ下がったのか、それが家計に何を意味するのかまで書けるのは、この背景があるからです。経済だけではありません。学習指導要領は平成29年告示の原典を、気象や防災は気象庁の定義を、学校の実務は文部科学省の通知を確認して書いています。使うのは一次情報だけ、というのが編集部の共通のやり方です。
読む習慣がついたら、紙の新聞へ
当サイトの小学生しんぶんは、紙の新聞の代わりになるものではありません。手元に届くこと、めくること、家族の目に入るところに置かれること。紙にしかない良さがあります。
ただ、申し込む前にいちばん分からないのは「うちの子が読むかどうか」です。ここが分からないから決められません。
まず無料のもので1週分、読んでみてください。お子さまが手に取るようなら、毎日届く形のほうが向いているかもしれません。そのときは3紙のいずれかをご検討ください。読む習慣があることが分かってから申し込めば、たまることも減ります。
当サイトは各紙の販売・取次を行っておらず、購読の申し込みによる報酬も受け取っていません。無料のものをお使いいただいても、紙の新聞をお選びいただいても、こちらに入るものは変わりません。だから両方を同じように書いています。
ほかの選び方も見る
この記事の数値について
料金・発行・判型・ページ数は、各紙の公式サイトまたは公式アカウントの記載を2026年8月3日に確認したものです。出典は下のとおりです。
- 読売KODOMO新聞 読売新聞販売店サイト(げんきねっと)の購読案内
- 朝日小学生新聞 朝日学生新聞社の公式サイトおよび公式X(@asasho)の記載
- 毎日小学生新聞 毎日小学生新聞 公式Instagram(@mainichi_shimbun_kodomo)の記載
料金や仕様は変わることがあります。お申し込みの前に、必ず各紙の公式サイトで最新の内容をご確認ください。当サイトは各紙の販売・取次を行っておらず、購読の申し込みによる報酬も受け取っていません。
よくある質問
Q. 子供新聞は取らないといけませんか?
A. 取らなければいけないものではありません。図書館の利用や家庭での会話で、近い役割を果たしているご家庭もあります。
Q. 取ると何が変わりますか?
A. 知らない言葉に出会う回数が増える、学校で習わない分野の話題が家に入る、読んだことについて話す機会ができる。この3つです。
Q. 取ったのに読みません。
A. 届く回数と読める回数が合っているか、置き場所が通り道にあるか、全部読ませようとしていないか。この3つを見直してください。設計の問題であることがほとんどです。
Q. 中学受験をしないなら不要ですか?
A. 受験の有無で決まるものではありません。読む習慣をつけたいかどうかで決めてください。
Q. 無料で試せますか?
A. スクールコンパスの「週刊 小学生しんぶん」が無料です。登録もいりません。1週分読んでみて、手に取るかどうかを確かめられます。