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小学生しんぶん|スクールコンパス編集部|最終更新: 2026年9月10日

講和とは? 小学生にもわかるやさしい解説

講和とは、戦っている者どうしが、話し合いによって戦いを終えることです。
「和」は、なかなおりの意味。戦いに勝つことだけが、戦いの終わらせ方ではありません。

⚔️ 小牧・長久手の戦い(1584年)の例

本能寺の変のあと、羽柴秀吉の力が強くなると、織田信長の次男・織田信雄が、三河の徳川家康に助けを求めました。家康は「主家である織田氏を助ける」という名目で戦いに加わり、小牧山に陣を構えました。

戦場の勝ち負けと、話し合いでの終わり方 長久手の戦い(戦場) 家康・信雄の側が勝つ 兵は約1万5千 対 約8万 講和(話し合い) 秀吉が信雄となかなおり 家康は戦う名目を失い兵を引く 勝ち負けは、どこで見るかで変わる
戦場の勝ち負けと、戦いの終わり方は一致しないことがある

長久手の戦いでは、兵の少ない家康の側が秀吉方を破りました。ところがその後、秀吉は信雄と直接話し合って講和します。信雄が戦いをやめると、家康には「信雄を助ける」という戦う理由がなくなり、家康も兵を引きました。

つまりこの戦いは、戦場では家康の側が勝ち、話し合いでは秀吉が有利になったという形で終わりました。「勝敗が分かりにくい戦い」といわれるのはこのためです。

🌏 ほかにも使われる場面

歴史の教科書では、戦争を終わらせる約束を「講和条約」と呼ぶことがあります。戦いの終わり方を決めるのは、力だけでなく約束だという見方ができます。

❓ 理解チェック

Q1 講和とはどういう意味ですか。

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こたえ:話し合いで戦いを終えること 「和」はなかなおりの意味です。

Q2 小牧・長久手の戦いで、家康が戦いに加わった名目はどれですか。

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こたえ:主家である織田氏を助ける 信雄に助けを求められ、織田氏を助けるという名目で加わりました。

Q3 長久手の戦いで勝ったのはどちらの側ですか。

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こたえ:徳川家康・織田信雄の側 兵の少ない家康の側が秀吉方を破りました。

Q4 秀吉が信雄と講和したことで、家康はどうなりましたか。

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こたえ:戦う名目を失い、兵を引いた 信雄を助けるという理由がなくなったためです。

✍️ 中学受験の記述問題

【問題】小牧・長久手の戦いが「勝敗が分かりにくい」と言われる理由を、「講和」という語を使って80字以内で書きなさい。

解答例 長久手の戦いでは家康の側が勝ったが、秀吉が信雄と講和したことで家康は戦う名目を失って兵を引き、戦場の勝ち負けと戦いの結果が一致しなかったから。(71字)

📚 ことばでも、つながっています

勝ち負けだけで決めないことには、こんな言葉もあります。急がば回れ ことば大辞典

🔗 あわせて読む

出典:小牧市「小牧・長久手の合戦」、長久手市観光交流協会「小牧・長久手の戦い 史跡めぐり」。

📗 ここから、教科書につなげる

ニュースで見た言葉は、理科と社会のどこかにつながっています。空と天気  地方のようすのドリルで確かめられます。

きょうのかがく(1日1問・2分) この言葉で自学にする 新聞にまとめる 今月の時事問題