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給食費・修学旅行など学校の費用が苦しい(就学援助)
🗓️ 最終更新 2026年10月29日|次の見直し 2027年1月|作成・見直し:スクールコンパス編集部(根拠は研究論文と国の資料)|見直しの決め方
💬 学校の費用が苦しいのは、人に言いにくいぶん、ひとりで考えこみがちです。
よくある場面:修学旅行の積立、給食費、新しい絵の具セット。学校からの集金のお知らせが来るたびに、気が重い。
就学援助は、公立の小中学生の7〜8人に1人が受けている制度です
今夜できること1つ 学校のおたより、または市区町村のサイトで「就学援助」を調べる
📌 明日のための1行カード もし「給食費が払えないなんて言えない」と言いそうになったら、「(子どもには話さず)大人だけで、就学援助を調べる」と言う
なぜ、そうなるの?
学校の費用には、国の制度があります。経済的に苦しい家庭には、市区町村が学用品費・給食費・修学旅行費などを援助する「就学援助」です。2024年度は、公立の小中学生の13.36%(約117万人)が受けていて、7〜8人に1人の割合です(文部科学省の調査)。めずらしい制度ではありません。申請しないと受けられず、収入の基準は市区町村ごとにちがいます。申しこみ方は、学校の事務室や市区町村の教育委員会で教えてもらえます。
今夜の手順
- 学校のおたより、または市区町村のサイトで「就学援助」を調べる
理由:制度は申請しないと受けられないからです。 - 申請先(学校か市区町村の教育委員会)と時期を確かめる
理由:年度ごとに申請が必要なことがあるからです。 - 分からないことは、学校の事務室に聞く
理由:手続きの窓口になっていることがあるからです。
そのまま言える言いかえ
- 「給食費が払えないなんて言えない」→ 「(子どもには話さず)大人だけで、就学援助を調べる」
子どもは自分のせいだと受け取りやすいからです。 - 「修学旅行、行かなくていいよね」→ 「行けるように、使える制度を調べてみるね」
あきらめる前に、制度を確かめます。 - 「学校に恥ずかしくて言えない」→ 「事務室に、制度のことだけ聞いてみよう」
就学援助は、公立の小中学生の7〜8人に1人が受けている制度です。事務の人も手続きとして答えてくれます。
今夜はしなくていいこと
子どもの前で、お金が足りないと話すこと
理由:子どもは自分のせいだと受け取りやすいからです。調べるのは大人だけで十分です。
2週間後に見ること
2週間後、申請先と時期が分かっていれば、いちばん大事な一歩は終わっています。
学年で変わること
- 低学年(1〜3年生) 低学年のうちに制度を知っておくと、修学旅行や高学年の費用にも備えられます。
- 高学年(4〜6年生) 高学年は、修学旅行や卒業の費用が重なる時期です。申請の時期を先に確かめます。
わが家の場合は?(2つの問いで答えが変わる)
ステップ2 わが家の場合は?(2問で答えが変わる「学校の費用」チェック)
「給食費・学用品など学校の費用が苦しい」は、家庭によってきっかけも強さもちがいます。2つの問いに答えると、わが家の場合の見立てと今夜の1つが変わります。
- いちばん苦しいのは?(給食費・学用品・修学旅行など学校の費用/習い事や塾との両立/急な出費(制服・ランドセル))
- 就学援助の制度は知っていますか?(知らない/知っているが申しこんでいない/使っている)
いちばん近いタイプの答え(タイプごとに、今夜の1つが変わります)
学校の費用が苦しいタイプ
学校の費用には、市区町村の就学援助という制度があり、給食費・学用品・修学旅行の費用などを助けてもらえます。収入の基準は市区町村ごとにちがい、2024年度は公立の小中学生の13.36%が受けていました。
今夜の1つ 住んでいる市区町村の「就学援助」のページを開き、基準と申しこみ方を確かめる
「人に言えない」→ 「使える制度があるか、一度確かめてみよう」
2週間後 2週間後、申しこみ方が分かっていれば、次の一手が決まっています。学校の事務室でも申しこみ方を聞けます。
根拠:文部科学省 就学援助制度、就学援助実施状況等調査(2024年度)
習い事や塾と両立が苦しいタイプ
学校の費用と、習い事・塾の費用を合わせると、毎月の負担は大きくなります。合計を見える形にすると、残すものを決められます。
今夜の1つ 毎月の学校・習い事・塾の費用をすべて書き出し、合計を出す
「我慢するしかない」→ 「合計を見て、一緒に考えよう」
2週間後 2週間後、残すものが決まっていれば、無理のない形に近づいています。
根拠:文部科学省「子供の学習費調査」(くわしくは教育費のページ)
急な出費が苦しいタイプ
入学や進級の前の大きな出費は、先に分かっていれば準備ができます。就学援助には、入学前に支給される入学準備金がある市区町村もあります。
今夜の1つ 次の1年で必要になりそうな大きな出費を書き出し、月にいくら準備すればよいかを計算する
「なんとかなる」→ 「先に書き出して、準備しておこう」
2週間後 2週間後、大きな出費の予定が見えていれば、慌てずにすみます。
根拠:文部科学省 就学援助制度(新入学児童生徒学用品費)
もとにした研究
研究と根拠をひらく
根拠:学校教育法第19条、文部科学省「就学援助制度について」「就学援助実施状況等調査」(2024年度)
研究でわかっていること 家計の苦しさは、まず親の気持ちの負担や夫婦の言い争いを増やし、そこから子どもへの関わりが荒くなることで、子どもに影響が出やすいという考え方(家族ストレスモデル)を、多くの追跡研究をもとにまとめた総説です。
たくさんの研究のまとめ(Masarik, A. S., & Conger, R. D., 2017)
考えてみてほしい問い お金のことで、だれにも言えずにいることはありますか?
わが家の事情で、もう少し相談したいとき
「給食費・修学旅行など学校の費用が苦しい(就学援助)」の相談は、学年や、いつ・どこで起きるかを書き足すと、答えがわが家に合ってきます。💬 子育て相談室で、わが家の場合を続ける(名前・メール不要)→
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