🇹🇳 チュニジアってどんな国? ── 日本の対戦国まるわかり
ワールドカップ2026で日本代表が対戦したチュニジア。北は地中海、南はサハラ砂漠という、ひとつの国で気候がガラッと変わる国だよ。古代カルタゴ・アラブの春など、社会科や中学受験につながる話がたくさん。
公開:2026年6月24日/最終更新:2026-06-24 ・ 発行:スクールコンパス編集部
⚽ 日本 × チュニジア
日本時間6月21日のグループF第2戦(メキシコ・モンテレー)で対戦し、日本が4対0で勝利。決勝トーナメント進出に大きく近づいた一戦だったよ。
📋 チュニジア 基本データ
🇹🇳
国旗のひみつ:赤地に白い丸、その中に赤い三日月と星。三日月と星はイスラム教のシンボルで、昔この地を治めたオスマン帝国の名ごりともいわれるよ。
チュニジアの国旗。赤地に白い丸、中に赤い三日月と星。三日月と星はイスラム教のしるしだよ。
- 首都
- チュニス
- 場所
- 北アフリカのいちばん北のあたり。北と東は地中海に面する。
- 人口
- 約1200万人
- 面積
- 日本の約5分の2(北アフリカでは最も小さい国)
- 言語
- アラビア語(フランス語も広く使われる)
- 宗教
- イスラム教
- お金
- チュニジア・ディナール
- 東京との時差
- 約-8時間
🗺️ どこにある国?
アフリカ大陸のいちばん北のあたり、地中海に面した国。地中海をはさんで北東にはイタリアのシチリア島(約140km)。西どなりはアルジェリア、南東はリビア。
🌍 どんな国?(やさしい紹介)
チュニジアは、アフリカ大陸のいちばん北、地中海に面した国。海をはさんでイタリアととても近く、昔からアフリカ・ヨーロッパ・中東を結ぶ「交通の十字路」として栄えてきたよ。
白いかべに青いドアの美しい街なみで知られ、名物はクスクス(小さなつぶつぶのパスタのような料理)。じつは「アフリカ」という大陸の名前は、このあたりの地域が由来になったといわれているんだ。
🏜️ 北は地中海、南はサハラ砂漠
チュニジアのいちばんの特徴は、ひとつの国の中で、北と南の気候が大きく変わること。北と南で、見える景色がまるでちがうんだ。
同じチュニジアでも、北は地中海ぞい(オリーブ・小麦)、南はサハラ砂漠(ナツメヤシ)。北から南へ気候が大きく変わるよ。
北の地中海ぞいは地中海性気候で、夏は暑くかわき、冬に雨がふる。オリーブや小麦、ブドウがよく育ち、高品質なオリーブオイルは世界でも有名だよ。いっぽう、南へ行くほど乾燥が進み、やがて世界最大のサハラ砂漠が広がる。砂漠ではナツメヤシ(デーツ)が育つよ。
🎓 中学受験メモ:地中海性気候は「夏に乾燥、冬に雨」が特徴で、オリーブ・小麦・ブドウの栽培がさかん。緯度が下がる(南へ行く)と乾燥して砂漠になる、という気候の変化を1つの国で学べる好例。
👀 へぇ!チュニジアの豆知識
知るともっとおもしろくなる、チュニジアのあれこれ。
- 🌍 「アフリカ」の名の由来:大陸の名「アフリカ」は、このあたりの地域の古い呼び名がもとといわれるよ。
- 🏛️ 古代カルタゴ:3000年ほど前、貿易で栄えた都市カルタゴがあった地。世界遺産になっているよ。
- 🫒 オリーブの国:オリーブオイルの生産が世界でも有数。ヨーロッパへたくさん輸出しているよ。
- 🍲 クスクス:北アフリカの代表的な料理。チュニジアの食卓に欠かせないよ。
🎓 社会・中学受験につながるポイント
チュニジアは、社会科や中学受験の「アフリカ・地中海・世界の歴史」とつながる国。大事なところを整理しよう。
- 地理北は地中海性気候、南はサハラ砂漠:1つの国の中で気候が大きく変わる。北はオリーブや小麦、南は砂漠。緯度と気候の関係を学べる好例。
- 歴史古代カルタゴとハンニバル:昔ここで貿易によって栄えた都市カルタゴ。将軍ハンニバルがゾウをつれてアルプス山脈をこえ、ローマと戦った(ポエニ戦争)。世界の歴史の大舞台だった。
- 地理地中海をはさんでイタリアと近い:シチリア島まで約140km。地中海は昔から、人やもの・文化が行きかう「道」だった。
- 社会アラビア語とフランス語:公用語はアラビア語。1881年から1956年までフランスの保護領だった歴史から、フランス語も広く使われる。イスラム教の国。
- 時事「アラブの春」の始まりの国:2010〜2011年にチュニジアで起きた民主化運動(ジャスミン革命)が、中東・北アフリカの国々に広がった。世界のニュースの起点になった国だよ。
- 社会「アフリカ」の語源の地:大陸名「アフリカ」は、このあたりの地域の古い呼び名がもとになったといわれる。
👨👩👧 親子でチャレンジ
- 🗺️ 地図でさがそう:地図帳でチュニジアと首都チュニスを見つけて、地中海をはさんで近いイタリア(シチリア島)もたしかめよう。
- 🐘 ハンニバルの道をたどろう:カルタゴからゾウをつれてアルプス山脈をこえた道のりを、地図でたどってみよう。
- 🏜️ 気候を考えよう:同じ国なのに北と南で気候が変わるのはなぜ? 地図で緯度(南北の位置)と気候の関係を考えてみよう。
- 🍲 料理を調べよう:名物のクスクスがどんな料理か、調べたり作ったりしてみよう。
🧠 腕だめしクイズ(タップで答え)
チュニジアの首都はどこ?
答え:チュニス。地中海ぞいの港町だよ。
チュニジアの北は地中海。では南には何という砂漠が広がる?
答え:サハラ砂漠(世界最大の砂漠)。
ゾウをつれてアルプス山脈をこえ、ローマと戦った将軍は?
答え:ハンニバル。古代カルタゴの将軍だよ。
2010〜2011年にチュニジアから始まり、アラブの国々に広がった民主化の動きを何という?
答え:アラブの春(始まりはジャスミン革命)。
地中海性気候でよくとれる、チュニジアを代表する作物といえば?
答え:オリーブ(オリーブオイル)。小麦やブドウもとれるよ。
❓ よくある質問
Q. チュニジアの首都はどこ?
A. チュニスです。北アフリカの地中海ぞいにある港町です。
Q. 日本とチュニジアの試合はどうだった?
A. 日本時間6月21日のグループF第2戦(メキシコ・モンテレー)で、日本が4対0で勝ちました。
Q. 北と南で気候がちがうの?
A. はい。北の地中海ぞいは地中海性気候でオリーブや小麦がとれ、南へ行くと乾燥してサハラ砂漠が広がります。
Q. カルタゴ・ハンニバルとは?
A. カルタゴは昔この地で貿易によって栄えた都市、ハンニバルはゾウをつれてアルプスをこえローマと戦った将軍です(ポエニ戦争)。