子供新聞は中学受験に必要か
時事問題への使い方
受験するなら新聞、と塾で言われた。
申し込んで、毎日届くようになった。
本人は、まんがのページだけ読んでいる。
時事問題の対策になっているのか、分からない。
取っていることで安心してしまっている気がする。
思い当たるところがあれば、この先は読む価値があります。
時事問題は、知っているかではなく説明できるかで問われます
中学入試の時事問題は、出来事の名前を覚えているかだけを問う形ばかりではありません。なぜそうなったのか、何が変わるのかを書かせる形が出ます。
だから、読むだけでは足りません。読んだあとに、1つでいいので「どういうこと?」とおうちの人が聞く。説明できれば分かっています。説明できなければ、まだ読んだだけです。
この1往復があるかどうかで、同じ新聞を取っていても結果が変わります。
学年ごとの使い方
- 小4まで 興味のあるページだけでかまいません。読む習慣をつける時期です
- 小5 週に1本、説明してもらう出来事を決めます。全部やろうとしないでください
- 小6 その年の出来事をまとめる時期です。夏以降は、時事のまとめ教材と併用するご家庭が多くなります
3紙の比べ方
| 読売KODOMO新聞 | 朝日小学生新聞 | 毎日小学生新聞 | 週刊 小学生しんぶん (当サイト) | |
|---|---|---|---|---|
| 発行 | 週1回 | 毎日 | 毎日 | 週1回 |
| 1回のページ数 | 20ページ | 8ページ | 8〜12ページ | —(Web) |
| ふりがな | — | 漢字にふりがながついています | すべての漢字にふりがながついています | — |
| 料金 | 550円 | 2,500円 | 1,750円 | 無料 |
受験学年になると、新聞を読む時間そのものが取りにくくなります。5年生までに習慣ができているかどうかで、6年生での使い方が変わります。
もう1つの選び方:無料のものから試してみる
スクールコンパスでも、小学生向けの新聞を毎週金曜日に出しています。無料で、登録もいりません。
- 学年別に3つの版があります(1・2年生/3・4年生/5・6年生)
- 低学年版は全文にふりがながついています
- 高学年版には中学受験の時事問題と記述対策があります
- 固定URLなので、毎週同じ場所に新しい号が出ます
読み方
1回に全部を読む新聞ではありません。見出しと写真、地図やグラフを眺めて、気になったところだけ読む。それで十分です。5分でも、1つの記事だけでも、読んだことになります。
1号に図やグラフを20点ほど入れています。文章を追わなくても、図を見るだけで分かる作りにしているためです。地図が出てくる回では、場所を指でたどるだけでも十分です。
学年別に分けているのは、その学年で読める言葉だけで書くためです。1・2年生版は全文にふりがながついています。
扱っていること
経済・お金 赤字国債・補正予算・日経平均株価・時価総額・為替介入・関税など、ニュースで出てくるお金の言葉を、ごまかさずに小学生の言葉で書いています
歴史 大河ドラマで取り上げられる人物や出来事を入口にしています。テレビで見たものが教科書とつながると、歴史は覚えるものではなく知りたいものに変わります
科学・テクノロジー 人工知能、デジタル教科書、探査機のフライバイなど、いま動いている技術の話題を扱っています
防災・気象 噴火警戒レベル、氾濫特別警報、遠地津波など、気象庁の定義にもとづいて、行動につながる形で書いています
編集の方針は1つだけです。難しいことを省略するのではなく、正確なまま短くする。小学生向けだからといって、大事なところを飛ばすことはしません。
だれが書いているか
制作はスクールコンパス編集部です。経済・お金の記事は、金融機関で、各国の政治が経済に与える影響、経済指標の分析、企業分析、株価と為替の分析に携わり、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)の資格を取得した編集部員が担当しています。
「日経平均株価が下がった」で終わらせず、なぜ下がったのか、それが家計に何を意味するのかまで書けるのは、この背景があるからです。経済だけではありません。学習指導要領は平成29年告示の原典を、気象や防災は気象庁の定義を、学校の実務は文部科学省の通知を確認して書いています。使うのは一次情報だけ、というのが編集部の共通のやり方です。
高学年版には、中学受験の時事問題と、記述対策の「考え方の4ステップ」を載せています。週1回なので、受験学年でも読み切れる量です。
読む習慣がついたら、紙の新聞へ
当サイトの小学生しんぶんは、紙の新聞の代わりになるものではありません。手元に届くこと、めくること、家族の目に入るところに置かれること。紙にしかない良さがあります。
ただ、申し込む前にいちばん分からないのは「うちの子が読むかどうか」です。ここが分からないから決められません。
まず無料のもので1週分、読んでみてください。お子さまが手に取るようなら、毎日届く形のほうが向いているかもしれません。そのときは3紙のいずれかをご検討ください。読む習慣があることが分かってから申し込めば、たまることも減ります。
当サイトは各紙の販売・取次を行っておらず、購読の申し込みによる報酬も受け取っていません。無料のものをお使いいただいても、紙の新聞をお選びいただいても、こちらに入るものは変わりません。だから両方を同じように書いています。
ほかの選び方も見る
この記事の数値について
料金・発行・判型・ページ数は、各紙の公式サイトまたは公式アカウントの記載を2026年8月3日に確認したものです。出典は下のとおりです。
- 読売KODOMO新聞 読売新聞販売店サイト(げんきねっと)の購読案内
- 朝日小学生新聞 朝日学生新聞社の公式サイトおよび公式X(@asasho)の記載
- 毎日小学生新聞 毎日小学生新聞 公式Instagram(@mainichi_shimbun_kodomo)の記載
料金や仕様は変わることがあります。お申し込みの前に、必ず各紙の公式サイトで最新の内容をご確認ください。当サイトは各紙の販売・取次を行っておらず、購読の申し込みによる報酬も受け取っていません。
よくある質問
Q. 中学受験に子供新聞は必要ですか?
A. 必須ではありません。取っていなくても合格するご家庭はあります。ただ、時事問題は説明を求められる形で出るため、出来事を自分の言葉で言える練習の場としては使えます。
Q. いつから読ませればよいですか?
A. 受験のためだけを考えるなら、5年生までに読む習慣ができているかどうかが分かれ目になります。6年生から始めると、読む時間の確保が難しくなります。
Q. 読むだけで時事問題の対策になりますか?
A. 読んだあとに1つだけ「どういうこと?」と聞いてください。説明できるかどうかが、分かっているかどうかです。この1往復があるかで結果が変わります。
Q. 時事問題はいつの出来事まで出ますか?
A. 学校によって異なります。入試の前年の出来事が中心になることが多いですが、範囲は学校が公表していない場合もあります。志望校の過去問で傾向を確認してください。
Q. 無料で時事問題の対策ができるものはありますか?
A. スクールコンパスの「週刊 小学生しんぶん」5・6年生版に、中学受験の時事問題と記述対策をつけています。無料で、登録もいりません。