意味を読む前に、どちらか選んでください。当たっても外れても、そのあと読んだ意味が残ります。
自分の感じ方や考え方でものを見ることです。
熟語は、漢字の意味どうしがくっついてできています。1字ずつの意味が分かると、はじめて見る熟語でも見当がつくようになります。
学校の場面で言うと 「このカレーはからい」は主観です。同じカレーを食べても、からいと思う人と、ちょうどいいと思う人がいます。感想文はほとんどが主観で書かれます。それでよいのです。
意味を覚えるだけだと、問題文の中で取りちがえます。どんなときに困るのかを先に知っておくと、テストで手が止まりません。
この言葉は、反対の言葉といっしょに出されます。かた方だけ覚えていると、問題文でどちらか分からなくなります。ならべて見てください。
| 言葉 | 意味 | まちがえやすいところ |
|---|---|---|
| 主観 | 自分の感じ方や考え方でものを見ることです。 | 「このカレーはからい」は主観です。同じカレーを食べても、からいと思う人と、ちょうどいいと思う人がいます。感想文はほとんどが主観で書かれます。それでよいのです。 |
| 客観 | 自分の気持ちをはなれて、だれが見ても同じになるように見ることです。 | 「このカレーは辛さ3の表示だった」は客観です。はかった数、見た数、書いてあった言葉は客観です。理科の観察記録や、社会の調べ学習は、客観で書きます。 |
1画ずつの書き順と、ほかの読み方は、それぞれの漢字のページで確かめられます。この熟語に使う漢字は、小学4年生までに全部習います。
| 字 | 読み方・画数・部首 |
|---|---|
| 主 |
音読み しゅ・す 訓読み ぬし・おも 小学3年生で習う字/5画/部首は「亠」 この字を使うほかの言葉 主人・主任・主体・主力・主唱・主因・主婦・主将・主導・主席「主」の書き順を1画ずつ見る → |
| 観 |
音読み かん 訓読み なし 小学4年生で習う字/18画/部首は「見」 この字を使うほかの言葉 参観・外観・客観・悲観・景観・楽観・観光・観客・観察・観念「観」の書き順を1画ずつ見る → |
学年は文部科学省「小学校学習指導要領」の学年別漢字配当表、画数と部首は常用漢字表によります。
熟語は1語ずつ覚えるより、同じ字を使う語をまとめて見たほうが残ります。漢字の意味のほうから思い出せるようになるからです。
説明文の読み取りで「筆者の主観が入っている一文をえらびなさい」という形で出ます。「思う」「感じる」「〜だろう」が手がかりになります。
読んで分かったつもりでも、書けるかどうかは別です。紙に書いてから、下の答えを開いてください。
1 主観 / 2 しゅかん / 3 主観
3問とも書けたら、この熟語はもう使えます。1つでも止まったら、間をあけて明日もう一度だけやってください。1日おいて2回めができれば残ります。
答え 観察記録は、ほかの人が同じことを確かめられるように書くものだからです。
感想文は、あなたがどう感じたかを読みたい文章です。観察記録は、だれが読んでも同じことが分かるように書く文章です。目的がちがうので、書き方も変わります。
収入主張習慣出欠失望出席失敗出願指示出題支出正直四季商人四角勝敗司会植物三角信号参加心臓作文親友
安静以下以後以上以前位置以内栄養円周課題合唱器官器具気候季節協会協調協定共同協力記録漁業工夫結果
意味を読んだら、こんどは出す側に回ってみてください。答えるより、問題を作るほうが頭に残ります。おうちの人や友だちに出すつもりで作ると、もっと残ります。
答え 主観(しゅかん)
このように、例文の中のこの言葉だけをかくすと、それだけで1問になります。かくす場所を変えれば、同じ文から何問でも作れます。
自分で作るときの手順は3つです。
作文で手が止まるのは、言葉を知らないときではなく、最初の1文が決まらないときです。この語を使うなら、書き出しはこの形が使えます。
2つとも、書き出しのあとに自分が実際に見たことを1つ足すだけで、続きが書けます。うまい言い回しをさがすより、見たことを書くほうが早く進みます。
熟語を一覧表で50個ずつ覚えようとすると、たいてい続きません。1日1つ、使ってみるほうが残ります。
おすすめは、この言葉を今日のうちに1回だけ、口に出して使ってみることです。食卓でも、宿題の合間でもかまいません。使った言葉は忘れません。
もう1つ、続けやすい方法があります。週刊小学生しんぶんを読んでいて分からなかった熟語を、その日のうちに1語だけ引くというやり方です。読んでいる文章の中で出会った言葉は、一覧表で覚えた言葉より残ります。今週のしんぶんから入ってみてください。
漢字プリントをやったあとに1語、というのも同じ理由でおすすめです。無料プリントのページから、その日のプリントを1枚選べます。