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学年別 小学生新聞の書き方のコツ ── 低学年・中学年・高学年
同じ「新聞づくり」でも、学年によって、ちょうどよいレベルはちがいます。背のびしすぎず、かんたんすぎず、その学年に合った目標にすると、楽しく力がつきます。ここでは、低学年・中学年・高学年に分けて、書き方のポイントを紹介します。
✏️ まず結論:学年別のコツはこれ!
低学年(1・2年生)は「1つのことを大きく」、中学年(3・4年生)は「5W1Hと見出し」、高学年(5・6年生)は「結論ファースト+出典」。学年に合った目標にすると、楽しく力がつきます。
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🎒 じぶんの学年から、はじめよう!
むずかしく かんがえなくて だいじょうぶ。同じ できごとでも、下の見本のように学年に あわせて 書けば いいんだよ。書き方の見本と「うめるだけ」テンプレートは 完全ガイド に あるよ。
- テーマは1つにしぼる。見つけたこと・好きなことでOK
- 絵や写真を大きく、文は短く。ひと記事〜ふた記事で十分
- 「いつ・どこで・なにを」が書けたら花まる
- まずは「書けた!」「楽しい!」を大切に
- 5W1H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように)を意識
- 見出し+リード(前文)+本文の形に挑戦
- 表やかんたんなグラフを入れてみる
- 事実と「自分が思ったこと」を分けて書き始める
- 結論を先に書く「結論ファースト」。リードで要点を完結に
- 情報源は2つ以上で確かめ、出典を必ず書く
- 事実と意見をはっきり分け、根拠をそえて主張する
- 割り付けを工夫し、インタビューや独自の調査に挑戦
✏️ まず結論:学年で「めざす形」を変えれば楽になる
1・2年生は「1つのことを大きく」(絵+ひとこと見出しで十分)、3・4年生は「5W1H」(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように)、5・6年生は「結論ファースト+出典」が合格ラインです。基本の手順とうめるだけテンプレートは新聞の書き方・作り方ガイドからどうぞ。
🎒 1年生〜6年生、学年ごとの書き出しの例(見出し・リード・本文)
同じ新聞でも、学年で「合格ライン」がちがいます。下の見本は、秋に書くことが多いテーマで、見出し・はじめの文(リード)・本文の書き出しまでをそのまま見せたものです。数字や名前を自分のものに入れかえれば、そのまま書き始められます。
1年生:テーマを1つ、絵を大きく
秋のテーマの例:あさがお・どんぐりひろい・うんどうかい・はじめての しゅくだい
どんぐり 32こ ひろったよ!
10月10日、こうえんで どんぐりを ひろいました。おおきいのと ちいさいのが ありました。
いちばん おおきい どんぐりは、ぼうしが ついて いました。
ここが合格ライン:見出しと絵だけで半分をうめてよい。文は2〜3文
よくあるつまずき:「いつ」が ぬけやすい。日づけを さいしょに かく
2年生:見つけたことを、くらべて書く
秋のテーマの例:まちたんけん・やさいの せわ・おもちゃづくり・九九
ミニトマト 1しゅうかんで 3センチ のびた
ぼくの ミニトマトは、10月3日から 10日までで 3センチ のびました。
月よう日は 12センチ、きんよう日は 15センチでした。
ここが合格ライン:数を1つ入れると、見出しが強くなる
よくあるつまずき:「すごかった」だけで おわる。なにが すごいかを 数で かく
3年生:5W1Hと見出し・リード
秋のテーマの例:社会科見学(スーパー・工場)・地いきの 祭り・こん虫の かんさつ
スーパーの 野菜、半分は 県外から
10月8日、3年2組は ○○スーパーを 見学し、野菜の 産地を 調べました。
20しゅるいの うち 11しゅるいが ほかの 県から 来ていました。いちばん 遠いのは 北海道の じゃがいもです。
ここが合格ライン:リード(さいしょの1〜2文)だけで、5W1Hのうち4つが分かるように
よくあるつまずき:見出しが「スーパー見学」だけ。分かったことを見出しにする
4年生:表やグラフで事実を見せる
秋のテーマの例:ごみの ゆくえ・水道・都道府県・地いきの 伝統行事
わが家の ごみ、1週間で 7.5kg
4年1組で1週間、家の ごみの 重さを はかりました。わが家は 7.5kgでした。
いちばん 多かったのは 生ごみで、全体の 半分を こえました。ぼうグラフに まとめると、
ここが合格ライン:グラフには題名と単位(kg・回)を必ず書く
よくあるつまずき:事実(はかった重さ)と、思ったこと(へらしたい)がまざる。段落を分ける
5年生:結論ファースト・出典
秋のテーマの例:米づくり・水産業・自動車工業・天気・ニュース1本
台風は なぜ 日本の 近くで 東へ 曲がるのか
台風が日本の近くで東へ曲がるのは、上空を西から東へふく偏西風に流されるからです。
気象庁の台風経路図(2026年)を見ると、9月の台風○号も九州の西で向きを変えています。
ここが合格ライン:結論を1文目に。出典(どこで調べたか)を記事の終わりに書く
よくあるつまずき:調べたことを全部書いて長くなる。いちばん伝えたい1つにしぼる
6年生:事実と意見を分け、主張する
秋のテーマの例:修学旅行・歴史・選挙・SDGs・時事問題
18歳選挙、なぜ 若い人の 投票率は 低いのか
前回の国政選挙で、10代・20代の投票率は全体より低い結果でした。
総務省の年代別投票率では……(事実)。わたしは、学校で模擬選挙をすれば関心が高まると考えます(意見)。その理由は、
ここが合格ライン:「事実」「意見」に印をつけて読み直す。反対の考えも1文入れる
よくあるつまずき:意見が「〜べきだ」だけで理由がない。理由を2つ書く
見本の数字や記事の中身は、書き方を見せるための例です。自分の新聞には、自分で調べた数字と、どこで調べたか(出典)を書きます。
どの学年も共通の土台
レベルは変わっても、土台は同じです。①事実を正しく書く ②どこで知ったか(出典)を意識する ③いちばん伝えたいことを見出しにする。この3つは1年生から6年生まで、そして本物の新聞づくりまで、ずっと変わらない大切なルールです。高学年の「出典」「事実と意見を分ける」習慣は、中学受験の記述問題の力にもそのままつながります。
学年が上がるごとに、同じテーマでも一段ずつ深く書けるようになります。去年の自分の新聞と読みくらべてみると、成長がよく分かります。書き方の全体像は、新聞の書き方・作り方 完全ガイドでまとめて確認できます。
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このページは新聞の「型」(見出し・リード・手順)です。何を書くかと日程は上のページにまとめてあります。
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