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やにわにの意味やにわに|副詞

様子・態度を表す言葉目安:6年生から中学入試の読解に出る
意味 その場ですぐに。いきなり。
「あっ! いきなり立ち上がって、走り出しちゃった!」ハナちゃんの「やにわに」
小学生の場面で言うと
話を聞いていた男の子が、何も言わずにいきなり外へかけ出した、というようすです。

例文(使い方)

よく使う組み合わせ

にた言葉・反対の言葉

にた言葉

いきなり・だしぬけに

反対の言葉

おもむろに

言葉の成り立ち

「やにわ(矢庭)に」は、もとは「矢を射ている、その場で」という意味で、戦いの場ですぐに動くことから「その場ですぐに・いきなり」という意味になったといわれます。

にた言葉との使い分け

言葉「やにわに」とのちがい
いきなりほぼ同じ意味。日常会話ではこちらが多い。
おもむろに反対の意味。ゆっくり落ち着いて動き出す。取りちがえやすいので組で覚える。
とっさに思わず、すぐに反応する。「やにわに」は、まわりから見て急な動きであることに重点がある。

言いかえてみよう(ふだんの言葉 → やにわに)

ふだんの言い方「やにわに」を使うと
話していた兄が、急に立ち上がって外へ走っていった。話していた兄が、やにわに立ち上がって外へ走っていった。
ねていた猫が、いきなりとび起きた。ねていた猫が、やにわにとび起きた。
先生は、何も言わずに急に黒板に大きな字を書き始めた。先生は、何も言わずにやにわに黒板に大きな字を書き始めた。

まちがえやすいポイント

「おもむろに」と取りちがえやすい言葉です。「やにわに」は「いきなり」、「おもむろに」は「ゆっくりと」です。

この言葉が出た中学入試

学校が公式サイトで公開した入試問題を、編集部が読んで確かめたものです。問題文は載せていません。

中学入試ではこう出る

物語文で、登場人物のとつぜんの行動を表す言葉として出ます。「おもむろに」(ゆっくり)と反対の意味で組にして覚えると、まちがえません。

入試の形で読んでみよう(短い文章と記述問題)

みんなが帰りじたくをしていた、そのときだった。窓の外を見ていた健太が、やにわに立ち上がり、教室を飛び出していった。校庭のすみで、小さな子が一人、うずくまっていたのだ。

問い 健太が「やにわに」立ち上がったことから、どんな気持ちが読みとれますか。

答えの例を見る

校庭でうずくまっている小さな子を見て、すぐに助けに行かなければと思い、考えるより先に体が動いた気持ち。

記述は「言葉の意味」と「本文の中の理由」の両方を入れると点になります。文章は編集部の作文です。

あてはめてみよう(文脈に合う言葉を選ぶ)

話の途中で、少年は(  )立ち上がり、外へかけ出していった。

いきなり立ち上がって飛び出すので「やにわに」。

問2 「やにわに」と反対の意味の言葉はどれ?

「やにわに=いきなり」「おもむろに=ゆっくりと」は、反対の組です。

問3 「やにわに」の使い方として正しいものはどれ?

「その場ですぐに・いきなり」の動きに使います。少しずつ進むことには使いません。

使ってみよう(自分で文を作る)

家で親子で使ってみる

「やにわに」と「おもむろに」は、セットで覚えると忘れません。家で動作をまねして、「やにわに立って!」「おもむろに立って!」と言い合うと、体で意味のちがいが残ります。物語文では、「やにわに」のような急な動きのあとに、その理由(何を見たのか、何に気づいたのか)が書かれていることが多いです。急な動きを見つけたら、すぐあとの文を読むくせをつけると、気持ちの理由を答える問題で点がとれます。

同じなかまの言葉(様子の言葉)

おもむろにあながちひたむきかたくなしみじみむやみにいたずらにいささかしばしば

📚 中学受験の語彙一覧(心情語・抽象語・カタカナ語)→ ことわざ・慣用句・四字熟語 →

よくある質問

やにわにの意味は?

その場ですぐに。いきなり。

やにわにの反対の言葉は?

おもむろにです。

やにわには中学入試でどう出る?

物語文で、登場人物のとつぜんの行動を表す言葉として出ます。「おもむろに」(ゆっくり)と反対の意味で組にして覚えると、まちがえません。

意味は国語辞典の一般的な意味を、小学生にわかる言葉で編集部が書きました。例文はすべて編集部の作文です。制作:スクールコンパス編集部。