🇳🇱 オランダってどんな国? ── 日本の対戦国まるわかり
ワールドカップ2026で日本代表が対戦したオランダ。じつは国土の多くが海より低い、世界でもめずらしい国なんだ。干拓・風車・港・国際司法など、社会科や中学受験につながる話がたくさんつまっているよ。
公開:2026年6月24日/最終更新:2026-06-24 ・ 発行:スクールコンパス編集部
⚽ 日本 × オランダ
日本時間6月15日のグループF第1戦(アメリカ・ダラス)で対戦し、2対2の引き分け。日本にとってW杯初戦での大きな勝ち点1になったよ。
📋 オランダ 基本データ
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国旗のひみつ:上から赤・白・青の横三色。世界で最も古い三色旗のひとつといわれ、フランスやロシアなど、ほかの国の三色旗のお手本になったとも言われるよ。
オランダの国旗。上から赤・白・青の横三色だよ。
- 首都
- アムステルダム(ただし国会・政府はハーグ)
- 場所
- 西ヨーロッパ。北海に面した低い土地の国。
- 人口
- 約1800万人(九州ほどの広さに、日本より人口密度が高い)
- 面積
- 日本の九州とほぼ同じ
- 言語
- オランダ語(英語もとてもよく通じる)
- 政治
- 立憲君主制(国王がいる)
- お金
- ユーロ(EU加盟国)
- 東京との時差
- 約-8時間(夏は夏時間で-7時間)
🗺️ どこにある国?
ヨーロッパの北西、北海に面した平らな低地の国。東どなりはドイツ、南はベルギー。首都アムステルダムは西がわの海ぞいにあるよ。
🌷 どんな国?(やさしい紹介)
オランダは、海とともに生きてきた低い土地の国。国の名前「ネーデルラント」は、そのまま「低い土地」という意味なんだ。チューリップ・風車・運河、そして自転車がよく似合う、平らな国だよ。
平らで坂が少ないので、人々は移動に自転車をたくさん使う。なんと自転車の数が人口よりも多いといわれる、世界でも有数の自転車大国なんだ。
🌊 「海より低い土地」ってどういうこと?
オランダのいちばんのふしぎは、国土の約4分の1が、海の水面より低いということ。ふつうなら海の水が流れこんでしまうよね。どうやって人がくらしているのかな?
海の水面より低い土地(ポルダー)。堤防で海をふせぎ、風車やポンプで水をくみ出して、人がくらしているよ。
ひみつは堤防(ていぼう)と干拓(かんたく)。海ぞいに高い堤防を築いて海の水をふせぎ、昔は風車の力(今はポンプ)で土地にたまった水をくみ出して、海より低い土地「ポルダー」を少しずつ広げてきたんだ。今では、その低い土地に人口の約6割が暮らしているよ。「世界は神が、オランダはオランダ人が造った」ということばがあるほど、自分たちの手で国土を造ってきた国なんだ。
🎓 中学受験メモ:海をうめ立てて農地などにすることを干拓、その干拓地をポルダーという。海面より低い土地、堤防、風車(排水)はオランダの定番キーワード。日本の干拓地(有明海など)とくらべてみよう。
👀 じつはこれもオランダ!
身のまわりにも、オランダ生まれのものがあるよ。
- 🌷 チューリップ:オランダを代表する花。球根や切り花を世界じゅうに輸出しているよ。
- 🧀 チーズ:ゴーダ・エダムなど、世界的に有名なチーズの産地。
- 🐰 ミッフィー(うさこちゃん):あの絵本のうさぎも、オランダ生まれなんだ。
- 🚲 自転車:自転車専用の道が整っていて、暮らしの主役になっているよ。
🎓 社会・中学受験につながるポイント
オランダは、社会科や中学受験の「ヨーロッパ・世界のくらし」で何度も登場する国。大事なところを整理しよう。
- 地理海より低い土地と干拓(ポルダー):国土の約4分の1が海面より低い。堤防・風車・干拓で土地を広げてきた。地形と人のくらしの工夫を学べる、定番中の定番。
- 地理ロッテルダム港=ヨーロッパ最大の港:ライン川の河口にあり、ヨーロッパの貿易の玄関口(ユーロポート)。川と港・国際貿易のつながりが分かる。
- 社会首都はアムステルダム、でも政府はハーグ:国会や政府はハーグにあり、さらに国どうしの争いをさばく国際司法裁判所や国際刑事裁判所も置かれている。「首都=政府の場所」とはかぎらない例。
- 地理せまい国土で世界2位の農業輸出:花(チューリップ)の園芸や酪農(チーズ)がさかんで、農産物の輸出額はアメリカに次いで世界第2位。土地が少なくても工夫で強くなれる例。
- 社会EUとベネルクス:EU加盟国で通貨はユーロ。となりのベルギー・ルクセンブルクと合わせてベネルクス3国とよばれる。
- 社会立憲君主制と自転車の国:国王がいる立憲君主制。平らな国土を生かして自転車が暮らしの主役になっている。
👨👩👧 親子でチャレンジ
- 🗺️ 地図でさがそう:地図帳でオランダを見つけて、アムステルダム・ロッテルダム・ハーグの3つの都市をたしかめよう。どれも西がわの海の近くに集まっているよ。
- 🌊 低い土地を考えよう:「海より低い土地」にどうやって住むのか、堤防・風車・ポンプの絵をかいて説明してみよう。
- 🧀 家の中をさがそう:オランダ産のチーズや、ミッフィーのグッズが家にないかさがしてみよう。
- 🚲 くらべてみよう:日本の干拓地(有明海など)と、オランダのポルダーのちがいを調べてみよう。
🧠 腕だめしクイズ(タップで答え)
オランダの首都はどこ? そして政府や国会があるのは何という都市?
答え:首都はアムステルダム。国会・政府があるのはハーグだよ。
オランダの国土の約4分の1は、何より低い土地でしょう?
答え:海(海面)より低い。堤防と干拓でつくった土地だよ。
むかし、低い土地の水をくみ出すのに使われた建物は?
答え:風車。今はポンプが使われているよ。
ライン川の河口にある、ヨーロッパ最大の港は?
答え:ロッテルダム港(ユーロポート)。
オランダ・ベルギー・ルクセンブルクの3国をまとめて何という?
答え:ベネルクス3国。
❓ よくある質問
Q. オランダの首都はどこ?
A. アムステルダムです。ただし国会・政府はハーグ(デン・ハーグ)にあります。
Q. 日本とオランダの試合はどうだった?
A. 日本時間6月15日のグループF第1戦(ダラス)で、2対2の引き分けでした。
Q. なぜ海より低い土地に住めるの?
A. 堤防で海をふせぎ、風車やポンプで水をくみ出して干拓した「ポルダー」に住んでいます。国土の約4分の1が海面より低く、人口の約6割がそこで暮らしています。
Q. ハーグには何がある?
A. オランダの国会・政府のほか、国際司法裁判所(ICJ)や国際刑事裁判所(ICC)があります。