意味を読む前に、どちらか選んでください。当たっても外れても、そのあと読んだ意味が残ります。
いちばん言いたいこととして、はっきり述べることです。
熟語は、漢字の意味どうしがくっついてできています。1字ずつの意味が分かると、はじめて見る熟語でも見当がつくようになります。
学校の場面で言うと 説明文のテストで「筆者の主張を書きなさい」と出たら、その文章でいちばん言いたい一文をさがします。多くは最初の段落か、最後の段落にあります。とちゅうの段落は、それを支える説明です。
意味を覚えるだけだと、問題文の中で取りちがえます。どんなときに困るのかを先に知っておくと、テストで手が止まりません。
1画ずつの書き順と、ほかの読み方は、それぞれの漢字のページで確かめられます。この熟語に使う漢字は、小学5年生までに全部習います。
| 字 | 読み方・画数・部首 |
|---|---|
| 主 |
音読み しゅ・す 訓読み ぬし・おも 小学3年生で習う字/5画/部首は「亠」 この字を使うほかの言葉 主人・主任・主体・主力・主唱・主因・主婦・主将・主導・主席「主」の書き順を1画ずつ見る → |
| 張 |
音読み ちょう 訓読み は(る) 小学5年生で習う字/11画/部首は「弓」 この字を使うほかの言葉 出張・張る・拡張・出張所・張り紙・張本人・拡張子・欲張り・欲張る・縄張り「張」の書き順を1画ずつ見る → |
学年は文部科学省「小学校学習指導要領」の学年別漢字配当表、画数と部首は常用漢字表によります。
「筆者の考えが最もよく表れている一文をぬき出しなさい」という形で出ます。指示語やまとめの接続語の直後をまずさがします。
読んで分かったつもりでも、書けるかどうかは別です。紙に書いてから、下の答えを開いてください。
1 主張 / 2 しゅちょう / 3 主張
3問とも書けたら、この熟語はもう使えます。1つでも止まったら、間をあけて明日もう一度だけやってください。1日おいて2回めができれば残ります。
答え 最後の段落からです。
まとめの言葉は終わりに置かれることが多いからです。「つまり」「このように」「だから」で始まる文があれば、その先が主張であることが多いです。
主観出欠収入出席習慣出願失望出題失敗正直指示商人支出勝敗四季植物四角信号司会心臓三角親友参加森林
衛生液体河川花粉感謝基本興味許可禁止血液原因原則効果構成個人事情実際授業順序準備条件状態世紀清潔
意味を読んだら、こんどは出す側に回ってみてください。答えるより、問題を作るほうが頭に残ります。おうちの人や友だちに出すつもりで作ると、もっと残ります。
答え 主張(しゅちょう)
このように、例文の中のこの言葉だけをかくすと、それだけで1問になります。かくす場所を変えれば、同じ文から何問でも作れます。
自分で作るときの手順は3つです。
作文で手が止まるのは、言葉を知らないときではなく、最初の1文が決まらないときです。この語を使うなら、書き出しはこの形が使えます。
2つとも、書き出しのあとに自分が実際に見たことを1つ足すだけで、続きが書けます。うまい言い回しをさがすより、見たことを書くほうが早く進みます。
熟語を一覧表で50個ずつ覚えようとすると、たいてい続きません。1日1つ、使ってみるほうが残ります。
おすすめは、この言葉を今日のうちに1回だけ、口に出して使ってみることです。食卓でも、宿題の合間でもかまいません。使った言葉は忘れません。
もう1つ、続けやすい方法があります。週刊小学生しんぶんを読んでいて分からなかった熟語を、その日のうちに1語だけ引くというやり方です。読んでいる文章の中で出会った言葉は、一覧表で覚えた言葉より残ります。今週のしんぶんから入ってみてください。
漢字プリントをやったあとに1語、というのも同じ理由でおすすめです。無料プリントのページから、その日のプリントを1枚選べます。