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習い事の送り迎えや費用がきつい・親が続けられない

🗓️ 最終更新 2026年10月29日|次の見直し 2027年1月|作成・見直し:スクールコンパス編集部(根拠は研究論文と国の資料)|見直しの決め方

💬 お金や送り迎えのことは、子どもには言いにくいぶん、ひとりで考えこみがちです。

よくある場面:月謝の引き落としの日に、ため息。送り迎えのために仕事を早く切り上げる週が続く。でも子どもに「やめよう」とは言い出せない。

親が続けられるかも、続ける条件の1つです

今夜できること1つ 習い事ごとに、月の費用と送り迎えの時間を書き出す

📌 明日のための1行カード もし「お金がかかるんだから、ちゃんとやって」と言いそうになったら、「いちばん続けたいのは、どれ?」と言う

🧭 わが家の場合は? 3つの問いで、見立てと今夜の1つが変わります →

なぜ、そうなるの?

習い事は、子どもの気持ちだけでなく、お金と送り迎えの時間で成り立っています。親が無理を重ねると、そのしわ寄せは家の空気に出て、子どもにも伝わります。公立小学校の学校外活動費(塾・習い事など)の平均は年256,489円です。わが家の数字と並べると、「多すぎる」のか「思ったほどではない」のかが分かります。

今夜の手順

  1. 習い事ごとに、月の費用(月謝・用具・発表会)と、送り迎えの時間を書き出す
    理由:費用と時間を並べると、何がいちばん重いかが見えるからです。
  2. 子どもに「1つだけ残すなら、どれ?」と聞く
    理由:残すものを先に決めると、見直しが子どもへの罰になりにくいからです。
  3. やめる・減らすときは、月末や発表会のあとなど、区切りの日を選ぶ
    理由:区切りでやめると、子どもも「途中で投げ出した」と感じにくいからです。

そのまま言える言いかえ

今夜はしなくていいこと

子どもに、送り迎えや費用の大変さを話すこと
理由:子どもは自分のせいだと受け取りやすいからです。決めるのは大人どうしで大丈夫です。

お子さんに聞いてみる

「もし1つだけ残すなら、どれ?」

2週間後に見ること

2週間後、書き出した表を見て「これは残す」と子どもと決めたものが1つあれば、話は進んでいます。

学年で変わること

わが家の場合は?(3つの問いで答えが変わる)

ステップ2 わが家の場合は?(3問で答えが変わる「習い事を親が続けられない」チェック)

「習い事の費用や送り迎えがきつい」は、家庭によってきっかけも強さもちがいます。3つの問いに答えると、わが家の場合の見立てと今夜の1つが変わります。

  1. いちばんきついのは?(月謝・費用/送り迎えの時間/練習の付き合い・当番)
  2. 子どもは、その習い事が好きですか?(とても好き/どちらでもない/あまり好きではない)
  3. 子どもに話せそうですか?(話せる/言い出しにくい)

いちばん近いタイプの答え(タイプごとに、今夜の1つが変わります)

費用が重くなっているタイプ

習い事の費用は1つずつは小さくても、合計すると思った以上になります。国の調査でも、学校外の費用は学年が上がるにつれて増えています。合計を見える形にすると、何を残すか決められます。

今夜の1つ 毎月払っている習い事・塾をすべて書き出し、合計と、子どもが「いちばん続けたいもの」を並べる

「お金がかかるからやめて」→ 「いちばん続けたいのは、どれ?」

2週間後 2週間後、合計を見て、残すものを家族で決められていれば、無理のない形に近づいています。

根拠:文部科学省「子供の学習費調査」

送り迎えが続けられないタイプ

送り迎えが続けられるかは、習い事を続ける大事な条件の1つです。親の働き方に合わせて、通い方を変えることもできます。

今夜の1つ 同じ習い事で、家や学校から近い教室・送迎のある教室・オンラインがないか調べる

「私が無理すればいい」→ 「通い方を変えて続けられるか、調べてみよう」

2週間後 2週間後、通い方の選択肢が見つかっていれば、続けるかを決めやすくなります。

根拠:Deci・Ryan の自己決定理論(自分で決めたことは続きやすい)(くわしくは習い事の一覧のページ)

当番や付き合いの負担が大きいタイプ

スポーツ少年団などの当番や練習の付き合いは、親の時間を大きく使います。同じ競技でも、当番のないクラブもあります。

今夜の1つ 今の習い事の、親の当番や付き合いの時間を月にどれくらいかを書き出す

「これくらい普通だから」→ 「月に何時間くらいかかっているか、数えてみよう」

2週間後 2週間後、負担が数字で見えていれば、続けるか、別の教室にするかを決められます。

根拠:Deci・Ryan の自己決定理論(自分で決めたことは続きやすい)(くわしくは習い事の一覧のページ)

もとにした研究

研究と根拠をひらく

根拠:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」(2026年1月訂正)

研究でわかっていること 家計の苦しさは、まず親の気持ちの負担や夫婦の言い争いを増やし、そこから子どもへの関わりが荒くなることで、子どもに影響が出やすいという考え方(家族ストレスモデル)を、多くの追跡研究をもとにまとめた総説です。
たくさんの研究のまとめ(Masarik, A. S., & Conger, R. D., 2017)

考えてみてほしい問い 習い事にかけている時間とお金で、家族として本当に大事にしたいのは何ですか?

根拠にした研究の一覧と、選び方の決まり

わが家の事情で、もう少し相談したいとき

「習い事の送り迎えや費用がきつい・親が続けられない」の相談は、学年や、いつ・どこで起きるかを書き足すと、答えがわが家に合ってきます。💬 子育て相談室で、わが家の場合を続ける(名前・メール不要)→

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