🏴 イングランドってどんな国? ── 世界の国まるわかり
ワールドカップ2026に出場するイングランド。じつは「イギリス」という国は4つの国の集まりで、イングランドはその中心になる国だよ。サッカー発祥の地で、産業革命がはじまった国。社会科や中学受験につながる話がいっぱいだ。
公開:2026年6月24日/最終更新:2026-06-24 ・ 発行:スクールコンパス編集部
⚽ サッカー発祥の地
イングランドは近代サッカーが生まれた国で、1966年大会(自国開催)の優勝国。サッカーへの熱気がとても高い、伝統の強豪だよ。
📋 イングランド 基本データ
🏴
旗のひみつ:白地に赤い十字の「セント・ジョージ旗」。サッカーのイングランド代表が使う旗だよ。(イギリス全体の旗「ユニオンジャック」は、4つの国の旗を組み合わせたもの。)
イングランドの旗「セント・ジョージ旗」(白地に赤十字)。イギリス全体の旗ユニオンジャックとは別だよ。
- 首都
- ロンドン(テムズ川の都市。イギリス全体の首都でもある。世界的な金融センター)
- 位置づけ
- イギリス(連合王国)を構成する4つの国の一つ。いちばん広く、人口も多い。
- 場所
- ヨーロッパ北西の島国。グレートブリテン島の南部。対岸のフランスまで約34km。
- 人口
- 約5600万人(イギリス全体は約6800万人)
- 面積
- 約13万km²(イギリス全体は約24.3万km²=日本の約3分の2)
- 言語
- 英語
- お金
- イギリス・ポンド(ユーロではない。2020年にEUを離脱)
- 政治
- イギリスの一部。国王を元首とする立憲君主制。
- 東京との時差
- 約-9時間(夏のあいだは-8時間)
🗺️ どこにある国?
ヨーロッパ大陸の北西にうかぶ島国・グレートブリテン島の南部。北はスコットランド、西はウェールズと接する。首都ロンドンは南東部のテムズ川ぞいにあるよ。
🌎 どんな国?(やさしい紹介)
まず大事なこと。「イギリス」という国は、正式には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」といって、4つの国が集まってできた国なんだ。その中で、いちばん広くて人口も多い中心の国がイングランドだよ。
イングランドはヨーロッパ北西の島国。首都ロンドンは、テムズ川が流れる世界的な大都市で、ニューヨークとならぶ金融の中心。そして、世界で最初に産業革命がおきた、歴史にとても重要な国なんだ。
🧩 「イングランド」と「イギリス」はどうちがう?
サッカーで「イングランド代表」と聞いて、「あれ、イギリスじゃないの?」と思った人もいるかな。ここを整理しよう。
イギリス=イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの4つの国の連合王国。W杯は別々に出場。
「イギリス(連合王国)」は、イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドという4つの国が集まってできた国。イングランドはその中の一つなんだ。だからサッカーのワールドカップでは、4つの国がそれぞれ別の代表として出場する。これは、4つの国がそれぞれの歴史や文化、ほこりをもっているからなんだよ。
🎓 中学受験メモ:イギリスの正式名は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。4つの国(イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)からなる連合王国。国旗ユニオンジャックは、いくつかの旗を組み合わせたものだよ。
🏭 世界で最初に「産業革命」がおきた国
イングランドが世界の歴史をかえた、大きなできごとが産業革命。18世紀、ここで世界ではじめて機械による工業化が始まったんだ。
18世紀のイングランドで世界初の産業革命。蒸気機関と工場で大量生産し、世界に広まった。
蒸気機関などの機械の力で、それまで手作業だった綿の布づくりなどを、工場で一気に大量生産できるようになった。マンチェスターは「綿の都」と呼ばれ、イングランドは「世界の工場」とよばれるほど栄えたよ。この工業化のしくみは、やがて世界中に広まっていったんだ。
🎓 中学受験メモ:産業革命=18世紀のイギリス(イングランド)で始まった、機械による工業化。蒸気機関や綿工業から始まり、世界に広まった。世界の歴史の大きな転かん点としておさえよう。
👀 じつはこれもイングランド!
知るともっとイングランドが好きになる、あれこれ。
- 🕛 本初子午線:ロンドン近くのグリニッジを、経度0度の線が通る。世界の時刻の基準だよ。
- ⚽ サッカー発祥:近代サッカーが生まれた国。1966年に自国開催で優勝。
- 📖 文化の国:シェイクスピア、ビートルズ、ハリー・ポッターを生んだ国。
- ☂️ くもりと雨が多い:偏西風と暖流の影響で、高緯度でも温暖。雨や霧が多い。
🎓 社会・中学受験につながるポイント
イングランド(イギリス)は、社会科や中学受験の「ヨーロッパ」で必ず出る国。ポイントを整理しよう。
- 社会イギリスは4つの国の連合王国:イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド。W杯は4つの国が別々に出場。
- 時事産業革命の発祥地:18世紀のイングランドで世界初の機械による工業化。「世界の工場」と呼ばれた。
- 地理本初子午線(経度0度):ロンドン近くのグリニッジを通る、世界の経度と時刻の基準。
- 地理高緯度でも温暖:偏西風と暖流(北大西洋海流)の影響で、緯度が高いわりに冬も比較的温暖。雨や霧が多い。
- 地理島国・ドーバー海峡:ヨーロッパ北西の島国。フランスまで約34kmで、海底トンネルで結ばれている。
- 時事EU離脱・ポンド:イギリスは2020年にEU(ヨーロッパ連合)を離脱。お金はユーロではなくポンド。
👨👩👧 親子でチャレンジ
- 🗺️ 地図でさがそう:地図帳でイギリスを見つけて、イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの4つの国をたしかめよう。
- 🕛 時計を考えよう:本初子午線がなぜ「経度0度」で時刻の基準なのか、日本との時差と結びつけて考えてみよう。
- 🏭 歴史を調べよう:産業革命でくらしがどう変わったか、蒸気機関や工場のしくみを調べてみよう。
- ⚽ 代表を調べよう:W杯にイギリスではなく「イングランド」「スコットランド」が別々に出る理由を考えてみよう。
🧠 腕だめしクイズ(タップで答え)
イギリスは、いくつの国が集まってできた連合王国?
答え:4つ(イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)。
イングランドの首都はどこ? イギリス全体の首都でもあるよ。
答え:ロンドン。テムズ川が流れる、世界的な金融センターだよ。
18世紀のイングランドで世界ではじめておきた、機械による工業化を何という?
答え:産業革命。イングランドは「世界の工場」と呼ばれたよ。
ロンドン近くのグリニッジを通る、経度0度の線を何という?
答え:本初子午線。世界の経度と時刻の基準だよ。
イギリスのお金は? 2020年にEUを離脱したよ。
答え:ポンド(イギリス・ポンド)。ユーロではないよ。
❓ よくある質問
Q. イングランドとイギリスのちがいは?
A. イギリスは4つの国(イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランド)が集まった連合王国で、イングランドはその中心の国です。W杯は4つの国が別々に出場します。
Q. 首都はどこ?
A. ロンドンです。イングランドの首都であり、イギリス全体の首都でもあります。
Q. 産業革命との関係は?
A. 18世紀のイングランドで世界ではじめて産業革命がおこり、機械による工業化が世界に広まりました。
Q. お金はユーロ?
A. いいえ、ポンドです。イギリスは2020年にEUを離脱しました。