ホーム › 小学6年生が今習っている単元 › 6年社会「明治の国づくりと世界に歩み出した日本」

明治維新とは?わかりやすく
6年社会「明治の国づくりと世界に歩み出した日本」

明治は、人物とできごとが一気に増える時期です。ここは「なぜ急いだのか」を1本通すと、覚える量が半分になります。答えは、不平等な条約を直すためです。

📅 いつ学校で習うか(教科書の会社べつ)

教科書単元名ならう時期
東京書籍『新編 新しい社会6』2-9 明治の国づくりを進めた人々/2-10 世界に歩み出した日本11月上旬〜12月下旬

出典 各社の令和6年度 年間指導計画(標準的な案)。2026年9月21日確認。学校や地域で前後します。

この単元でやること

黒船の来航と開国、江戸幕府の終わり、明治維新(廃藩置県、学制、徴兵令、地租改正)、文明開化を学びます。続いて、自由民権運動と大日本帝国憲法、日清戦争と日露戦争、条約改正(陸奥宗光と小村寿太郎)、産業の発展までを追います。

明治維新とは?小学生にもわかる一言で

明治維新とは、江戸幕府がたおれて、天皇を中心とする新しい政府ができ、国のしくみを大きく変えたことです。ねらいは2つ。欧米の国々に負けない強い国をつくること(富国強兵)と、江戸時代の終わりに結んだ不平等な条約を改めることです。

幕末から明治維新までの流れ(年表)

1853年ペリーが黒船で浦賀に来て、開国をせまる

1854年日米和親条約(下田と函館の港を開く)

1858年日米修好通商条約(貿易を始める。不平等な条約)

1867年大政奉還(15代将軍の徳川慶喜が政治を朝廷に返す)

1868年五箇条の御誓文。年号が明治になり、江戸を東京とする

1871年廃藩置県(藩をなくして県を置く)

1872年学制(全国に小学校)。新橋〜横浜に鉄道。富岡製糸場

1873年徴兵令(20歳の男子に兵役)・地租改正(税をお金で納める)

1877年西南戦争(西郷隆盛らが政府と戦う)

1889年大日本帝国憲法の発布

1894年領事裁判権をなくす(陸奥宗光)。日清戦争

1904年日露戦争

1911年関税自主権を回復(小村寿太郎)。不平等条約の改正が終わる

明治維新の4つの大きな改革

改革年何をしたか何のためか
廃藩置県1871年藩をなくし、府と県を置いて、政府が役人を送る全国を政府が直接おさめるため
学制1872年全国に小学校をつくり、子どもが学校に通うしくみ国を支える人を育てるため
徴兵令1873年20歳になった男子に兵役の義務強い軍隊をつくるため(強兵)
地租改正1873年土地の値段の3%を、米ではなくお金で納める政府の収入を安定させるため(富国)

4つとも「強い国をつくって、不平等な条約を改める」という同じゴールに向かっています。理由とセットにすると、記述問題にもそのまま使えます。

⚠️ つまずきの正体

1つめ。改革の名前は言えるのに、何のためかが言えない。欧米に追いつき、不平等な条約を改めるためです。

2つめ。不平等な条約の中身が説明できない。領事裁判権(治外法権)を認めたことと、関税自主権がなかったことの2つです。

3つめ。人物が多すぎて混ざる。西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允(維新)、板垣退助・大隈重信(自由民権)、伊藤博文(憲法)、陸奥宗光・小村寿太郎(条約改正)と、役わりで束ねます。

🏠 家で10分でできること

用意するもの 紙1枚。

左に「1853年 黒船」、右に「1911年 関税自主権の回復」と書いて、間に出てくる改革を順に置いていきます。目的が両端にあるので、真ん中のできごとが意味を持ちます。10分でできて、テスト前に何度も見返せます。

✅ テスト前に、この3つを口で言えるか

  1. 不平等な条約の中身は何か(領事裁判権を認めた、関税自主権がなかった)
  2. 大日本帝国憲法は、だれが中心になって作ったか(伊藤博文)
  3. 関税自主権を回復したのはだれのときか(小村寿太郎)

🎯 中学受験ではこう出ます

入試では、年表の並べかえ、風刺画(ビゴーの絵など)の読み取り、条約改正と戦争の関係が定番です。6年の11月から12月は、入試の頻出範囲を一気に進む時期です。

10問クイズ

答えを押すと、すぐに正解と説明が出ます。

1. 黒船で浦賀に来て開国をせまったのは?

1853年のペリーです。ハリスは1858年の日米修好通商条約を結んだアメリカの総領事です。

2. 1867年、政治を朝廷に返したことを何という?

大政奉還です。15代将軍の徳川慶喜が行いました。

3. 明治の新しい政治の方針を示したのは?

1868年の五箇条の御誓文です。

4. 藩をなくして県を置いた改革は?

1871年の廃藩置県です。

5. 全国に小学校をつくるきまりは?

1872年の学制です。

6. 土地の値段の3%をお金で納める改革は?

1873年の地租改正です。米ではなくお金で納めるので、政府の収入が安定しました。

7. 「富国強兵」の意味に近いのは?

国を豊かにして(富国)、強い軍隊をもつ(強兵)ことです。

8. 大日本帝国憲法の発布は何年?

1889年です。伊藤博文が中心になってつくりました。

9. 領事裁判権をなくしたのはだれ?

1894年の陸奥宗光です。

10. 関税自主権を回復したのはだれ?

1911年の小村寿太郎です。これで不平等条約の改正が終わりました。

前の時代:参勤交代とは?・信長・秀吉・家康の年表 縄文時代と弥生時代の違い

この単元の問題文に出る言葉(熟語辞典)

問題文の言葉が分からないと、中身が分かっていても解けません。この単元で出る言葉を、意味・例文・たしかめ問題つきで1語ずつ。語のページでは、お子さんが「読める・意味が分かる・問題文の中で使える」のどこで止まるかを、2択で30秒で見立てられます。

収入(しゅうにゅう)支出(ししゅつ)世紀(せいき)選挙(せんきょ)法律(ほうりつ)内閣(ないかく)価値(かち)協会(きょうかい)協定(きょうてい)小6の教科の言葉、10問でチェック →

この学年のほかの単元

小学6年生が今、学校で習っている単元(理科・社会)をすべて見る →

単元べつの解説をすべて見る → 小学6年生の算数プリント 週刊 小学生しんぶん