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観測史上1位とは? 小学生にもわかるやさしい解説
観測史上1位とは、その場所で観測を始めてから、いちばん大きい(または小さい)記録のことです。
「日本一」とはちがい、比べる相手は同じ場所の過去の記録です。
📏 「日本一」と何がちがうのか
ニュースで「観測史上1位」と聞くと、日本でいちばんのように感じます。でも実際は、その地点で記録をとり始めてからの一番という意味です。ほかの場所では、もっと大きな記録がある場合もあります。
🌧️ 2026年9月8日、名古屋市千種区の例
2026年9月8日、名古屋市千種区で1時間に104.5ミリの雨が観測され、観測史上1位を更新しました。雨の「1ミリ」は、1平方メートルの地面に1リットルの水が降る量です。つまり1時間104.5ミリは、1平方メートルあたり104.5リットルです。
同じころ、静岡県の天城山では降り始めからの雨量が632.0ミリに達しましたが、こちらは「1時間の強さ」ではなく「降り続いた量」の記録です。何の記録か(1時間か、合計か)と、どこと比べた一番かをセットで読むと、ニュースの意味がはっきりします。
🔎 読むときのコツ
「観測史上」「統計開始以来」「過去最高」などの言葉を見たら、①どこで ②いつから ③何を測った記録かの3つを確かめてみましょう。中学入試でも、この読み分けを問う問題が出ることがあります。
❓ 理解チェック
Q1 観測史上1位の意味として正しいものはどれですか。
- 日本でいちばんの記録
- その地点で観測を始めてから一番の記録
- 世界でいちばんの記録
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こたえ:その地点で観測を始めてから一番の記録 比べる相手は、同じ地点の過去の記録です。
Q2 雨の量の「1ミリ」は、1平方メートルあたり何リットルの水ですか。
- 0.1リットル
- 1リットル
- 10リットル
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こたえ:1リットル 1時間104.5ミリなら、1平方メートルあたり104.5リットルです。
Q3 2026年9月8日に名古屋市千種区で観測された1時間の雨の量はどれですか。
- 10.45ミリ
- 104.5ミリ
- 1045ミリ
こたえを見る
こたえ:104.5ミリ 観測史上1位を更新しました。
Q4 「観測史上1位」と聞いたときに確かめたいことの組み合わせはどれですか。
- どこで・いつから・何を測ったか
- だれが・なぜ・いくらで
- 天気・気温・風の向き
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こたえ:どこで・いつから・何を測ったか この3つをそろえると、記録の意味がはっきりします。
✍️ 中学受験の記述問題
【問題】ある地点が「観測史上1位」の雨を記録しても、それが日本一の雨だとは限らないのはなぜですか。60字以内で書きなさい。
📚 ことばでも、つながっています
記録を正しく読むことは、算数の単位の考え方にもつながります。ことば大辞典
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出典:気象庁の観測値(日本気象協会 tenki.jp の解説、2026年9月9日)。