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合格祈願のお守りを手作りする──型紙と作り方、中に入れる言葉、渡す日

先に答えです。手作りのお守りは、フェルトなら約30分、紙なら約15分で作れます。下の型紙を印刷して2まい切り、表に「合格」、中に家族からの短い手紙を入れて閉じるだけです。
いちばん大事なのは、お守りの形より中に入れる言葉です。「合格してね」より「ここまで本当によくがんばったね」。結果ではなく、ここまでの努力を認める言葉のほうが、試験の朝の子どもを楽にします。言葉の例はこちら

お守りの型紙(印刷して使えます)

たて9cm・よこ6cmの、よく見るお守りの大きさです。印刷するときは「実際のサイズ」「100%」を選んでください。

ここに「合格」 点線にそって切る(2まい)

上の小さな丸は、ひもを通す穴の目印です。紙のお守りなら、穴あけパンチで開けます。

フェルトで作る(約30分・中学年から)

1 型紙で2まい切るフェルトに型紙を当てて、ペンでなぞって2まい切ります。色は、表を赤や紺、裏を同じ色にすると、お守りらしく見えます。
2 表に「合格」の文字をつける別の色のフェルトで「合格」の2文字を切り抜いて、手芸用ボンドで貼ります。刺しゅうができる子は、糸で縫ってもかまいません。
3 中に手紙を入れて閉じる2まいを重ね、まわりをかがり縫いします。下の辺を最後に残し、小さく折った手紙を入れてから閉じます。縫うのがむずかしい低学年は、ボンドで貼り合わせても作れます。
4 ひもを通す上の穴に、組みひもやリボンを通して結びます。かばんにつけるなら、ひもは短めに。

紙で作る(約15分・低学年から)

1 厚紙と折り紙を用意する型紙を厚紙に写して2まい切り、表に折り紙や和紙を貼ります。
2 文字と絵をかく「合格」や「必勝」の文字、好きな絵をかきます。ペンで書く場合は、にじまないものを。
3 手紙をはさんで貼り合わせる2まいの間に手紙をはさみ、ふちをのりで貼ります。透明のテープで表を守ると、持ち歩いても長もちします。
4 穴を開けてひもを通す穴あけパンチで穴を開け、ひもを通します。

中に入れる言葉:結果より、ここまでの努力を

お守りの中の手紙は、試験の朝や、休み時間にふと思い出す言葉になります。「合格」という結果を願う言葉は、子どもによっては「落ちたら申しわけない」という重さになります。研究でも、結果より取り組んだ過程をほめるほうが、むずかしい問題に向かう気持ちが続きやすいことが示されています(Mueller・Dweck 1998年)。

だれから中に入れる言葉の例
親から毎日机に向かってきたあなたを、ずっと見てきました。どんな結果でも、あなたのがんばりは消えません。
きょうだいからいつも勉強しててすごいなと思ってたよ。終わったらいっしょに遊ぼう。
祖父母からあなたが元気でいてくれることが、いちばんうれしいです。いつもどおりで大丈夫。

言葉の例は編集部が作ったものです。家族の呼び方や、その子の毎日に合わせて書きかえてください。

お守りの中の言葉や、LINEで送る一言をもっと選びたいときは 受験生への応援メッセージ(プレッシャーにならない一言) へ。

いつ渡す?渡し方のこつ

神社のお守りと合わせるなら

学業の神様として知られる菅原道真をまつる天満宮(天神さま)に、合格祈願にお参りする家庭が多くあります(いつ行くか・おもな神社・絵馬の書き方は 合格祈願の神社と学問の神様 へ)。神社のお守りには「学業成就」「合格祈願」などがあり、願いの言葉は神社によってちがいます。手作りのお守りと神社のお守りをいっしょに持ってもかまいません。

受験が終わったら、神社のお守りはお礼をこめて、いただいた神社の古いお札を納める場所に返すのが一般的です。手作りのお守りは、がんばった記録として家に残しておく家庭が多いです。

お守りを作る時間は、親の気持ちを整える時間でもあります
直前期は、親のほうが落ち着かなくなりがちです。手を動かしながら子どもへの言葉を考える時間は、「自分にできることがある」と感じられる時間にもなります。つらい日は 中学受験、親が疲れた・つらい日に読む1通 もどうぞ。

子ども向け:びっくり大事実! 学問の神様とよばれる菅原道真は、平安時代の学者で、子どものころから漢詩をつくるのが得意だったといわれています。全国の天満宮に梅の木が多いのは、道真が梅の花を愛したからだといわれています。

受験するお兄さんやお姉さんがいる人は、お守りの中に入れる「がんばってね」の手紙を書いてみよう。

よくある質問

合格祈願のお守りは、どうやって手作りしますか?

型紙でフェルトか厚紙を2まい切り、表に「合格」の文字をつけ、中に家族からの短い手紙を入れて閉じ、上の穴にひもを通します。フェルトで約30分、紙なら約15分で作れます。縫うのがむずかしい場合は、手芸用ボンドで貼り合わせても作れます。

手作りのお守りの中には、何を入れればいいですか?

家族からの短い手紙がおすすめです。「合格してね」より「ここまで本当によくがんばったね」のように、ここまでの努力を認める言葉のほうが、試験の朝の子どもの気持ちを軽くします。

受験のお守りは、いつ渡せばいいですか?

最初の入試の数日前から、1月の前受けの前までがおすすめです。前の日だと緊張が強まることがあります。渡すときは「いつものあなたで大丈夫」くらいの短い言葉で十分です。

お守りの大きさはどのくらいですか?

よく見るお守りは、たて9cm・よこ6cmくらいです。このページの型紙も同じ大きさで、印刷するときに「実際のサイズ」を選ぶとそのまま使えます。

受験が終わったら、お守りはどうすればいいですか?

神社でいただいたお守りは、お礼をこめて、その神社の古いお札を納める場所に返すのが一般的です。手作りのお守りは、がんばった記録として家に残しておく家庭が多いです。

型紙と言葉の例は編集部が作ったものです。確かめた日:2026年10月13日。制作 スクールコンパス編集部